(4月を迎えて)

4月は陰暦で卯月(うづき)といいます。
卯の花の咲く月という意味です。

この月は一年で気温の上昇の割合が最も大きく、全国ほとんど花で彩られ、ピクニックや潮干狩りと家族連れで賑わいます。
桜吹雪の下を、ピカピカの小学一年生から大学生まで入学式が行われます。
学校を巣立った若い人が社会人としての第一歩を踏み出すのも4月です。

転勤で遠い土地へ引っ越す人もいます。
1月とは別な意味で、新しい出発の月です。
学校や役所や会社なども4月から新年度になります。

サクラが咲いて、新学期が始まって、4月は忙しい月です。
さて、この月も予定表を手まめにつくって、心身ともに新しい気持ちで、子どものためにも、お母さん方は生活のチエを。(蒲公英)


タンポポとは、キク科の多年草の総称です。
タンポポを漢字で書くと『蒲公英』と書きます。

由来は、漢方で、花が咲く前に乾燥させたものを「蒲公英(ほうこうえい)」と呼ぶことからきています。
英語では、『dandelion(ダンデライオン)』と書きます。
dandelionはフランス語の「ダン・ド・リオン」からきていて、ライオンの葉のギザギザが、タンポポの花のギザギザと似ているからだそうです。

花言葉は、『幸福を知らせる花』なので、たんぽぽの綿毛とともに、幸せが飛んできそうな気がします。