ディアナ・ダービン(Deanna Durbin)

生年月日 : 1921/12/04
出身地 : カナダ/マニトバ州
没年 : 2013/04/17

生後まもなくロサンゼルスに移り、少女時代、その美声を認められて、映画会社MGMと契約。

1936年、ジュディ・ガーランドと共演した「エブリ・サンデー」で女優デビュー。

その後、ユニヴァーサル社と契約して出演した「天使の花園」「オーケストラの少女」が大ヒット。
14歳の少女ながら、アメリカを代表する大スターとなる。

その後も多くの映画に主演したが、1948年、ミュージカル「恋ごころ」を最後に映画界を引退した。

アンネ・フランクが隠れ家の部屋に、ディアナ・ダービンの写真を飾っていたことは有名。

戦前から戦後にかけて子役として活躍したディアナは、世界の少女たちの憧れでもあった。




代表作品

      オーケストラの少女(One Hundred Men and a Girl)1937年(米)

貧しい町の楽団が資金に詰まり、解散もやむなしと諦めた時、ある金持ちが資金援助を申し出る。
だが、有名な指揮者を呼ぶことが、資金援助の条件だった。

一楽団員の娘パッシー(ディアナ)は、ふと少女らしいすばらしい思い付きを考え出す。
そして名指揮者ストコフスキーにアタック。努力が報われカーネギーホールの舞台に立つ。

当時、フィラデルフィア交響楽団のカリスマ指揮者だったストコフスキーを口説き落として、
無名に近い新人女優・ディアナの引き立て役として出演させたことで、大いに話題となった作品。

(監督)ヘンリー・コスター(Henry Koster)
(出演)ディアナ・ダービン(Deanna Durbin)アドルフ・マンジュー(Adolphe Menjou)
レオポルド・ストコフスキー(Leopold Stokowski)
       

エブリ・サンデー(Every Sunday)1936年
天使の花園(Three Smart Girls)1936年
オーケストラの少女(100 Men and a Girl)1937年
アヴェ・マリア(Mad About Music)1938年
年ごろ(That Cerrtain Age)1938年
庭の千草(Three Smart Girls Grow Up)1939年
銀の靴(First Love)1939年
ホノルル航路(It's a Date)1940年
青きダニューヴの夢(Spring Parade)1940年
海を渡る唄(The Amazing Mrs. Holliday)1943年
春の序曲(His Butler's Sister)1943年
クリスマスの休暇(Christmas Holiday)1944年
私はあなたのもの(I'll be Yours)1947年
恋ごころ(For the Love of Mary)1948年