イザベル・アジャーニ(Isabelle Adjani)
生年月日 : 1955/06/27
出身地 : フランス/パリ
1970年、ベルナール・ミシェル監督の「Le Petit Bougnat」で映画デビュー。
1975年、フランソワ・トリュフォー監督の「アデルの恋の物語」に主演。
壮絶な愛と狂気のヒロインを演じて高い評価を得た。
1981年、ジェームズ・アイヴォリー監督の「カルテット」に主演。
夫の投獄によって狂わされていく美貌の歌手を演じてカンヌ国際映画祭女優賞を受賞。
その後も「ポゼッション 1981」「殺意の夏 1982」「カミーユ・クローデル 1988」「王妃マルゴ 1994」
など、数々の名作に主演し、フランス映画を代表する女優として活躍している。
代表作品
アデルの恋の物語(L'Histoire d'Adele H.)1975年(仏) アデル(アジャーニ)は、イギリス軍中尉の青年に一目惚れした。以来、青年の任地が変わるたびに、 アデルも彼について回る。そして彼女の愛は、次第に執念とさえ呼べる激しいものになっていく。 激しい恋の情熱と焦燥のなかで、アデルは次第に精神の平衡を失っていくのだった。 アデル・ユゴーといえば、フランスではちょっとした有名人だ。なにしろあの文豪ビクトル・ユゴーの 末娘なのだ。言うなれば本作は、恋愛映画であると同時に、実在した人物を描いた伝記映画でもある。 映画化にあたってトリュフォーは、曾孫である画家のジャン・ユゴーのもとに、許諾を求めて訪れた。 ようやく許諾を得たものの、父親であるビクトル・ユゴーを、映画に登場させないことが条件だった。 どうやら彼女アデル・ユゴーは、ユゴー家にとって、できれば触れてほしくない存在のようである。 (監督)フランソワ・トリュフォー(Francois Truffaut)(出演)イザベル・アジャーニ(Isabelle Adjani) |
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Le Petit Bougnat 1970年
夏の日のフォスティーヌ(Faustine et le bel été)1972年
平手打ち(La gifle)1974年
アデルの恋の物語(L'histoire d'Adèle H.)1975年
テナント/恐怖を借りた男(Le Locataire)1976年
バロッコ(Barocco)1976年
イザベル・アジャーニの女泥棒(Violette et François)1976年
ザ・ドライバー(The Driver)1979年
ノスフェラトゥ(Nosferatu: Phantom der Nacht)1979年
ブロンテ姉妹(Les Soeurs Brontë)1979年
Clara et les Chics Types 1980年
カルテット(Quartet)1981年(カンヌ国際映画祭女優賞)
ポゼッション(Possession)1981年(カンヌ国際映画祭女優賞)(セザール主演女優賞)
パリ風亭主操縦法(L'année prochaine... si tout va bien)1981年
イザベル・アジャーニ 炎のごとく(Tout feu, tout flamme)1982年
死への逃避行(Mortelle randonnée)1982年
アントニエッタ(Antonieta)1982年
殺意の夏(L'été meurtrier)1982年(セザール主演女優賞)
サブウェイ(Subway)1985年
イシュタール(Ishtar)1987年
カミーユ・クローデル(Camille Claudel)1988年(ベルリン国際映画祭女優賞)(セザール主演女優賞)
可愛いだけじゃダメかしら(Toxic Affair)1993年
王妃マルゴ(La Reine Margot)1994年(セザール主演女優賞)
悪魔のような女(Diabolique)1996年
パパラッチ(Paparazzi)1998年
愛のはじまり(La repentie)2002年
イザベル・アジャーニの 惑い(Adolphe)2002年
ボン・ヴォヤージュ(Bon voyage)2003年
イブラヒムおじさんとコーランの花たち(Monsieur Ibrahim et les fleurs du Coran)2003年
スカートデー(La journée de la jupe)2008年(セザール主演女優賞)
マムート(Mammuth)2009年
ザ・フォース(De force)2011年
David et Madame Hansen 2012年
Carole Matthieu 2016年
MASCARADE 2022年