オリビア・ハッセー(Olivia Hussey)
生年月日 : 1951/04/17
出身地 : アルゼンチン/ブエノスアイレス
二歳のとき、オペラ歌手だった父親と死別し、七歳で母の祖国イギリスに渡る。
ロンドンの演劇学校に学び、卒業後の1965年、舞台「ミス・ブロンディの青春」で注目を浴びる。
同年、デルマー・デイブス監督の「湖愁」で子役として映画デビュー。
1968年、フランコ・ゼッフィレッリ監督の「ロミオとジュリエット」にジュリエット役で主演、
映画は大ヒットし、一躍国際的なトップスターの座を獲得する。
以後も「サマータイム・キラー 1972」「失われた地平線 1973」「復活の日 1980」など
多くの話題作に出演して活躍している。
代表作品
ロミオとジュリエット(Romeo and Juliet)1968年(英/伊) 十五世紀のイタリア。モンタギュー家の一人息子ロミオは、キャピュレット家の一人娘ジュリエットに一目惚れ。 二人は恋に落ちるが、両家は長年に渡って対立を続けてきた犬猿の仲であった。 何度も映画化された古典的な悲恋物語であり、それなりに経験を積んだ大人の役者が主演を演じることが多かった。 本作は、シェイクスピアが書いた実年齢に近い、若く溌溂とした二人が、主演に起用されたことで話題を呼んだ。 何と言ってもヒロインのオリビアの長い黒髪、つぶらな瞳、その可憐な美少女ぶりには息を呑むものがあった。 とりわけ日本で、彼女は絶大な人気を誇り、女子中高生が長い髪を真ん中分けにするのが大流行した。 (監督)フランコ・ゼッフィレッリ(Franco Zeffirelli) (出演)レナード・ホワイティング(Leonard Whiting)オリビア・ハッセー(Olivia Hussey) |
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湖愁(The Battle of the Villa Fiorita)1965年
ロミオとジュリエット(Romeo and Juliet)1968年
青い騒音(All the Right Noises)1971年
サマータイム・キラー(Un verano para matar)1972年
スローター・ゲーム(Turkey Shoot)1972年
失われた地平線(Lost Horizon)1973年
暗闇にベルが鳴る(Black Christmas)1974年
ナイル殺人事件(Death on the Nile)1978年
遺言シネマ殺人事件(The Cat and the Canary)1978年
復活の日(Virus)1980年
歪んだ殺意(Distortions)1987年
聖戦(Undeclared War)1990年
イット(IT)1990年
セーブ・ミー/我慢できない女(Save Me)1994年
アイスクリームマン(Ice Cream Man)1995年
ガーデン(The Gardener)2002年
脳内監禁~nijyu jinkaku~(Headspace)2005年