ルドルフ・ヴァレンティノ（Rudolph Valentino）
生年月日 ： 1895/05/06
出身地 ： イタリア／カステラーネ
没年 ： 1926/08/23
エキゾチックな美貌と強烈なセックスアピールで全世界の女性を悩殺。
1922年、出世作の「地と砂」では、闘牛士に扮してコロシアムの砂を朱に染めて観客の紅涙をしぼった。
だが1926年「熱砂の舞」を最後に、忽然として昇天。ときに31歳。
盛夏八月の夜、ニューヨークの路上は泣き崩れる女性の声で満ちたといわれる。
その葬儀の日には、悲しみと熱射病のために、多数の卒倒する女性が続出したという。
代表作品
| 熱砂の舞（The Son of the Sheik）1926年（米） 王子アーメッド（ヴァレンティノ）は、砂漠の舞姫ヤスミン（バンキー）と恋に落ちた。 だが、悪党一味が、身代金を狙ってヤスミンを誘拐。アーメッドは危険を覚悟で敵の待つ砦に乗り込むが…。 ヴァレンティノは、本作の封切数週間後に急逝した。彼の死が伝えられると、世界中が強いショックを受け、 そのニューヨークでの葬儀には、数千人の女性ファンが押し寄せ、暴動のような大騒ぎとなった。 騎兵隊が出動して整理したが、その後に散らばって残った女の靴が10足あったという。 靴が脱げてまで、慌てて後を追いかけるほどの、世紀の二枚目スターだった。 （監督）ジョージ・フィッツモーリス（George Fitzmaurice） （出演）ルドルフ・ヴァレンティノ（Rudolph Valentino）ヴィルマ・バンキー（Vilma Banky） |
|||
我が正妻（My Official Wife）1914年
社交界の花形（A Society Sensation）1918年
可愛い小悪魔（The Delicious Little Devil）1919年
黎明（Big Little Person）1919年
情熱の楽園（Passion's Playground）1920年
凡ての女に一度（Once to Every Woman）1920年
黙示録の四騎士（The Four Horsemen of the Apocalypse）1921年
征服の力（The Conquering Power）1921年
椿姫（Cammile）1921年
シーク（The Sheik）1921年
海のモーラン（Moran of the Lady Letty）1922年
巨巌の彼方（Beyond the Rocks）1922年
血と砂（Blood and Sand）1922年
ヤング・ラジャー（The Young Rajah）1922年
ボーケール（Monsieur Beaucaire）1924年
情熱の悪鬼（A Sainted Devil）1924年
荒鷲（The Eagle）1925年
コブラ（Cobra）1925年
熱砂の舞（The Son of the Sheik）1926年