宜保愛子(ぎぼあいこ)(1932-2003)

霊能者。神奈川県横浜市生まれ。
6歳頃に、自分の中の霊能力を自覚したといわれる。
右耳は聴力を失っているが、その右耳で霊の言葉を聞くことができた。

相談者の亡くなった肉親の霊と話すことによりその肉親について他人が知り得ないことがらや、
相談者の家の構造や家具の配置などを言い当てたとされる。

1961年(昭和36年)のテレビ出演を期に人気が高まり、多くの講演会を行うようになる。
1970年代中頃から、心霊研究家の放送作家新倉イワオと共に、日本テレビの「あなたの知らない世界」に出演。

また女性週刊誌「女性自身」の有名人との対談連載などによって1980年代後半に話題となった。
芸能人のみならず多くの文化人とも霊視対談を行った。





1990年代に入ってから彼女の霊能をテーマとした多くの特番が組まれ、著書がベストセラーにもなった。
しかし1993年には、その霊能力を疑問視する物理学者の大槻義彦や女性誌から批判を浴びた。

2003年5月に胃がんのため71歳で死去。
霊能力に関して批判していた大槻義彦も、「霊感商法等により露骨な金儲けを行うような事は一切なかったところは評価できる。
私は彼女の霊的現象について疑義を持っていろいろと批判、検証はしたが、彼女の人間性や人柄までは否定するつもりは一切なかった。」
と追悼の言を述べた。

また、霊視・霊能とは別に、宜保の人間性を評価する者も少なくなかった。
英語にも堪能で、通訳を介さずにユリ・ゲラーと会話を行ったことがある。