ドクダミ(蕺草) 5月から6月頃、独特な香りがすることで知られるドクダミ科の多年草。 葉は三大民間薬の一つ。十種類の薬の効能があるとして「十薬(じゅうやく)」と呼ばれる。 解毒薬として有名で、生の葉を腫れ物に外用するとよく効き、蓄膿症には葉の汁を鼻に挿入する。 乾燥すると解毒作用は失効するが、通便、降圧、利尿作用を目的としてドクダミ茶が飲まれる。 また、てんぷらにして食され、東南アジアの一部では生の葉をサラダに用いる。