栗島すみ子(くりしますみこ)(1902-1987)
1902年(明治35年)3月15日東京生まれ。
子供のころから舞台に出演。1921年(大正10年)松竹蒲田に入社。
1921年(大正10年)「虞美人草」でデビュー。
純情可憐な容姿が注目され一躍人気スターとなった。
1923年(大正12年)映画監督池田義信と結婚後も松竹のトップスターとして活躍。
1937年(昭和12年)「淑女は何を忘れたか」に出演後引退。
代表作に「船頭小唄 1923」「結婚学入門 1930」「夜ごとの夢 1933」など。
1956年(昭和31)には、東宝「流れる」に特別出演した。
舞踊家としては、6歳で水木流に入門、16歳で水木歌紅の名で名取となり、
1954年に東京水木会会長、1963年に水木紅仙と改名、活躍を続けた。
代表作品
松竹「虞美人草」(栗島すみ子、岩田祐吉、関根達発、鈴木歌子、井上麗三)1921年(大正10年)
松竹「電工と其妻」(岩田祐吉、栗島すみ子、井上麗三、岡本五郎)1921年(大正10年)
松竹「トランク」(勝見庸太郎、栗島すみ子、仲英之助、英百合子)1921年(大正10年)
松竹「思ひ妻」(岡本五郎、栗島すみ子、岩田祐吉、鈴木歌子、野寺正一)1921年(大正10年)
松竹「法の涙」(栗島すみ子、関根達発、五月信子、岡本五郎、五味国男、)1921年(大正10年)
松竹「ゆく雲」(栗島すみ子、岩田祐吉、岡本五郎、野寺正一、杉山八重子)1921年(大正10年)
松竹「山へ帰る」(諸口十九、栗島すみ子、三村千代子、遠山緑)1921年(大正10年)
松竹「剣舞の娘」(久保田正男、三村千代子、遠山緑、諸口十九、栗島すみ子)1921年(大正10年)
松竹「生さぬ仲」(岩田祐吉、栗島すみ子、川田芳子、五月信子、岡本五郎)1921年(大正10年)
松竹「赤光」(岩田祐吉、栗島すみ子、岡本五郎、川田芳子、花川環)1921年(大正10年)
松竹「暮れ行く駅路」(岩田祐吉、栗島すみ子、岡本五郎)1921年(大正10年)
松竹「徳利」(岩田祐吉、栗島すみ子、岡本五郎、鈴木歌子)1921年(大正10年)
松竹「旭光照波」(栗島すみ子、五月信子、岩田祐吉、岡本五郎、鈴木歌子)1921年(大正10年)
松竹「金色夜叉」(諸口十九、勝見庸太郎、川田芳子、岩田祐吉、栗島すみ子)1922年(大正11年)
松竹「許さぬ恋」(栗島すみ子、岩田祐吉、正邦宏)1922年(大正11年)
松竹「海の極みまで」(栗島すみ子、関根達発、岡本五郎、諸口十九、岩田祐吉)1922年(大正11年)
松竹「不如婦」(岩田祐吉、栗島すみ子、関根達発、正邦宏、五月信子)1922年(大正11年)
松竹「乳姉妹」(栗島すみ子、関根達発、五月信子、岩田祐吉、花川環、)1922年(大正11年)
松竹「南山血染の軍旗」(岩田祐吉、栗島すみ子、関根達発、五月信子)1922年(大正11年)
松竹「母の心」(関根達発、岩田祐吉、栗島すみ子、奈良真養、花川環、)1922年(大正11年)
松竹「大西郷の死」(東儀鉄笛、栗島すみ子、柳さく子、川田芳子、勝見庸太郎)1922年(大正11年)
松竹「祇園夜話」(関根達発、岩田祐吉、栗島すみ子、野寺正一、柳さく子)1922年(大正11年)
松竹「想夫憐」(関根達発、岩田祐吉、栗島すみ子、柳さく子、鈴木歌子)1922年(大正11年)
松竹「曳かれ行く日」(堀川浪之助、栗島すみ子、岩田祐吉、鈴木歌子、柳さく子)1922年(大正11年)
松竹「妖女の舞」(岩田祐吉、栗島すみ子、柳さく子、片桐史郎)1922年(大正11年)
松竹「永遠の謎」(井上正夫、岡本五郎、岩田祐吉、川田芳子、栗島すみ子)1922年(大正11年)
松竹「粉河寺」(岩田祐吉、栗島すみ子、堀川浪之助、小藤田正一、高尾光子)1922年(大正11年)
松竹「残光」(岩田祐吉、栗島すみ子、鈴木歌子、堀川浪之助、柳さく子)1922年(大正11年)
松竹「金色夜叉」(栗島すみ子、岩田祐吉)1922年(大正11年)
松竹「マイフレンド」(栗島すみ子、岩田祐吉、花川環、高尾光子、堀川浪之助)1923年(大正12年)
松竹「船頭小唄」(岩田祐吉、栗島すみ子、柳さく子、堀川浪之助、片桐史郎)1923年(大正12年)
松竹「死に行く妻」(岩田祐吉、栗島すみ子、中川芳子、米津左喜子、柳さく子)1923年(大正12年)
松竹「彼女の運命、前後篇」(諸口十九、岩田祐吉、栗島すみ子、梅村蓉子、柳さく子)1924年(大正13年)
松竹「永遠の母」(栗島すみ子、英百合子、武田春郎、奈良真養)1924年(大正13年)
松竹「スヰート・ホーム」(諸口十九、栗島すみ子、岡島艶子、堀川浪之助)1924年(大正13年)
松竹「はたちの頃」(柳さく子、奈良真養、梅村蓉子、岡田宗太郎、藤間林太郎、栗島すみ子)1924年(大正13年)
松竹「嘆きの孔雀」(栗島すみ子、奈良真養、堀川浪之助、英百合子、石井寛)1924年(大正13年)
松竹「不如婦浪子」(岩田祐吉、栗島すみ子、武田春郎、奈良真養、飯田蝶子)1924年(大正13年)
松竹「恋の悲曲」(栗島すみ子、奈良真養、高山晃、東栄子、新井淳)1925年(大正14年)
松竹「或る女の話」(栗島すみ子、東栄子、高山晃、堀川浪之助、二葉かほる)1925年(大正14年)
松竹「大地は微笑む、前篇」(藤野秀夫、井上正夫、英百合子、奈良真養、吉田豊作、高山晃)1925年(大正14年)
松竹「大地は微笑む、後篇」(藤野秀夫、井上正夫、英百合子、奈良真養、吉田豊作、高山晃)1925年(大正14年)
松竹「大地は微笑む、中篇」(藤野秀夫、井上正夫、英百合子、奈良真養、吉田豊作、高山晃)1925年(大正14年)
松竹「麻雀」(栗島すみ子、小林十九二、横尾泥海男、渡辺篤、小藤田正一)1925年(大正14年)
松竹「海の誘惑」(栗島すみ子、吉田豊作、島田嘉七、東栄子、渡辺篤)1925年(大正14年)
松竹「伯爵令嬢」(栗島すみ子、豊臣満里子、伊藤淳兆、小林十九二、沢村紀久八)1925年(大正14年)
松竹「悲しき恋の幻想」(栗島すみ子、奈良真養、東栄子、野寺正一、古川利隆)1925年(大正14年)
松竹「豊情歌」(岩田祐吉、栗島すみ子、河村黎吉、島田嘉七、二葉かほる)1925年(大正14年)
松竹「恋妻」(新井淳、島田嘉七、栗島すみ子、二葉かほる、岩田祐吉)1925年(大正14年)
松竹「寂しき路」(栗島すみ子、高尾光子、野寺正一、武田春郎、河村黎吉)1925年(大正14年)
松竹「正ちゃんの蒲田訪問」(藤野秀夫、河村黎吉、鈴木伝明、川田芳子、栗島すみ子)1925年(大正14年)
松竹「毀れた人形」(栗島すみ子、島田嘉七、武田春郎、飯田蝶子、新井淳)1926年(大正15年)
松竹「小夜子」(栗島すみ子、島田嘉七、奈良真養、新井淳、鈴木歌子)1926年(大正15年)
松竹「死の小守歌」(栗島すみ子、奈良真養、新井淳、秋田伸一、石河薫)1926年(大正15年)
松竹「チンピラ探偵」(栗島すみ子、東栄子、三田英児、近藤伊与吉、島田嘉七)1926年(大正15年)
松竹「美しき祷」(藤野秀夫、栗島すみ子、島田嘉七、鈴木歌子、小桜葉子)1926年(大正15年)
松竹「嘆きの薔薇」(堀川浪之助、島田嘉七、水島亮太郎、石河薫、栗島すみ子)1926年(大正15年)
松竹「受難草」(栗島すみ子、鈴木伝明、筑波雪子、松井千枝子、奈良真養)1926年(大正15年)
松竹「恋の別れ」(栗島すみ子、島田嘉七、東栄子)1927年(昭和2年)
松竹「緋紗子の話」(新井淳、栗島すみ子、野寺正一、島田嘉七、石河薫)1927年(昭和2年)
松竹「真珠夫人」(栗島すみ子、鈴木伝明、藤野秀夫、田中絹代)1927年(昭和2年)
松竹「浮世小路」(栗島すみ子、水島亮太郎、藤野秀夫、若葉信子、島田嘉七)1929年(昭和4年)
松竹「希望」(栗島すみ子、結城一朗、竜田静枝、水島亮太郎、斎藤達雄、渡辺篤)1929年(昭和4年)
松竹「明眸禍」(栗島すみ子、斎藤達雄、岡田時彦、渡辺篤、川崎弘子、日守新一)1929年(昭和4年)
松竹「麗人」(栗島すみ子、岩田祐吉、二葉かほる、高峰秀子)1930年(昭和5年)
松竹「結婚学入門」(斎藤達雄、栗島すみ子、奈良真養、岡本文子、高田稔)1930年(昭和5年)
松竹「女は何処へ行く」(栗島すみ子、高田稔、渡辺篤、田中絹代)1930年(昭和5年)
松竹「女心を乱すまじ」(栗島すみ子、武田春郎、松園延子、高田稔、斎藤達雄)1930年(昭和5年)
松竹「お嬢さん」(栗島すみ子、岡田時彦、斎藤達雄、田中絹代)1930年(昭和5年)
松竹「姉妹前篇」(栗島すみ子、田中絹代、月田一郎、斎藤達雄、高峰秀子)1931年(昭和6年)
松竹「姉妹後篇」(栗島すみ子、田中絹代、月田一郎、斎藤達雄、高峰秀子)1931年(昭和6年)
松竹「思ひ出多き女」(栗島すみ子、若水絹子、江川宇礼男、斎藤達雄)1931年(昭和6年)
松竹「相思樹」(栗島すみ子、斎藤達雄、清水将夫、岡譲二)1932年(昭和7年)
松竹「聖なる乳房」(山内光、栗島すみ子、水久保澄子、岡譲二、筑波雪子、斎藤達雄)1932年(昭和7年)
松竹「椿姫」(栗島すみ子、吉川満子、伊達里子、大日方伝、斎藤達雄)1932年(昭和7年)
松竹「夜ごとの夢」(栗島すみ子、小島照子、斎藤達雄、新井淳、吉川満子)1933年(昭和8年)
松竹「歓楽の夜は更けて」(栗島すみ子、斎藤達雄、筑波雪子、上山草人、岡田嘉子)1934年(昭和9年)
松竹「東洋の母」(岩田祐吉、吉川満子、岡譲二、川崎弘子、岡田嘉子、栗島すみ子)1934年(昭和9年)
松竹「日本女性の歌」(栗島すみ子、竹内良一、斎藤達雄、村瀬幸子)1934年(昭和9年)
松竹「利根の朝霧」(岡譲二、川崎弘子、栗島すみ子、江川宇礼雄)1934年(昭和9年)
松竹「夢のさゝやき」(栗島すみ子、藤井貢、新井淳、三宅邦子、小林十九二、斎藤達雄)1934年(昭和9年)
松竹「大学の若旦那・日本晴れ」(坂本武、三宅邦子、栗島すみ子、高杉早苗、桑野通子)1934年(昭和9年)
松竹「一つの貞操」(岡譲二、川崎弘子、栗島すみ子、江川宇礼雄、三宅邦子)1935年(昭和10年)
松竹「二人静」(栗島すみ子、山内光、川崎弘子、飯田蝶子、村瀬幸子)1935年(昭和10年)
松竹「噂の女」(栗島すみ子、斎藤達雄、山内光、日下部章、川崎弘子)1935年(昭和10年)
松竹「永久の愛、前篇」(藤野秀夫、栗島すみ子、田中絹代、上原謙、斎藤達雄、三宅邦子)1935年(昭和10年)
松竹「永久の愛、後篇」(藤野秀夫、栗島すみ子、田中絹代、上原謙、斎藤達雄、三宅邦子)1935年(昭和10年)
松竹「淑女は何を忘れたか」(栗島すみ子、斎藤達雄、桑野通子、佐野周二、上原謙)1937年(昭和12年)
東宝「流れる」(田中絹代、山田五十鈴、高峰秀子、岡田茉莉子、杉村春子、栗島すみ子)1956年(昭和31年)