世界史人名事典  

アイスキュロス アイスキュロス(BC525~BC406) アテネの三大悲劇詩人の一人。著作「アガメムノン」「縛られたプロメテウス」。(Aeschylus)
アインシュタイン アインシュタイン(1879~1955) ドイツの理論物理学者。ユダヤ系ドイツ人。ナチに追われて米国に帰化。相対性理論(1905年)で従来の宇宙観に根本的変革を与え現代物理学の基礎を築いた。ノーベル賞受賞。(Albert Einstein)
アウグスティヌス アウグスティヌス(354~430) ローマの古代キリスト教最大の教父・思想家。混迷の西ローマ帝国でカトリック教義の確立に貢献。後のスコラ哲学に大きな影響を及ぼした。著作「告白録」「神の国」(Augustine of Hippo)
アウレリウス アウレリウス(在位161~180) ローマの五賢帝の最後の人。マルクス・アウレリウス。寛大な統治政策を行なったが、異民族の侵入・ペストの流行に苦慮、ローマが乱れ始める。「自省録」を著したが辺境諸族の討伐の陣中に没した。(Marcus Aurelius)
アウン・サン アウン・サン・スー・チー(1945~) ミャンマー(ビルマ)の民主化運動指導者。アウン・サンの娘。国民民主連盟(NLD)書記長。1991年ノーベル平和賞。(Aung San Suu Kyi)
アクィナス アクィナス(1225~1274) イタリアの神学者・ドミニコ会士・聖人。スコラ哲学の完成者。アリストテレスの哲学をキリスト教的に発展させ、それを哲学・神学の土台として、理性と信仰の調和を説く。「神学大全」(Thomas Aquinas)
アクバル アクバル(1542~1605) ムガル帝国最盛期の第3代皇帝(在位1556~1605年)1556年 第2パーニーパットの戦。1564年 シズヤ(人頭税)を廃止1558年。 アグラに遷都。1582年 新宗教「神聖宗教」(ディーン・イラーヒー)宣布。(Akbar)
アグリッパ アグリッパ(BC63~BC12) 古代ローマの武将。オクタヴィアヌスの部下としてアクティウムの海戦でアントニウス軍を破った。アグリッパの功績を讃えて「アウグストゥスの右腕」といわれる。(Marcus Vipsanius Agrippa)
アーサー アーサー・テューダー(1486~1502) イングランド王ヘンリー7世と王妃エリザベス・オブ・ヨークの第1王子でヘンリー8世の兄。キャサリン・オブ・アラゴンの最初の夫。プリンス・オブ・ウェールズに立てられたが、国王即位を果たせずに死去した。(Arthur, Prince of Wales)
アサド アサド(1930~2000) シリアの軍人・政治家。1970年にクーデターで全権掌握、1971年から大統領としてバース党の支配体制を維持。(Bashar al-Assad)
アショーカ王 アショーカ王(在位BC268~BC232) マウリヤ朝第3代の王(在位前268~前232年)。南端部を除く全インドを統一。カリンガ王国征服の際に行った虐殺を悔いて仏教に帰依、ダルマ(法)に基づく政治を行う。(Ashoka the Great)
アッラシード アッラシード(在位786~809) イスラムのアッバース朝第5代カリフ。ハールーン・アッラシード。親政によりカリフの権威を高め、学芸を保護し王朝の黄金時代を築いた。「千夜一夜物語」の登場人物としても有名。(Harun al-Rashid)
アナトール アナトール・フランス(1844~1924) フランスの作家。作品の特色は軽妙な皮肉と辛辣な諷刺。思想的には懐疑的合理主義だったが、ドレフュス事件以後、晩年には社会主義を支持。小説「タイス」「赤い百合」など。ノーベル賞。(Anatole France)
アッバス アッバス(1935~) マフムード・アッバス。パレスチナ自治政府第2代大統領(在任2005~)1965年、PLO主流派政党ファタハに参加。2004年、アラファトの死去に伴いPLO議長に就任。対話による紛争決着を目指す穏健派で、2005年2月シャロン首相との会談で紛争停戦を宣言。(Mahmoud Abbas)
アムンゼン アムンゼン(1872~1928) ノルウェーの探検家。1911 年イギリスのスコット隊に先駆け、初の南極点到達に成功。イタリアのノビレ探検隊の救援に北極へ赴き、消息を絶つ。(Roald Amundsen
アメンホテプ アメンホテプ4世(在位BC1379~1362) エジプト第18王朝第10代のファラオ。太陽神アトンを唯一神とする宗教改革を行い、自らもイクナートン(Ikhnaton)と称した。今のテル・エル・アマルナに遷都、アマルナ芸術を育てた。(Amenhotep IV)
アラービー・パシャ アラービー・パシャ(1841~1911) エジプトの軍人・民族運動指導者。ヨーロッパ列強による内政干渉に抵抗する国民運動を指導し、1882年に武力蜂起したが、英軍に鎮圧され、セイロンに流刑された。アフマド・アラービー。(Ahmed Urabi)
アラファト アラファト(1929~2004) パレスチナの政治家・革命家。1969年PLO議長。自治政府初代大統領(在任1989~2004)パレスチナ人の民族的権利回復のために活躍。1993年イスラエルとの歴史的な和平協定(オスロ合意)を果たしてパレスチナ暫定自治政府を設立。1994年ノーベル平和賞。(Yasser Arafat)
アリー アリー(600~661) イスラム第4代正統カリフ(在位656~661年)。ムハンマドのいとこ。アリーの子孫がイスラム教徒の最高指導者であるべきだとするのがシーア派(少数派)。(Ali)
アリストテレス アリストテレス(BC384~BC322) 古代ギリシアの哲学者。アカデミア(大学)でプラトンに学ぶ。著書「形而上学」「アテネ人の国制」「政治学」。(Aristotle)
アリストファネス アリストファネス(BC450~BC385) アテネ最大の喜劇作家。「女の平和」「女の議会」。(Aristophanes)
アルキメデス アルキメデス(BC287~BC212) ヘレニズム時代(BC323~BC30)の数学・物理学者。浮体(アルキメデス)の原理発見、円周率(π)算出。(Archimedes)
アルバ公 アルバ公(1507~1582) フェルナンド・アルバレス・デ・トレド。スペイン第3代アルバ公爵。1567年から属領ネーデルラント総督。多くの新教徒を弾圧後、スペインへ帰国。ポルトガル王位継承戦争で、ポルトガルをスペインに併合させた。(The Duke of Alba)
アレクサンデル6世 アレクサンデル6世(1431~1503) ローマ法王(在位1492~1503)ボルジア家出身。1494年、フランス王シャルル8世がナポリ王国の王位継承権を主張してイタリアに侵入、イタリア戦争でフランス軍を撤退させたスペインのフェルナンド5世にカトリック王の称号を贈った。(Alexander VI)
アレクサンドル1世 アレクサンドル1世(1777~1825) ロマノフ朝ロシア皇帝。(在位1801~1825)1812年、ナポレオン1世の遠征を撃退。1814~1815年ウィーン会議に出席、神聖同盟(露・墺・プロイセン)を提唱した。(Alexander I of Russia)
アレクサンドル2世 アレクサンドル2世(1818~1881) ロマノフ朝ロシア皇帝。(在位1855~1881)クリミア戦争敗北後、農奴解放その他の大改革を行なったが、ポーランド反乱を弾圧し、ナロードニキ(革命主義者)に暗殺された。中央アジアやブルガリアに進出をはかる。(Alexander II of Russia)
アレクサンドロス アレクサンドロス3世(BC356~BC323) 古代マケドニア王国のテメノス朝の国王。フィリッポス2世の子。東方遠征で大帝国建設。BC334年東方遠征開始。BC333年イッソスの戦でダレイオス3世を破る。BC330年アケメネス朝ペルシアを征服。アレキサンダー大王。イスカンダル。(Alexander the Great)
アン・スチュアート アン・スチュアート(1665~1714) スチュワート朝第6代イングランド王(在位1702~1714)およびスコットランド女王。最初のグレートブリテンおよびアイルランド女王(在位1707~1714)。ジェームズ2世の次女。ステュアート朝最後の君主でもある。(Anne Stuart)
アンデルセン アンデルセン(1805~1875) デンマークの童話作家。「人魚姫」「親指姫」「醜いアヒルの子」など約150編の童話のほか、小説「即興詩人」、連作童話「絵のない絵本」、自伝「わが生涯の物語」などの著作がある。(Hans Christian Andersen)
アントニウス アントニウス(BC82~30) ローマの政治家。カエサルの死後オクタヴィアヌス、レピドゥスと第2回三頭政治を結成。のち、クレオパトラと結びオクタヴィアヌスと対立、アクチウムの海戦で敗れエジプトで自殺した。(Mark Antony)
アン・ブーリン アン・ブーリン(1501~1536) イングランド王ヘンリー8世の2番目の王妃。エリザベス1世の生母。王妃キャサリンの侍女であったが、王の寵愛を得て1533年結婚。法王クレメンス7世はこれを認めず、イギリス宗教改革の原因となる。不義を理由にロンドン塔で処刑。(Anne Boleyn)
アンリ4世 アンリ4世(1553~1610) フランス王。ブルボン朝の創設者(在位1589~1610年)。1562~1598年、ユグノー(カルヴァン派新教徒)の首領としてユグノー戦争を戦う。1598年、ナントの勅令により戦争を終結させる。(Henry IV of France)
アンロクザン 安禄山(705~757) 唐代の武将。安史の乱の指導者。楊貴妃の一族である楊国忠と宰相を争って敗れ、史思明とともに反乱。
イヴァン3世 イヴァン3世(1440~1505) ロシア皇帝(ツァーリ)(在位1462~1505)ロシア国土の統一をほぼ完成、「全ロシアの君主」と称。東ローマ帝国滅亡後、その後継者を自任。(Ivan III)
イヴァン4世 イヴァン4世(1530~1584) ギリシア正教の首長も兼ねたモスクワ大公(在位1533~1584)。イヴァン3世が用いたツァーリ(皇帝)の称号を公式に使用。貴族を弾圧し専制政治を強化、雷帝と呼ばれた。(Ivan IV)
イエス・キリスト イエス・キリスト(BC4~AD30) ユダヤのベツレヘムで生まれ、ガリラヤのナザレで育つ。ユダヤ教を批判しエルサレムで十字架の刑に処せられた。イエスは救世主(キリスト)とみなされキリスト教会が成立した。(Jesus)
イグナティウス イグナティウス・ロヨラ(1491~1556) イエズス会の創始者。スペインの貴族・軍人。1534年、フランシスコ・ザビエルら6人とともにイエズス会を創設、初代総長となる。(Ignatius of Loyola)
イサベル2世 イサベル2世(1830~1904) ブルボン朝第6代スペイン王(在位1833~1868)即位後、王位継承を無効とする勢力との戦いがその後6年間も続いた(カルリスタ戦争)。この王位継承の正統性をめぐる問題は、在位中常に国内不安をあおる一要因となった。(Isabel II)
イソップ イソップ(BC620~560) ギリシアの「イソップ物語」の作者とされる伝説的な古代ギリシアの寓話作家。奴隷の身分であったという。「ウサギとカメ」「北風と太陽」「アリとキリギリス」など。アイソポス。(Aesop)
イドリース1世 イドリース1世(1889~1983) リビア王(在位1951~1969)。トルコで病気療養中の1969年、カダフィ大佐を中心とする青年将校のクーデターで王位を追われ、エジプトに亡命。初代にして最後の国王となった。(Idris of Libya)
イプセン イプセン(1828~1906) ノルウェーの劇作家。「近代劇の祖」と呼ばれる。理想主義の立場から社会・思想問題と積極的に取り組んだ名作が多い。「人形の家」「幽霊」「民衆の敵」「野鴨」(Henrik Johan Ibsen)
インノケンティ インノケンティウス3世(1161~1216) ローマ法王。法王権絶頂期の法王(在位1198~1216年)。1204年 第4回十字軍、ビザンティン帝国を征服。(Innocentius III)
禹(在位BC1900~) 中国古代、夏(か)王朝の始祖。黄河の治水に成功。舜(しゅん)から帝位を譲られた。
ヴァスコ・ダ・ガマ ヴァスコ・ダ・ガマ(1469~1524) インド航路を開拓したポルトガルの航海者。1497年リスボンを出て、喜望峰を回り、1498年インドのカリカットに到達。(Vasco da Gama)
ヴァルダマーナ ヴァルダマーナ(BC549~BC477) 古代インドの思想家。ジャイナ(ジナ)教の創始者、尊称マハーヴィーラ(大勇)。(Vardhamana)
ヴィットーリオ ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世(1820~1878) サルデーニャ王国最後の国王(在位1849~1861)のちイタリア王国の初代国王(在位1861~1878)。父から引き継いだイタリア統一戦争に終止符を打ち、イタリア統一を成し遂げたことから、王国の国父と呼ばれた。(Victor Emmanuel II of Italy)
ウィリアム1世 ウィリアム1世(1027~1087) ノルマン朝初代のイングランド王。(在位1066~1087)イギリス王室の開祖。ノルマンディー公。1066年イギリスに侵入し、ヘースティングズの戦に勝ちイギリス王位に即く。征服王(ノルマン・コンクエスト)。(William the Conqueror)
ウィリアム3世 ウィリアム3世(1650~1702) 元オランダの総督。名誉革命でスチュワート朝第5代イングランド王(在位1689~1702)に迎えられ、ジェームズ2世の長女メアリ2世と共同統治した。1689年、権利の章典を公布。オレンジ公。(William III of England)
ウィルソン ウィルソン(1856~1924) 米第28代大統領(在位1913~1921年)。第一次世界大戦に参戦、14か条の平和原則を提唱し、パリ講和会議の立役者となった。(Woodrow Wilson)
ヴィルヘルム1世 ヴィルヘルム1世(1797~1888) ドイツを統一したプロイセン王。1871年 ドイツ帝国成立、初代皇帝(在位1871~1888年)となる。(William I, German Emperor)
ヴィルヘルム2世 ヴィルヘルム2世(1859~1941) ドイツ帝国主義を始めた皇帝(在位1888~1918年)。1890年にビスマルクを引退させて親政開始。軍備を増強し、3B政策をはじめ積極的な世界政策を推進。第一次世界大戦に敗れてオランダへ亡命した。(Wilhelm II, German Emperor)
ウィレム1世 ウィレム1世(1533~1584) オランダ独立戦争の指導者、ネーデルラント連邦(オランダ)共和国諸州の初代の総督。寡黙公とよばれた。オラニエ公。(William I, Prince of Orange)
ヴェスプッチ ヴェスプッチ(1454~1512) イタリアの航海者・商人。アメリゴ・ヴェスプッチ。南アメリカの北岸(ベネズエラ)を航海しそれを記録した書簡集を出版した。探検家ヴァルトゼーミュラーがそれを紹介、彼のラテン名にちなみアメリカと命名した。(Amerigo Vespucci)
ヴェルディ ヴェルディ(1813~1901) イタリアの作曲家。それまでの歌手中心を変えて管弦楽の劇的効果に重点をおく手法で多くの傑作を発表、イタリア歌劇に黄金時代をもたらした。「リゴレット」「椿姫」「アイーダ」(Giuseppe Verdi)
ヴォルテール ヴォルテール(1694~1778) フランスの啓蒙思想家。フリードリヒ2世、エカチェリーナ2世とさかんに接触し、自らの啓蒙思想を伝えた。(Voltaire)
ウォルポール ウォルポール(1676~1745) 初代首相とされるイギリスの政治家。ホイッグ党議員。責任内閣制を確立。ジョージ1世、ジョージ2世の下で首相を務め、国王が政治に無関心だったため、イギリス議会政治・内閣制度の基礎を固めた。(Robert Walpole)
ウル・ナンム ウル・ナンム(在位BC2115~BC2095) ウル第3王朝初代の王。ウルク第5王朝の王ウトゥケガルを破って、BC2130年頃王朝を建て、バビロニアを統一した。「シュメール法典」の起草者として知られる。(Ur Nammu)
ウルバヌス2世 ウルバヌス2世(1042~1099) ローマ法王。十字軍の提唱者(在位1088~1099年)。1095年 クレルモン公会議で、聖地回復のため十字軍を提唱。(Pope Urban II)
エイセイ  衛青 (~BC106) 中国の前漢の将軍。武帝の妃の弟。匈奴との戦いに功をあげ、甥の霍去病(かくきょへい)とともに大司馬に任ぜられた
エイラクテイ 永楽帝(1360~1424) 明の全盛期の第3代皇帝、成祖(在位1402~1424年)。1402年 靖難(せいなん)の変で建武帝を破り、即位。1405年 第1回の南海遠征。1410年 モンゴル遠征。1421年 南京から北京に遷都。
エウクレイデス エウクレイデス(BC300) ギリシアの数学者。「 幾何学原本」13巻を著してギリシア数学を集大成し、幾何学を証明的学問に仕上げた。ユークリッド学派の創始者。ユークリッド。
エウリピデス エウリピデス(BC485~BC406) アテネ三大悲劇詩人の一人。「メディア」。
エカチェリーナ エカチェリーナ2世(1729~1796) ロシアの女帝(在位1762~1796年)。ドイツ生まれでピョートル3世の妃だったが、クーデタを起こし皇帝となる。ヴォルテール、ディドロらと交わり、「訓令」を編纂。1773~1775年、プガチョフの乱(農民暴動)を鎮圧。
エグモント エグモント(1522~1568) ラモラール・ファン・エフモント。オランダの貴族(伯爵)。独立運動指導者。スペイン圧政下のオランダで祖国の独立運動のために闘かったが、1567年に反逆罪で捕らえられ処刑された。
エジソン エジソン(1847~1931) アメリカの発明家。新聞売り子から電信技手となり、1876年に電話機を完成。その後蓄音機、炭素線電球、X線透視装置、映画など生涯に1300以上の特許を得て発明王といわれる。
エッフェル エッフェル(1832~1923) アレクサンドル・ギュスターヴ・エッフェル。フランスの技師、構造家、建設業者。エッフェル塔を設計、建設を受託したエッフェル社の代表人物として知られる。
エドワード1世 エドワード1世(1239~1307) プランタジネット朝第5代イングランド王(在位1272~1307)ヘンリー3世の長男。父王を助けてシモン・ド・モンフォールを敗死させ、即位後、法律・制度を整え、ウェールズを征服、スコットランドにも遠征、1295年「模範議会」を召集。
エドワード2世 エドワード2世(1284~1327) プランタジネット朝第6代イングランド王(在位1307~1327)エドワード1世の子。1307年に父王の崩御で即位。出生の地ウェールズにちなみ「プリンス・オブ・ウェールズ」が、その後イングランド皇太子の称号となった。
エドワード3世 エドワード3世(1312~1377) プランタジネット朝第7代イングランド王(在位1327~1377)1世の孫。フランスの王位継承権を主張して、同国との間に百年戦争を始めた。初めはしばしば勝利したが、晩年は戦勢不利のうちに没。
エドワード黒太子 エドワード黒太子(1330~1376) イングランド王エドワード3世の長男。百年戦争中クレシーの戦に勇名をはせ、ポワティエの戦に大勝。フランス王ジャン2世を捕虜とする。黒い甲冑を着用したので後世「黒太子」と呼ばれ、中世騎士道の華とうたわれる。早逝し王とはならなかった。
エマヌエーレ エマヌエーレ2世(1820~1878) ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世。初代イタリア王(1849~1861年)。首相にカヴールを起用、フランスのナポレオン3世と結んでオーストリアと戦い、イタリアの統一に成功。
エラスムス エラスムス(1469~1536) ネーデルラントの人文主義者。古典・神学に通じた16世紀最大のヒューマニスト。1509年 聖職者や王侯の腐敗を風刺した「愚神礼賛」を著す。
エラトステネス エラトステネス(BC275~BC194) ヘレニズム時代(BC323~BC30)の天文学者。地球を球体と考え、その周囲の長さを約4万5000km(実際は4万km)と計測した。
エリザベス1世 エリザベス1世(1533~1603) テューダー朝第5代イングランド王(在位1558~1603)ヘンリー8世とアン・ブーリンの娘。国教会の体制を確立。産業・貿易の奨励により絶対王政の最盛期を現出。オランダの独立を支援、1588年スペインの無敵艦隊を撃滅。
エリザベート・クリス エリザベート・クリスティナ(1691~1750) 神聖ローマ皇帝カール6世の皇后。マリア・テレジアの母。3人の女子をもうけたが、カール6世が国事詔書を発し、継承権のある男子がいない場合は直系の女子に継承権があることを定め、長女マリア・テレジアが家督を相続した。
エリツィン エリツィン(1931~2007) ボリス・エリツィン。ロシアの政治家。ゴルバチョフのもとでペレストロイカを推進。1991年6月ロシア共和国大統領。ソ連崩壊後、ロシア連邦大統領(在任1991~1999)(Boris Yeltsin)
エンクルマ エンクルマ(1909~1972) クワメ・エンクルマ。ガーナ初代大統領(在位1960~1966)。ガーナの独立運動を指揮し、ガーナとギニアから成るアフリカ諸国連合を樹立してアフリカの独立運動の父といわれる。アフリカ統一機構第3代議長。
エンセイガイ 袁世凱(1859~1916) 中国清末民初期の軍人・政治家。1911年、辛亥革命で清朝の総理大臣に起用。革命派と結び、清帝を退位させる。孫文から臨時大統領(在位1912~1913)の座を譲り受け、正式大統領(在位1913~1916)に就任。革命派を弾圧して独裁体制を強めた。
オウアンセキ 王安石(1021~1086) 中国北宋の副宰相。第6代皇帝・神宗(しんそう)のもとで新法推進、旧法党の反対にあい挫折。
オウイ 王維 (~761) 中国の唐の詩人・画家。仏教に帰依し、詩仏と称される。詩風は陶淵明に似、自然を歌詠した五言絶句にすぐれる。また、山水画を得意とし、後世、文人画(南宗画)の祖とされる。
オウギシ 王羲之 (303~361) 中国の東晋の書家。隷書をよくし、楷・行・草の三体を芸術的な書体に完成、「書聖」と称された。その書は日本には奈良時代に伝わり、上代様(じょうだいよう)の成立に大きな影響を与えた。
オウチョウメイ 汪兆銘(1883~1944) 中国の政治家。広東の人。日本留学、法政大卒。孫文の下で革命運動に従事。日中戦争中に反共親日の和平運動を起こし、1938年、重慶を脱出、1940年いわゆる偽南京国民政府の主席となった。名古屋で病死。
オウモウ 王莽(BC45~後23) 新の建国者(在位8~23年)。8年、前漢を滅ぼし、新を建国。「周礼」に基づいた復古主義を強行して社会を混乱させ、農民や豪族の反乱を引き起こした。
オウヨウメイ 王陽明(1472~1528) 陽明学の創始者。南宋の陸九淵(りくきゅうえん)の影響を受け、心即理を説き、それを致良知(ちりょうち)に発展させる。
オクタウィア オクタウィア(BC69~BC11) 初代ローマ皇帝アウグストゥス(オクタヴィアヌス)の同母姉。同時代の人々からも後世の人々からも、ローマ女性の美徳を表す女性として尊敬された。
オクタヴィアヌス オクタヴィアヌス(BC63~後14) 帝政ローマ初代皇帝。BC27年 アウグストゥスの称号を受け、帝政を開始。BC43年 第2回三頭政治。
オスマン オスマン(1809~1891) ジョルジュ・オスマン。仏・セーヌ県知事(在任1853~1870)在任中に皇帝ナポレオン3世とともにパリ市街の改造計画を推進した。この都市改造は近代化に大きく貢献し、現在のパリ市街の原型ともなっている。
オスマン1世 オスマン1世(1258~1326) オスマン朝初代君主。(在位1299~1326)アナトリア西部の小君侯であったが、イスラム戦士集団を率いて、隣接するビザンツの城塞都市を次々に奪取、1299年、オスマン帝国を樹立した。
オットー1世 オットー1世(912~973) 神聖ローマ帝国初代皇帝(在位962~973年)962年 法王ヨハネス12世より帝冠を受け、神聖ローマ帝国を創始。
オバマ オバマ(1961~) バラク・オバマ。第44代米国大統領(在任2009~2017)。ハワイ州出身。2009年にノーベル平和賞を受賞。 (Barack Obama)
オリュンピアス オリュンピアス(BC375~BC316) マケドニア王フィリッポス2世の4番目の妻であり、アレクサンドロス3世(大王)の母。狂乱的な蛇崇拝のディオニューソス信仰の熱烈な信者であったといわれる。ナーヒード。
オルレアン公 オルレアン公(1674~1723) オルレアン公フィリップ2世(在位1701~1723)。ルイ14世の弟オルレアン公フィリップ1世の子。1715年から1723年までルイ15世の摂政を務めたフランスの王族でオルレアン家当主。
オレグ オレグ(在位882~912) 初代のキエフ大公。リューリクの死後ノブゴロド公となり、882年キエフに下り、キエフ公国を建国。東スラブ諸族を従え、ハザール族と戦い、また907年にはコンスタンティノープルを包囲し、911年に有利な通商条約を結んだ。(Oleg)
カヴール カヴール(1810~1861) イタリア統一を実現したサルデーニャ王国の首相(在位1852~1861年)。クリミア戦争に参戦し、フランスと結んでイタリア統一を実現(1861年)。
カエサリオン カエサリオン(BC47~BC30) プトレマイオス15世(在位BC44~BC30)プトレマイオス朝最後のファラオ。母クレオパトラ7世とエジプトを共同統治していたプトレマイオス14世がBC44年に死去すると、プトレマイオス15世となった。BC30年のクレオパトラ7世の死後、オクタヴィアヌスに捕らえられて殺害され、プトレマイオス朝は滅亡。
カクシュケイ 郭守敬(1231~1316) 中国元朝の科学者。天文暦数・水利に通じ、フビライ・ハンに仕えて水利工事に活躍。のち暦法改定を命じられて授時暦を作成した。
カストロ カストロ(1926~2016) キューバ革命の指導者、首相(在位1959~2008)。1959年 アメリカ資本と結んでいたバチスタ政権を打倒、社会主義体制へ。1962年 キューバ危機。
カスルリー カスルリー(1769~1822) カスルリー子爵。アイルランド生まれのイギリスの政治家・外交官。アイルランド議会の議員を務めた後、イギリス議会に入り、外交を主導し、ウィーン会議にもイギリス代表として出席した。
カセム カセム(1914~1963) イラクの軍人。軍内部に自由将校団を組織して革命運動を推進。 1958年クーデターによりファイサル国王を追放、共和制を樹立して首相となった。国内改革を進め、一時英米の中東支配をゆるがしたが、次第に独裁化し、1963年バース党のクーデターにより失脚、殺害された。(Kassem)
カーター カーター(1924~) 米国第39代の大統領(在任1977~1981)。ジョージア州出身。中東和平実現のためイスラエル首相ベギンとエジプト大統領サダトの説得に成功するなど功績があった。退任後も和平外交に活躍。2002年ノーベル平和賞。(Jimmy Carter)
カダフィ カダフィ(1942~2011) リビアの最高指導者。陸軍大佐。1969年、王政を廃止して以来、同国の実権を握る。2011年、反体制活動が全土に広がり、首都トリポリの政権中枢を反カダフィ派に制圧され、同年10月、に逃亡先で捕まり死亡した。
カトリーヌ・ド カトリーヌ・ド・メディシス(1519~1589) フランス王アンリ2世の王妃。フランス王フランソワ2世、シャルル9世、アンリ3世の母后。1572年、ユグノー派新教徒3000人が殺害された「サンバルテルミの虐殺」の首謀者とされている。
カニシカ王 カニシカ王(在位130~170) クシャーナ(クシャン)朝全盛期の王(在位130?~170?)。プルシャプラを都とし、中央アジアからガンジス川中流域までを支配。このころ大乗仏教が成立し、ガンダーラ美術が栄えた。
カフカ カフカ(1883~1924) チェコの作家。プラハのユダヤ系商家に生まれ吏員として勤めながらドイツ語で作品を書く.。作品は少ないが悪夢のような幻想に現代人の不条理を結晶,。実存主義文学の先駆.。 「変身」
ガマ ガマ(1469~1524) ポルトガルの航海者。ヴァスコ・ダ・ガマ。1497 年からの航海でフリカ大陸南端の喜望峰を回り、大陸東岸を経て、翌年インドのカリカットに達する。1524 年インド総督に任ぜられ同年死亡。バスコ・ダ・ガマ。
カラカラ カラカラ(在位211~217) ローマの皇帝。増税のために帝国内の全自由民にローマ市民権を与えた。ローマ市内に大公共浴場(カラカラ浴場)を建設。メソポタミア遠征の途次、部下により暗殺された。
カーリダーサ カーリダーサ(5C) グプタ朝盛時の詩人・劇作家。著書「シャクンタラー」はサンスクリット文学の最高傑作とされる。
ガリバルディ ガリバルディ(1807~1882) イタリア統一運動で軍事指揮者として活躍した革命家。ナポリ王国を征服。1860年 ナポリ王国を征服し、サルディニア王に献上。
ガリレオ ガリレオ(1564~1642) イタリアの天文学者・物理学者。ガリレオ・ガリレイ。振り子の等時性、慣性の法則などの力学上の諸法則を発見、望遠鏡を発明し天体を観測、コペルニクスの地動説を支持し宗教裁判にかけられ死亡。
カルヴァン カルヴァン(1509~1564) フランスの宗教改革者。「キリスト教綱要」でプロテスタントの神学を体系化。1541年スイスに移りジュネーブで厳格な神政政治をしく。ルター同様福音主義を唱えた。カルビン。
カール5世 カール5世(1500~1558) 神聖ローマ皇帝(在位1519~1556)。スペイン王も継承、カルロス1世(在位1516~1556)。ハプスブルク王国を形成、対抗する仏と北イタリアを争奪。宗教改革を抑圧、アウクスブルクの和議でルター派の新教承認を阻めず、退位。
カール6世 カール6世(1685~1740) 神聖ローマ皇帝(在位1711~1740)ハンガリー王、ボヘミア王。マリア・テレジアの父。死去後、男子の後継者がいなかったため、長女マリア・テレジアが家督を相続。この家督相続は、オーストリア継承戦争の原因となった。
カール大帝 カール大帝(742~814) カロリング朝フランク王。(在位768~814年)ピピンの長子。774年、ロンバルド王国を征服。800年、ローマ法王より西ローマ帝国初代皇帝(在位800~814年)の冠を受ける。カール1世。シャルル1世。シャルルマーニュ。
カール・マルテル カール・マルテル(689~741) フランク王国メロビング朝の宮宰(執事長)。シャルルマーニュの祖父。732年トゥール・ポワティエの戦いで、イスラム教徒を撃退。統治の実権を握り、カロリング朝への道を開く。フランス語名シャルル・マルテル。
カルロス1世 カルロス1世(1500~1558) ハプスブルク朝スペイン王(在位1516~1556)神聖ローマ皇帝(在位1519~1556)対抗する仏と北イタリアを争奪。宗教改革を抑圧、アウクスブルクの和議でルター派の新教承認を阻めず、退位。
カルロス2世 カルロス2世(1661~1700) ハプスブルク家最後のスペイン王(在位1665~1700) 父フェリペ4世の死後、4歳で即位。生来病弱で統治能力に欠けていた。後継なく死去し、遺言でルイ14世の孫フィリップを後継として指名。このことがスペイン継承戦争を招いた。
カルロマン1世 カルロマン1世(751~771) カロリング朝フランク王。(在位768~771)カール1世(大帝)の弟。754年、兄のカールとともにローマ法王ステファヌス3世から王として塗油された。768年、父王ピピン3世の死去後、両者はフランク族の習慣に従って遺領を分割した。
カンウ 関羽(~219) 三国の蜀漢の武将。字は雲長。劉備・張飛と義兄弟の約を結ぶ。容貌魁偉、美髯(びぜん)を有し、義勇をもってあらわれ、劉備を助けて功があり、のち魏・呉両軍に攻められ呉の馬忠に殺された。後世軍神・財神として各地に廟(関帝廟)を建てて祀った。
カンシン 韓信(~BC196) 中国の前漢の武将。項羽に従ったが用いられず、劉邦に従い華北を平定。漢の統一後、劉邦によって楚王に任ぜられ、のち反逆の疑いで捕らわれ殺された。「韓信の股くぐり」
ガンジン  鑑真(688~763) 中国の唐僧。日本渡来を決意し、5回の失敗と失明にもかかわらず 753 年来日。東大寺に戒壇を設け、聖武上皇以下に授戒。のち大和上(だいわじょう)の称号を贈られ、また唐招提寺を開いた。
カンチュウ 管仲(~BC645) 中国の春秋時代斉の宰相。初め公子糾に仕えて、桓公と対立したが、のち鮑叔牙の推挙で宰相となり、桓公を覇者たらしめた。「管子」はその著という。 「管鮑の交わり」で有名。
ガンディー ガンディー(1869~1948) インド独立運動の最大の指導者。第一次世界大戦後、国民会議派の指導者となって非暴力・不服従運動を推進(1919~1922年、1930~1934年)。マハートマ(偉大な魂)といわれる。狂信的ヒンドゥー教徒に射殺された。ガンジー。(Mahatma Gandhi)
ガンディー ガンディー(1917~1984) インディラ・ガンディー。インドの政治家。首相(在任1966~1977、1980~1984)。ネルーの娘。反英運動に参加し、1942年「インドを立ち去れ」運動で投獄され本格的政治活動に入る。1984年護衛に付いていたシク教徒過激派に首相官邸で暗殺される。(Indira Gandhi)
ガンディー ガンディー(1944~1991) ラジーブ・ガンディー。インドの政治家。首相(在任1984~1989)。ンディラ・ガンディーの長男。暗殺された母に代わり首相の座に就き、国民の絶大なる信頼を得る。1991年、タミル人過激派によって暗殺された。(Rajiv Gandhi)
カント カント(1724~1804) ドイツの哲学者。イギリスの経験主義、フランスの啓蒙主義とドイツ的心情との対決から批判哲学を創始、ドイツ観念論に決定的刺激を与えた。「純粋理性批判」「判断力批判」
カンピ 韓非(~BC233) 中国の戦国時代末の思想家。荀子の性悪説を学んで法家思想を理論的に大成し、秦の始皇帝に大きな影響を与えた。秦に仕えたが同門の李斯の讒言(ざんげん)にあい服毒自殺した。
キケロ キケロ(BC106~43) ローマの政治家・雄弁家・哲学者。博学・多才と雄弁で名声を得、共和制擁護を主張。アントニウスと対立し暗殺された。その文体はラテン語散文の模範とされる。「国家論」「友情論」
ギジョウ 義浄(635~713) インドに渡った唐の僧侶。671~695年渡印、「南海寄帰内法伝(なんかいききないほうでん)」を著す。
キャサリン・オブ キャサリン・オブ・アラゴン(1487~1536) イングランド王ヘンリー8世の最初の王妃。メアリー1世の生母。ヘンリー8世との間に男児が誕生しなかったことから、離婚問題が発生し、イングランド国教会創設のきっかけとなった。
キューリー キューリー(1867~1934) ポーランドの物理学者・化学者。マリー・キューリー。夫ピエールとともにラジウム・ポロニウムを発見。夫の死後も絶望の底から研究を続け純粋の金属ラジウム分離に成功。ノーベル化学賞受賞。白血病で死ぬ。
キュロス2世 キュロス2世(在位BC559~529) アケメネス朝ペルシアの創始者(在位BC559~BC529)。メディアを滅ぼし、小アジア・アッシリアなどを征服し、エジプトを除く全オリエントを統一。バビロン捕囚のユダヤ人を解放した。(Kuros Ⅱ)
ギルガメシュ ギルガメシュ(在位BC2600) メソポタミアのウルクの王。その活躍をうたう「ギルガメシュ叙事詩」は、紀元前20世紀に原型が成立し、西アジア一帯に広まり、楔形文字文学史上最大の作品として知られる。
グーテンベルグ グーテンベルグ(1400~1468) ドイツの印刷業者。活版印刷発明者。1450年に鋳造活字による印刷技術を完成し近世の知識普及に貢献ラテン語訳の「四十二行聖書」などを印刷安価な聖書の普及で宗教革命にも影響。
クーベルタン クーベルタン(1863~1937) フランスの教育家・男爵。人間の健全な発達のため、スポーツの必要を説き、1894年国際オリンピック委員会(IOC)を組織した「近代オリンピックの父」
クック クック(1728~1779) イギリスの探検家。ジェームス・クック。3回太平洋方面の大航海を行い、未知の海域・島を明らかにした。また、オーストラリアの領有宣言を行いイギリスの太平洋進出の基を築いた。キャプテン・クック。
グビジン 虞美人 (BC202) 中国の楚の項羽の寵姫。項羽が垓下に囲まれたとき最後の宴で「力山を抜き気は世を蓋う。時利あらず…、虞や虞や汝をいかんせん」と歌い、嘆じたという。虞姫(ぐき)。虞氏。
グラッドストン グラッドストン(1809~1898) イギリスの政治家。初め保守党員、のち自由党に合流し党首、4度内閣を組織。アイルランド国教廃止・アイルランド土地法・無記名投票法など、多くの自由主義的改革を実現、晩年アイルランド自治問題に尽力。
クフ王 クフ王(在位BC2589~2566) エジプト古王国第4王朝第2代のファラオ。カイロ南西のギザに世界最大のピラミッドを築いた。実際には、この事業がナイル川の氾濫で一時的に職を失った国民のための失業対策であった。(Khufu)
グラックス兄弟 グラックス兄(BC163~BC133) ローマの政治家。護民官として政治改革を断行。自作農の再建やリキニウス法の復活を試みたが、閥族派の反対で、改革は挫折した。
グラックス兄弟 グラックス弟(BC153~BC121) ローマの政治家。護民官として政治改革を断行。自作農の再建やリキニウス法の復活を試みたが、閥族派の反対で、改革は挫折した。
クラッスス クラッスス(BC115~BC53) 古代ローマの政治家。ポンペイウス・カエサルと第1次三頭政治を形成。パルチア征討中、陣没。
クロービス クロービス(466~511) メロビング朝フランク王国の初代王(在位481~511)。481年フランク族を統一し、王国を創建。カトリックに改宗してローマ教会と結び、フランク発展の基礎を固めた。(Clovis)
グリム グリム(1785~1863) ヤーコプ・グリム。ドイツの言語学者・文学者。「ドイツ文法」でのちのゲルマン語学の基礎を築き、弟ウィルヘルムとともに「ドイツ語辞典」「グリム童話」を編集した。「赤ずきん」「白雪姫」など。
クレイステネス クレイステネス(BC6C末) アテネの政治家。部族制度の改革を行い、アテネ民主政治の基礎をおいた。オストラシズム(陶片追放)の発案者。クリステネス。
クレオパトラ クレオパトラ7世(在位BC69~BC30) エジプトのプトレマイオス朝の女王(在位BC51~BC30)。その才知と美貌でカエサルの愛人となり、のちアントニウスと結婚して専制支配を図ったが、アクチウムの海戦で敗れ、毒蛇に身をかませて自殺。
グレゴリウス7世 グレゴリウス7世(1020~1085) カノッサの屈辱を与えた法王(在位1073~1085年)1077年、グレゴリウス7世が神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世を破門、皇帝はカノッサ城に赴いて謝罪。
グロティウス グロティウス(1583~1645) オランダ生まれの法学者・外交官。国際法の祖・近代自然法の父と呼ばれる。フランス・スウェーデンに亡命。「海洋自由論」「戦争と平和の法」を著す。
クロムウェル クロムウェル(1599~1658) イングランドの軍人・政治家。清教徒革命を指導。1642年 清教徒革命が始まる。1649年 チャールズ1世を処刑し、共和制を樹立、クロムウェルが独裁権を握る。1651年 オランダ商船排除のため航海条例を発布、英蘭戦争の原因となる。
ケインズ ケインズ(1883~1946) イギリスの経済学者。価格中心の経済理論に対し、国民所得を中心とする新理論体系を確立、自由放任経済の終焉を説き「ケインズ革命」 といわれた。「雇用・利子および貨幣の一般理論」
ケネディ ケネディ(1917~1963) 米35代大統領(在位1961~1963)穏健な進歩派としてニュー・フロンティアを唱え、米ソ和解のための外交を推進。テキサス州ダラスで遊説中暗殺。当時の司法長官で弟のロバート(1925~1968)も、1968年大統領選出馬準備中に暗殺。
ゲーテ ゲーテ(1749~1832)  ドイツの詩人・作家。また自然科学者・美術研究家。「疾風怒濤」(シュトゥルム・ウント・ドラング)運動を興し活躍、シラーと共にドイツ古典主義を完成。「若きウェルテルの悩み」「ファウスト」
ゲバラ ゲバラ(1928~1967) 中南米の革命家。アルゼンチン生れ。キューバ革命に参加し、カストロ政権下で要職を歴任。ボリビアでゲリラ軍の指揮中に捕らえられて銃殺。
ケプラー ケプラー(1571~1630) ドイツの天文学者。ティコ・ブラーエの火星観測記録をもとに火星など惑星の運動を研究し、「ケプラーの法則」を発見、近代天文学の基礎を築いた。
ケマル・パシャ ケマル・パシャ(1881~1938) トルコ共和国の初代大統領(在位1923~1938年)。第一次世界大戦で敗戦。1920年のセーヴル条約に不満をもつ。トルコ国民党を結成してギリシア軍を破り、連合国とローザンヌ条約を結ぶ(1923年)。共和制を宣言し、大統領に就任。
ケレンスキー ケレンスキー(1881~1970) 十一月革命でボリシェビキに倒されたロシアの臨時政府首相。社会革命党の指導者。
ゲンジョウ 玄奘(602~664) インドに渡った唐の僧侶。三蔵法師ともいう。629~645年渡印、「大唐西域記」を著す。
ゲンソウ 玄宗(685~762) 唐の第6代皇帝(在位712~756年)、「開元の治」を現出。晩年は楊貴妃におぼれて政治は混乱、安史の乱を招いた。
ケンリュウテイ 乾隆帝(1711~1799) 清の第6代皇帝、高宗(在位1735~1795年)。康熙帝、雍正帝(ようせいてい)につづく全盛期を現出。1757年外国船の来航を制限。
コウウ 項羽 (BC232~BC202) 中国の秦末の楚の武将。叔父項梁と挙兵し、劉邦とともに秦を滅ぼし楚王となったが、垓下(がいか)の戦いで四面楚歌を聞き、劉邦に敗れ、烏江(うこう)で自殺した。虞美人(ぐびじん)はその寵姫。
コウキテイ 康熙帝(1654~1722) 清の第4代皇帝、聖祖(在位1661~1722年)。1689年 ロシアとネルチンスク条約を結ぶ。
コウケンシ 寇謙之(363~448) 北魏の道教の大成者。北魏の太武帝に重用され、442年、道教の国教化や廃仏を推進。
コウシ 孔子(BC551~BC479) 儒家の祖。仁の完成をめざす。周の政治を理想とし、魯の国政改革に参加したが、失敗して諸国を巡歴。「論語」は孔子の言行を弟子たちが記録したもの。
コウシュウゼン 洪秀全(1813~1864) 太平天国の指導者。キリスト教に接し、上帝会を組織。1851年 太平天国の乱。1853年 天京(南京)に都をおく。1864年 太平天国、郷勇(きょうゆう 義勇軍)によって鎮圧される。
コウショテイ 光緒帝(1871~1908) 清の第11代皇帝(在位1874~1908年)。康有為を起用して変法を行ったが、失敗。1900年、義和団事変が起こる。
コウセン 勾践 (~BC465) 中国の春秋時代の越の王。呉王闔閭(こうりょ)を敗死させたが、その子夫差と会稽山に戦って敗れた。のち富国強兵に努め、呉を滅ぼして覇者となった。臥薪嘗胆、会稽の恥、呉越同舟。
コウブテイ 光武帝(劉秀) (BC6~57) 中国の後漢の初代皇帝。22 年南陽に挙兵、王莽軍を昆陽に破り、漢を再興して洛陽に都を置いた。儒学を奨励し、礼教・名節を尊び、万機を親裁(しんさい)し内治に努めた。
コウブンテイ 孝文帝 (467~499) 北魏第6代皇帝(在位471~499年)。均田法・三長制を施行し国力の充実をはかり、494年洛陽に遷都した。服装・言語などを中国風にする漢化政策を徹底した。
コウユウイ 康有為(1858~1927) 清代末期の学者・政治家。戊戍(ぼじゅつ)の変法を推進。光緒帝の信任を得て、洋務運動を批判、日本の明治維新を手本とする立憲君主制の導入をめざす変法運動を推進。
ゴーギャン ゴーギャン(1848~1903) フランスの画家。後期印象派。ゴッホとアルルで共同生活、平面的な原色の配列に独自の境地を開き、晩年タヒチ島に渡った。「タヒチの女」
コシチュシュコ コシチュシュコ(1746~1817) ポーランド・リトアニア共和国の将軍、政治家。ポーランド分割を画策するロシアとプロイセンに対して立ち上がった農民蜂起(1794年)の指導者。だが蜂起の失敗によりポーランドは消滅の憂き目に遭う。
コシュート コシュート(1802~1894) ハンガリー王国の政治家、革命家。1848年、フランスで2月革命が起こると、マジャール人の独立運動が高まり、コシュートのもとに独立政府をつくろうと図ったが、オーストリアがロシアに協力を求めたため鎮圧された。
ゴッホ ゴッホ(1853~1890) オランダの画家。印象派と日本の浮世絵の影響をうけ、多くの名作を残した後期印象主義の巨匠。強烈な色彩と大胆な筆致で「炎の画家」と呼ばれる。「アルルのはね橋」「ひまわり」「糸杉」
コペルニクス コペルニクス(1473~1543) ポーランドの天文学者・聖職者。彼の地動説は、天文学に革命的な転換をもたらした。
ゴヤ ゴヤ(1746~1828) スペインの画家。性格描写に優れた肖像画や、戦争の残忍さを告発する多くの作品を描く。光と影の巧みな描写はのちの印象派に影響を与えた。「着衣のマハ「裸のマハ」「五月三日の処刑」
ゴルバチョフ ゴルバチョフ(1931~) ソ連の政治家。1980年、共産党政治局員、1985年、書記長。ペレストロイカを推進。1989年、最高会議議長、翌年初の大統領となったが、1991年、ソ連崩壊の際に辞任。1990年、ノーベル平和賞。
コルベール コルベール(1619~1683) ルイ14世に仕えた市民出身の政治家。財務総監として特権マニュファクチュア(各種産業の製造工場)の創設や東インド会社の再興などの重商主義政策を推進。
コロンブス コロンブス(1451~1506) ジェノヴァ生まれの航海者。スペインのイサベル女王の援助で大西洋を西航、1492年、現バハマ諸島に到着。インドの一部と信じた。
コンスタンティヌス コンスタンティヌス(274~337) キリスト教を公認したローマ皇帝(在位306~337年)。313年 ミラノ勅令でキリスト教を公認。325年 ニケーア公会議を招集し、アタナシウス派を正統とする。330年 ビザンティウムをコンスタンチノープルと改めて遷都。
サダト サダト(1918~1981) エジプトの軍人・政治家。1970年大統領。イスラエルとの和平に尽力し、和平反対派により暗殺。1978年ノーベル平和賞。(Anwar Sadat)
ザビエル ザビエル(1506~1552) スペインの日本最初のキリスト教伝道者。1549年鹿児島に上陸、日本各地を巡歴。のち広東港外で病死。「インドの使徒」の称号で聖者に列せられた。フランシスコ・ザビエル。
サラディン サラディン(1138~1193) エジプトのアイユーブ朝の建設者。クルド出身。1174年君主を名のる。第3次十字軍との戦いで有名。英明・寛容な君主として、今日もなおイスラム教徒の間に人気がある。サラーフ・アッディーン。
サルゴン サルゴン(在位BC2334~BC2279) バビロニアのアッカド王国の創建者。BC2268年、シュメールとエラムの都市国家を制圧してメソポタミアを統一した。アッカドのサルゴン。(Sargon)
サン・シモン サン・シモン(1760~1825) フランスの空想的社会主義者。アメリカ独立戦争に義勇兵として参加。人の能力が自由に発揮できる産業社会の実現を求めた。
シアヌーク シアヌーク(1922~) カンボジアの政治家。1941年国王に即位し、1955年譲位。1960年国家元首。のち亡命先の北京などで活動。1993年国王に復位、2004年退位。シハヌーク。(Norodom Sihanouk)
シェークスピア シェークスピア(1564~1616) エリザベス期最大の詩人・劇作家。四大悲劇「ハムレット」「オセロー」「マクベス」「リア王」
ジェファーソン ジェファーソン(1743~1826) アメリカ合衆国の政治家。アメリカ独立宣言を起草。のち米第3代大統領に就任(在位1801~1809年)トマス・ジェファーソン。
ジェームズ1世 ジェームズ1世(1566~1625) イングランド王。(在位1603~1625)スチュアート王朝の祖。スコットランド王としては6世。1603年イングランド王位を継承して大ブリテン島を同君連合のもとに置いた。王権神授説を唱え、英国国教会強硬派を支持、議会と衝突。
ジェームズ2世 ジェームズ2世(1633~1701) スチュワート朝第4代イングランド王(在位1685~1688)チャールズ1世の三男。カトリックを復興、専断的政治を行なったため、1688年名誉革命によって王位を追われ、フランスに亡命。
シェリーフェン シェリーフェン(1833~1913) ドイツ帝国の軍人、陸軍元帥。軍事戦略家であり、1905年、第二次世界大戦に至るまで使われ続けた対露仏侵攻作戦「シュリーフェン・プラン」を考案した。
ジェンナー ジェンナー(1749~1823) イギリスの医師。種痘の創始者。牛痘にかかった乳しぼりの女が天然痘にかからないことに注目、研究の結果1796年、牛痘を8歳の少年フィップスに接種、天然痘に免疫となることを証明。
ジグムント1世 ジグムント1世(1467~1548) ポーランド王、リトアニア大公(在位1506~1548)1525年、崩壊の危機にしたドイツ騎士団をプロイセン公国としてその保護下に置いた。農業振興など内政改善に尽力したほか、ルネサンス彫刻、建築、絵画を収集紹介し、ポーランド・ルネサンスの全盛期を築いた。老王。
シコウテイ 始皇帝(BC259~BC210) 秦王朝の建国者、中国最初の皇帝(在位前247~前210年)第31代秦王政がほかの6国を滅ぼして中国を統一。焚書坑儒、文字・貨幣・度量衡の統一、万里の長城を修築。
シーザー シーザー(BC100~BC44) 古代ローマ史上もっとも偉大とされる軍人・政治家。前60年 第1回三頭政治。前58年 ガリアに遠征。前44年 ブルータスらの共和主義者によって暗殺される。ジュリアス・シーザー。カエサル。
シバエン 司馬炎(236~290) 西晋の建国者、武帝(在位265~290年)。元の元帝から禅譲され、西晋の初代皇帝となる。280年、占田法(せんでんほう)・課田法施行。
シバセン 司馬遷(BC145~BC86) 前漢の歴史家。前99年、匈奴に捕えられた将軍李陵を弁護して武帝の怒りにふれ宮刑に処せられたが、以後、全力を傾けて中国最初の紀伝体の通史「史記」を完成させた。
シモン・ド・モンフォ シモン・ド・モンフォール(1208~1265) イングランドの貴族。ヘンリー3世に対する貴族の反乱を指導、1265年貴族・聖職者のほか州の騎士と市民の代表を加えた議会を召集。後世「下院の創設者」と呼ばれた。皇太子エドワード1世と戦って敗死。
シャカ 釈迦(BC563~BC483) ゴータマ・シッダールタ。仏教の創始者。シャカ族のカピラ国の王子。29歳で出家し6年間の修行の後、ブッダガヤで解脱、ヴァルナ(カースト)を否定し、八正道による解脱を説いた。
シャルグラン シャルグラン(1739~1811) フランスの建築家。フランス・パラディオ主義建築の代表者の一人。死後完成したパリのエトアール凱旋門 (1836年) の設計者として有名。
シャルル3世 シャルル3世(879~929) カロリング朝西フランク王。(在位893~922)フランスに侵入してきたノルマン人の首長ロロと和解、セーヌ川下流のノルマンディーに領土を与えて定住を許した。
シャルル4世 シャルル4世(1294~1328) カペー朝第14代フランス王(在位1322~1328)フィリップ4世の第3子。ギュイエンヌ地方をめぐり、イングランド王エドワード3世と争い、多額の賠償金を獲得。後継男子なく、2女のみを残す。
シャルル5世 シャルル5世(1337~1380) ヴァロワ朝第3代フランス王(在位1364~1380)。1375年、イングランドから失地の大半を回復、財政を改善、学芸を奨励、賢君と称せられた。
シャルル7世 シャルル7世(1403~1461) ヴァロワ朝第5代フランス王(在位1422~1461)。百年戦争の末期、ジャンヌ・ダルクなどの奮戦によって、カレーを除く全国土をイングランド軍の支配から回復。勝利王。
シャルル8世 シャルル8世(1470~1498) ヴァロワ朝第7代フランス王(在位1483~1498)。イタリアのナポリ王国獲得を画策し、1495年、ナポリ王国に進駐したが、オーストリア、アラゴンが警戒心を募らせ、結局失敗。1498年、再度遠征を企画中事故死した。
シャルル9世 シャルル9世(1550~1574) ヴァロワ朝第12代フランス王(在位1560~1574)。アンリ2世の子。即位後も実権は母后カトリーヌ・ド・メディシスの手中にあった。1572年、母后の圧力に屈して、サン・バルテルミの虐殺を断行した。
シャロン シャロン(1928~2014) イスラエルの政治家。1982年のレバノン侵攻を国防相として指揮、この際、パレスチナ難民キャンプでの虐殺を「黙認」したことにより、パレスチナ人からは「殺人者」とよばれる。2005年9月に占領地ガザからのイスラエル軍撤退を実現した。(Ariel Sharon)
ジャンヌ・ダルク ジャンヌ・ダルク(1412~1431) フランスの愛国者。百年戦争の末期、シャルル7世に献策して軍を委ねられ、イギリス軍を撃破、翌年オルレアンを奪還。のちイギリスと通謀するルーアンの司教らによって異端の宣告を受け、火刑。オルレアンの乙女。
シュウオンライ 周恩来(1898~1976) 中国の政治家。江蘇生れ。日本に留学、五・四運動に際し天津で活動。のちフランスに留学、中国共産党フランス支部を組織。西安事件以来、国共合作に努力。人民共和国成立と共に国務院総理兼外交部長、以後死去まで総理。
シュキ 朱熹(1130~1200) 宋学(朱子学)の大成者。四書を重視し、理気二元論、大義名分論を主張する。
シュゲンショウ 朱元璋(1328~1398) 中国、明王朝の建国者、太祖、光武帝(在位1368~1398年)。紅巾の乱の指導者。1368年、元を北方に追い、明を建国。都は南京。農村に里甲制を実施して復興に努める。
シュタイン シュタイン(1757~1831) プロイセンの政治家。ナポレオンによるプロイセンの敗北後、首相(在位1807~1808)として近代化に努力。
シュトラウス シュトラウス(1835~1916) オーストリアの作曲家。「ワルツの父」ヨハン・シュトラウス1世の息子。「ワルツ王」。ウィンナ・ワルツを芸術作品にまで高めた。代表作「美しき青きドナウ」「ウィーンの森の物語」「こうもり」など。ヨハン・シュトラウス2世。
シュトレーゼマン シュトレーゼマン(1878~1929) 対仏協調政策をとったドイツ外相。ワイマール共和国が比較的安定していた時期に外交を担当し、国際社会での信頼を高めた。1925年 ロカルノ条約調印。
ジュンシ 荀子(BC298~BC235) 戦国時代末期の儒家。孔子の説を継承し、孟子の性善説に対して性悪説を唱える。
ショウカイセキ 蒋介石(1887~1975) 孫文の死後、北伐を完成した中国国民党の指導者。1926年 北伐を開始(~1928年)1927年 上海クーデタで国共合作政府の左派を弾圧し、南京国民政府を樹立。国民政府主席となり、反共独裁の姿勢を貫いた。
ショオウ 商鞅(~BC338) 法家の思想家。秦の孝公に仕え、什伍の制(じゅうごのせい)、郡県制の施行を推進。孝公の死後、反対派により、かつて自分が制定した車裂きの刑で処刑された。
ショカツコウメイ 諸葛孔明(181~234) 中国の三国時代の蜀漢の宰相。劉備に「三顧の礼」を受けて仕え、天下三分の計を上申、劉備の蜀漢建国を助ける。劉備死後、子の劉禅を補佐し五丈原で魏軍と対陣中死去。
ジョージ1世 ジョージ1世(1660~1727) イギリス王。(在位1714~1727)アン女王の死後、王位継承法により王位につき、ハノーヴァー朝を開く。英語が話せなかったため、ウォルポールが閣議を主宰して最初の首相に就任。「君臨すれども統治せぬ」王のもとになった。
ショパン ショパン(1810~1849) ポーランドの作曲家・ピアノ奏者。パリに居住。ロマン的な繊細さに基づく独特な鍵盤技法で、ピアノの詩人と呼ばれた。主な作品はエチュード・ノクターン・スケルツォ・ポロネーズ・ワルツ・マズルカなどのピアノ曲。
ジョン王 ジョン王(1167~1216) プランタジネット朝第3代イングランド王(在位1199~1216年)。欠地王。対フランス戦で連敗し、大陸領を失う。1215年 マグナ・カルタ(大憲章)を承認。
スキピオ スキピオ(BC236~BC183) 古代ローマの名族。グラックス兄弟の祖父。第2回ポエニ戦争の際スペインを征し、BC202年、北アフリカのザマにハンニバルを破った。
スターリン スターリン(1879~1953) ソ連共産党書記長(在位1922~1953年)独裁者。1928年第一次五か年計画を開始。1936年スターリン憲法を制定。
スタール夫人 スタール夫人(1766~1817) フランスの批評家、小説家。スタール・ホルシュタイン男爵夫人。フランスにおける初期のロマン派作家として政治思想、文芸評論などを行い、ナポレオンと終生対立した。フェミニズムの先駆者でもある。
ステンカ・ラージン ステンカ・ラージン(1630~1671) ロシアのコサック(騎兵農民)の首長。1667年ヴォルガ沿岸地方で反乱を起こしたが、シンビルスクでツァーリ軍に敗れ、モスクワで処刑。
スパルタクス スパルタクス( ~BC71) 古代ローマの剣士。BC73年奴隷反乱を起こし、7万以上の奴隷が参加したが、クラッススとポンペイウスに鎮圧された。
スメタナ スメタナ(1824~1884) ボヘミアの作曲家。チェコ国民楽派を確立。歌劇「売られた花嫁」、連作交響詩「わが祖国」(高い城・モルダウほか)など。
スレイマン1世 スレイマン1世(1494~1566) オスマン帝国第10代スルタン(在位1520~1566)。版図を西アジア・北アフリカ・東南ヨーロッパに拡張し、帝国の最盛期をなした。法の整備に力を入れ、立法者(カーヌーニー)と呼ばれた。シュレーマン。
セイタイコウ 西太后(1835~1908) 清朝・咸豊(かんぽう)帝の側室で、第10代同治帝の生母。1860年代から40年余にわたって、事実上の女帝として権勢をふるった。変法運動を弾圧。1898年 戊戍の政変。
セク・トゥーレ セク・トゥーレ(1922~1984) フランスから独立したギニア共和国の初代大統領(在位1958~1984)。1958年、当時のガーナ首相エンクルマとともに経済の安定等を目的としたアフリカ諸国連合を結成した。
ゼノン ゼノン(BC490~BC430) ギリシアのエレア学派の哲学者。「ゼノンの逆説」で知られる。
セリム1世 セリム1世(1465~1520) オスマン帝国の第9代スルタン(在位1512~1520)。1512年、父バヤジッド2世を退けて即位。領域拡大を東方へ求め、1517年、エジプトを征服して、アッバース朝カリフの末裔ムタワッキルからカリフ位を奪い、スルタン・カリフ制度を成立させた。(Selim I)
セリム2世 セリム2世(1524~1574) オスマン帝国の第11代スルタン(在位1566~1574)。1571年、ベネチア領ギプロスを制圧。だがローマ法王ピウス5世の提唱によって連合軍が結成され、同年オスマン艦隊はレパントの海戦でカトリック教国の連合軍に敗北。(Selim Ⅱ)
セルバンテス セルバンテス(1547~1616) スペインの作家。生涯は波瀾に富み、レパントの海戦や捕虜生活・入獄も体験。当時流行の小説形式を発展させ、革新的な文学を創造した。主著「ドン・キホーテ」のほか「模範小説集」など。
ソウコクハン 曽国藩(1811~1872) 中国清朝末期の軍人、政治家。湘軍(しょうぐん)を組織して太平天国を破った漢人官僚。その後、李鴻章・左宗棠(さそうとう)らとともに洋務運動を推進。
ソウソウ 曹操(155~220) 三国の魏の始祖。字は孟徳。江蘇沛県の人。権謀に富み、詩をよくした。後漢に仕えて黄巾の乱を平定、袁紹を滅ぼし、華北を統一、魏王となる。その子曹丕が帝を称し魏を建て、追尊して武帝という。廟号は太祖。
ソウヒ 曹丕(187~226) 三国の魏の初代皇帝(在位220~226)。文帝。世祖。曹操の長子。字は子桓。220年後漢の献帝に禅譲を受け、魏王朝を建てた。九品中正を始める。文名があり、著「典論」。
ソクラテス ソクラテス(BC469~BC399) 古代ギリシアの哲学者。プロタゴラスに代表されるソフィストを批判して、客観的真理の存在と知徳合一を説いた。民衆裁判で死刑判決を受け、「悪法も法なり」と称して刑死した。
ソールズベリー ソールズベリー伯爵夫人(1328~1385) ジョーン・オブ・ケント。イングランドのエドワード黒太子の妃。最初のプリンセス・オブ・ウェールズ。3度結婚しており、エドワード黒太子は最後の夫。 ガーター勲章にまつわる伝説がある。ジョアン。
ソフォクレス ソフォクレス(BC496~BC406) アテネ三大悲劇詩人の一人。「オイディプス」「アイアス」。
ソロモン ソロモン(在位BC960~BC922) ヘブライ王国第3代の王。エルサレムにヤハウェ神殿と宮殿を建設。「ソロモンの栄華」といわれる全盛期を現出。その死後、王国はイスラエルとユダに分裂した。
ソロン ソロン(BC640~BC560) アテネの政治家。ギリシア七賢人の一人。前594年 ソロンの改革。
ソンケン 孫権(182~252) 三国の呉の初代皇帝(在位229~252)。字は仲謀。孫堅の次子。劉備と共に曹操の軍を赤壁に破る。魏・蜀に対抗、222年独立し、229年国号を呉と定めて帝位につき、建業(南京)に都した。
ソンブン 孫文(1866~1925) 中国の革命家。民族の独立、民権の伸長、民生の安定の3つを柱とする三民主義を提唱。1911年 辛亥革命。1912年 臨時大統領に就任(在位1912)。1905年中国同盟会を結成。1919年 中国国民党を創設。1924年 第一次国共合作。
タイコウボウ 太公望 (BC11) 中国の周の軍師。周の文王が、渭水で釣りをしていた呂尚を見て、「吾が太公(祖父・古公亶父)、子を望むこと久し」と言ったという「史記(斉世家)」の故事から。 呂尚の尊称。
ダヴィデ ダヴィデ(在位BC1000~BC960) ヘブライ王国第2代の王。エルサレムを都とし、王国の全盛期を現出。
タキトゥス タキトゥス(55~120) ローマの古代ローマ最大の歴史家とされ、史料としての評価は高い。またその著述の文学的評価も高くラテン文学の白銀期の作家の一人。代表作「ゲルマニア」のほか「歴史」「年代記」など。
ダレイオス1世 ダレイオス1世(BC550~BC486) アケメネス朝第3代ペルシア王(在位BC522年~BC486)エーゲ海からインダス川までの領土を統治し全盛期を迎えた。BC500年、3代に渡るペルセポリスの建設に着手。ペルシア戦争を起こしたが、マラトンの戦で敗れた。ダーラーブ。
ダレイオス3世 ダレイオス3世(BC380~BC330) アケメネス朝ペルシア最後の王(在位BC336~BC330)アレクサンドロス大王の侵入にあい、イッソス(BC333)とガウガメラ(BC331)の戦に敗れ、逃走中暗殺された。ダーラー。
タレーラン タレーラン(1754~1838) フランスの政治家。オータンの司教。フランス革命勃発後、教会財産の国有化を提案、法王に破門される。ナポレオン1世およびルイ18世の外相。ウィーン会議では自国領土の保全に成功。
タレス タレス(BC624~546) ギリシアの哲学者。ギリシア科学・哲学の祖。万物の根源を水とした。また、幾何学・天文学・航海術などに通じ最初の宇宙論を論じ、日食を予言した。
ダンテ ダンテ(1265~1321) イタリアのフィレンツェ出身の詩人、哲学者、政治家。イタリア文学最大の詩人で、ルネサンス文化の先駆者と位置付けられる。「神曲」「饗宴」「帝政論」を著す。
チトー チトー(1892~1980) ユーゴスラビアの政治家。第二次大戦で、対独パルチザンを指揮して抵抗。1945年ユーゴスラビア連邦首相、1953年以降大統領(在任1953~1980)。スターリンの指導に従わず、1948年コミンフォルムより民族主義を理由にユーゴは除名。労働者自主管理制度を導入。ティトー。(Tito)
チェーホフ チェーホフ(1860~1904) ロシアの作家。短編の名手、近代演劇の完成者として知られる。帝政末期のロシアの現実を絶望と希望の微妙なニュアンスをもって描いた。「かもめ」「ワーニャ伯父さん」「三人姉妹」「桜の園」
チェンバレン チェンバレン(1869~1940) イギリスの政治家。J.チェンバレンの次男。保健相・蔵相を経て、1937~1940年首相。ミュンヘン会談での譲歩など対独宥和政策を採ったが、1939年ドイツに対して宣戦。
チャーチル チャーチル(1874~1965) 第二次世界大戦中のイギリス首相(在位1940~1945年、1951~1955年)。1941年 ルーズヴェルト米大統領と大西洋上で会談、大西洋憲章を発表。
チャイコフスキー チャイコフスキー(1840~1893) ロシアの作曲家。ドイツ・ロマン楽派の流れをくむ西欧的なものとスラブ的国民音楽とが融合した憂愁・甘美な曲が多い。「白鳥の湖」「眠りの森の美女」「くるみ割り人形」「悲愴」他。
チャールズ1世 チャールズ1世(1600~1649) スチュワート朝第2代イングランド王(在位1625~1649)ジェームズ1世の子。宗教弾圧、スコットランド・アイルランドの反乱発生など数々の失政で議会の反発を生み、清教徒革命が勃発、敗れて処刑された。
チャールズ2世 チャールズ2世(1630~1685) スチュワート朝第3代イングランド王(在位1660~1685)チャールズ1世の次男。クロムウェル時代にフランスに亡命、1660年王政復古とともに即位。次第に専制に傾き、旧教の復活を図って議会と対立。名誉革命の一因を作った。
チャンドラグプタ チャンドラグプタ1世(在位BC317~BC293) インドのマウリヤ朝の創始者。北インドを平定、アフガニスタン全土を獲得した。
チャンドラグプタ チャンドラグプタ2世(在位376~415) インドのグプタ朝第3代の王。西部インドに版図を広げ、文芸も奨励し、グプタ朝の最盛期を現出した。中国名、超日王。
チョウギ 張儀 ( ~BC310) 中国の戦国時代の縦横家。秦の宰相となり、韓・魏・趙などの大国の王に「連衡」策を説いて蘇秦の「合従」策を破った。
チョウキョウイン 趙匡胤(927~976) 宗の初代皇帝、太祖(在位960~976年)。藩鎮(はんちん 武人)勢力を抑えて禁軍を強化、文治政治を推進して君主独裁の中央集権体制の基礎を確立。都は開封。
チョウケン  張騫 ( ~BC114) 中国の旅行家。匈奴挟撃のため武帝により大月氏国に派遣され、途中10数年匈奴に抑留された。その見聞により西域事情が判明し東西交易が活発化した。その後も西域との交流に活躍。
チョウサクリン 張作霖(1875~1928) 日本軍に爆殺された東北軍閥の首領。北伐軍に敗れ北京から引き揚げる途中、奉天郊外で関東軍に爆殺された。
チョウヒ 張飛(~221) 三国の蜀漢の武将。字は益徳また翼徳。河北涿県の人。関羽とともに劉備をたすけて魏・呉と戦い、累進して西郷侯に封ぜられたが、呉討伐の途、部下に暗殺された。
チョーサー チョーサー(1340~1400) イングランドの詩人。近代英詩を創始、「英詩の父」と称される。鋭い人間観察を特色とする独自の文学世界を確立。また、ロンドン英語を文学的標準語の地位につけた。代表作「カンタベリー物語」
チンギス・ハン チンギス・ハン(1167~1227) モンゴル帝国の建国者、太祖(在位1206~1227年)。1206年 チンギス・ハン即位。1219~1225年 西方に遠征。
チンドクシュウ 陳独秀(1879~1942) 中国共産党の初代委員長、文学革命を推進。1915年 上海で「青年雑誌」を創刊。1917年 文学革命(新文化運動)を推進。
ツタンカーメン ツタンカーメン(BC1342~BC1324) 古代エジプト第18王朝のファラオ(在位BC1333~BC1324)。前王の始めた新宗教を廃して代々のアモン神の崇拝にたち帰り、都をテーベに戻した。1922年「王家の谷」にあるその墳墓が豪華な副葬品とともに発掘された。(Tutankhamun)
ツルゲーネフ ツルゲーネフ(1818~1883) ロシアの作家。農奴制や余計者、女性の自立などの社会問題をすぐれた詩人的感性でとらえ、多くの長編を残す。「猟人日記」「ルージン」「貴族の巣」「初恋」「その前夜」「父と子」「処女地」
ディオクレティ ディオクレティアヌス(245~313) ローマ皇帝(在位284~305年)。自らドミヌスと称してドミナートゥス(専制君主制)を始める。帝国を東西に二分、自身は東の正帝となり、帝国を4人で共同統治した。
ディケンズ ディケンズ(1812~1870) イギリスの小説家。ヴィクトリア朝の英国社会を諧謔と共感を込めて描いた。小説「オリヴァー・トゥイスト」「クリスマス・キャロル」「デヴィッド・カパフィールド」「二都物語」など。チャールズ・ディケンズ。
ディスカウ ディスカウ(1925~2012) フィッシャー・ディスカウ。ドイツのバリトン歌手。歌劇・リート・宗教曲などで幅広く活躍、すぐれた技巧と知的な表現力で知られる。
ディズレイリ ディズレイリ(1804~1881) イギリス帝国主義を始めた保守党の政治家(在位1868、1874~1880年)。1877年 インド帝国を樹立。
ティムール ティムール(1336~1405) ティムール帝国の創始者(在位1369~1405年)。モンゴル系土豪の出身。1369年ティムール帝国を創始、サマルカンドに都。1381年アフガニスタン・イラン遠征。1393年イル・ハン国征服。1402年 アンカラの戦でオスマン・トルコのバヤジット1世を破る。チムール。(Timur)
テイワ 鄭和(1371~1434) 明の南海遠征の指揮官。イスラム教徒で宦官。永楽帝時代に6回、宣徳帝時代に1回、計7回の南海遠征。
テオドシウス テオドシウス(在位379~395) ローマ皇帝。ローマ帝国最後の統一を果たした。392年キリスト教を国教化。引退時に帝国を二分して二人の息子に譲り、ローマ帝国の東西分裂を確定づけた。以後西ローマは混乱没落していく。
テオドラ テオドラ(500~548) 東ローマ皇帝ユスティニアヌス1世の皇后。貧しい踊り子から皇后にまでのし上がり、夫を助けて国政に関与した。532年ローマ市民による「ニカの乱」では、亡命しようとする夫を押しとどめて、反乱を鎮圧させた。
デ・クラーク デ・クラーク(1884~1923) 南アの政治家。弁護士を経て政界入りし、国会議員、鉱山相、内相などを歴任。1989年国民党党首・大統領。1991年アパルトヘイトを全廃し、1994年マンデラ政権第2副大統領、1996年辞任、1997年政界引退。1993年マンデラとともにノーベル平和賞受賞。(De Klerk)
デュマ デュマ(1802~1870) アレクサンドル・デュマ。フランスの小説家・劇作家。小デュマの父。作「三銃士」「モンテ・クリスト伯」など。大デュマ。
デュマ デュマ(1824~1895) アレクサンドル・デュマ。フランスの劇作家・小説家。大デュマの子。「椿姫」のほか、問題劇の作が多い。小デュマ。
テレサ テレサ(1910~1997) マケドニアのカトリック修道女。「神の愛の宣教者会」を設立。インドのカルカッタで、「死を待つ貧しい人の家」を開き、病める人々や貧しい人々への奉仕を行う。ノーベル平和賞受賞。マザー・テレサ。
トウエンメイ 陶淵明(陶潜) (365~427) 中国の東晋の詩人。役人生活の束縛を嫌って「帰去来辞」を賦して辞任し、故郷に帰って酒と菊を愛し自適の生活を送った。その詩文は平淡で自然な表現を特徴とし、日本でも愛好された。
トウオウ 湯王(在位BC1600~) 中国古代、殷(いん)王朝の始祖。天乙(てんいつ)ともよばれる。夏の桀(けつ)王を討ち、殷を建国、亳(はく)に都した。
トウショウヘイ 鄧小平(1904~1997) 中国の政治家。四川出身。フランスに留学。1945年中国共産党中央委員。党総書記・副総理などを歴任。文化大革命中批判を受け、2度にわたり失脚、四人組逮捕後再復活、中国の最高実力者となり、改革・開放政策を推進。
トウチュウジョ 董仲舒 (BC176~BC104) 中国の前漢の儒学者。武帝のとき、五経博士を置き儒教を統一国家を支える原理とすべきことを建言。後世の儒学隆盛のもとをつくった。
ド・ゴール ド・ゴール(1890~1970) フランスの政治家。パリ解放後、臨時政府の首班に指名。 1947年、国民連合を結成したが、1953年解散し政界を引退。 1958年アルジェリア危機に際し政権の座に復帰、第五共和政を発足させ、大統領となり、1969年まで在職。
ドストエフスキー ドストエフスキー(1821~1881) ロシアの小説家。体制批判の結社に加わって逮捕・流刑を体験。秘密結社内部の同志殺害・父殺しなどの題材によって社会と人間の深部を照らし出し、20世紀文学に強い影響を与えた。代表作「罪と罰」「白痴」「カラマーゾフの兄弟」など。
トトメス3世 トトメス3世(在位BC1479~BC1425) エジプト第18王朝第6代のファラオ。義母ハトシェプスト女王の死後実権を握り、アジアを含む史上最大の帝国を建設した。カルナック神殿(Karnak)の壁画に一代の治績を刻んだ。(Thutmose III)
トホ 杜甫(712~770) 盛唐(玄宗のころ)の詩人。「詩聖」といわれ、「春望」「北征」「兵車行」などの作品。
トマス・アクィナス トマス・アクィナス(1225~1274) 中世ヨーロッパ、イタリアの神学者、スコラ哲学者。シチリア王国出身。ドミニコ会士。スコラ哲学を大成した「神学大全」で知られる
トマス・モア トマス・モア(1478~1535) イングランドのヒューマニスト・大法官。1516年 第1次囲い込みを風刺した「ユートピア」を著す。
ドラクロワ ドラクロワ(1798~1863) フランスの画家。強烈な色彩と動的な構図による劇的な表現でロマン主義を代表。作「民衆を率いる自由の女神」「サルダナパールの死」など。
トラヤヌス トラヤヌス(在位98~117) ローマの第13代皇帝、五賢帝の一人。元老院と協調してローマ市の整備に努め、積極的な対外発展によってメソポタミアまで進出、在位中にローマ帝国の版図は最大となった。
トランプ トランプ(1946~) ドナルド・トランプ。第45代米国大統領(在任2017~)。不動産会社トランプ・オーガナイゼーションの会長兼社長も務める。(Donald Trump)
トルストイ トルストイ(1828~1910) ロシアの作家。複雑なロシア社会を描き、リアリズム文学の最高峰とされる。また人道主義の立場から社会・宗教・人生の問題について生涯煩悶を重ねた。「戦争と平和」「アンナ・カレーニナ」
トルーマン トルーマン(1884~1972) 米第33代大統領(在位1945~1953)第2次大戦後、反共路線を明確に打出し、1947年トルーマン・ドクトリンを宣言。マーシャル・プランによるヨーロッパ復興援助や北大西洋条約機構 NATOの結成をはかるなど封じ込め政策を推進。
ドレーク ドレーク(1543~1596) イングランドの航海者、提督。もと海賊。1587年スペインの港カディスを襲撃し、翌年のアルマダ(無敵艦隊)の来襲時には司令官の1人として活躍、火船戦術で敵を混乱に陥れた。
トロツキー トロツキー(1879~1940) 世界革命論を主張した、ロシアのマルクス主義者・革命家。レーニンを助けて十一月革命を遂行したが、レーニンの死後、スターリンの一国社会主義に敗れて国外追放、暗殺される。
ナイチンゲール ナイチンゲール(1820~1910) イタリアのフィレンツェ生まれのイギリスの看護婦。クリミア戦争に従軍して傷病兵を献身的に看護クリミアの天使と呼ばれた。看護婦の名誉と社会的地位を高め、赤十字運動の機運をつくった。
ナセル ナセル(1918~1970) エジプト大統領(在任1956~1958)。1952年エジプト革命を指導し王制を打破。1956年大統領に就任。ネルーらと非同盟主義外交を推進するとともに、スエズ運河の国有化、シリアとの併合によるアラブ連合共和国(1961年解体)の成立を実現。(Gamal Abdel Nasser)
ナポレオン ナポレオン・ボナパルト(1769~1821) フランス皇帝(在位1804~1814、1815年)。1796年 イタリア遠征司令官としてオーストリアを破る。1804年皇帝。1812年 ロシア遠征、ライプツィヒの戦に破れ退位。1815年 再び帝位。1815年 ワーテルローの戦に破れ、退位。
ナポレオン3世 ナポレオン3世(1808~1873) フランス第二帝政の皇帝(在位1852~1870年)。ナポレオン1世の甥。1870年 普仏戦争が始まる。ナポレオン3世、セダンで捕虜となり、第二帝政崩壊。
ニコライ1世 ニコライ1世(1796~1855) ロシア皇帝(在位1825~1855)パーベル1世の子。デカブリスト反乱を鎮圧、秘密警察を設けて典型的な専制政治を行った。バルカン制覇をめざし露土戦争、クリミア戦争を起こして失敗。
ニコライ2世 ニコライ2世(1868~1918) ロマノフ朝第14代最後のロシア皇帝。 (在位1894~1917) 1917年、2月革命により退位、シベリアで家族とともに銃殺された。日露戦争では皇帝として指揮をした。
ニュートン ニュートン(1642~1727) イングランドの数学・物理学者。万有引力の法則を発見。「プリンキピア」を著す。
ネブカドネザル ネブカドネザル2世(~BC562) カルデア王国(新バビロニア王国)第2代の王(在位BC605~BC562)。アッシリアに次いでユダ王国を滅ぼし、BC587年にはエルサレムを破壊し、多数のユダヤ人を強制移住させた。(Nebuchadnezzar Ⅱ)
ヌルハチ ヌルハチ(1559~1626) 中国、清朝初代の皇帝。太祖(在位1616~1626)。中国東北部、建州女真族の一首長から起こり、女真諸部を征服して汗位につき、国号を後金と称。満州文字や八旗制度を制定、清朝の基礎を確立。明を征討中に陣没。(Nurhaci)
ネール ネール(1889~1964) インドの政治家。国民会議派の指導者としてM.K.ガンディーらと民族運動を指導。インド独立後は初代首相(在任1947~1964)。インドにおける議会制民主主義と政教分離主義の発展に寄与し、対外関係では非同盟政策を展開した。ネルー(Jawaharlal Nehru)
ネルソン ネルソン(1758~1805) イギリスの提督。1793年以降フランス軍などと各地に転戦して右眼・右腕を失い、1798年ナイル河口アブキール湾でエジプト遠征のフランス艦隊を撃滅、1805年フランス・スペイン連合艦隊をトラファルガー沖に撃滅し、自らも戦死。
ネロ ネロ(在位54~68) ローマの「暴君ネロ」として知られる。初め哲人セネカらの後見で善政を行なったが、次第に放恣(ほうし)残虐となり母・妻を殺害。64 年のローマ大火をキリスト教徒の仕業として迫害、孤立し自殺。
ハイドン ハイドン(1732~1809) オーストリアの作曲家。「交響曲の父」「弦楽四重奏の父」と称される。古典派音楽の確立者。管弦楽の近代的編成法など、音楽の発展に努力。代表作はオラトリオ「天地創造」交響曲「時計」
ハイネ ハイネ(1797~1856) ドイツの詩人。フランス七月革命を契機にパリに亡命、ドイツの反動と俗物性を痛烈に批判する評論を書き、民衆の解放をめざす革命詩人として活躍。詩集「歌の本」
ハインリヒ1世 ハインリヒ1世 (875~936) ドイツ王(東フランク王)。オットー1世の父。919年ザクセン王家(在位919~936)を開く。マジャル人に対する防衛戦に成功、北方のデーン人、東方の西スラヴ人と戦い、王国領土を拡張させた。鳥獣王。
ハインリヒ4世 ハインリヒ4世(1050~1106) 神聖ローマ皇帝。叙任権闘争で一時法王グレゴリウス7世に屈服。(カノッサの屈辱)反撃して対立法王としてクレメンス3世を立てたが頓挫した。
パウロ パウロ(~64) キリスト教伝道者。もと熱心なユダヤ教徒でキリスト教徒の迫害に加わったが、幻視の中で復活したキリストに接して回心し、生涯を伝道に捧げ、64年ローマで殉教。「異邦人の使徒」といわれた。
ハクキョイ 白居易 (772~846) 中国の中唐の詩人・官僚。高級官僚の権力闘争にいや気がさし、晩年は詩と酒と琴を友とする生活を送った。その詩は平易明快で広く民衆に愛された。「長恨歌」「白氏文集」が有名。
バチスタ バチスタ(1901~1973) キューバ大統領(在位1940~1944)。1934年反革命を成功させ、キューバの実力者として君臨するとともに彼とその軍隊は米国による支配の支柱となった。カストロの率いる反バチスタ闘争を厳しく弾圧。のち政権の座を追われ、亡命。バティスタ(Batista)
バッハ バッハ(1685~1750) ドイツの作曲家。ライプチヒなどで教会のオルガン奏者、宮廷楽長、音楽監督などに任じ、受難曲・ミサ曲などの宗教音楽、種々のカンタータ、ソナタ・協奏曲・組曲などの器楽曲を多作し、バロック音楽を集大成した。
ハトシェプスト ハトシェプスト(在位BC1479~BC1458) エジプト第18王朝第5代の女王。夫王トトメス2世の早逝後幼年で即位した庶腹のトトメス3世の摂政として国政の実権を握った。トトメス1世以来の征服政策から平和交易外交に転じ、アフリカ交易を推進した。(Hatshepsut)
ハドリアヌス ハドリアヌス(76~138) ローマ皇帝 (在位117~138)五賢帝の一人。辺境に「ハドリアヌスの長城」北辺国境と定めた。アテネを愛しオリュンピア、ゼウスの神殿を造らせ,ほかにも公共施設を多く建設させた。
バブーフ バブーフ(1760~1797) フランスの思想家・革命家。共産主義的陰謀を計画。1796年 共産主義的陰謀が発覚、逮捕され翌年処刑される。
バーブル バーブル(1483~1530) インドのムガル帝国初代皇帝(在位1526~1530)。ティムール5世の孫。中央アジアの小王国の王であったが、1526年パーニーパットの戦いでロディー朝の大軍を破り首都デリーを占領、続いて北インド主要部を征服。トルコ語による回想録は傑作とされる。(Babur)
パブロ・カザルス パブロ・カザルス(1876~1973) スペイン・カタルーニャ出身の作曲家。幼少の頃よりピアノ、オルガン、ヴァイオリンを学んだ。バッハの「無伴奏チェロ組曲」を復活し、チェロ奏法を改革した20世紀の巨匠。多数のレコードを録音。作曲作品にカタロニア民謡による「鳥の歌」など。(Pablo・Casals)
ハミト2世 ハミト2世(1842~1918) アブデュル・ハミト2世。オスマン帝国第34代スルタン。(在位1876~1909)即位後、ミドハト憲法を発布。だが後露土戦争で敗北し議会の批判を受ける。非常事態を口実に憲法を停止し議会も閉鎖。以後専制体制が復活してしまった。
バヤジット1世 バヤジット1世(1360~1403) オスマン帝国の第4代スルタン。1402年 アンカラの戦で、小アジアに侵攻したティムールを迎え撃った。だが敗北して捕虜となり、8か月後没した。
ハルドゥーン ハルドゥーン(1332~1406) チュニスの歴史家。イブン・ハルドゥーン。その著「イバルの書」は記念碑的なアラブ民族史。その序章の「歴史序説」の中で、独自の歴史哲学(循環的な歴史観)を展開した。
ハールーン・アッラ ハールーン・アッラシード(763~809) アッバース朝の第5代カリフ。(在位786~809)アナトリアに遠征し、インド王やフランクのカール大帝と使節、贈り物を交換した。多くの詩人、楽師を保護し、アッバース朝の黄金時代を築いた。
パーレビ パーレビ(1919~1980) イラン・パフラヴィー朝第2代の王(在位1941~1979)大戦中影響力を強化したアメリカとの関係の緊密化を計った。経済政策の失敗と、独裁に対する国民の不満の急激な増大のなかで、1979年のイスラム革命により打倒された。
ハルデンベルク ハルデンベルク(1750~1822) プロイセンの政治家。1810年、シュタインの後を継いで宰相となり、ウィーン会議に全権として出席し、領土拡大に成功。ギルドの廃止、商業の自由の確立、各種税制の改革などに尽力した。
バルフォア バルフォア(1848~1930) アーサー・ジェームス・バルフォア。イギリスの政治家。1902~1905年首相。第一次大戦中の1917年、外相としてユダヤ人のパレスチナ復帰支持を約した「バルフォア宣言」を発表。(Arthur James Balfour)
ヒューズ ヒューズ(1905~1976) ハワード・ヒューズ。アメリカの実業家・映画製作者・飛行家・発明家である。彼は20世紀を代表する億万長者として知られ、「資本主義の権化」「地球上の富の半分を持つ男」と評された。(Howard Hughes)
ハンコ 班固 (32~92) 中国の学者。班超の兄。父班彪(はんひょう)の遺志を継いで、「史記」に続く正史「漢書」を著した。大将軍竇憲(とうけん)の罪に連座し、獄死したため、妹の班昭が一部の未完部分を書いた。
ハンチョウ 班超 (32~102) 中国の武将。班彪(はんひょう)の子。班固の弟、班昭の兄。西域諸国を服属させ西域都護となり、50余国を統轄した。97 年、部下を大秦(ローマ帝国)のアウレリウスに派遣した。「虎穴に入らずんば」が有名。
ハンニバル ハンニバル(BC247~183) カルタゴの将軍。アルプス山脈を越えてイタリアへ進軍し、第二次ポエニ戦争を始める。カンネーの戦いなどでローマを苦しめたがザマの戦いで大スキピオに敗北。のち小アジアで自殺。
ハンムラビ ハンムラビ(BC1810~BC1750) 古バビロニア(バビロン第1王朝)第6代の王(在位BC1792~BC1750)。全メソポタミアを統一し、ハンムラビ法典を制定。復讐法・身分法を特色とする成文法。
ビスマルク ビスマルク(1815~1898) ドイツ帝国初代宰相(在位1871~1890年)。ドイツ統一の立役者。1871年 ドイツ帝国成立、初代宰相に就任。1878年 社会主義者鎮圧法を実施。1879年 ドイツ・オーストリア同盟。1882年 三国同盟。
ヒッパルコス ヒッパルコス(BC190~125) ギリシアの天文学者。精密な観測と三角法を利用し、太陽や月までの距離を算出。また、1000個以上の恒星表を作成し、春分点移動を発見。古代天文学を体系化した。
ヒトラー ヒトラー(1889~1945) 国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)の党首・総統(在位1933~1945年)。ベルサイユ体制打破と反ユダヤ主義、反共産主義を唱え、1933年に政権獲得、徹底的な独裁でドイツに恐怖政治をしく。第二次世界大戦を引き起こす。
ピピン ピピン(714~768) フランク王。(在位751~768)カール・マルテルの子。カール大帝の父。メロビング王家の宮宰(執事長)であったが政治の実権を握り、法王の支持のもとにメロビング朝を倒し、カロリング朝を開く。短躯王。小ピピン。
ヒポクラテス ヒポクラテス(BC460~377) ギリシアの医師。医術を魔法や迷信から解放し、経験を重んじる科学的医学の基礎を確立。医学の祖。「ヒポクラテスの誓い」は医道の範を示す文。「芸術は長く、人生は短い」を残す。
ピョートル1世 ピョートル1世(1672~1725) ロシア絶対王政を確立した皇帝(在位1682~1725年)。1700~1721年 北方戦争でスウェーデンを破る。北方戦争中、ペテルブルクを建設。ピョートル大帝。
ビンラディン ビンラディン(1957~2011) オサマ・ビンラディン。サウジアラビア出身イスラム過激派テロリスト。アルカイダ司令官であり、米同時多発テロ事件をはじめとする数々のテロ事件の首謀者とされる。2011年、米国海軍特殊部隊によって、パキスタンで殺害された。
ファイサル1世 ファイサル1世(1885~1933) イラク国王(在位1921~33年)。イギリスの後押しで、1921年イラク国王となる。1925年憲法を発布、1930年イギリス・イラク条約を締結し、1932年国際連盟に加盟して、イラク王国の独立の体裁を整えた。(Faisal I of Iraq)
フィリップ2世 フィリップ2世(1165~1223) カペー朝第7代フランス王(在位1180~1223)第3回十字軍に参加。イングランド王と戦って領土を拡大、司法・行政組織を整備し、カペー朝の権勢を内外に示した。
フィリップ4世 フィリップ4世(1268~1314) カペー朝第11代フランス王(在位1285~1314)1302年、国内の聖職者に対する課税問題で、法王ボニファティウス8世と争い、国内の支持を得るため三部会を招集。法王をローマ郊外のアナーニで捕え憤死させた(1303年)。
フィリップ6世 フィリップ6世(1293~1350) ヴァロワ朝初代フランス王(在位1328~1350)カペー朝の男子絶系のため即位。イングランド王エドワード3世のフランス王位要求をしりぞけ、百年戦争を始めた。
フィリッポス2世 フィリッポス2世(BC382~BC336) 初代マケドニア王。(在位BC359~BC336)アレクサンドロス大王の父。カイロネイアの戦いでアテネ・デバイ連合軍を破り、コリントス同盟の盟主となってギリシアの覇権を握った。 ピリッポス2世。
フェリペ2世 フェリペ2世(1527~1598) スペイン絶対主義全盛期の王(在位1556~1598年)。1571年 レパントの海戦でオスマン・トルコ艦隊を破る。1588年 無敵艦隊がイングランドに破れ、国力は衰退へ。
フェルドウスィー フェルドウスィー(934~1025) ペルシア詩人。代表作は、ペルシア歴代の王や英雄を詠った叙事詩「シャー・ナーメ」(王の書)アラブに征服されたペルシア民族の精神を高揚させるために作ったといわれる。
ブオウ 武王(在位BC1046~BC1043) 中国、周王朝の始祖。文王の子。父の没後、紂王(ちゅうおう)を討って殷(いん)を滅ぼし天下を統一、鎬京(こうけい)を都として即位。封建制度を創始。
フサ 夫差 (~BC473) 中国の春秋時代の呉の王。敗死した父、闔閭(こうりょ)の仇をうつため艱難を重ね、ついに越王勾践を破ったが、のち、勾践に敗れた。 臥薪嘗胆、 会稽の恥、呉越同舟。
フセイン フセイン(1937~2006) イラクの政治家。1979年大統領に就任。1990~1991年のクウェート併合が湾岸戦争を招き、敗北。2003年アメリカ軍により拘束、のちイラク高等法廷で死刑。サダム・フセイン。(Saddam Hussein)
フセイン フセイン(1853~1931) メッカの大守。ヘジャズ王(在位1916~1924)。1916年のアラブ反乱の代表者。アラブ独立をめざしたが、イブン・サウードにヘジャズを攻略され、亡命。フサイン(Hussein)
プーチン プーチン(1952~) ウラジミル・プーチン。ロシア連邦の政治家。第2代ロシア連邦大統領(在任2000~2008)。第4代ロシア連邦大統領(在任2012~)。チェチェン強硬策で、国民からの高い支持を得た。(Vladimir Putin)
ブッシュ ブッシュ(1924~) 米第41代大統領(在位1989~1993)1990年イラク軍のクウェート侵攻に介入、湾岸戦争を指揮した。1992年の大統領選で民主党のクリントンに敗れた。
ブッシュ ブッシュ(1946~) 米第43代大統領 (在位2001~2009)9.11事件を契機に、タリバンの根拠地アフガニスタンを制圧。イラク、イラン、北朝鮮を「悪の枢軸」と規定し、2003年イラク戦争を米英主導で実行、翌月フセイン政権を倒した。
ブテイ 武帝(BC159~BC87) 前漢全盛期の第7代皇帝(在位前141~前87年)。貨幣統一、均輸法、平準法、鉄や塩の専売制。儒学を官学化。董仲舒の建言、五経博士をおく。匈奴征討。前108年 朝鮮征服。
プトレマイオス プトレマイオス13世(BC63~BC47) エジプトのヘレニズム国家プトレマイオス朝のファラオ。プトレマイオス12世の子で姉にベレニケ4世、クレオパトラ7世、アルシノエ4世、弟にプトレマイオス14世。
フビライ・ハン フビライ・ハン(1215~1294) 中国元朝の建国者、世祖(在位1271~1294年)。チンギス・ハンの孫。1260年モンゴル帝国第5代皇帝。1264年大都遷都。1271年国号を元。1274年 日本遠征(文永の役)。1279年南宋を滅ぼす。1281年日本再遠征(弘安の役)
プラトン プラトン(BC427~BC347) 古代ギリシアの哲学者。ソクラテスの弟子。イデア論の提唱者。アテネ郊外にアカデミア(大学)を創立。著書「ソクラテスの弁明」「饗宴」「国家論」。
フランコ フランコ(1892~1975) スペインの軍人・政治家。人民戦線内閣を倒した右派勢力の指導者。1931年 ブルボン朝が倒れる。1936年 アサーニャを首相とする人民戦線内閣が成立。1936~1939年 フランコの戦で反乱、人民戦線内閣を倒す。
フランツ・シュテ フランツ・シュテファン(1708~1765) フランツ1世。ロートリンゲン公。マリア・テレジアの夫。婚姻により神聖ローマ皇帝位を継承するが、自身が領していたロレーヌ(ロートリンゲン)公国はフランスへ譲らなければならなかった。
フランツ・フェル フランツ・フェルディナント(1863~1914) オーストリア・ハンガリー帝国の皇位継承者、エスターライヒ・エステ大公。サラエボでセルビア人民族主義者によって暗殺された(サラエボ事件)。
フリードリヒ1世 フリードリヒ1世(1122~1190) ローマ王(在位1152~1190)及びイタリア王(在位1155年~1190)、並びに神聖ローマ皇帝(在位1155~1190)ホーエンシュタウフェン朝第2代の王で初代皇帝。赤髭王。
フリードリヒ2世 フリードリヒ2世(1712~1786) プロイセンの啓蒙専制君主(在位1740~1786年)。ヴォルテールやダランベールらと交わり、「反マキァヴェリ論」で、君主は国家第一の僕たるべきことを主張。常備軍を強化。「フリードリヒ法典」編纂。1756~1763年、七年戦争。
フリードリヒ3世 フリードリヒ3世(1463~1525) ザクセン選帝侯(在位1486~1525)学問に関心をもち、ヴィッテンベルク大学を創設。ウォルムス帝国議会でのルターの処罰後ワルトブルク城にかくまい、プロテスタントを保護した。賢明公。
フリードリヒ・ヴィル フリードリヒ・ヴィルヘルム1世(1688~1740) プロイセン王(在位1713~1740)。フリードリヒ大王の父。強大な常備軍をつくりあげ、絶対王政を確立した。
フルシチョフ フルシチョフ(1894~1971) スターリン批判を行ったソ連共産党第一書記。1953年 スターリンの死で党第一書記となる。1956年 党大会でスターリン時代の独裁政治を批判、平和共存政策を推進。自由化の動きが強まる。1958年 首相となる。
プルタルコス プルタルコス(46~120) 古代ギリシアの哲学者・著述家。プラトン哲学の流れを汲み、博覧・多識。ローマ・アレクサンドリア・ギリシアなどを巡歴、講説した。著は、古代偉人の列伝である「英雄伝」(対比列伝)のほか、「倫理論集」など。プルターク。
ブレジネフ ブレジネフ(1906~1982) ソ連の政治家。1952年ロシア共産党幹部会員候補兼書記として頭角を現し、党務関係の要職を歴任。フルシチョフ失脚で党第一書記となり、国際緊張の緩和、平和共存の二原則に基づくいわゆるブレジネフ路線を推進した。
プロコピオス プロコピオス(500~562) 東ローマ帝国の歴史家・政治家。パレスティナのカイサレイア出身。ユスティニアヌス1世時代に東ゴート王国征服戦争などに従軍し、それらの記録を残した。著作「戦史」「建築について」「秘史」
ベギン ベギン(1913~1992) イスラエル首相(在任1977~1983)。1979年エジプトと平和条約(キャンプ・デービッド合意)調印。ノーベル平和賞。1981年ゴラン高原を併合。1982年のレバノン侵攻後、パレスチナ人虐殺事件で国内外から批判を浴びる。(Menachem Begin)
ベーコン フランシス・ベーコン(1561~1626) イングランドの哲学者・政治家。自然に従うことによってのみ自然を征服できるという信念のもと、経験と観察によって実在の法則を取り出すことを重視し「帰納法」の基礎を確立した。
ベーコン ロジャー・ベーコン(1214~1294) イギリスの哲学者・科学者。フランシスコ会士。確かな認識は経験や実験によって得られるとし、実験科学のさきがけとなった。「大作品」ほかの著があり「驚異博士」と称される。
ヘシオドス ヘシオドス(BC700) ギリシアの詩人。自伝的記述を織り込みながら、正義、農事、日の吉凶を神話・格言を交えて説いた教訓詩「労働と日々」、天地の生成と神々の系譜を歌った「神統記」を残した。
ペテロ ペテロ(~64) キリスト十二使徒の筆頭。原名シモン。ガリラヤの漁夫でイエスの弟子となり、その昇天ののち伝道に尽くし、晩年ローマでネロ帝の迫害を受けて殉教。
ベートーヴェン ベートーヴェン(1770~1827) ドイツの作曲家。主にウィーンで活動。古典派三巨匠の一人で、ロマン派音楽の先駆。9曲の交響曲や歌劇「フィデリオ」のほか「荘厳ミサ曲」ソナタ・弦楽四重奏曲・協奏曲など不朽の傑作を多く遺した。
ベネディクトゥス ベネディクトゥス(480~547) ベネディクト修道会の創立者。イタリア中部、ヌルシア生れ。モンテ・カッシーノ修道院を創立。その戒律は長くヨーロッパの定住型修道生活の原点となった。ヌルシアのベネディクトゥス。
ペリクレス ペリクレス(BC490~BC429) アテネ民主政治全盛期の指導者。BC460年ごろ民主派の指導者として政権を掌握。民主政治を徹底させ、土木・建築・学芸にも功績を挙げ、アテネにペリクレス時代と呼ばれる黄金時代を実現。
ヘロドトス ヘロドトス(BC485~BC425) 「歴史の父」といわれたギリシアの歴史家。ペルシア戦争史「歴史」の著者。
ベン・アリ ベン・アリ(1936~) チュニジア大統領(在位1987~2011)2010年、中南部で起きた貧困・雇用対策を求める抗議デモを機に、各地でデモが発生。2011年1月、反政府デモや暴動が拡大するなか、国外脱出した。(ジャスミン革命)
ヘンデル ヘンデル(1685~1759) ドイツ生まれのイングランドの作曲家。後期バロック音楽最後の巨匠の一人。簡明な技法で雄渾壮大な曲をつくった。明るい作風。管弦楽曲「水上の音楽」、オラトリオ「メサイア」
へンリー2世 へンリー2世(1133~1189) プランタジネット朝初代イングランド王。(在位1154~1189)たびたびの侵略戦争により、ウェールズ・スコットランドなどに領土を拡大。教会裁判権をめぐりカンタベリー大司教ベケットと抗争。
ヘンリー3世 ヘンリー3世(1207~1272) プランタジネット朝第4代イングランド王。(在位1216~1272)ジョン王の長子。法王庁への従属、対仏戦争の失敗など失政が多くモンフォールらの貴族の反乱を招いた。
ヘンリー7世 ヘンリー7世(1457~1509) テューダー朝初代イングランド王。(在位1485年~1509)ばら戦争でリチャード3世を破って即位。テューダー朝の始祖。ヨーク家のエドワード4世の娘と結婚。貴族の勢力をそぎ、王権を強化、商工業を奨励して絶対主義国家の基盤をつくった。
ヘンリー8世 ヘンリー8世(1491~1547) テューダー朝第2代イングランド王(在位1509~1547年)。1534年王妃離婚問題で法王と対立、国教会の首長となり、カトリック教会から絶縁。また修道院を解散。妃を代えること6人。王権を強化、海軍を育成。イギリス絶対君主政を確立。
ホウシュクガ 鮑叔牙 (BC723~BC644) 中国の春秋時代の斉の大夫。桓公が即位するや宰相に管仲を推し、自分は管仲の下にあって桓公の覇業を助けた。管仲との友情は「管鮑の交わり」として知られる。鮑叔。
ホー・チミン ホー・チミン(1890~1969) ベトナム民主共和国の初代大統領(在位1945~1969年)。第二次世界大戦中、ベトナム独立同盟を率いて独立運動を推進。1945年 ベトナム民主共和国成立。
ボクシ 墨子(BC480~BC390) 春秋時代末期~戦国時代初めの思想家。墨家の祖。一切の差別が無い博愛主義(兼愛)を説いて全国を遊説した。墨子十大主張を主に説いたことで世に知られる。
ボッカチオ ボッカチオ(1313~1375) イタリア・ルネサンスのヒューマニスト。1353年、物語集「デカメロン」を完成。ダンテの理解者、賛美者であり、ダンテの叙事詩に神聖なる(Divina)の冠辞を付け「神曲」の名を定着させた。
ホッケン 法顕(337~422) インドに渡った東晋の僧。399~412年インドへ渡り、帰国後、その旅行記「仏国記」を著す。
ホッブズ ホッブズ(1588~1679) イギリスの経験論哲学者・政治学者。ピューリタン革命を避けてフランスに亡命中、「リヴァイアサン」を刊行。
ホメイニ ホメイニ(1902~1989) イランの宗教家、政治家。イスラム教シーア派の指導者。1964年、国外に追放されたが、1979年のイラン革命の成功とともに帰国、イラン・イスラム共和国の最高指導者となった。
ホメロス ホメロス(BC8C) 古代ギリシア最大の叙事詩人。トロイ戦争の英雄を題材にした「イリアス」「オデュッセイア」の作者とされる。
ポンペイウス ポンペイウス(BC106~BC48) 古代ローマの将軍・政治家。BC67年、長年ローマを悩ませていた海賊を掃蕩、BC66~BC64年に東征し多大の戦功をあげ、BC60年シーザー・クラッススと第1次三頭政治を開始。のち、シーザーと争い暗殺された。
マキャヴェリ マキャヴェリ(1469~1527) イタリアの政治思想家・歴史家。フィレンツェの人。政治を倫理や宗教から分離して考察、近代政治学の基礎を築く。著「君主論」「ローマ史論」「フィレンツェ史」など。
マクシミリアン1世 マクシミリアン1世(1459~1519) 神聖ローマ皇帝(在位1508~1519)。太子時代、婚姻を通じてブルゴーニュ公国とその属領ネーデルラントを獲得し、広大なハプスブルク家領を形成。皇帝としては永久国内平和令などの帝国国制改革を行う。
マクドナルド マクドナルド(1866~1937) イギリスの政治家。1911年労働党党首。第一次大戦が勃発するや非戦論を唱え、党首を辞任。戦後、1924年に最初の労働党内閣の首相兼外相。(在位1924、1929~1931年)。
マザラン マザラン(1602~1661) ルイ14世時代の宰相。リシュリューの後継者。ウェストファリア条約で三十年戦争を終結させ、フロンドの乱(貴族階級の反乱)を鎮圧。
マスネ マスネ(1842~1912) フランスの作曲家。ジュール・マスネ。パリ音楽院教授。歌劇「マノン」「ウェルテル」「タイス」など。
マゼラン マゼラン(1480~1521) 世界一周航路を開拓したポルトガルの航海者。スペイン王カルロス1世の援助を受け、1519~1522年、世界一周航路を開拓した。マゼランは途中フィリピンで殺されたが、彼の部下が世界一周を行い、地球が球形であることが証明された。
マッキンレー マッキンレー(1843~1901) 米第25代大統領(在位1897~1901年)。産業育成とともに、アメリカ・スペイン戦争の勝利などによってアメリカを世界の強国に押し上げた。1898年 ハワイを併合。
マッツィーニ マッツィーニ(1805~1872) イタリアの革命家・思想家。亡命地マルセイユで青年イタリア党を結成し、イタリア統一共和国を目標に活躍。立憲君主制による統一後は労働運動に献身。
マティス マティス(1869~1954) フランスの画家。アンリ・マティス。後期印象派の1人として出発。フォービスム(野獣派)運動を積極的に展開。大胆な線の運用、色彩の装飾化などによって20世紀絵画を代表する独自の芸術を築き上げた。
マテオ・リッチ マテオ・リッチ(1552~1610) カトリックを伝道したイエズス会士。イエズス会で最初の中国伝道者で、「天実主義」「坤與(こんよ)万国全図」「幾何原本」を紹介した。
マネ マネ(1832~1883) フランスの画家。明るい色彩感と都会的感覚の絵を描き、印象派誕生のきっかけを作った。代表作「草の上の食事」「オランピア」
マハティール マハティール(1925~) マレーシアの政治家。首相(在任1981~2003)。日本・韓国に近代化を学ぶ「ルック・イースト政策」や欧米への批判的態度で知られる。(Mahathir bin Mohamad)
マリー・アントワ マリー・アントワネット(1755~1793) フランス王ルイ16世の妃。マリア・テレジアの4女。浪費癖と無思慮な行動で民衆の反感を買い、フランス革命の際、国外逃亡を企てたが失敗し、革命の敵として処刑された。
マリア・テレジア マリア・テレジア(1717~1780) オーストリア大公(在位1740~1780年)マリー・アントワネットの母。ハプスブルク家の全領土を継承。諸国が反対してオーストリア継承戦争が起こり、プロイセンにシレジアを割譲したが、夫フランツ1世の帝位を確保。
マルクス マルクス(1818~1883) ドイツの思想家・革命家。科学的社会主義を確立。ヘーゲルの弁証法とフォイエルバッハの唯物論哲学を結びつけて、弁証法的唯物論哲学を大成。1848年 エンゲルスとの共著「共産党宣言」を発表。
マルコ・ポーロ マルコ・ポーロ(1254~1324) イタリアの旅行家。1275年、大都に着き、フビライ・ハンに仕える。「東方見聞録」を口述。イタリア・ルネサンスの先駆者。
マンデラ マンデラ(1918~2013) 南ア共和国の黒人解放指導者。1990年、27年間の獄中生活ののち釈放され、翌年アフリカ民族会議(ANC)議長に就任。白人単独支配を終結させ、第8代大統領に就任。(在位1994~1999)1993年ノーベル平和賞受賞。ネルソン・マンデラ。
ミケランジェロ ミケランジェロ(1475~1564) ルネサンスを代表する彫刻家・画家・建築家。おもにフィレンツェとローマで活躍した。彫刻「ダヴィデ」「モーセ」、絵画「天地創造」「最後の審判」
ミハイル1世 ミハイル1世(1596~1645) ロマノフ朝初代ツァーリ(在位1613~1645)スウェーデン、ポーランドと和したのち、ギリシア正教の総主教として政治の実権を握った。ミハイル・ロマノフ。(Michael of Russia)
ミラボー ミラボー(1749~1791) フランス国民議会時代の政治家。貴族出身ながら第三身分代表として選出されて以来、立憲君主主義の立場をとったが、裏では王室と取引し革命の急進化を妨げた。
ミルトン ミルトン(1608~1674) イギリスの詩人。清教徒革命に参加、自由と民主制のために戦い、クロムウェルの共和政府にも関与。失明し、王政復古後は詩作に没頭。叙事詩「失楽園」「復楽園」、悲劇「闘士サムソン」
ミレー ミレー(1814~1875) フランスの画家。農民と共に生活し農民の働く姿や生活を敬愛と詩的情感をこめて描いた。「落穂拾い」「晩鐘」「種まく人」など。
ミロシェビッチ ミロシェビッチ(1941~2006) セルビア大統領(在任1990~1997)連邦大統領(在任1997~2000)1999年NATO空爆後、コソボの国連管理を容認。2000年の大統領選で敗北し、独裁的体制は崩壊。コソボのアルバニア系住民虐殺の罪により国際戦犯法廷で起訴され、2001年逮捕、2006年拘置内で死去。(Milosevic)
ムアーウィヤ1世 ムアーウィヤ1世(602~680) イスラムウマイヤ朝の初代カリフ。(在位661~680)正統カリフ時代終了後、ウマイヤ朝を創設。
ムッソリーニ ムッソリーニ(1883~1945) イタリアの政治家で、ファシスト党の統領。第一次世界大戦後、旧軍人らとともにファシスト党を結成、1922年のローマ進軍によって政権を獲得。一党独裁体制を固め、20年あまりにわたってファシズム国家を指導した。
ムバラク ムバラク(1928~) エジプト大統領(在位1981~2011)1991年、湾岸戦争では反イラクの態度をとり派兵、戦争終結後はアラブ内で調停役を演じた。2011年、大規模な反政府デモが勃発、混乱を収拾できず大統領を辞任した。
ムハンマド ムハンマド(570~632) アラビアのイスラム教の創始者。メッカの貧家に生まれ6歳で孤児となり祖父や伯父に養われ隊商に従事。40歳ごろ天啓によりイスラム教を開きイスラム共同体の基礎を築いた。マホメッド。
メアリ1世 メアリ1世(1516~1558) テューダー朝第4代イングランド王(在位1553~1558)ヘンリー8世と最初の妃キャサリンの長女。エリザベス1世の姉。翌年スペイン皇太子(後のフェリペ2世)と結婚。旧教を復活、新教徒を迫害し「流血のメアリー」と呼ばれた。
メアリ2世 メアリ2世(1662~1694) スチュワート朝第5代イングランド王(在位1689~1694)およびスコットランド女王。ジェームズ2世の長女。新教徒として教育され、1677年オラニエ公ウィレム(後のウィリアム3世)と結婚。名誉革命によって、1689年夫と共に王位につく。
メアリー メアリー・スチュアート(1542~1587) スコットランド女王(在位1542~1567)。ジェームズ5世の娘。一時フランソワ2世妃。夫の死後帰国して統治するが、王位を追われ、エリザベス1世によって19年間イングランド各地に幽閉、エリザベス殺害の陰謀に連座して処刑。
メスアンネパダ メスアンネパダ(在位BC26C) 古代メソポタミア、シュメール初期王朝時代のウル第1王朝の王であり、創設者であるといわれる。 ウル市の洪水で堆積した層の中から彼の名前を刻んだ円筒印章が発見されている。ウルク(Uruk)第1王朝の第5代王ギルガメシュ(Gilgamesh)と同時代人であったと考えられている。(Mesannepada)
メッテルニヒ メッテルニヒ(1773~1859) オーストリア外相・首相(在位1821~1848年)1814~1815年、ウィーン会議を主宰。その後、保守反動政策をとり、神聖同盟・四国同盟を利用して自由主義・国民主義運動を弾圧。1848年、ウィーンに三月革命が起こりイギリスに亡命。
メフメト2世 メフメト2世(1432~1481) オスマン帝国第7代スルタン。(在位1444~1481)ビザンチン帝国を滅ぼし、東西に征服戦争を展開。イスタンブールを新首都とし、専制君主体制を確立。学問・芸術にも深い理解を示した。征服者(ファーティヒ)と称された。
メフメト4世 メフメト4世(1642~1693) オスマン帝国の第19代スルタン。(在位1648~1687)1683年、第二次ウィーン包囲に失敗。さらに1687年のモハーチの戦いでオスマン帝国軍が敗北すると反乱が起こり退位、弟のスレイマン2世に帝位を譲り死ぬまで幽閉された。
メネス メネス(BC3100) 古代エジプトを統一し第1王朝 (BC3100~BC2890) を創始した王。上エジプトのティニス(Thinis)出身。上下エジプト統一後、ナイルデルタからアスワンにいたるナイル川流域を征服、メンフィス(Memphis)に都を置いた。(Menes)
メンデルスゾーン メンデルスゾーン(1809~1847) ドイツの作曲家。作風は初期ロマン派の中では古典派に近い。17歳の時、「真夏の夜の夢」を作曲し、バッハの「マタイ受難曲」を演奏して人々に再認識させた。「バイオリン協奏曲」
モア モア(1478~1535) イギリスの人文学者・政治家。トマス・モア。ヘンリー8世に重用され大法官となるが、英国教会の分離を認めず辞任。反逆罪に問われ刑死。人文主義の立場から「ユートピア」を著し、イギリス社会を批判した。
モウシ 孟子(BC372~BC289) 戦国時代の儒家の思想家。覇道を否定して王道政治を評価。性善説、王道政治、易姓革命を唱える。
モウショウクン 孟嘗君(~BC279)  中国の戦国時代の斉の王族。各地の有為の士を食客として数千人も養い、勢力を振るった。戦国末の四君の一人。「鶏鳴狗盗(けいめいくとう)」で有名。
モウタクトウ 毛沢東(1893~1976) 中国の政治家・思想家。湖南出身。1921年中国共産党創立に参加。農民暴動を指導し、朱徳とともに紅軍を組織、日中戦争で国共合作して抗日戦を指導。戦後は蒋介石を打倒して、1949年中華人民共和国を建設、国家主席(在位1949~1959)となる。
モーセ モーセ(BC1230) ヘブライ人の指導者。BC14世紀頃エジプトに生まれ、ヤハウェに拠り苦役の同胞を率いてエジプトを脱出、シナイ山において神と民との契約を仲保し、律法を民に与え、約束の地へ導いた。モーゼ。(Moses)
モーツァルト モーツァルト(1756~1791) オーストリアの作曲家。ウィーン古典派に属し古典音楽の神髄を発揮、生涯に600曲以上を作曲しドイツ歌劇の道を開く。代表作歌劇「フィガロの結婚」「魔笛」交響曲「ジュピター」他多数。
モーパッサン モーパッサン(1850~1893) フランスの作家。自然主義の代表作家の一人。多くの作品を残し、人生の諸相をあるがままに、簡潔、的確に描いた。短編「脂肪の塊」、長編「女の一生」
モネ モネ(1840~1926) フランスの画家。光と色の外光描写に特徴的な画風を生み出した印象派の代表的画家。その作品「印象・日の出」から印象派の呼称が生まれた。連作「睡蓮」「日傘を差す女」
モンテーニュ モンテーニュ(1533~1592) フランスの思想家。人間観察と己れの考察を書きついだ「随想録」により、ルネサンス期最大のモラリストとして批評的懐疑主義、理性的内省、寛容の精神を示した。モラリスト文学の先駆。
モンテスキュー モンテスキュー(1689~1755) フランスの啓蒙思想家。「法の精神」を著し、三権分立論を主張。
モンロー モンロー(1758~1831) 米第5代大統領(在位1817~1825年)。モンロー宣言を発する。ラテンアメリカ諸国の独立に対するメッテルニヒの干渉企図に対し、1823年、相互不干渉主義・非植民地主義を内容とするモンロー宣言を発する。
ヤヌコーヴィチ ヤヌコーヴィチ(1950~) ウクライナ第4代大統領(在位2010~2014)。2013年、政権がEUとの貿易協定調印を見送ったことから、親ロシア派政権の腐敗に対する批判が強まり、大規模反政府デモが発生。ヤヌコーヴィチはロシアに亡命した。(ウクライナ騒乱)。
ユークリッド ユークリッド(BC300) ギリシアの数学者。「 幾何学原本」13巻を著してギリシア数学を集大成し、幾何学を証明的学問に仕上げた。ユークリッド学派の創始者。エウクレイデス。
ユオウ 湯王 (BC18) 中国の殷王朝の創始者。成湯、天乙(てんおつ)ともいう。名臣、伊尹(いいん)らとともに夏の桀王(けつおう)を討って殷王朝を建国したという。後世、儒教では聖人とされている。
ユーグ・カペー ユーグ・カペー(938~996) カペー朝初代フランス王。(在位987~996)カロリング朝ルイ5世の死去で、聖俗諸侯により国王に推挙された。生存中に子ロベールを王位継承者に選ばせ、事実上の同家世襲の端を開いた。
ユージェニー ユージェニー(1826~1920) フランス皇帝ナポレオン3世の皇后。 普仏戦争でフランスが敗れ、第二帝政が覆された後、皇后は夫とともにイギリスへと亡命。皇帝の死後(1873年)ハンプシャーの別荘で余生を過ごした。ウジェニー・ド・モンティジョ。
ユスティニアヌス ユスティニアヌス1世(483~565) 東ローマ帝国(ビザンツ帝国)の皇帝(在位527~565)。バンダル・東ゴート・西ゴート南部を征服し、旧ローマ帝国領を回復。中国から蚕卵を得て絹織物を作り「ローマ法典」(533年)を編纂させ、ハギア・ソフィア大聖堂を建立した。ユスチニアヌス1世。
ユリアヌス帝 ユリアヌス帝(332~363) ローマ皇帝(在位361~363)。コンスタンティヌス大帝の甥。キリスト教を排し、異教の復興を企てて失敗、背教者と呼ばれた。
ヨウキヒ 楊貴妃 (719~756) 中国の唐の玄宗の妃。才色すぐれ歌舞をよくし玄宗の寵愛をうけて第二夫人の貴妃とされた。白居易の「長恨歌」をはじめ多くの詩や小説の題材となった。
ヨウケン 楊堅(541~604) 中国、隋王朝の建国者、文帝(在位581~604年)。科挙制・均田制・府兵制・租庸調制などを実施。
ヨウセイテイ 雍正帝(1678~1735) 清の第5代皇帝、世宗(在位1722~1735年)。1732年 軍機処を設置。
ヨウダイ  煬帝 (569~618) 中国の隋の第2代皇帝(在位604~618年)父の文帝(楊堅)を殺して即位。大運河を建設し、突厥や林邑(りんゆう)を討ったが、高句麗遠征に失敗、各地に反乱が起こり臣下に殺された。遣隋使を受け入れた。
ラ・ファイエット ラ・ファイエット(1757~1834) フランスの軍人・政治家。米独立戦争に参加、帰国後、フランス革命で国民衛兵軍司令官となり「人権宣言」起草に関与。ジャコバン派に忌まれて亡命。再び帰国後、七月革命でも国民衛兵軍司令官。フランス王ルイ・フィリップ1世の即位に協力。
ライト兄弟 ライト兄(1867~1912) アメリカの飛行機の発明者。1903年12月17日キルデビルヒルズで、兄弟がコイントスで順番にライトフライヤー号に搭乗し、4回目に兄のウィルバーが59秒・256メートルを記録した。
ライト兄弟 ライト弟(1871~1948) アメリカの飛行機の発明者。1903年12月17日キルデビルヒルズで、兄弟がコイントスで順番にライトフライヤー号に搭乗し、4回目に兄のウィルバーが59秒・256メートルを記録した。
ライプニッツ ライプニッツ(1646~1716) ドイツの哲学者・数学者。宇宙を霊的なモナド(単子)の集合と考え、その秩序は神の予定調和によると説いた。また数学では微積分法の基礎原理を確立。著書「形而上学叙説」「単子論」
ラビン ラビン(1922~1995) イスラエル第6代、11代首相(在任1974~1977、1992~1995)イスラエルとアラブの和平を推進。1993年オスロ合意に調印。1994年ヨルダンと平和条約を締結。同年アラファト、ペレスとともにノーベル平和賞を受賞。1995年、和平反対派の青年に銃撃され死亡。(Yitzhak Rabin)
ラファエロ ラファエロ(1483~1520) イタリアの画家・建築家。ダ・ビンチ、ミケランジェロと並んで盛期ルネサンスの古典主義様式を確立した。教会や宮廷の装飾壁画、祭壇画に傑作を残し、聖母子像の絵も多い。
ラフマニノフ ラフマニノフ(1873~1943) ロシアの作曲家・ピアノ奏者。革命後、渡米。ピアノ協奏曲・前奏曲などで名声を博す。
ラベル ラベル(1875~1937) フランスの作曲家。スペイン的色彩をもち、大胆な表現でフランス古典の伝統を守りつつ新境地を開いた。バレエ曲「ダフニスとクロエ」、管弦楽曲「スペイン狂詩曲」「ボレロ」
ラマルティーヌ ラマルティーヌ(1790~1869) フランスの詩人。ロマン主義の一代表者。二月革命時代には政治家としても活動。作「瞑想詩集」など。
ラムセス2世 ラムセス2世(BC1314~BC1224) エジプト新王国第19王朝第3代のファラオ(在位BC1290~BC1224)である。アブ・シンベル神殿をはじめエジプト各地に多くの神殿、オベリスク、宮殿、巨像などを増築、建立し、その権勢と国力のほどを示した。(Ramesses II)
リエン 李淵(高祖) (566~635) 中国の唐の初代皇帝(在位618~626)。隋朝に仕えたが、煬帝の失政に乗じて挙兵、長安を陥し、煬帝の死後に即位、長安を都として唐を建国。子の李世民(のちの太宗)の補佐を受けて中国を統一した。
リコウショウ 李鴻章(1823~1901) 清代末期の政治家。淮(わい)軍を組織して太平天国の鎮圧に尽力した。洋務運動を推進し、同治中興(どうちちゅうこう)を現出。
リシュリュー リシュリュー(1585~1642) ルイ13世時代の宰相。大貴族を抑え、ユグノー(カルヴァン派新教徒)の政治力をくじき、王権の絶対化に尽力。1630年 反ハブスブルク政策を推進。1635年 スペインに宣戦布告、三十年戦争に介入。
リスト リスト(1811~1886) ハンガリーの作曲家・ピアニスト。ピアノの表現能力を管弦楽的にまで広げた。作品は華麗で超絶した技巧を要求するものが多い。ワグナー、ショパン等をを育成した。「ハンガリー狂詩曲」
リセイケイ 李成桂(1335~1408) 李氏朝鮮の建国者、太祖(在位1392~1398年)。女真族や倭寇を討って名を揚げ、高麗を倒して建国。漢陽に都をおく。
リセイミン 李世民(太宗) (598~649) 中国の唐の第2代皇帝(在位626~649年)高祖李淵第二子。父と挙兵、中国を統一。三省六部・租庸調制・府兵制などを整え「貞観の治」を現出。東突厥をはじめ周辺を征服したが、高句麗遠征には失敗した。
リチャード王 リチャード王(1157~1199) プランタジネット朝第2代イングランド王。(在位1189~1199)第3回十字軍その他に出征、勇敢・寛容で、中世騎士の典型とされ、トルバドゥールの称賛を博した。異称、獅子心王。リチャード1世。
リトウキ 李登輝(1923~) 台湾の政治家。台北の人。京都大学・台湾大学・アイオワ州立大学で学ぶ。蒋経国に抜擢されて1984年副総統、1988年国民党主席、1996年最初の民選総統に就任。2000年退任。
リハク 李白 (701~762) 中国の盛唐の詩人。詩聖杜甫に対し、「詩仙」と称せられる。唐文化の爛熟期に生まれ、不遇なうちにも酒と女を愛して飄逸豪放に生き、その詩は天衣無縫の神品とされる。
リュウショウ 劉秀(BC6~後57) 後漢の建国者。光武帝(在位25~57年)。赤眉の乱に乗じて挙兵し、王莽を敗死させ、新を滅ぼす。25年、後漢を建国、洛陽に都をおく。
リュウビ 劉備 (161~223) 中国の三国の蜀の初代皇帝(在位221~223)。字は玄徳。関羽・張飛らとともに黄巾の乱鎮圧に尽力。諸葛亮の天下三分の計により、呉の孫権と結んで魏の曹操を赤壁で破り、蜀を平定。呉・魏と天下を争った。
リュウホウ 劉邦(BC247~BC195) 漢王朝の建国者、前漢の高祖(在位BC202~BC195年)。BC202年 垓下の戦で項羽を破り、即位。長安に都をおく。郡国制を施行。
リューリク リューリク(830~879) ノブゴロド王国の建国者(在位862~879)。スカンジナビアのノルマン人の族長。862年、ノルマン人を率いてロシアに入りノブゴロド王国を建設してロシアの基礎を築いた。(Rurik)
リンカン リンカン(1809~1865) 貧農出身の米第16代大統領(在位1861~1865年)。1861~1865年 南北戦争。戦争中、奴隷解放宣言を出す。
リンソクジョ 林則徐(1785~1850) 清代末期の政治家。1838年 アヘン厳禁を主張して臨時官職の欽差大臣に任命される。1840年 密輸アヘンの取り締まり強化に反発したイギリスがアヘン戦争を起こす。
リンドバーグ リンドバーグ(1902~1974) アメリカの飛行家。1927 年ニューヨーク~パリ間において史上初の大西洋横断単独無着陸飛行(33時間30分)を成功させた。著「翼よ、あれがパリの灯だ」でピューリッツァー賞受賞。
ルイ・ジョゼフ ルイ・ジョゼフ(1781~1789) ルイ16世と王妃マリー・アントワネットの第1子として生まれたが、7歳半で結核により死去。
ルイ・フィリップ ルイ・フィリップ(1773~1850) 七月王政時のブルボン朝第8代フランス王(在位1830~1848)。1830年、七月革命で国王に迎えられる。王権神授説を放棄し「フランス国民の王」と自称したが、その後反動化。1848年、二月革命で倒される。ルイ・フィリップ1世。
ルイ・ブラン ルイ・ブラン(1811~1882) 国立工場を提唱したフランスの社会主義者。1848年 二月革命。臨時政府に入閣し、国立工場の設置を提唱。
ルイ5世 ルイ5世(967~987) カロリング朝最後の西フランク王。(在位986~987)。987年5月、ユーグ・カペーと連携したランス大司教アダルベロンの懲罰のため出陣したが、狩猟中の事故が原因で死去。継嗣が無く、カロリング朝は断絶した。
ルイ9世 ルイ9世(1214~1270) カペー朝第9代フランス王(在位1226~1270)王領内集権化を促進、王室直轄領を拡大、第7次および第8次十字軍を起こして失敗したが、王国内の私戦を禁止、またパリ高等法院の創設や聖堂建設に貢献。列聖され、聖王と呼ばれる。
ルイ13世 ルイ13世(1601~1643) ブルボン朝第2代フランス王(在位1610~1643)アンリ4世の子。前王治世の反動で大貴族とユグノー(カルヴァン派新教徒)の勢力に苦しんだ。1624年リシュリューを宰相に登用し王権による中央集権化を推進、絶対王政の基礎を定めた。1635年には三十年戦争に参加。
ルイ14世 ルイ14世(1638~1715) ブルボン朝第3代フランス王(在位1643~1715)。1661年以降、王権神授説をとって親政を開始。コルベールを財務総監に起用。ベルサイユ宮殿を建設。
ルイ15世 ルイ15世(1710~1774) ブルボン朝第4代フランス王(在位1715~1774)ルイ14世の曾孫。オルレアン公フィリップの摂政政治に始まったその治世は、経済的好況が続いたが、7年戦争等に巻き込まれて多くの植民地を失い、国庫は枯渇し、絶対王政の内部的崩壊を招いた。
ルイ16世 ルイ16世(1754~1793) ブルボン朝第6代フランス王(在位1814~1824)妃はマリ・アントワネット。アメリカ独立戦争を援助して深刻な財政難を招き、三部会の招集を認めたが、ヴァレンヌ事件で国民の信頼は薄れ、1793年に廃位、処刑された。
ルイ18世 ルイ18世(1755~1824) ブルボン朝第6代フランス王(在位1814~1824)ルイ16世の弟。フランス革命中亡命。ナポレオン失脚後タレーランらの努力で新憲章を裁可して即位(王政復古)。ナポレオンの百日天下で一時亡命。復位後は反動的な政治体制をしいた。
ルーズベルト ルーズベルト(1882~1945) 第32代米大統領(在位1933~1945年)1933~1935年 ニュー・ディール政策。1943年 チャーチル、蒋介石とカイロ会談。1945年 チャーチル、スターリンとヤルタ会談。フランクリン・ルーズベルト。
ルソー ルソー(1712~1778) フランスの啓蒙思想家・文学者。「社会契約論」で専制政治を批判、直接民主制を理想と主張。ほかに「人間不平等起源論」「エミール」などの著書。
ルター ルター(1483~1546) ドイツの宗教改革者。マルチン・ルター。1517 年、法王の免罪符販売に反対して、95か条の提題を発表し、宗教改革運動の発端をつくった。破門されたが屈せず聖書を独訳した。ルーテル。
ルノワール ルノワール(1841~1919) フランスの画家。甘美な色彩表現で、量感・生命感の躍動した女体美を創造し、多くの傑作を残した。印象派の一人。「水浴の女たち」「本を読む婦人」など。ルノアール。
レーニン レーニン(1870~1924) ロシアのマルクス主義者。ボリシェヴィキ党・ソ連邦の創設者。1917年ロシア革命に成功。マルクス主義を独自の仕方で体系づけた。著「ロシアにおける資本主義の発展」「唯物論と経験批判論」「帝国主義論」「国家と革命」など。
レオ3世 レオ3世(~816) ローマ法王。(在位795~816)800年、ローマでカール大帝に加冠し、ローマ皇帝の称号を与え、聖俗協調を示した。
レオ10世 レオ10世(1475~1521) ローマ法王(在位1513~1521)1517年にサン・ピエトロ大聖堂建設資金の為にドイツでの「免罪符」販売を認めたことが、ルターによる宗教改革の直接のきっかけになった。
レオナルド・ダ レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452~1519) ルネサンス期の画家・科学者。絵画、彫刻、建築、音楽、科学、数学、工学、発明、解剖学、地学、植物学など様々な分野に顕著な業績を残す。「モナ・リザ」「最後の晩餐」
レオポルト公 レオポルト公(1835~1905) ホーエンツォレルン侯(南ドイツのシュヴァーベン地方の王族)(在位1885~1905)。スペインの王位継承問題に際して、プロイセン王ヴィルヘルム1世によって国王に推挙されたことが、普仏戦争の原因となった。
レカミエ夫人 レカミエ夫人(1777~1849) 19世紀フランスの文学・政治サロンの花形となった女性。銀行家ジャック・ローズ・レカミエの妻。フランソワ・ジェラールの描いた肖像画やナポレオンとの関わりによって歴史に名を残した。 ジュリエット・レカミエ。
レセップス レセップス(1805~1894) フランスの外交官。外交官引退後エジプトに招かれ、スエズ地峡に運河を建設。のち、パナマ運河建設にも着手したが、失敗に終わった。
レピドゥス レピドゥス(BC90~BC12) 古代ローマの政治家。法務官・執政官を歴任。BC43年アントニウス・オクタヴィアヌスと第2次三頭政治を行なったが、BC36年オクタヴィアヌスと対立して失脚。
ロウシ 老子 (BC600) 中国の春秋戦国時代の楚の思想家。道家の開祖。儒家の人為的な仁義道徳思想に対し、宇宙の根本を道や無と名づけ、これに適合する無為自然への復帰を人間のあるべき姿と説く。
ロジン 魯迅(1881~1936) 中国の文学者・思想家。文学革命を実践した。「狂人日記」(1918年)・「阿Q正伝」(1921年)を著す。
ローズ ローズ(1853~1902) セシル・ローズ。英植民地政治家。南アでダイヤモンドや金の採掘を独占し巨富をなす。ケープ植民地首相となり、3C政策に呼応して中南部アフリカ(現ジンバブエ、ザンビア)を占領してローデシアと命名。(Cecil John Rhodes)
ロスチャイルド ロスチャイルド(1868~1937) ウォルター・ロスチャイルド。イギリスの政治家。1917年にオスマン帝国領パレスチナにイギリス軍が進攻したが、その際に英外相アーサー・バルフォアに働きかけ、彼からバルフォア宣言を出させるのに貢献した。(Walter Rothschild)
ロダン ロダン(1840~1917) フランスの彫刻家。躍動する生命力を大胆に造形化し、近代彫刻芸術を確立した。ルネッサンス以来最大の彫刻家。「考える人」「バルザック像」「地獄の門」「接吻」「カレーの市民」
ロック ロック(1632~1704) イギリスの哲学者・政治思想家。経験論哲学でデカルトの形而上学的思考を脱却。政治論では専制主義に反対して、三権分立・信教の自由などを主張、近代民主主義思想の源流となった。
ロックフェラー ロックフェラー(1839~1937) アメリカの実業家。1870年オハイオ・スタンダード石油会社を設立、全米石油界に独占的支配権を確立。引退後の1913年ロックフェラー財団を組織して、教育・学術・慈善などの公共団体に多額の寄付をした。(John Davison Rockefeller)
ロバート ロバート・オーウェン(1771~1858) イギリスの空想的社会主義者。1825年 共産社会「ニュー・ハーモニー」設立。
ロベスピエール ロベスピエール(1758~1794) 弁護士出身のフランス革命期の政治家。ジャコバン派の指導者として恐怖政治を行う。1794年、テルミドールの反動で処刑される。
ロムルス ロムルス(BC750) ローマの伝説上の初代のローマの王。双生児の弟レムスとともに捨てられ、牝狼の乳で育ち、協力してローマを建設。神聖な城壁を越えたレムスを殺し、三十余年に渡り統治したといわれる。
ロレンス ロレンス(1888~1935) トーマス・エドワード・ロレンス。イギリスの軍人、考古学者。オスマン帝国に対するアラブ人の反乱(アラブ反乱)を支援した人物で、映画「アラビアのロレンス」の主人公のモデルとして知られる。(Thomas Edward Lawrence)
ロロ ロロ(860~933) 初代ノルマンディ公。ノルウェーのノルマン人の部族長。北フランスを攻略し、911年、西フランク王シャルル3世より封土としてノルマンディ公国を受けた。
ワグナー ワグナー(1813~1883) ドイツの作曲家。楽劇の完成者。音楽の思想的内容を深めることに努力した。多くの作家・思想家に影響を与えた。歌劇「タンホイザー」「ローエングリン」楽劇「トリスタンとイゾルデ」他。
ワシントン ワシントン(1732~1799) アメリカ合衆国の初代大統領(在位1789~1797年)。1775年に始まった独立戦争で植民地軍総司令官となり、戦争を勝利に導く。1789年、初代大統領に就任。
ワット・タイラー ワット・タイラー(~1381) イギリスの農民一揆指導者。1381年、人頭税賦課への不満から、イングランド南東部を中心に全国的規模で農民反乱を起こした。(ワット・タイラーの乱)
ワレサ ワレサ(1943~) ポーランドの労働運動家。1980年自主管理労働組合「連帯」の議長。大統領(在任1990~1995)。1983年ノーベル平和賞。(Lech Walesa)