国名 アンティグア・バーブーダ       
英語 Antigua and Barbuda  
首都 セントジョンズ(St. John’s)  
独立年 1981年11月(イギリス)  
主要言語 英語  
面積 443km2  
人口 9万4731人(2017年推計)  
通貨単位 ECドル  
宗教 キリスト教92%  
主要産業 観光、サトウキビ、機械  





地理

アンティグア島 (面積 280km2) を中心に、その北のバーブーダ島と西南西の無人島レドンダ島からなる。
亜熱帯海洋性であるが、北東貿易風の影響で暑熱は和らぎ、特に冬季は乾季となるため快適である。

年平均気温は27度。綿花、サトウキビ、果実が栽培されるが、水資源が乏しく生産量は多くない。
漁業は大きく伸びていて、ロブスターは名産品である。

カリブ海のリゾート地として人気が高く、観光が主産業。年間 20万人が訪れ、外貨収入の40%を占めている。
ハリケーンに襲われ建物の多くが被災する事態がたびたび発生する。


首都セントジョンズは、アンティグア島北西岸にある港湾都市。

歩いて30分程度で回れる規模の小さな町だが、カリブ海をめぐるクルーズ船が寄港する
観光・保養地として知られる。周辺には美しいビーチがある。

町のランドマークは、白いバロック様式の塔がそびえるセント・ジョンズ大聖堂。
カリブ海らしいカラフルな町並みも美しい。北東郊には国際空港がある。人口 2万2000(2009年推計)



歴史

1493年、コロンブスが発見。 17世紀になってからイギリス人が本格的な植民を開始、
1632年にアンティグア、1666年にバーブーダがイギリスの植民地に。
タバコ、のちサトウキビをおもに黒人奴隷の労働力により栽培して繁栄。

1860年、アンティグアとバーブーダが統合され、イギリスが併合。
1981年11月、独立し、イギリス連邦の構成国となった。


1493年 コロンブスによるアンティグア島発見
1632年 アンティグアがイギリス植民地となる
1666年 バーブーダがイギリス植民地となる
1860年 統合し、アンティグア・バーブーダが成立
1981年11月  独立し、イギリス連邦の構成国となる






プリンセスダイアナ・ビーチ(Princess Diana Beach)


バーブーダ島には、リゾート地として知られる多くのビーチやホテルがあり、
カリブ海クルーズの寄港地にもなっている。

なかでも有名なビーチが2つある。ひとつが「プリンセスダイアナ・ビーチ」

その名の通り、ダイアナ妃が日常の雑踏から離れ、ゆっくりと過ごすために、
休暇で訪れていたことから命名された。

バーブーダ島の中でも最も美しいビーチと言われている。

もうひとつが「ピンクサンド・ビーチ」
これも文字通り、珍しいピンク色の砂浜だ。

この海に多く生息するピンク色の貝の貝殻が、細かく砕けて堆積したもの。

アクセスは、アンティグア島の VCバード空港から20分のフライト(1日2便)
バーブーダ空港からピンクサンド・ビーチまで車で15分。
プリンセスダイアナ・ビーチまでは、車で30分。