国名 カーボベルデ共和国  
英語 Republic of Cape Verde
首都 プライア(Praia)
独立年 1975年7月(ポルトガル)
主要言語 ポルトガル語
面積 4033km2
人口 56万0899人(2017年推計)
通貨単位 カーボベルデ・エスクード
宗教 キリスト教95%
主要産業 漁業、衣類




地理


セネガル沖500kmの大西洋上の大小15のベルデ岬諸島からなる。火山性の半円状列島で山岳部が多い。

熱帯海洋性気候だが、年間を通して降水量は少なく、11〜3月にはサハラ砂漠から吹き付ける砂嵐
により、さらに乾燥の度合が高まる。
プライア 22.2℃(1月) 25℃(7月) 年降水量250mm

農業は火山高原や谷間を利用して、トウモロコシ、バナナ、サトウキビ、コーヒー、オレンジなどを栽培。
しかし降水量が少ないため干ばつに襲われることが多く、食糧の80%は輸入に依存している。

このため漁業が重要で、マグロ、エビなどの魚介類とその加工品は重要な食糧であり、また輸出品でもある。

このほか大西洋上にある地の利を活かして、航路、航空路、遠洋漁業、通信の中継基地や補給基地として
サービスを提供している。職を求めて国外へ移住する者も多い。


歴史

かつてはすべて無人島であったが 1460年ポルトガル人が来航、カーボベルデ(緑の岬)と命名して植民地とした。

その後、大西洋貿易の中継補給地、奴隷貿易の基地として繁栄した。
1963年ポルトガルの海外州となる。1975年共和国として独立。

1460年  ポルトガル人が来航
1963年   ポルトガルの海外州に 
1975年7月  カーボベルデ共和国として独立