国名 ガボン共和国  
英語 Gabonese Republic
首都 リーブルビル(Libreville)
独立年 1960年8月(フランス)
主要言語 仏語、バントゥー諸語
面積 26万7667km2
人口 177万2255人(2017年推計)
通貨単位 CFAフラン
宗教 キリスト教73%、イスラム教12%
主要産業 原油、ウラン鉱、マンガン




地理


海岸部はマングローブの沼地、北部・東部は低平な高原と山岳地帯。
コンゴ国境からオゴウェ川が支流を集め東から西に貫流している。

海岸部は高温多湿の熱帯雨林、内陸の高原部はサバナ気候。9〜5月までは雨季で暑熱が続く。
6〜8月は乾季でしのぎやすいが、細菌の繁殖期であり熱帯風土病が多くなる。
リーブビル 26.9℃(1月) 24.4℃(7月) 年降水量2500mm

労働人口の半数以上が農業に従事しているが、耕地は全土のわずか0.5%にすぎない。
キャッサバ、サトウキビなど自給作物が中心である。

このため産業の主体は以前は林業であったが、1970年代からウラン、マンガン、海底油田が発見され
鉱産物輸出国となった。アフリカ諸国中、1人当り国民所得で上位にある。
石油への依存度が高く、石油価格の影響を受けやすい。


歴史
古くから小国が盛衰していたが、1470年ポルトガル人がガボン湾に到来、以後、硬材、象牙、奴隷の交易が行なわれた。
1842年フランスの保護領となる。1910年フランス領赤道アフリカ(※)の4地域の一つとなる。
1958年フランス共同体内の自治共和国となり、1960年共和国として独立。

(※)フランス領赤道アフリカ(AEF)
1910年−1960年の間、コンゴ、ガボン、中央アフリカ、チャドがフランス植民地として一元的に呼ばれた呼称。

1470年  ポルトガル人が来航
1842年   フランスの保護領となる 
1910年   仏領赤道アフリカの一部となる 
1958年  仏共同体内の自治共和国に  
1960年8月  ガボン共和国として独立