国名 パラグアイ共和国  
英語 Republic of Paraguay
首都 アスンシオン(Ciudad de Asuncion)
独立年
主要言語 スペイン語
面積 40万6750km2
人口 694万3739人(2017年推計)
通貨単位 グアラニー
宗教 カトリック90%
主要産業 綿花、大豆、木材






地理


南米大陸ほぼ中央の内陸国。最高標高800mの低平な地形で、中央を北から南へ
パラグアイ川が貫流している。

東側は丘陵性の森林地帯、西側はグランチャコとよばれる大草原が広がる。
北部は亜熱帯性、南部は温帯性の気候である。

乾季は5〜9月、年間降水量は1500mm程度。西部では降水量が少なくなる。
首都アスンシオン 27℃(1月) 17℃(7月)
年平均気温23℃ 年降水量1416mm

農業は、大豆、サトウキビ、キャッサバ、綿花などが栽培される。
牧畜は牛の飼育が盛んで、牛肉は主要な輸出品である。林業もおこなわれる。
地下資源では石灰石を産する。



1991年にブラジルと共同で建設したイタイプ水力発電所が稼働し、
ほぼすべての電力を水力でまかなうことができる。
工業は繊維、食品加工、木材加工などがおこなわれるが規模は小さい。


首都アスンシオンは、パラグアイ川の下流部東岸に位置する河港都市。

パラグアイの政治、経済、文化の中心地でもあり、周辺の肥沃な農牧地帯に産する綿花、サトウキビ、
トウモロコシ、タバコ、果実、ウシなどを集散し、繊維、植物油、たばこなどを製造する。

市内には国立アスンシオン大学 (1890) 、ヌエストラ・セニョーラ (聖母マリア) 大学 (1960) の
2大学を中心とする教育機関、博物館などがある。

大きな公園や樹木、花などが多い美しい町で、中心部には近代的な市街が広がるが、
川沿いには中庭がある1階建ての植民地様式の建物が多い。

交通の中心地でもあり、ドックや倉庫が立ち並ぶ河港が同国の主要貿易港としてにぎわうほか、
アルゼンチンの鉄道網と連絡する幹線鉄道の起点でもあり、ブエノスアイレスとは道路でも結ばれる。

北東郊には国際空港がある。人口 51万8792(2008年推計)



歴史

先住民はグアラニー人。16世紀以降およそ300年にわたるスペインの支配を経て、
1811年に独立、1844年に共和制に移行した。

1537年 スペインの植民地に
1811年 パラグアイとして独立
1844年 共和制に移行し、パラグアイ共和国の成立






     

サルト・クリスタル(Salto Cristal)

スペイン語で「クリスタルの滝」を意味するサルト・クリスタルは、
首都アスンシオンから車で 2時間ほどの距離にある滝。

パラグアイで最も美しい滝の1つで、現地人の間では避暑地として
利用されており、夏場には川遊びする家族で賑わう。

訪れるのに最適な時期は、通常5月から9月までの乾季。

この期間中は天気も快適で、降雨量が少ないため、水位が低くなり、
滝の景色もよく見えるベストシーズンとなる。


近場にキャンプ場があり、男女別にシャワー室も完備されている。
訪れるときにはぜひ水着を持参して行こう。

(Salto Cristal, 5000 Borja, Paraguay Isla Yvate PY, 040202)