石原裕次郎  (1934-1987)

兵庫県生まれ。慶応義塾大学中退。在学中の1956年(昭和31年)、日活映画「太陽の季節」に脇役で出演、映画界にデビュー。
「太陽の季節」は兄で一橋大学生の石原慎太郎が書いた同名小説を映画化したもの。

この小説は文学界新人賞、芥川賞を受賞し25万部を超すベストセラーとなり、「慎太郎刈り」の「太陽族」が街にあふれた。
石原裕次郎は2作目の「狂った果実」(1956年、昭和31年)で主演、人気スターに。

デビュー以来1年半ほどの間に15本の映画に出演、なかでも「嵐を呼ぶ男」(1957年、昭和32年)は爆発的にヒットした。

長い脚と甘さの中に野性味をたたえた容貌で、新しいタイプのヒーローとして圧倒的な支持を得て、日活のドル箱スターとなった。
低音で歌う歌も「俺は待ってるぜ」「銀座の恋の物語」「赤いハンカチ」「夜霧よ今夜も有難う」などと次々にヒットさせ一時代を画し、
1967年(昭和42年)にレコード大賞特別賞を受賞した。

1963年(昭和38年)石原プロモーションを設立し社長となり、同年の芸術祭賞の「太平洋ひとりぼっち」、
1968年(昭和43年)「黒部の太陽」などを製作し野心作を生み出した。

1972年(昭和47年)テレビ映画「太陽にほえろ!」に出演し、茶の間でも人気スターとして注目を浴びた。
1987年(昭和62年)7月17日没。





代表作品

日活「太陽の季節」(南田洋子、長門裕之、石原裕次郎)1956
日活「乳母車」(宇野重吉、石原裕次郎、芦川いづみ、新珠三千代)1956

日活「狂った果実」(石原裕次郎、北原三枝、津川雅彦)1956
日活「嵐を呼ぶ男」(石原裕次郎、北原三枝、芦川いづみ)1957

日活「幕末太陽伝」(フランキー堺、左幸子、南田洋子、石原裕次郎、芦川いづみ)1957
日活「俺は待ってるぜ」(石原裕次郎、北原美枝、二谷英明)1957

日活「錆びたナイフ」(石原裕次郎、小林旭、北原三枝)1958
日活「陽のあたる坂道」(石原裕次郎、北原美枝、芦川いづみ)1958

日活「世界を賭ける恋」(石原裕次郎、浅丘ルリ子、南田洋子)1959
日活「
あいつと私」(石原裕次郎、吉永小百合、芦川いづみ、酒井和歌子)1961

日活「若い人」(石原裕次郎、吉永小百合、浅丘ルリ子)1962
日活「銀座の恋の物語」(石原裕次郎、浅丘ルリ子、ジェリー・藤尾、江利チエミ、和泉雅子)1962

日活「赤いハンカチ」(石原裕次郎、浅丘ルリ子、二谷英明)1964
日活「二人の世界」(石原裕次郎、浅丘ルリ子、二谷英明)1966

日活「夜霧よ今夜も有難う」(石原裕次郎、浅丘ルリ子、二谷英明)1967
日活「黒部の太陽」(滝沢修、志村喬、佐野周二、三船敏郎、石原裕次郎)1968

日テレ「太陽にほえろ!」(石原裕次郎、松田優作)1972-1986
テレ朝「西部警察」(石原裕次郎、渡哲也)1979-1984