国名 マルタ共和国             
英語 Republic of Malta  
首都 バレッタ  
独立年 1964年  
主要言語 マルタ語、英語  
面積 (千Km2) 0.3  
人口 (百万人) 0.4  
通貨単位 ユーロ  
宗教 カトリック  
主要産業 製造業(繊維、造船)、観光  
 
         
         
アズール・ウィンドウ(Azure winow)

ゴツォ島(Gozo)へはマルタからフェリーで25分。
アズール・ウィンドウ(蒼い窓)と呼ばれるアーチは、石灰岩の岩が、数千年の時をかけて浸食されて出来上がったもの。
しかし、このアーチも近い将来崩れてしまうといわれている
 
         
         
地理

地中海の東部と西部をつなぐ中央海峡にある島国。

シチリア島南方約 100kmに位置し、マルタ島、
ゴツォ島、コミノ島などからなる。

主島のマルタ島は小島であるが、地形は変化に富む。

北東部は沈降海岸で良港が多く、南西部は海に向かい急傾斜し、断崖が発達。
裸岩で構成されているため恒常的な湖や川はない。


冬は温暖であるが、夏は暑く乾燥する典型的な地中海式気候で、
雨量は一定しない。

主産業は観光で、外貨収入の大部分を観光に依存している。

農業ではコムギ、オオムギ、野菜、果樹などを栽培し、
伝統的手芸としてのレース、銀細工が知られている。

そのほかワインなどの食品、衣料、電気器具、造船などの工業がある。



歴史

1530年、イスラム勢力によってロードス島を追われたヨハネ騎士団の所領となる。
1798年、ナポレオンの侵攻によってマルタ島は奪われ、ヨハネ騎士団は領土を失う。

1800年、イギリス軍がマルタを占領、1814年、イギリス領となり、第1次世界大戦、第2次世界大戦で軍事基地となった。

1964年、イギリス連邦内での独立を獲得。 1974年には憲法を改正して共和国となった。
2004年、ヨーロッパ連合 EUに加盟した。

 
1530年  ヨハネ騎士団の所領となる。     
1814年  イギリス領となる。     
1964年  イギリスから独立。     
1974年  マルタ共和国の成立。     
2004年  ヨーロッパ連合(EU)加盟。     
         
         
         
  マルタ島とゴツォ島の間に浮かぶ小島、コミノ島(Comino)。
マルタ島からフェリーで15分。

観光客のお目当ては、ブルーラグーンと呼ばれる透き通ったシアン色のビーチ。

海水は透明度が高く、まるでボートが宙に浮いているように見える絶景スポット。

ダイビングやスノーケリングスポットとしても人気があり、夏は大勢の観光客が集まる。
  
         
また島内の観光スポットとしては、南西岸に建つ聖マリア塔(Saint Mary's Tower)がある。

1618年にヨハネ騎士団が建設した四角形の塔で、マルタの防御塔として使われた歴史的建築。

この島は映画のロケ地としても知られ「トロイ」「モンテ・クリスト伯」などが撮影された。

「モンテ・クリスト伯」では、聖マリア塔が物語の中で牢獄として登場している。