アラーの使者 1960年(昭和30年) ドラマ傑作選
カバヤン王国のココナツ殿下とその妹マミイは、隠された王国の秘宝を探していた。
財宝の隠し場所は4枚の地図に記されている。
だがその途中、財宝を狙う紅とかげ団に襲われ、二人は絶体絶命の危機に!
そのとき、白ターバンに白覆面の正義の味方「アラーの使者」が現れた。
「七色仮面」に続く、川内康範原作、千葉真一主演のヒーロー物。
「怪傑ハリマオ」がアジアなら、こちらは中近東の話(ただし、中近東ロケは行ってない)
舞台となる「カバヤン王国」という国名は、番組スポンサーのカバヤ食品に由来する。
また「ココナツ殿下」「マミイ」のネーミングは、その当時の主力商品だった
「カバヤココナツキャラメル」「マミービスケット」から取ったものである。
(制作)NET、東映(原作)川内康範(脚本)松原佳成
(主題歌)東芝児童合唱団「アラーの使者」(作詞:川内康範、作曲:G・M・リード)
(配役)鳴海五郎/アラーの使者(千葉真一)ココナツ殿下(金子昭雄)マミイ(一条由美)
上田博士(小塚十紀雄)山村奈良吉(有馬新二)上田睦子(桜井悦子)大谷警部(細川直也)