いつかまた逢える 1995年(平成7年) ドラマ傑作選


紺野伸一(福山雅治)は、しがないプロレス雑誌の編集者。
高校以来の友人で、一流商社に勤める荒木勝利(椎名桔平)から頼まれて、代理で見合いを断りに行く。
だが、女性の方も代理がやって来た。
派手な化粧のその女性は偶然にも高校の後輩・城崎つゆ美(桜井幸子)で、伸一の片思いの相手だった。
しばらくして高校の同窓会が開かれ、つゆ美に再会した伸一は、彼女への恋心をよみがえらす。
が、つゆ美の心は勝利に…。
同郷の男女5人が東京で再会したことをきっかけに始まる、切なくすれ違うラブ・ストーリー。
福山雅治は「ひとつ屋根の下」以来、約2年ぶりのドラマ出演となった。
主人公・紺野伸一は、福山と同年齢の26歳。
もうひとりの主人公・荒木勝利を椎名桔平が演じている。
この二人に今田耕司を加えた三人は、高校の同級生で同じ剣道部に入っていた親友という設定。
今田が、お約束通り、サエないお調子者の役柄なのはいいが、椎名桔平の方が福山よりも
カッコイイという設定になっているようだ。
椎名はかつて剣道部主将で、その頃から女子学生の憧れの的だった。現在は、クールで
女扱いもうまいエリート商社マンで、やはり女性にはモテモテだ。
一方、福山は、格闘技雑誌の編集者で、性格はイイが、恋に不器用な男。
実は密かに同窓会で、つゆ美(桜井幸子)との再会を楽しみにしていた。
だがつゆ美の視線だけで、親友・椎名桔平への恋心を察知してしまうぐらい鋭いくせに、
さりげなく、きっかけを作ってあげてしまう優しいヤツ。
福山は「結局はいい人」で終わるタイプ。いくら努力しても運に恵まれない男はいるもの。
このドラマはそういう人物を主人公にして、視聴者の共感を呼ぶことに成功している。
(制作)フジテレビ(脚本)水橋文美江
(主題歌)サザンオールスターズ「あなただけを〜Summer Heartbreak〜」(作詞作曲:桑田佳祐)
(配役)紺野伸一(福山雅治)荒木勝利(椎名桔平)中田乾三(今田耕司)城崎つゆ美(桜井幸子)大沢恵子(高島礼子)
今中純子(大塚寧々)井原敏行(三ツ木清隆)河野孝一郎(沖田浩之)山科明美(西田尚美)森下美智子(小林千香子)
川上忍(吉田真由子)岡野渉(春田純一)紺野一朗(河原崎長一郎)
