三宅邦子(みやけくにこ)(1916-1992)


1916年(大正5年)9月17日生まれ。埼玉県出身。久喜高等女学校卒。本名・三浦やす。


女学校卒業後の1934年(昭和9年)1月、東京宝塚劇場開設時の東宝専属俳優募集に応募、
1300名の応募者から選ばれた男子19名、女子9名の一人として採用された。

だが間もなく辞して、同年8月、知人の紹介で松竹蒲田に入社。

同年9月、栗島すみ子主演の「夢のさゝやき 」でデビューした。


大先輩の田中絹代、川崎弘子、あるいはニューフェイスの桑野通子、高杉早苗らの
引き立て役に回ることが多かった。

しかし育ちの良さを思わせる気品のある顔立ちと、おおらかで落ち着きのある佇まいが
光を放ち、次第に松竹にはなくてはならぬ貴重な存在になった。





代表作は、渋谷実監督「ママの縁談 1937年」、島津保次郎監督「兄とその妹 1939年」、
また小津安二郎監督「戸田家の兄弟 1941年」の長男の妻役も忘れることができない。


1942年(昭和17年)結婚のため退社したが、1948年(昭和23年)に復帰。
以降も小津安二郎監督作品に多く出演した。

1992年(平成4年)11月4日、急性心不全のため死去。76歳。










代表作品

松竹「夢のさゝやき」(栗島すみ子、藤井貢、新井淳、三宅邦子、小林十九二、斎藤達雄)1934年(昭和9年)
松竹「金環蝕」(藤井貢、川崎弘子、桑野通子、金光嗣郎、山口勇、藤野秀夫、三宅邦子)1934年(昭和9年)

松竹「春江の結婚」(坂本武、斎藤達雄、吉川満子、三宅邦子、水島亮太郎、高杉早苗)1934年(昭和9年)
松竹「大学の若旦那・日本晴れ」(坂本武、三宅邦子、栗島すみ子、高杉早苗、桑野通子)1934年(昭和9年)

松竹「一つの貞操」(岡譲二、川崎弘子、栗島すみ子、江川宇礼雄、三宅邦子)1935年(昭和10年)
松竹「女の感情」(桑野通子、三宅邦子、日下部章)1935年(昭和10年)

松竹「三人の女性」(坪内美子、三宅邦子、小桜葉子、竹内良一、日下部章、斎藤達雄)1935年(昭和10年)
松竹「海の兄弟」(桑野通子、河村黎吉、日守新一、三宅邦子)1935年(昭和10年)

松竹「永久の愛、前篇」(藤野秀夫、栗島すみ子、田中絹代、上原謙、斎藤達雄、三宅邦子)1935年(昭和10年)
松竹「永久の愛、後篇」(藤野秀夫、栗島すみ子、田中絹代、上原謙、斎藤達雄、三宅邦子)1935年(昭和10年)

第一「虞美人草」(月田一郎、三宅邦子、大倉千代子、岩田祐吉、梅村蓉子、夏川大二郎)1935年(昭和10年)
第一「男の友情」(夏川大二郎、三宅邦子、武田一義)1935年(昭和10年)

松竹「人生のお荷物」(斎藤達雄、吉川満子、大山健二、田中絹代、三宅邦子)1935年(昭和10年)
松竹「若旦那、百万石」(近衛敏明、坂本武、武田春郎、大山健二、三宅邦子)1936年(昭和11年)

松竹「母の面影」(徳大寺伸、高杉早苗、三宅邦子、八雲恵美子、藤野秀夫)1936年(昭和11年)
松竹「感情山脈」(桑野通子、佐分利信、坪内美子、三宅邦子、斎藤達雄)1936年(昭和11年)

松竹「愛の法則」(桑野通子、三宅邦子、金光嗣郎、近衛敏明)1936年(昭和11年)
松竹「結婚の条件」(坂本武、吉川満子、三宅邦子、小桜葉子、柴田篤子)1936年(昭和11年)

松竹「双鏡」(三宅邦子、佐分利信、吉川満子)1936年(昭和11年)
松竹「君よ高らかに歌へ」(豊田満、近衛敏明、三宅邦子、高峰三枝子、小林十九二)1936年(昭和11年)

松竹「母を尋ねて」(坪内美子、上山草人、市村美津子、南部耕作、高峰三枝子、三宅邦子)1936年(昭和11年)
松竹「少年航空兵」(本郷秀雄、水島光代、三宅邦子、夏川大二郎、笠智衆)1936年(昭和11年)

松竹「人妻椿、前篇」(佐分利信、川崎弘子、上原謙、笠智衆、三宅邦子)1936年(昭和11年)
松竹「人妻椿、後篇」(佐分利信、川崎弘子、上原謙、笠智衆、三宅邦子)1936年(昭和11年)

松竹「愛の一つ家」(三宅邦子、広瀬徹、本郷秀雄、水島光代、徳大寺伸)1936年(昭和11年)
松竹「青春満艦飾」(夏川大二郎、大山健二、近衛敏明、豊田満、三宅邦子)1936年(昭和11年)

松竹「秋怨」(徳大寺伸、坪内美子、森川まさみ、磯野秋雄、三宅邦子)1937年(昭和12年)
松竹「恋愛無敵艦隊」(夏川大二郎、高峰三枝子、島田富美子、坪内美子、三宅邦子)1937年(昭和12年)

松竹「春の女性」(川崎弘子、佐分利信、三宅邦子、笠智衆)1937年(昭和12年)
松竹「その夜の秘密」(三宅邦子、近衛敏明、大山健二、八雲恵美子)1937年(昭和12年)

松竹「あばれもの」(徳大寺伸、三宅邦子、大塚君代、吉川満子、西村青児)1937年(昭和12年)
松竹「金色夜叉」(夏川大二郎、川崎弘子、佐野周二、佐分利信、三宅邦子、高峰三枝子)1937年(昭和12年)

松竹「神秘な男」(上原謙、河村黎吉、三宅邦子、坂本武)1937年(昭和12年)
松竹「婚約三羽烏」(佐野周二、上原謙、佐分利信、高峰三枝子、三宅邦子)1937年(昭和12年)

松竹「ママの縁談」(三宅邦子、斎藤達雄、高峰三枝子、山内光)1937年(昭和12年)
松竹「雨の夜の抱擁」(水島亮太郎、三宅邦子、佐分利信、東山光子、小林十九二)1937年(昭和12年)

松竹「母への抗議」(佐野周二、三宅邦子、斎藤達雄、吉川満子)1937年(昭和12年)
松竹「鼻唄お嬢さん」(田中絹代、三宅邦子、夏川大二郎、斎藤達雄、岡村文子)1938年(昭和13年)

松竹「君にささぐ花束」(川崎弘子、槇芙佐子、爆弾小僧、水島亮太郎、三宅邦子、徳大寺伸)1938年(昭和13年)
松竹「
風の女王」(佐野周二、三宅邦子、高杉早苗、笠智衆、森川まさみ)1938年(昭和13年)

松竹「母ぞよく知る」(河村黎吉、飯田蝶子、三宅邦子、水戸光子、徳大寺伸)1938年(昭和13年)
松竹「出発」(田中絹代、佐分利信、上原謙、河村黎吉、三宅邦子)1938年(昭和13年)

松竹「半処女」(佐分利信、三宅邦子、川崎弘子、夏川大二郎)1938年(昭和13年)
松竹「人の気も知らないで」(三宅邦子、笠智衆、忍節子、槇芙佐子)1938年(昭和13年)

松竹「皆んな見えなくなる峠」(水島亮太郎、岡村文子、三宅邦子、大塚君代、徳大寺伸)1938年(昭和13年)
松竹「ある淑女の告白、花ある氷河」(三宅邦子、上原謙、斎藤達雄)1938年(昭和13年)

松竹「家庭日記」(佐分利信、高杉早苗、上原謙、桑野通子、三宅邦子、藤野秀夫、大山健二)1938年(昭和13年)
松竹「女の友愛」(三宅邦子、三浦光子、徳大寺伸、斎藤達雄)1938年(昭和13年)

松竹「第一線の人々」(夏川大二郎、三浦光子、笠智衆、日守新一、三井秀男、三宅邦子)1938年(昭和13年)
松竹「日本人、明治篇」(上原謙、佐分利信、徳大寺伸、夏川大二郎、三宅邦子)1938年(昭和13年)

松竹「日本人、昭和篇」(上原謙、佐分利信、徳大寺伸、夏川大二郎、三宅邦子)1938年(昭和13年)
松竹「母の歌、前篇(誓)」(田中絹代、川崎弘子、高峰三枝子、夏川大二郎、三宅邦子)1938年(昭和13年)

松竹「母の歌、後篇(縁)」(田中絹代、川崎弘子、高峰三枝子、夏川大二郎、三宅邦子)1938年(昭和13年)
松竹「お加代の覚悟」(田中絹代、三宅邦子、河村黎吉、上原謙、葛城文子、坪内美子)1939年(昭和14年)

松竹「兄とその妹」(佐分利信、三宅邦子、桑野通子、上原謙)1939年(昭和14年)
松竹「
新女性問答」(桑野通子、川崎弘子、三宅邦子、水戸光子、坪内美子)1939年(昭和14年)

松竹「母を讃へる歌」(斎藤達雄、吉川満子、三宅邦子、三井秀夫、爆弾小僧、三浦光子)1939年(昭和14年)
松竹「新しき家族」(斎藤達雄、葛城文子、佐分利信、河村黎吉、岡村文子、三宅邦子)1939年(昭和14年)

松竹「桑の実は紅い」(田中絹代、上原謙、水戸光子、藤野秀夫、川崎弘子、三宅邦子)1939年(昭和14年)
松竹「感激の頃」(藤野秀夫、三原純、槇芙佐子、三宅邦子、高倉彰)1939年(昭和14年)

松竹「愛染椿」(夏川大二郎、田中絹代、水戸光子、三宅邦子、笠智衆)1940年(昭和15年)
松竹「春の旋風」(川崎弘子、佐分利信、三宅邦子、上山草人、広瀬徹)1940年(昭和15年)

松竹「涙の責任、前篇」(川崎弘子、三宅邦子、三原純、日守新一)1940年(昭和15年)
松竹「涙の責任、後篇」(川崎弘子、三宅邦子、三原純、日守新一)1940年(昭和15年)

松竹「皇国の妻」(川崎弘子、三宅邦子、佐分利信、三原純)1940年(昭和15年)
松竹「女性の覚悟、第一部、純情の花」(桑野通子、田中絹代、川崎弘子、三宅邦子)1940年(昭和15年)

松竹「女性の覚悟、第二部、犠牲の歌」(桑野通子、田中絹代、川崎弘子、三宅邦子)1940年(昭和15年)
松竹「再会」(川崎弘子、三宅邦子、日守新一、水島亮太郎、高倉彰)1940年(昭和15年)

松竹「お母さん」(徳大寺伸、吉川満子、三宅邦子、斎藤達雄)1940年(昭和15年)
松竹「お絹と番頭」(田中絹代、上原謙、藤野秀夫、三宅邦子、河村黎吉)1940年(昭和15年)

松竹「みかへりの搭」(奈良真養、笠智衆、大山健二、近衛敏明、三宅邦子)1941年(昭和16年)
松竹「戸田家の兄妹」(佐分利信、高峰三枝子、桑野通子、葛城文子、斎藤達雄、三宅邦子)1941年(昭和16年)

松竹「往きあふ人々」(吉川満子、三宅邦子、三浦光子、坪内美子、斎藤達雄、河村黎吉)1941年(昭和16年)
松竹「結婚の理想」(三宅邦子、三浦光子、三原純、斎藤達雄、岡村文子、河村黎吉)1941年(昭和16年)

松竹「君よ共に歌わん」(三宅邦子、三原純、霧島昇、朝霧鏡子、槇芙佐子)1941年(昭和16年)
松竹「君と僕」(永田絃次郎、崔雲峰、小杉勇、金素英、朝霧鏡子、三宅邦子)1941年(昭和16年)

松竹「家族」(河村黎吉、佐分利信、三宅邦子、田中絹代、三浦光子)1942年(昭和17年)
松竹「日本の母」(葛城文子、佐分利信、上原謙、佐野周二、高峰三枝子、三宅邦子)1942年(昭和17年)

松竹「兄妹会議」(斎藤達雄、川崎弘子、佐野周二、笠智衆、河野敏子、三宅邦子)1942年(昭和17年)
松竹「美しい横顔」(木暮実千代、徳大寺伸、河村黎吉、日守新一、三宅邦子)1942年(昭和17年)

新東宝「富士山頂」(藤田進、三宅邦子、大河内伝次郎、田中春男、原節子)1948年(昭和23年)
松竹「肖像」(井川邦子、小沢栄太郎、東山千栄子、桂木洋子、三宅邦子、佐田啓二)1948年(昭和23年)

新東宝「群狼」(藤田進、三宅邦子、佐分利信、大日方伝、野上千鶴子)1948年(昭和23年)
松竹「わが恋は燃えぬ」(田中絹代、水戸光子、小沢栄太郎、菅井一郎、三宅邦子)1949年(昭和24年)

松竹「花婿三段跳び」(佐野周二、日守新一、三宅邦子、幾野道子)1949年(昭和24年)
松竹「フランチェスカの鐘」(鶴田浩二、桂木洋子、三宅邦子、逢初夢子、二葉あき子)1949年(昭和24年)

松竹「晩春」(笠智衆、原節子、月丘夢路、杉村春子、三宅邦子、三島雅夫、桂木洋子)1949年(昭和24年)
松竹「まぼろし夫人」(藤田進、山村聡、三宅邦子、若杉曜子)1949年(昭和24年)

東横「獄門島」(片岡千恵蔵、三宅邦子、喜多川千鶴、大友柳太郎、斎藤達雄)1949年(昭和24年)
東横「獄門島、解明篇」(片岡千恵蔵、三宅邦子、喜多川千鶴、大友柳太郎、斎藤達雄)1949年(昭和24年)

新東宝「女医の診察室」(原節子、上原謙、風見章子、三宅邦子)1950年(昭和25年)
東宝「夢は儚なく」(龍崎一郎、折原啓子、市川春代、伊沢一郎、夏川静江、三宅邦子)1950年(昭和25年)

東宝「アルプス物語」(原節子、伊豆肇、三宅邦子、小沢栄)1950年(昭和25年)
松竹「薔薇合戦」(三宅邦子、若山セツ子、桂木洋子、鶴田浩二、大坂志郎、進藤英太郎)1950年(昭和25年)

新東宝「えりことともに、第一部」(三宅邦子、角梨枝子、田村秋子、杉村春子、清川玉枝)1951年(昭和26年)
新東宝「えりことともに、第二部」(三宅邦子、角梨枝子、田村秋子、杉村春子、清川玉枝)1951年(昭和26年)

松竹「父恋し」(若原雅夫、美空ひばり、三宅邦子、桜むつ子、清水一郎)1951年(昭和26年)
新東宝「麗春花」(島崎雪子、伊豆肇、花井蘭子、島耕二、三宅邦子)1951年(昭和26年)

東宝「その人の名は云えない」(角梨枝子、風見章子、山村聡、田崎潤、三宅邦子、小林桂樹)1951年(昭和26年)
松竹「
麦秋」(原節子、笠智衆、淡島千景、杉村春子、三宅邦子、佐野周二)1951年(昭和26年)

東映「遊民街の夜襲」(片岡千恵蔵、月形龍之介、花柳小菊、三宅邦子、大友柳太朗)1952年(昭和27年)
東宝「青春会議」(伊豆肇、山村聡、小泉博、杉葉子、岡田茉莉子、三宅邦子)1952年(昭和27年)

東宝「息子の花嫁」(小林桂樹、藤原釜足、森繁久彌、望月優子、三宅邦子)1952年(昭和27年)
松竹「母の願い」(三宅邦子、佐田啓二、桂木洋子、小林トシ子、佐野周二)1952年(昭和27年)

松竹「息子の青春」(北龍二、三宅邦子、石浜朗、藤原元二、笠智衆)1952年(昭和27年)
松竹「郷愁」(轟夕起子、岸恵子、佐野周二、三宅邦子、笠智衆)1952年(昭和27年)

松竹「ひばりのサーカス、悲しき小鳩」(美空ひばり、佐田啓二、岸恵子、三宅邦子)1952年(昭和27年)
大映「佐渡ガ島悲歌」(根上淳、藤田泰子、紺アケミ、三宅邦子、菅原都々子)1952年(昭和27年)

松竹「お茶漬の味」(佐分利信、木暮実千代、鶴田浩二、三宅邦子、淡島千景、津島恵子)1952年(昭和27年)
松竹「母は叫び泣く」(市川春代、川喜多雄二、紙京子、佐田啓二、三宅邦子)1952年(昭和27年)

新東宝「慟哭」(佐分利信、木暮実千代、阿部寿美子、三橋達也、徳大寺伸、三宅邦子)1952年(昭和27年)
東映「流賊黒馬隊、暁の急襲」(市川右太衛門、長谷川裕見子、三宅邦子、横山エンタツ)1952年(昭和27年)

松竹「うず潮」(月丘夢路、若原雅夫、松本恒夫、佐田啓二、野添元子、三宅邦子)1952年(昭和27年)
東映「流賊黒馬隊、月下の対決」(市川右太衛門、長谷川裕見子、松島トモ子、三宅邦子)1952年(昭和27年)

大映「総理大臣と女カメラマン、彼女の特ダネ」(京マチ子、若尾文子、船越英二、三宅邦子)1952年(昭和27年)
松竹「春の鼓笛」(高峰三枝子、角梨枝子、高橋貞二、佐田啓二、川喜多雄二、三宅邦子)1953年(昭和28年)

松竹「妻の青春」(北竜二、三宅邦子、小園蓉子、笠智衆)1953年(昭和28年)
松竹「女性の声」(水原真知子、佐田啓二、川喜多雄二、東谷暎子、三宅邦子)1953年(昭和28年)

大映「母波」(三益愛子、木村三津子、南田洋子、白鳥みづえ、三宅邦子)1953年(昭和28年)
松竹「落葉日記」(山村聡、角梨枝子、佐田啓二、三宅邦子、川喜多雄二)1953年(昭和28年)

松竹「雪間草」(紙京子、川喜多雄二、草間百合子、三宅邦子、市川春代)1953年(昭和28年)
大映「雁」(高峰秀子、芥川比呂志、宇野重吉、東野英治郎、三宅邦子)1953年(昭和28年)

松竹「東京物語」(笠智衆、東山千栄子、原節子、杉村春子、山村聡、香川京子、三宅邦子)1953年(昭和28年)
東映「多羅尾伴内、曲馬団の魔王」(片岡千恵蔵、轟夕起子、三宅邦子)1954年(昭和29年)

大映「四人の母」(三益愛子、折原啓子、三宅邦子、浦辺粂子、南田洋子)1954年(昭和29年)
大映「愛染かつら」(鶴田浩二、京マチ子、船越英二、伏見和子、三宅邦子)1954年(昭和29年)

松竹「青春ロマンスシート、青空に坐す」(美空ひばり、桂木洋子、笠智衆、北原三枝、三宅邦子)1954年(昭和29年)
東宝「
母の初恋」(岸恵子、三宅邦子、香川京子、上原謙、志村喬)1954年(昭和29年)

新東宝「嘘」(三宅邦子、芦田伸介、飯田蝶子、安部徹、村瀬禅)1954年(昭和29年)
東映「継母」(折原啓子、宇佐美諄、田代百合子、原国雄、三宅邦子)1954年(昭和29年)

東宝「兄さんの愛情」(池部良、石浜朗、江原達怡、三宅邦子、伊吹友木子)1954年(昭和29年)
東宝「明日の幸福」(上原謙、小泉博、久我美子、水谷八重子、木暮実千代、三宅邦子)1955年(昭和30年)

東映「十九の花嫁」(波島進、天路圭子、三宅邦子、中原ひとみ、井上大助)1955年(昭和30年)
大映「幻の馬」(見明凡太朗、若尾文子、遊佐晃彦、岩垂幸彦、三宅邦子)1955年(昭和30年)

松竹「愛情会議」(斎藤達雄、三宅邦子、佐竹明夫、浅茅しのぶ、藤乃高子)1955年(昭和30年)
松竹「絵島生島」(淡島千景、市川海老蔵、草笛光子、高橋貞二、高峰三枝子、三宅邦子)1955年(昭和30年)

松竹「早春」(淡島千景、池部良、高橋貞二、岸恵子、笠智衆、杉村春子、三宅邦子)1956年(昭和31年)
東宝「女房族は訴える」(佐野周二、岡田茉莉子、小泉博、雪村いづみ、瑳峨三智子、三宅邦子)1956年(昭和31年)

大映「
裁かれる十代」(川上康子、川口浩、矢島ひろ子、品川隆二、三宅邦子)1956年(昭和31年)
東宝「婚約三羽烏」(小林桂樹、宝田明、小泉博、安西郷子、三宅邦子)1956年(昭和31年)

大映「あさ潮ゆう潮」(若尾文子、水戸光子、浦辺粂子、川口浩、三宅邦子)1956年(昭和31年)
大映「母を求める子等」(三益愛子、小山栄治、品川隆二、三宅邦子、川上康子)1956年(昭和31年)

東宝「日蝕の夏」(石原慎太郎、山村聡、三宅邦子、司葉子、若山セツ子)1956年(昭和31年)
松竹「こぶしの花の咲く頃」(中原ひとみ、紙京子、北原隆、桑野みゆき、三宅邦子)1956年(昭和31年)

松竹「太陽とバラ」(中村賀津雄、沢村貞子、石浜朗、久我美子、三宅邦子)1956年(昭和31年)
大映「朱雀門」(若尾文子、市川雷蔵、山本富士子、三宅邦子、東野英治郎)1957年(昭和32年)

大映「湖水物語」(近藤美恵子、丸山修、三宅邦子、大河良、清川玉枝)1957年(昭和32年)
大映「愛すべき罪」(藤田佳子、若松和子、品川隆二、三宅邦子、岡村文子)1957年(昭和32年)

大映「青空娘」(若尾文子、菅原謙二、川崎敬三、東山千栄子、三宅邦子)1957年(昭和32年)
大映「母」(三益愛子、見明凡太朗、根上淳、穂高のり子、三宅邦子)1958年(昭和33年)

東宝「家内安全」(飯田蝶子、佐野周二、三宅邦子、平田昭彦、江原達怡)1958年(昭和33年)
東宝「若い娘たち」(雪村いづみ、笹るみ子、三宅邦子、野口ふみえ、加東大介)1958年(昭和33年)

大映「白鷺」(山本富士子、川崎敬三、野添ひとみ、高松英郎、南左斗子、三宅邦子)1958年(昭和33年)
大映「細雪」(轟夕起子、京マチ子、山本富士子、叶順子、信欣三、三宅邦子)1959年(昭和34年)

大映「たそがれの東京タワー」(仁木多鶴子、小林勝彦、金田一敦子、三宅邦子、市田ひろみ)1959年(昭和34年)
松竹「お早よう」(佐田啓二、久我美子、笠智衆、杉村春子、東野英治郎、三宅邦子)1959年(昭和34年)

東宝「ある日わたしは」(上原美佐、宮口精二、三宅邦子、手塚茂夫、星由里子)1959年(昭和34年)
東映「鹿島灘の女」(江原真二郎、水木襄、春丘典子、山本幸子)1959年(昭和34年)

東宝「若い素肌」(浜美枝、新珠三千代、星由里子、三宅邦子)1960年(昭和35年)
東映「俺から行くぞ」(中村賀津雄、佐久間良子、今井健二、山村聡、三宅邦子)1960年(昭和35年)

松竹「秋日和」(原節子、司葉子、岡田茉莉子、佐分利信、佐田啓二、笠智衆、三宅邦子)1960年(昭和35年)
大映「お嬢さん」(若尾文子、川口浩、野添ひとみ、田宮二郎、三宅邦子)1961年(昭和36年)

新東宝「胎動期、私たちは天使じゃない」(池内淳子、広村芳子、橘恵子、三宅邦子)1961年(昭和36年)
松竹「花扉」(初名美香、南原宏治、笠智衆、佐々木功、三宅邦子)1961年(昭和36年)

大映「夕やけ小やけの赤とんぼ」(渚まゆみ、前田賢一、和波孝禧、片山明彦、三宅邦子)1961年(昭和36年)
大映「新源氏物語」(市川雷蔵、寿美花代、中村玉緒、若尾文子、三宅邦子)1961年(昭和36年)

大映「うるさい妹たち」(川口浩、仲宗根美樹、岩崎加根子、江波杏子、三宅邦子)1961年(昭和36年)
東宝「箱根山」(東山千栄子、加山雄三、佐野周二、星由里子、森繁久彌、三宅邦子)1962年(昭和37年)

東映「ひばりの佐渡情話」(美空ひばり、天田俊明、花房錦一、待田京介、三宅邦子)1962年(昭和37年)
松竹「秋刀魚の味」(岩下志麻、笠智衆、佐田啓二、岡田茉莉子、三宅邦子、杉村春子)、1962年(昭和37年)

日活「若い東京の屋根の下」(吉永小百合、浜田光夫、山内賢、伊藤雄之助、三宅邦子)1963年(昭和38年)
日活「敗れざるもの」(石原裕次郎、小倉一郎、宇佐美淳也、三宅邦子、十朱幸代)1964年(昭和39年)

大映「若い時計台」(太田博之、安田道代、成田三樹夫、河内桃子、三宅邦子)1967年(昭和42年)
TBS「虹」(松尾嘉代、小笠原良智、伊藤弘子、勝呂誉、児玉清、清水将夫、三宅邦子)1967年(昭和42年)

日活「だれの椅子?」(吉永小百合、渡哲也、杉良太郎、山本陽子、三宅邦子)1968年(昭和43年)
大映「蛇娘と白髪魔」(松井八知栄、高橋まゆみ、平泉征、浜田ゆう子、三宅邦子)1968年(昭和43年)

東宝「ザ・タイガース、華やかなる招待」(沢田研二、瞳みのる、加橋かつみ、三宅邦子)1968年(昭和43年)
東映「まむしの兄弟、二人合せて30犯」(菅原文太、川地民夫、東三千、三宅邦子)1974年(昭和49年)

東宝「俺の選んだ女」(竜雷太、松原智恵子、浪花千栄子、加東大介、三宅邦子)1976年(昭和51年)
フジ「女たちの海峡」(山本陽子、田村亮、高橋昌也、乙羽信子、山村聡、三宅邦子) 1981年(昭和56年)

東宝「細雪」(岸恵子、吉永小百合、佐久間良子、古手川祐子、石坂浩二、三宅邦子)1983年(昭和58年)
松竹「近松門左衛門、鑓の権三」(郷ひろみ、岩下志麻、火野正平、田中美佐子、三宅邦子)1986年(昭和61年)

野村「森の向う側」(きたやまおさむ、一色彩子、藤田進、三宅邦子)1988年(昭和63年)