夫に間違いありません   2026年(令和8年)       ドラマ傑作選

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朝比聖子(松下奈緒)の夫・一樹(安田顕)が、ある日突然姿を消した。

一カ月後、川から水死体が発見され、所持品には一樹の免許証が。


遺体は顔が判別できる状態ではなかったが、身体の特徴から一樹だと確信。

聖子は「夫に間違いありません」と警察に告げ、その場で泣き崩れる。

捜査の結果、橋から誤って河へ落ちたことによる事故死と断定された。


それから一年後、聖子は二人の子供と、認知症の義母を世話しながら、

先代から続く「おでん屋」を切り盛りしていた。


そんなある日、店の方から何やら物音が…。

様子を見に行くと、そこに立っていたのは、なんと夫の一樹だった。

一樹は家族を置いて出て行ったことを涙ながらに謝罪。


そんな夫に呆れながらも、再び一緒に暮らせる喜びを噛みしめる聖子だった。

が、次の瞬間、自分が遺体の誤認を犯したことに気づく。


警察へ行こうと告げるが、生命保険金を受け取ったと知った一樹は

「保険金の返済を迫られたらどうする」と、聖子を押し留めるのだった。



実際に起きた遺体の取り違え事件(2018年)から着想を得たヒューマンサスペンス。

夫が失踪し、その後事故死したと告げられながらも、一年後に生きて戻ってきた夫と

再会したヒロインの驚愕と戸惑いの姿を描いている。


夫が帰って「めでたし、めでたし」とならないのは、保険金で生活を立て直したからだ。

使ってしまった保険金を一括返金できず、子供たちの生活と幸せを守るため、

夫をかくまったヒロインに、次から次へと苦難が押し寄せる。


失踪中の夫が、キャバクラ嬢・瑠美子と関係していた裏切りを知り、その瑠美子から

大金をゆすられ、やがて夫が誤って瑠美子を殺害するという事件が発生してしまう。

また、ゴシップ週刊誌の記者にかぎ回られ、ヒロインはジリジリと追い詰められていく。


そのほかにも、誤認した遺体はいったい誰だったのか、その遺体はなぜ夫の免許証を

所持していたのか、など核心となる謎も山積みとなっている。

ジェットコースターのように、息つく間もなく展開する物語から、最後まで目が離せない。



(制作)KTV(関西テレビ)(脚本)おかざきさとこ

(配役)朝比聖子(松下奈緒)朝比一樹(安田顕)朝比栄大(山崎真斗)朝比亜季(吉本実由)

朝比いずみ(朝加真由美)葛原紗春(桜井ユキ)葛原希美(磯村アメリ)貴島光聖(中村海人)

九条ゆり(余貴美子)天童弥生(宮沢氷魚)薩川景虎(大朏岳優)藤谷瑠美子(白宮みずほ)


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