本日も晴天なり   1981年(昭和56年)       ドラマ傑作選

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昭和19年の夏、桂木元子(原日出子)は、日本橋の江戸染めの老舗の娘。

NHK放送局で、女子放送員を募集しているのを知り、ひそかに応募する。


しかし、父の宗俊(津川雅彦)は怒る。女の給料取りを出したのでは、

先祖に申し訳が立たないという理屈だった。


父の意に反して、見事に合格を果たし入局した元子だが、戦時下にアナウンサー

となった元子の就職期間は、終戦までのわずか1年間。




失職の憂き目に遭った元子だが、戦後にルポライター、そして作家の道へと進む。

取材を通じて、一瞬一瞬を大切に生きることの大切さを痛感していくのだった。



NHK放送員からリポーター、そして作家へと、仕事への意欲をもって生きた女性を

主人公にした奮闘記。


1980年代は「女性の時代」と呼ばれ、社会で自立して働く女性が「憧れのかっこいい

女性像」として雑誌やドラマで盛んに描かれ「キャリアウーマン」という言葉が

社会に広く浸透した時代であった。


本作「本日も晴天なり」の時代設定は、戦中戦後であるが「結婚と仕事の両立」は、

時宜にかなった題材で、等身大のヒロインには、視聴者から多くの関心が寄せられた。


劇団四季出身の原日出子は、この作品のあとも、映画やテレビドラマに多数出演した。



(制作)NHK(脚本)小山内美江子

(配役)桂木元子(原日出子)父・宗俊(津川雅彦)母・トシ江(宮本信子)兄・正大(福田勝洋)

妹・巳代子(小柳英理子)弟・順平(吉田紀人)祖母・大原波津(原泉)神長幸之助(牧伸二)

大原正道(鹿賀丈史)花山洋三(上條恒彦)芸者・金太郎(木の実ナナ)


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