国名 | アメリカ合衆国 | ||||
英語 | United States of America | ||||
首都 | ワシントンD.C. | ||||
独立年 | 1776年 | ||||
民族 | ヨーロッパ人(64%)、ヒスパニック(16%)、 | ||||
その他 | 黒人(12%)、アジア人(5%)、その他(3%) | ||||
主要言語 | 英語 | ||||
面積 | 952万6468km2 | ||||
人口 | 3億1649万8000(2013推計) | ||||
通貨単位 | 米ドル | ||||
宗教 | プロテスタント、カトリック | ||||
その他 | ユダヤ教、イスラム教 | ||||
主要産業 | 工業、農林業(小麦、トウモロコシ、木材) | ||||
金融・保険・不動産業、サービス業 |
アメリカ合衆国 州名、人口、面積、州都
アメリカ合衆国 河川地図
アメリカ合衆国 地勢図
アメリカ合衆国 歴代大統領、在任期間
地理
北アメリカ大陸の中央部を占める 48州および 1特別区(ワシントン・コロンビア特別区)と、
アラスカ州およびハワイ州の 2州とからなる連邦共和国。
元首は任期 4年の大統領(3選禁止)。議会は上院と下院の 2院からなる。
西部には、ロッキー山脈、シェラネバダ山脈が並行して南北に連なる。
これらの間にグレートベースン(大盆地)があり、これを横切ってコロンビア川と
コロラド川の二大水系が西流して太平洋に注ぐ。
内陸は主としてミシシッピー川の水系に属する大平野で、その北部のカナダ国境に五大湖がある
東部には、アパラチア山脈が連なり、大西洋岸とメキシコ湾岸には、広く海岸平野が発達する。
気候はほぼ西経100°の経線を境として、東半部の湿潤気候とそれ以西の乾燥気候とに大きく分けることができる。
東半部のなかでもニューイングランド6州(メイン州、ニューハンプシャー州、バーモント州、マサチューセッツ州、
ロードアイランド州、コネチカット州)と五大湖付近は、冷涼な海洋性気候、中央部は夏季温暖な大陸性気候、
そして南部は亜熱帯気候を示す。
西部はグレートプレーンズのステップ気候、グレートベースン周辺は砂漠気候、
太平洋岸は温暖な海洋性気候および温帯冬雨気候などを示す。
かつてはアメリカの各地で、先住民のアメリカインディアンが
民族集団単位に生活を営んでいたが、15〜16世紀頃から
海岸部にスペイン人をはじめヨーロッパ人が入植。
17世紀になって、東北部にイギリス人やフランス人が移住して
18世紀中頃までに十三植民地を建設した。
1776年のアメリカ独立宣言、1861〜1865年の南北戦争などを経て、
東部から西部へと開拓が進められた。
第一次世界大戦後、特に織物や農業機械工業の発達が著しく、
それは大規模な機械化農業の発達に結びつくものであった。
その結果、肥沃で広大な内陸平野には、コムギ地帯や
トウモロコシ地帯、綿花地帯などの大農業地帯が形成された。
また、中部および西部諸州の石油や、アパラチア山系の石炭、
ミネソタ州の鉄鉱石など、鉱物資源にも恵まれて、
各地に工業が発達した。
第二次世界大戦後は、メキシコ湾岸や太平洋岸にも石油化学、
航空機、電子などの近代工業が立地した。
工業化に伴って都市化も進み、ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルスなどの大都市が形成され、
特にニューヨークを中心とした地域は、総人口 1800万をこえる巨大都市(メガロポリス)圏となるにいたった。
このような豊かな経済力を背景にして、通貨のドルは国際通貨となり、多くの国々と同盟を結び、
国際政治のうえでも指導的な役割を果たしてきた。
国民総生産や国民所得で、世界の首位を占め、多くの国民は豊かな「アメリカ的生活様式」を営む。
住民は非ヒスパニック系白人 63.7%、ヒスパニック系 16.3%、非ヒスパニック系黒人 12.6%、ほかにアジア系、
アメリカインディアンなど(2010)
主要言語は英語であるが、ヒスパニックの多くはスペイン語を話す。
宗教はプロテスタント、カトリックのほか、ユダヤ教、イスラム教など。
歴史
1607年のジェームズタウン植民地(バージニア州)建設に始まるイギリスの北アメリカ十三植民地の
形成と発展は、先住民アメリカインディアンの「排除」とアフリカ人奴隷(黒人奴隷)の「植民」を
前提として行なわれた。
名誉革命後、ヨーロッパにおける数次の王位継承戦争と連動したフランスとの植民地争奪戦争に
勝ったイギリスは、1763年以後帝国統制政策を強化した。
しかし、すでに植民地自治を強化した北アメリカ十三植民地はこれに強く抵抗し、
1775年、ついに武力抗争に踏み切り、独立戦争(アメリカ独立戦争)に突入した。
翌 1776年大陸会議に結集した十三植民地は独立宣言(アメリカ独立宣言)を公布し、
次々に邦憲法を制定して 13の共和邦に転換、それらが連合してアメリカ合衆国を形成した。
独立戦争は当初、植民地軍に不利な形勢だったが、フランスが兵士や戦艦などを援助
したことにより、戦局は逆転、1781年、イギリス軍は降伏した。
フランスがアメリカを支援した理由は、かつてイギリスに奪われたミシシッピ川以東
の地域を奪還できると考えたためだった。
しかし、莫大な資金を投じてアメリカを援助したため、国内の財政危機が表面化し、
フランス革命の勃発と、それによる王政崩壊という事態を招いてしまった。
1776年、アメリカがイギリスからの独立を宣言した当時の領土は、北米大陸中央の東岸沿いの地域だけであった。
イギリスとの独立戦争に勝利し、1783年に結んだパリ条約で、ミシシッピ川にいたるまでの地域を獲得した。
しかし、この地域には、独立戦争の際、イギリスと同盟した先住民も住んでいた。
アメリカの人々は、先住民を制圧しながら西へと勢力を広げていくことになった。
特に、気候が温暖な南部は、タバコや綿花などの大規模プランテーション農業で栄えた。
やがてミシシッピ川を越えた地域への進出にも関心が高まった。
そこは、フランスの植民地で、ルイジアナと呼ばれていた。
そのフランスは、当時ナポレオン戦争の真っ只中にあった。
皇帝ナポレオンは、ルイジアナをアメリカに売却し、その利益を戦争の費用にあてることを選んだ。
もうひとつの理由は、敵対するイギリスがカナダから攻め込んできた場合、
ルイジアナ植民地の防衛が難しくなることが予想されたからである。
1803年、ルイジアナ購入によって国土が倍増したアメリカの人々は、さまざまな困難に打ち勝って西部に土地を開拓していった。
前人未到の地に踏み込むことを恐れない開拓者たちの勇気と精神は「フロンティア・スピリット」と呼ばれた。
その後、1819年にフロリダおよびメキシコ湾岸地域をスペインから購入。
当時、西側の大部分は、メキシコが領有していたが、アメリカ人が盛んにテキサスに
入植したため、メキシコとの間で紛争が起きていた。
1836年、入植者がテキサスの独立を宣言、メキシコ軍を破り、1845年にアメリカが併合した。
さらに1848年、メキシコとの戦いに勝利し、カリフォルニア地区を手に収めた。
同年、カリフォルニアで発見された金鉱によって、西部開拓に拍車がかかった。
1年で10万人もの人が西部に移住し「ゴールド・ラッシュ」と呼ばれた。
このゴールド・ラッシュの中で生まれたのがジーンズ。
金鉱で働く人々の「破れにくい作業着が欲しい」という要望に応えて作られたものだった。
その特徴は、船の帆やテントなどに使われた丈夫な木綿の布を使ったことと、
縫い目がほつれないように金属製のリベットで補強したことである。
この当時、アリゾナとニューメキシコの南端部の国境は不安定だったが、1853年に
メキシコから買収した。
一方、北西部では、1846年にオレゴン地方をイギリスから割譲。
これによって現在のアメリカ本土の領土の大半が確定した。
独立以来、アメリカ合衆国内では、北部と南部で基幹産業に違いがあった。
気候の温暖な南部では、タバコや綿花などの大規模プランテーション農業が広がり、
その労働力として黒人奴隷がなくてはならないものだった
一方、北部では、自由身分の労働者による商工業が発達していた。
そして、18世紀末から19世紀初めにかけて、ヨーロッパで起こった奴隷制を廃止する
動きに同調し、北部は奴隷制度の拡大に反対する立場を取った。
南北の主張は、貿易についても対立。
ヨーロッパの工業国に原材料を輸出していた南部では、自由貿易が支持されていた。
しかし、イギリスなどの工業製品と競争する立場の北部は、
関税などによって制限をかける保護貿易を求めていた。
南北の対立が深まる中、1860年、奴隷制に反対する立場をとる「リンカーン」が大統領選挙に勝利すると、
南部が反発し、合衆国から分離独立して「アメリカ連合国」を樹立することを宣言。
これを認めない北部と戦闘状態になり「南北戦争」が勃発した。
兵力では北部が勝っていたが、イギリスやフランスなどが南部を支持したこともあって、戦争は長期化した。
1863年、戦局を打開するため、リンカーンは「奴隷解放宣言」を発表。
これによって、奴隷制度の継続を掲げる南部が国際社会から孤立することになった。
1863年7月、南北戦争最大の戦闘となったペンシルバニア州南部の「ゲティスバーグの戦い」で主導権を握り、戦局は、北部が優勢になった。
その後、1865年に南部が降伏し、南北戦争は終結した。
アメリカ合衆国の分裂は回避され、黒人奴隷制度も廃止された。
広大な国土と豊富な資源に恵まれていたアメリカは、1870年代に、本格的な産業革命を迎えた。
南北戦争中、既に建設が始まっていた大陸横断鉄道は、1869年に開通。
鉄道は、西部開拓を促進したほか、国内資源の開発や市場の拡大など、産業革命を強力に推し進める原動力となった
1876年、アメリカ合衆国の独立100周年を祝い、自由の女神像がフランスより寄贈された。
後に世界遺産となったこの像は、アメリカの自由と平等の精神を象徴するものとなった。
アメリカ史 | ||
1492年 | コロンブスの第1回航海、バハマ諸島に到着(アメリカ到達)(10月12日) | |
1572年 | イエズス会、アメリカに布教 | |
1584年 | イギリス人ローリー、バージニア植民を開始するが、失敗 | |
1600年 | この頃からアフリカ黒人、アメリカ大陸、アラビア方面に売られる(奴隷貿易) | |
1605年 | フランス、カナダに初の植民地(ポールロワイヤル)建設 | |
1607年 | 北アメリカにイギリス最初の植民地建設(5月) | |
1608年 | フランス、ケベック建設 | |
1614年 | オランダ、ニューアムステルダム建設(ニューヨーク) | |
1619年 | バージニアのジェームズタウンで最初の植民地議会開催。黒人奴隷の売買が行なわれる | |
1620年 | ピルグリム・ファーザーズ、プリマス植民地を開く | |
1621年 | オランダ西インド会社設立 | |
1636年 | ハーバード大学創立 | |
1639年 | アメリカ植民地でコネティカット基本法成立 | |
1681年 | ペン、ペンシルバニア植民地建設開始 | |
1682年 | ラ・サール、ミシシッピ川探検、流域をルイジアナと命名 | |
1689年 | ウィリアム王戦争(〜1697) | |
1702年 | 北アメリカでアン女王戦争(〜1713) | |
1732年 | アメリカ十三植民地成立 | |
1733年 | イギリス、糖蜜法制定 | |
1744年 | ジョージ王戦争始まる(〜1748) | |
1747年 | フランクリン、雷の電気現象を証明、避雷針を考案 | |
1754年 | フレンチ・アンド・インディアン戦争始まる(〜1763) | |
1763年 | イギリス、フランス、スペイン間にパリ条約締結 (2月10日) | |
1764年 | イギリス、北米植民地に砂糖法制定 (4月5日) | |
1765年 | イギリス、印紙税法制定、翌年撤廃 (3月22日) | |
1767年 | イギリス、タウンゼンド諸法制定 (6月) | |
1770年 | ボストン虐殺事件 (3月5日) | |
1773年 | ボストン茶会事件 (12月16日) | |
1774年 | フィラデルフィアで第1回大陸会議 (9月5日) | |
1775年 | アメリカ独立戦争始まる(〜1783) (4月19日) | |
1776年 | アメリカ独立宣言 (7月4日) | |
1777年 | サラトガの戦い (9月) | |
1778年 | 米仏同盟条約締結 (2月6日) | |
1781年 | ヨークタウンの戦い、アメリカ軍勝利 (10月) | |
1783年 | パリ条約。イギリス、アメリカの独立を承認 (9月3日) | |
1788年 | アメリカ合衆国憲法発効 (6月) | |
1789年 | ワシントン、アメリカ初代大統領就任(〜1797) (4月) | |
1803年 | フランスからルイジアナ購入 | |
1810年 | カメハメハ1世、ハワイ諸島統一 | |
1812年 | アメリカ・イギリス戦争(〜1814) (6月18日) | |
1819年 | スペインからフロリダ買収 | |
1820年 | ミズーリ妥協。奴隷州と自由州の境界を定める (3月) | |
1823年 | アメリカ、モンロー大統領、対ヨーロッパ外交教書を発表(モンロー主義) (12月2日) | |
1829年 | ジャクソン、アメリカ第7代大統領に就任(〜1837) | |
1837年 | エマソン「アメリカの学者」 (8月31日) | |
1843年 | ポー「黒猫」 | |
1844年 | 清、アメリカと望厦条約、フランスと黄埔条約を締桔 | |
1845年 | テキサス併合(カルフーン) | |
1846年 | アメリカ・メキシコ戦争(〜1848) (4月) | |
1846年 | オレゴン併合(オレゴン条約) (6月) | |
1848年 | カリフォルニアで金発見(ゴールド・ラッシュ) (1月24日) | |
1848年 | メキシコ、アメリカにユタ、ネバダ、カリフォルニア、アリゾナなどを割譲(2月2日) | |
1848年 | アメリカ・メキシコ戦争終結(グアダルペイダルゴ条約) (2月2日) | |
1852年 | ストー「アンクル・トムの小屋」 | |
1853年 | (嘉永6)ペリー、浦賀に来航 (6月3日) | |
1854年 | (嘉永7)日米和親条約調印、開国 (3月3日) | |
1854年 | アメリカ、メキシコからアリゾナ南部を買収(ガズデン購入) (4月25日) | |
1854年 | 共和党結成 | |
1861年 | リンカーン、アメリカ第16代大統領に就任(〜1865) (3月4日) | |
1861年 | 南北戦争始まる(〜1865) (4月12日) | |
1862年 | アメリカ、ホームステッド法制定 (5月20日) | |
1863年 | リンカーン、奴隷解放宣言 (1月1日) | |
1863年 | リンカーン、ゲティズバーグ演説 (11月19日) | |
1865年 | リー将軍、北軍に降伏。南北戦争終結 (4月9日) | |
1865年 | リンカーン暗殺 (4月14日) | |
1867年 | アメリカ、ロシアからアラスカ買収 | |
1867年 | カナダ自治領成立(コンフェデレーション) (7月1日) | |
1868年 | 清とアメリカ、バーリンゲーム条約締結 (7月28日) | |
1869年 | 大陸横断鉄道完成 | |
1869年 | グラント、アメリカ第18代大統領に就任(〜1877) | |
1871年 | アメリカ艦、朝鮮軍と江華島で交戦 | |
1873年 | アメリカで金融恐慌 | |
1876年 | ベル、電話機を発明、特許取得 (3月) | |
1877年 | エジソン、蓄音機を発明 (12月) | |
1879年 | エジソン、白熱電球を発明 (10月21日) | |
1882年 | ロックフェラー、スタンダード・オイル・トラストを設立 | |
1886年 | アメリカ労働総同盟AFL(アメリカ労働総同盟産業別組合会議)成立 | |
1888年 | 清、アメリカと移民制限条約案に調印 | |
1889年 | 第1回汎アメリカ会議開催 | |
1890年 | シャーマン反トラスト法、マッキンレー関税法成立 | |
1898年 | アメリカ・スペイン戦争勃発 (4月24日) | |
1898年 | アメリカ、ハワイ併合 (8月12日) | |
1898年 | アメリカ・スペイン戦争終結のパリ条約調印 (12月10日) | |
キューバ独立、フィリピン、グアム島、プエルトリコをアメリカに譲渡 (12月10日) | ||
1899年 | アメリカ、列強に対し中国進出に関する門戸開放政策を宣言 (9月6日) | |
1901年 | モルガンの資本のもとに鉄鋼会社統合(ユナイテッド・ステーツ・スチール) | |
1901年 | マッキンレー大統領暗殺 (9月6日) | |
1901年 | セオドア・ルーズベルト、アメリカ大統領昇任(〜1909) (9月14日) | |
1902年 | キューバ共和国成立(プラット修正) (5月20日) | |
1903年 | アメリカ、パナマとヘー・ビュノーバリヤ条約締結 (11月18日) | |
1903年 | パナマ運河地帯の独占的管理権獲得(〜1999) (11月18日) | |
1903年 | ライト兄弟、人類初の動力飛行 (12月17日) | |
1908年 | (明治41)日本人移民に関する日米紳士協約成立(移民問題) | |
1913年 | カリフォルニア州で日本人移民の土地所有を禁ずる法律成立(排日問題) (5月2日) | |
1914年 | パナマ運河開通 (8月15日) | |
1916年 | 映画「イントレランス」(グリフィス) | |
1916年 | この頃アメリカでデュシャン、レイ、ピカビアらによるダダ運動 | |
1917年 | アメリカ、ドイツに宣戦布告 (4月6日) | |
1917年 | (大正6)石井・ランシング協定(〜1923) (11月2日) | |
1918年 | ウィルソン、十四ヵ条平和構想発表 (1月8日) | |
1918年 | (大正7)シベリア出兵 (8月12日) | |
1918年 | 第1次世界大戦終結 (11月11日) | |
1919年 | 禁酒法制定 (10月28日) | |
1920年 | オニール「地平線の彼方」初演 (2月2日) | |
1920年 | 女性に参政権 (8月26日) | |
1921年 | ワシントン会議(〜1922)。日米英仏 4ヵ国条約成立。日英同盟破棄 (12月13日) | |
1922年 | (大正11)ワシントン海軍軍備制限条約調印 (2月6日) | |
1922年 | (大正11)九ヵ国条約調印 (2月6日) | |
1922年 | リップマン「世論」 | |
1925年 | フィッツジェラルド「華麗なるギャツビー」 | |
1926年 | ヘミングウェー「日はまた昇る」 | |
1927年 | リンドバーグ、大西洋単独無着陸横断飛行 (5月21日) | |
1927年 | 初の本格的なトーキー映画「ジャズ・シンガー」公開 (10月6日) | |
1928年 | ケロッグ・ブリアン不戦条約調印 (8月27日) | |
1928年 | 映画「蒸気船ウィリー」でミッキーマウス登場(ディズニー) (11月18日) | |
1929年 | ニューヨーク株式市場大暴落(暗黒の木曜日)、大不況始まる (10月24日) | |
1929年 | マルクス兄弟、映画デビュー | |
1930年 | (昭和5)英米日、ロンドン海軍軍備制限条約調印 (4月22日) | |
1931年 | フーバー・モラトリアム宣言 (6月20日) | |
1933年 | フランクリン・ルーズベルト、アメリカ第32代大統領に就任(〜1945) (3月4日) | |
1933年 | ニューディール政策開始(〜1939) | |
1933年 | アメリカ、ラテンアメリカへの善隣政策表明 (12月) | |
1935年 | ワグナー法成立 (7月5日) | |
1935年 | 産業別組合会議 CIO結成 (11月9日) | |
1936年 | 映画「モダン・タイムス」(チャップリン) | |
1939年 | (昭和14)アメリカ、日米通商航海条約廃棄通告 (7月26日) | |
1939年 | 独、ポーランド侵攻。英仏、独に宣戦。第2次大戦始まる(9月1日) | |
1941年 | アメリカ、武器貸与法成立 (3月11日) | |
1941年 | 米英、大西洋憲章発表 (8月14日) | |
1941年 | (昭和16)日本軍、真珠湾攻撃。太平洋戦争始まる(〜1945) (12月8日) | |
1942年 | (昭和17)ミッドウェー海戦 (6月3日) | |
1942年 | (昭和17)ガダルカナルの戦い(1943日本軍撤退) (8月7日) | |
1943年 | 連合軍、シチリア島に上陸 (7月10日) | |
1943年 | カイロ会談、カイロ宣言発表 (11月27日) | |
1943年 | テヘラン会議 (11月28日) | |
1944年 | 連合軍、ノルマンディー上陸(オーバーロード作戦) (6月6日) | |
1944年 | (昭和19)マリアナ沖海戦。サイパン島陥落 (6月19日) | |
1944年 | ダンバートンオークス提案公表 (10月9日) | |
1944年 | (昭和19)レイテ湾海戦、日本連合艦隊壊滅 (10月23日) | |
1944年 | ウィリアムズ「ガラスの動物園」 | |
1945年 | ヤルタ会談(ヤルタ体制) (2月4日) | |
1945年 | (昭和20)アメリカ軍、沖縄島に上陸(沖縄の戦い) (4月1日) | |
1945年 | ルーズベルト死去。副大統領トルーマン昇格(〜1953) (4月12日) | |
1945年 | アメリカ、原子爆弾の爆発実験に成功(マンハッタン計画) (7月16日) | |
1945年 | ポツダム会談。ポツダム協定締結 (7月17日) | |
1945年 | アメリカ、イギリス、中国がポツダム宣言 (7月26日) | |
1945年 | 第2次世界大戦、太平洋戦争終わる (8月15日) | |
1945年 | 国際連合設立 (10月24日) | |
1945年 | モスクワ協定成立 (12月27日) | |
1946年 | 第1回国連総会、安全保障理事会成立 (1月10日) | |
1946年 | アメリカ、ビキニ環礁で最初の核実験 (7月1日) | |
1947年 | 連合国と旧枢軸国、パリ条約調印 (2月10日) | |
1947年 | アメリカ、マーシャル・プラン発表 (6月5日) | |
1947年 | ケナン「ソ連の行動の源泉」と題する論文(コンテインメント)発表 (7月) | |
1947年 | 米州防衛のリオ条約締結 (9月2日) | |
1947年 | レオンティエフ、レオンティエフの逆説を指摘 | |
1948年 | 米州機構成立 (4月) | |
1948年 | サミュエルソン「経済学」 | |
1949年 | 北大西洋条約機構 NATO成立 (8月24日) | |
1949年 | ミラー「セールスマンの死」 | |
1950年 | 朝鮮戦争勃発(〜1953) (6月25日) | |
1951年 | トルーマン大統領、マッカーサーを解任(マッカーサー元帥罷免事件) (4月11日) | |
1951年 | アンザス条約調印 (9月1日) | |
1951年 | (昭和26)サンフランシスコ講和会議、対日講和条約、日米安全保障条約調印 (9月8日) | |
1951年 | アロー「社会的選択と個人的価値」。一般不可能性定理を証明 | |
1953年 | アイゼンハワー、アメリカ第34代大統領に就任(〜1961) (1月20日) | |
1954年 | アメリカ、ビキニ環礁で水爆実験 (3月1日) | |
1955年 | ジュネーブ四大国首脳会談 (7月18日) | |
1957年 | フリードマン「消費の経済理論」 | |
1961年 | ケネディ、アメリカ第35代大統領に就任(〜1963) (1月20日) | |
1961年 | 経済協力開発機構 OECD発足 (9月30日) | |
1962年 | キューバ・ミサイル危機 (10月22日) | |
1963年 | 米英ソ、部分的核兵器実験禁止条約に調印 (8月5日) | |
1963年 | ケネディ暗殺。ジョンソン副大統領昇格(〜1969) (11月22日) | |
1963年 | 映画「鳥」(ヒッチコック) | |
1964年 | トンキン湾事件。アメリカ、ベトナム戦争に本格介入 (8月2日) | |
1965年 | アメリカ軍、北爆開始。ベトナム戦争激化 (2月7日) | |
1968年 | キング牧師暗殺、黒人抗議運動起こる (4月4日) | |
1968年 | ベトナム和平会談、パリで始まる (5月13日) | |
1968年 | 核兵器不拡散条約調印 (7月1日) | |
1969年 | ニクソン、アメリカ第37代大統領に就任(〜1974) (1月20日) | |
1969年 | ベトナム拡大和平会談(ベトナム和平会談) (1月25日) | |
1969年 | アポロ11号、人類初の月面着陸 (7月20日) | |
1972年 | ニクソン訪中 (2月21日) | |
1972年 | 第1次戦略兵器制限取決め SALT I (5月26日) | |
1972年 | アメリカ、ウォーターゲート事件 (6月17日) | |
1973年 | ベトナム、パリ和平協定調印。ニクソン、ベトナム戦争終結宣言 (1月27日) | |
1973年 | 米ソ、核戦争防止協定調印 (6月22日) | |
1974年 | ニクソン大統領辞任。フォード副大統領昇格(〜1976) (8月9日) | |
1975年 | アメリカのアポロ宇宙船とソ連のソユーズ宇宙船がドッキング成功 (7月17日) | |
1977年 | カーター、アメリカ第39代大統領に就任(〜1981) (1月20日) | |
1978年 | アメリカ、エジプト、イスラエルが中東和平会談(キャンプデービッド合意) (9月17日) | |
1979年 | 米中国交回復(対台湾関係法) (1月1日) | |
1979年 | アメリカ、スリーマイル島原子力発電所で放射能漏れ事故 (3月28日) | |
1979年 | 第2次戦略兵器制限取決め SALT II (6月18日) | |
1979年 | 在テヘラン・アメリカ大使館員等人質事件(〜1981) (11月4日) | |
1981年 | レーガン、アメリカ第40代大統領に就任(〜1989) (1月20日) | |
1981年 | スペースシャトル「コロンビア」打ち上げ成功 (4月12日) | |
1981年 | アメリカでエイズに関する初の公式報告 (6月) | |
1983年 | アメリカ軍、グレナダに侵攻 (10月25日) | |
1985年 | (昭和60)プラザ合意 (9月22日) | |
1986年 | スペースシャトル チャレンジャー事故 (1月28日) | |
1986年 | 米ソ首脳、レイキャビークで戦略兵器削減交渉 (10月11日) | |
1986年 | イラン・コントラ事件発覚 (11月) | |
1987年 | ブラック・マンデー。ニューヨーク株価大暴落 (10月19日) | |
1987年 | 米ソ、中距離核戦力全廃条約調印 (12月8日) | |
1989年 | ブッシュ、アメリカ第41代大統領に就任(〜1993) (1月20日) | |
1989年 | ロマプリエタ地震 (10月17日) | |
1989年 | 米ソ首脳、マルタ会談で冷戦終結宣言 (12月2日) | |
1989年 | アメリカ軍パナマ侵攻(パナマ紛争)、ノリエガ・モレナ体制崩壊 (12月20日) | |
1991年 | 湾岸戦争。多国籍軍がイラク空爆開始 (1月17日) | |
1991年 | 米ソ、第1次戦略兵器削減条約 START I調印 (7月31日) | |
1992年 | ロサンゼルス暴動 (4月29日) | |
1992年 | ソマリア内戦に国連多国籍軍派遣 (12月9日) | |
1993年 | 米ロ、第2次戦略兵器削減条約 START II調印 (1月3日) | |
1993年 | クリントン、アメリカ第42代大統領に就任(〜2001) (1月20日) | |
1994年 | 北米自由貿易協定発効 (1月1日) | |
1994年 | ノースリッジ地震 (1月17日) | |
1994年 | アメリカ、対ベトナム全面禁輸措置を解除 (2月3日) | |
1995年 | (平成7)日米自動車協議合意 (6月28日) | |
1995年 | ウィンドウズ95発売(日本語版は 11月発売) (8月24日) | |
1998年 | ケニアとタンザニアでアメリカ大使館同時爆破事件 (8月7日) | |
1999年 | ダウ工業株30種平均、初の 1万ドル台。29日終値も(ダウ式平均株価) (3月16日) | |
1999年 | パナマ運河、パナマに返還 (12月31日) | |
2001年 | ブッシュ、アメリカ第43代大統領に就任(〜2009) (1月20日) | |
2001年 | アメリカ同時テロ (9月11日) | |
2001年 | 米英、アフガニスタンを攻撃、タリバン政権を打倒 (10月7日) | |
2001年 | エネルギー大手エンロンが経営破綻 (12月2日) | |
2002年 | 米ロ、戦略攻撃能力削減に関する条約調印 (5月24日) | |
2003年 | スペースシャトル「コロンビア」墜落 (2月1日) | |
2003年 | イラク戦争勃発 (3月20日) | |
2005年 | ハリケーン「カトリーナ」猛威 (8月29日) | |
2006年 | 中間選挙、野党民主党圧勝 (11月7日) | |
2008年 | リーマン・ショック (9月15日) | |
2008年 | 金融安定化法成立 (10月3日) | |
2008年 | 連邦準備制度理事会、ゼロ金利導入 (12月16日) | |
2009年 | オバマ、アメリカ第44代大統領に就任(〜2017) (1月20日) | |
2009年 | ゼネラル・モーターズが経営破綻 (6月1日) | |
2010年 | 医療保険制度改革法(オバマケア)成立(医療保険) (3月23日) | |
2010年 | 中間選挙、「ティーパーティ」運動台頭、与党民主党大敗 (11月2日) | |
2011年 | ニューヨークで格差社会に抗議する若者のデモ「ウォール街を占拠せよ」 (9月) | |
2011年 | イラク戦争終結。アメリカ軍、イラクから完全撤収 (12月14日) | |
2014年 | 中間選挙、共和党が下院で圧勝、上院も過半数 (11月4日) | |
2014年 | アメリカとキューバが国交正常化交渉開始を発表。2015年7月双方大使館再開 (12月17日) | |
2015年 | 連邦最高裁、同性婚容認。同性婚禁ずる州法に違憲判決 (6月26日) | |
2015年 | 米英中仏独ロ 6ヵ国とイランが核開発協議最終合意 (7月14日) | |
2016年 | アメリカと英中仏独ロの 6ヵ国、対イラン経済制裁解除 (1月16日) | |
2017年 | トランプ、アメリカ第45代大統領に就任 (1月20日) | |
2017年 | アメリカ、環太平洋経済連携協定離脱 (1月23日) | |
2017年 | ダウ工業株30種平均、初の 2万ドル台(ダウ式平均株価) (1月25日) | |
2017年 | トランプ大統領、アメリカのパリ協定離脱を発表 (6月1日) |
ハリウッド(Hollywood)
ハリウッドの街は、映画制作の拠点として栄えたエンターテイメントの聖地。
街の周辺には、往年のハリウッドスターや、今をときめく人気俳優たちを描いた
壁画(Mural)がいたるところにある。
メトロの Hollywood/Vine 駅から近い場所に有る壁画「You Are The Star」には、
有名なハリウッド映画の俳優、女優が、壁一面に描かれている。
マリリン・モンロー、チャップリンらが大集合して劇場に座っているシーンだ。
記念撮影をする観光客が絶えない観光スポットの一つとなっている。
壁画から、ハリウッド大通りに沿って15分ほど歩くと、ドルビーシアター(Dolby Theatre)がある。
2001年のオープンから毎年アカデミー賞の授賞式が開催されている劇場だ。
アカデミー賞の当日には、ハリウッド大通りから劇場の中へレッドカーペット
が敷かれ、ノミネートされた俳優たちが優雅にここを歩く。
授賞式の模様は、世界中に中継され、ハリウッドらしい華やかさで満ち溢れる。
アカデミー賞以外の日には、コンサートやTV番組の収録に使われている。
平日はツアーで見学もできるので、授賞式を想像しながら歩くのも楽しい。
ロサンゼルスのハイウエイから、小高い丘の上に、ハリウッドの看板(Hollywood Sign)が見える。
丘の上にハリウッドがあるわけではない。
この丘から街を見下ろすと、ハリウッドの映画スタジオが一望のもとに眺められる。
ユニバーサルスタジオ、ワナーブラザーズスタジオ、ウォルトディズニースタジオ
などが所狭しと建ち並んでいる。
わざわざここから遠く離れたロケ地に大金をかけて行かなくてもいい。
雨の少ない温暖な気候、山や渓谷、平野など、恵まれた自然環境が整ったハリウッドの地で、
映画産業が大きく発展したのも頷ける。
(Dolby Theatre : 6801 Hollywood Boulevard Los Angeles, CA)