国名 | コスタリカ共和国 | ![]() |
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英語 | Republic of Costa Rica | ||||
首都 | サンホセ(San Jose) | ||||
独立年 | 1821年9月(スペイン) | ||||
主要言語 | スペイン語 | ||||
面積 | 5万1100km2 | ||||
人口 | 493万0258人(2017年推計) | ||||
通貨単位 | コスタリカ・コロン(CRC) | ||||
宗教 | カトリック75%、プロテスタント他15% | ||||
主要産業 | コーヒー、バナナ、木材 |
地理
中央アメリカ南東部、パナマとニカラグアにはさまれて位置し、
北東はカリブ海、南西は太平洋に面する。
標高の低い海岸部は年平均気温30度の熱帯気候で、年中高温が続く。
首都の位置する中央の高原地帯は一年中気温の変化が小さく過ごしやすい。
首都サンホセは18.9℃(1月)20.6℃(7月)
住民のほとんどがスペイン系白人およびその混血で、山地にインディオ、
カリブ海沿岸東部に黒人がそれぞれ少数住む。
公用語はスペイン語で、ローマ・カトリックが国教に定められている。
主要産業は農業で、バナナ、コーヒー豆、カカオ、パイナップルなど。
製造業は、米インテル社が生産拠点を持ち、マイクロチップなどを輸出している。
また日本の医療機器メーカーのテルモが工場を建設、医療器具の開発や生産が
盛んに行われている。
歴史
1502年、コロンブスがこの地に到達し、スペイン領となる
1821年、スペインから独立
1838年、憲法を制定し、コスタリカ共和国成立
1949年、軍隊の保有を禁止する現行憲法が制定された
1502年 | コロンブスがこの地に到達し、スペイン領となる |
1821年 | スペインから独立 |
1838年 | 憲法を制定し、コスタリカ共和国成立 |
1949年 | 軍隊の保有を禁止する現行憲法が制定された |
コルコバード国立公園(Corcovado National Park)
海岸沿いに手つかずの熱帯雨林が広がる「コスタリカ最後の秘境」と呼ばれている公園。
パナマ国境にほど近く、太平洋に突き出したオサ半島(Osa Peninsula)の半分近くが
国立公園に指定されている。ここは多くの鳥類、さらにほかの地域では見かけない
バクやナマケモノなど希少動物の宝庫といわれている。
(Parque Nacional Corcovado, Peninsula de Osa)
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ケツァール(Quetzal) 鮮やかな色彩をもつ鳥。体長は35cm、頭から背にかけて光沢のある濃緑色をしている。 中南米の山岳地帯の森林に生息。手塚治虫が描いた「火の鳥」はこの鳥がモデルとされる。 |
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アカメアマガエル(Red-eyed tree frog) 体長3cm - 7cm。目が赤く背面は緑、夜行性で、昼間は葉に止まって休む。 昆虫類、節足動物等を食べる。中南米の熱帯雨林に生息。 |
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コンゴウインコ(Scarlet macaw) 体長100p。体色は美しい深紅色で翼は赤・緑・青などの色をしている。 太くて丈夫な嘴をもち、果実、種子、昆虫を食べる。中南米の熱帯雨林に生息。 |
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ナマケモノ(Sloth) 体長は約50p。四肢は長く、前肢のほうが後肢より長く発達している。長い鉤爪を持ち、 これを木の枝に引っ掛けてぶら下がっている。生涯のほとんどを樹にぶら下がって過ごす。 地上での動作は遅いが、泳ぎは上手。中南米の熱帯林に生息。 |
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コスタリカの石球(Stone spheres of Costa Rica) 1930年代、コスタリカの密林で発見された花崗岩の球体。現在までに200個以上が発見されている。 大きさは直径2pから、直径2mを超える大きなものまで様々。最大のものは重さ25トンもある。 製作年代やその目的は不明。西暦300〜800年にで栄えたディキス石器文化が有力視されている。 首都サンホセのコスタリカ国立博物館にも展示されている。世界遺産。 |
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