国名 | フランス領ポリネシア | ||||
英語 | French Polynesia | ||||
首都 | パペーテ(Papeete) | ||||
独立年 | |||||
主要言語 | フランス語、タヒチ語 | ||||
面積 | 4167km2 | ||||
人口 | 28万7881人 | ||||
通貨単位 | CFPフラン | ||||
宗教 | キリスト教84% | ||||
主要産業 | 観光業、真珠養殖 |
地理
南太平洋、ポリネシア中部にあるフランス海外自治体の島々。
ソシエテ諸島、ツアモツ諸島、マルケサス諸島、オーストラル諸島、
ガンビエ諸島の5つの諸島で構成される。
面積は無人島を含め4167km2。無人島を除くと3265km2。
首都はタヒチ島のパペーテ。
住民構成はポリネシア系が約 75%、ほかはポリネシア人とヨーロッパ人との混血、
中国系、ヨーロッパ系など。
肥沃な火山島と礁湖を取り囲むサンゴ礁島からなり、コプラ、やし油、
バニラ、コーヒーなどの農産物、真珠母貝、黒真珠などの水産物に富む。
タヒチ島をはじめとする史跡・景勝地に恵まれ、観光も大きな収入源となっている。
ムルロア環礁は 1966年から1996年まで核実験場となった。
タヒチ島のパペーテ空港は、パリ、ホノルル、ロサンゼルス、シドニー、東京、
オークランド(ニュージーランド)、サンティアゴ(チリ)などと結んでいる。
歴史
BC3000年、ポリネシア人の祖先は、東南アジアの海岸からカヌーに乗り、メラネシアやミクロネシアを通り、この地に定住した。
19世紀に入り、フランス、ドイツ、イギリス、アメリカなどの植民地、保護国となり、1903年からフランス領となった。
2003年自治権を取得し、海外自治体となる。
BC3000年 | 東南アジアからやって来たポリネシア人の祖先がこの地に定住。 |
1903年 | フランスの植民地となる。フランス領オセアニア植民地 |
2003年 | フランスの海外自治体となる。フランス領ポリネシアの成立 |
タヒチアンダンス (Tahitian Dance)
フラダンスのルーツといわれるタヒチアンダンス。
踊ることさえ禁じられたキリスト教伝来の時代もあったが、今では小さな子供たちにも
脈々と受け継がれ、タヒチでは踊ること自体が生活の一部となっている。
力強さと妖艶さを併せ持ち、女性ならではのボディラインを生かしたダンスは迫力満点、
見る人の心を魅了してやまない。
タヒチ島は、118の島々から成るフランス領ポリネシアの最大の島。
熱帯雨林とシダ類に覆われた深い谷、川や渓流に落下するいくつもの滝、
色あざやか花々の咲き乱れる平野など、自然豊かな緑の島である。
首都はパペーテ。街は、銀行や航空会社、ブティック、黒真珠(ブラックパール)店、
レストランが集まり、にぎやかなたたずまいを見せている。
1890年代初め、フランスの画家ゴーギャンは、素朴な原始生活に憧れてこの地にわたり、数多くの大作を描いた。
島の南岸のパペアリには、ゴーギャン博物館(Paul Gauguin Museum)があり、タヒチの自然や
タヒチで暮す女性をモチーフに描いた多くの作品が展示されている。
ボラボラ島の水上ヴィラ (Bora Bora Pearl Beach Resort)
海の上にぽっかりと浮かぶようにあり、部屋にはガラス張りでラグーンを
眺められる設備がついている。
床にはガラス窓があり、あざやかな熱帯魚を部屋にいながらにして楽しむことができる。
いつでも海を近くに感じることができるのがなんといっても魅力である。
タヒチの北西260kmに位置するボラボラ島は、火山から生まれた環礁島。
ブルーとグリーンのパレットのようなラグーンに囲まれた島の絶景は
「太平洋の真珠」と称されている。
東部にあるサンゴ島のモツには、天然の水族館ラグナリウムがある。
ラグーンの一部をネットで仕切り、海をそのまま水族館にしたもので、
旅行者は、熱帯魚やエイ、ウミガメなどと一緒に泳ぐことができる。
透明度が高いボラボラの海で、カラフルな熱帯魚に囲まれるのは
何とも言えない感動だ。
さまざまな海の生物と親密になれるボラボラ島ならではの
人気スポットとなっている。