国名 | ガイアナ協同共和国 | ![]() |
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英語 | Co-operative Republic of Guyana | ||||
首都 | ジョージタウン(George Town) | ||||
独立年 | 1966年5月(イギリス) | ||||
主要言語 | 英語 | ||||
面積 | 21万4970km2 | ||||
人口 | 73万7718人(2017年推計) | ||||
通貨単位 | ガイアナ・ドル | ||||
宗教 | カトリック71% | ||||
主要産業 | ボーキサイト、金、砂糖 |
地理
北部の海岸地方は肥沃な沖積平野、中央部は熱帯林に覆われた丘陵地帯で国土の80%を占め、
南部はサバナ状の高原地である。中央部を南から北へエセキボ川が流れている。
高温多湿の熱帯雨林気候で、北東貿易風の影響で年中多雨だが、
4〜7月と11〜1月は特に多く、雨季が2回あるといえる。
首都ジョージタウン 27℃(1月) 27℃(7月)
年平均気温27℃ 年降水量2314mm
米とサトウキビを主産物とする農業国。牧牛、林業、エビ漁もおこなわれる。
地下資源では、ボーキサイトの世界的な産地である。
ほかにマンガン、金、ダイヤモンドも産する。
工業では、砂糖やラム酒の製造とアルミ精錬がおこなわれる。
協同組合制度を基礎とする社会主義路線であったが、1985年からは民営化が進められている。
歴史
1498年にコロンブスが渡来し、1499年にはアメリゴ・ヴェスプッチが上陸した。
1621年以降、当時ブラジル北東部を支配していたオランダ西インド会社の管轄下に入った。
1814年からイギリスの植民地。1831年イギリス領ギアナとなる。
1966年にイギリス連邦の一員として独立し、1970年共和制に移行した。
1621年 | オランダ西インド会社の支配下に |
1814年 | イギリスの植民地に |
1831年 | イギリス領ギアナとなる |
1966年5月 | イギリス連邦加盟の独立国となる |
1970年2月 | 共和制に移行、ガイアナ協同共和国の成立 |
ロライマ山 (Mount Roraima)
標高 2810mのロライマ山は、三つの国境にまたがるテーブルマウンテン。
カナイマ国立公園内に位置し、ギアナ高地のシンボル的存在である。
アーサー・コナン・ドイルの小説「失われた世界」の舞台としても知られており、
多くの観光客が訪れる。
頂上からは、360度のパノラマが広がり、広大なサバンナを一望できる。
また、固有種の植物や動物も多く、まるで異世界に迷い込んだような感覚を味わえる。
アクセスは、首都ジョージタウン(チェディ・ジェーガン国際空港)から
カナイマ国立公園(カナイマ空港)まで約1時間。
現地では長時間の山歩きとなるため、ツアーに参加するのがおすすめだ。
(Mount Roraima, Troncal 10, Canaima National Park 8001 Venezuela)