国名 マーシャル諸島共和国  
英語 Republic of the Marshall Islands
首都 マジュロ(Majuro)
独立年 1986年10月(アメリカ)
主要言語 マーシャル語、英語(公用語)
面積 181km2
人口 7万4539人(2017年推計)
通貨単位 米ドル
宗教 プロテスタント85%、カトリック8.4%
主要産業 コプラ、ココヤシ油、農業、漁業




地理


西太平洋、ミクロネシアの東端にあるサンゴ礁群を占める国。
1200以上の島々からなり、北西から南東に 2列の島列を形成。

熱帯雨林気候で、年中高温多湿。海からの貿易風で朝夕は比較的過ごしやすい。
マジェロ 27.5℃(1月)27.7℃(7月)年降水量3200mm

住民はミクロネシア系。公用語はマーシャル語と英語。

おもな収入を自由連合協定に基づくアメリカからの助成金と、アメリカ軍の
ミサイル実験場があるクェゼリン環礁の土地の賃貸料に頼っている。


外縁部に位置する島々では自給自足農業や漁業が行なわれ、ココナッツ、タコノキ、パンノキ、
タロイモなどが収穫される。コプラは重要な収入源。マジュロとクェゼリンに国際空港がある。



歴史

古代からこの地は航海者の寄港地となり、交易や文化の交流の場として栄えた。

19世紀末にドイツの植民地となり、日本の統治を経て、第二次大戦後は
アメリカに占領された。1979年内政自治権を獲得。

1986年アメリカとの間で自由連合協定を締結、事実上の独立を果たした。

1528年 スペイン人が来航
1885年 ドイツ保護領に
1914年 日本の占領地に
1919年  日本の委任統治領に 
1944年  アメリカの占領地に 
1947年 アメリカの信託統治領に
1954年  ビキニ環礁で水爆実験実施(第五福竜丸事件が発生) 
1986年10月 自由連合協定により独立国、マーシャル諸島共和国が成立





第五福竜丸事件

1954年3月、マーシャル諸島近海で操業していた遠洋マグロ漁船「第五福竜丸」が、ビキニ環礁で
行われた米軍による水爆実験によって発生した死の灰(放射性物質)を浴びた。

当時、第五福竜丸は、米軍が設定した危険水域の外側で漁をしていたが、爆発が米軍の想定を超えた
巨大なものだったため、放射性物質を浴びることになってしまった。

爆発でビキニ環礁のサンゴ礁が大量に舞い上がり、第五福竜丸に「白い雪」のように降り注いだという。
船員23人は全員が被曝し、やけどや脱毛など急性放射性障害の症状を呈し、全員が緊急入院した。


このうち一名が半年後に死亡したことから、日本国内の世論は沸騰。核実験禁止を求める市民運動が
盛り上がり、翌年8月、広島市で「第一回原水爆禁止世界大会」が開催された。

なお、2011年3月、地震とそれに伴う津波により、東京電力福島第一原子力発電所で原子炉格納容器が
水素爆発を起こし、大量の死の灰(放射性物質)が広範囲に飛散するという事故が発生した。