国名 ドミニカ共和国                        
英語 Dominican Republic    
首都 サントドミンゴ(Santo Domingo)    
独立年    
主要言語 スペイン語    
面積 4万8730km2    
人口 1073万4247人(2017年推計)    
通貨単位 ドミニカ・ペソ    
宗教 キリスト教75%    
主要産業 砂糖、コーヒー、ニッケル    




地理

気候は熱帯のサバナ気候。国内の日中の最高気温は、年間を通じてほとんどの都市で30度を超える。
北半球にあるため、雨季は夏季(5月から11月)であり、6月から11月はハリケーンが飛来する。

首都サントドミンゴ 25℃(1月) 28℃(7月)
年平均気温26℃ 年降水量1569mm

主産業は農業で、サトウキビ・コーヒー・カカオのプランテーション農業が行われる。
工業は製糖業が主。金、銀、ニッケルなどの鉱業も盛ん。

住民の大半はヨーロッパ系 (特にスペイン系) の混血で、ほかはヨーロッパ系住民、黒人など。
公用語はスペイン語。


首都サントドミンゴは、カリブ海に臨む港湾都市。
政治、経済の中心地で、主要工業である金属、冷蔵庫、石油化学、プラスチック、セメント、家具、
繊維、製靴、食品などの工業が集まる。

また教育・文化の中心地として、南・北アメリカ最古のサントドミンゴ大学 (1538) をはじめとする
各種の教育・研究機関、国立博物館、国立図書館などがある。人口 216万9300(2010年推計)



歴史

1492年、コロンブスの来島以後、スペイン・フランス・ハイチ・アメリカ合衆国の占領や独立をくりかえした。
1965年、内戦に突入したが、アメリカの介入と国連の調停で収拾した。


1492年 コロンブスによるイスパニョーラ島発見
1697年 同島の西側がフランス領となる
1795年 仏西戦争の結果、全島が仏領となる
1804年  ハイチとしてフランスから独立
1814年 パリ条約で東側はスペイン領となる
1822年 ハイチによる占領
1844年 ハイチから独立
1861年 スペインに合併
1865年 スペインから独立、ドミニカ共和国の成立
1916年 アメリカによる軍事占領(〜1924年)
1965年 政府軍と反政府軍の武力衝突(内戦)が発生





琥珀(amber)


触角のある昆虫が琥珀の中に眠っている。
樹木の樹液が滲み出て固まり、数千万年の長い時を経て琥珀に姿を変えた。

樹液が流れ落ちる際、昆虫や草木が取り込まれて化石化することは、
映画「ジュラシックパーク」で有名になった。

映画では、琥珀に入っていた蚊が吸った恐竜の血を取り出して
恐竜を蘇らせる設定だった。

ドミニカの琥珀は、透明度が高く、様々な色を持つのが特徴となっている。

とりわけ、ブルーアンバーという琥珀は、紫外線をあてると青色に輝き、
希少価値の高いものとされている。