第1回フジテレビ739カップ@駒沢体育館

2005年(H17)3月14日(月)

○GB.H.P 4-0 ●HOTIDASHIMONO(ホリプロ)    
△GB.H.P 3-3 △CHOOP(シュープ) 
△GB.H.P 1-1 △carezza(サンズエンタテインメント)
準優勝


スターティングメンバーは以下の通り。
Gatas : PIVO:藤本 ALA-D:吉澤 ALA-E:石川 FIXO:里田 GOLEIRO:辻

<以下、Gatas Brihantes H.P. フットサル情報サイト様からの試合評を引用した>

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○GB.H.P 4-0 ●HOTIDASHIMONO(ホリプロ)  

まず大会初戦。
みんなしっかり意識合わせが出来ていて統率された動きだった。

辻が久しぶりの試合のためか多少浮き足だっていたが、2分の枠に来たロングシュートを右手一本でファインセーブしたことにより身体も動くようになっていた。

前半は様子見という感じの動きが多かったが、それでも吉澤藤本のポジションチェンジ、ルーズボールへの里田のケアは練習の成果が出ていたのではと思う。
 
全体的に右サイドで攻撃を組み立てることが多かったので石川のボールタッチ数こそは少なかったものの左サイドでのラン、相手へのチェックは問題なかったし、ファーストゴールはお見事。

あのタイミングであの位置にちゃんと詰めているというのは運とかではなくちゃんとした実力だと思う。
 
後半はリズムに乗れたか出てくるメンバーが次々に得点を重ねていく。
吉澤の右サイドからの長めの速いパスをきっちり合わせた是永は素晴らしかったし、ゴール前フリーで決めたあさみの1年4ヶ月ぶりの念願のゴールは落ち着いていた。

(その前、コーナーキックからのゴール前でのシュート、中央でパスカットしてからのドリブルシュートはポストに弾かれる等、やっぱりあさみはゴールに嫌われてるのかと自分は内心、頭を抱えていたが)
 
その点、ちょっとリズムに乗れてなかったと感じたのが柴田、斉藤の二人。
技術云々は別としても、どうも他のメンバーとポジションが重なることが多く連携が取れていなかった。
これはやはりスポフェス以降の全体練習にほとんど顔が出せなかった影響があるかと。


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△GB.H.P 3-3 △CHOOP(シュープ)

正直、ガッタスの悪いところがすべて出た最悪の試合。
前の試合の良いリズムを持ち越せればよかったが、どうもイケイケの状態で全体的に常に前掛り。

全員で攻めるのはいいがカウンターで失点。
早い時間に立て続けに2失点され、慌てて是永投入という見ていてあまり気持ちの良い試合ではなかった。
 
槍玉に挙げられてしまうのは斉藤かもしれないが、やはり全体練習が少なめのためか連携がとれていなく、あさみにポジション修正される場面が何度もあった。

1試合目のガッタスは里田が上がっても藤本か石川のどちらかが下がるという約束事が出来ていたが、あさみも斉藤も前に上がりっぱなしで、1試合目に見て取れたポジションチェンジが機能していなかった気がする。
 
1失点目も2失点目も明らかに斉藤、あさみ、里田のポジションのズレからの失点。
普段は前掛りなあさみや藤本を斉藤が全体を落ち着かせる役目だったのでちょっとこの辺は試合前のコミュニケーション不足なだけだと思うが。
 
後半は是永劇場の再来。
グラウンダーのコーナーキックを右足アウトサイドで叩き込む技術、ヘディングできっちり合わせる技術は素晴らしいの一言。
ただ3点目はセンターライン辺りからのキックインをゴール前までピンポイントでしかもライナーで蹴る吉澤の技術に感嘆した。
 
ただこの試合はガッタスがガッタスの試合運びをする以上必ず起きる失点パターンであり、これは全員攻撃、全員守備を前提としたガッタスのチームポリシーとしては、とにかくコミュニケーションを増やしてお互いをカバーしあうしかないと思う。


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△GB.H.P 1-1 △carezza(サンズエンタテインメント)  

一言で言うとお互いを良く知るチーム同士の長所の潰しあい。
 
両チームのシュート数が他の試合に比べて極端に少ないのはお互いが守備的に戦ったわけではなく、中盤でのチェックがしっかりしていて、マトモなシュートを打てる場面がほとんどなかった。
 
カレッツァのシュートは3本。
これはすべて小島が中盤でルーズボールを拾い、ドリブルで上がってシュートしたもの。小島以外の選手には自分の記録では1本もシュートを打たせていない。
これはガッタスの組織的な守備がしっかりしてきた成果だと思う。
 
というガッタスもパスの出所をきっちり潰され、身上のパス廻しがさせて貰えず、シュートは吉澤が強引にシュートの形に持っていったものだけだった。
 
カレッツァの1点は小島のドリブル突破から個人技で1点。
ガッタスの1点は吉澤のシュートをキーパーがファンブル、ゴール前のスクランブルを是永が押し込んで1点。
 
今後もお互いをよく知る以上、このような展開が多くなると思う。
ただ、贔屓目もかなりあるけどガッタスの方が伸びしろはあるように感じる。
 
単純な技術は是永、小島は飛び抜けているが、小島がドリブルでチャレンジしたのが5〜6回。
シュートの形に持っていけたのが3回。
是永は今回吉澤と共に前線にいることが多かったので、それ以外は里田がほぼ1人で潰している。

エキスポカップのときは簡単に振られるだけだったのがここまで上達しているのだから。是永を前に張らせておけば小島が前に出られないというチーム戦術もあったのだろうけど。
この試合は間違いなく好ゲームだったと思います。