21st シングル 「愛あらば IT'S ALL RIGHT」
この曲を最後に安倍なつみがモーニング娘。を卒業、というタイミングのシングル。
卒業のイメージである感傷的な作品ではなく、「人生の賛歌」 といった感じの作品になりました。
この作品では娘。達がまるで家族のように描かれているようです。
それはもっとも基本的な愛の形の一種だし、みんなを照らす陽の光も、愛をイメージさせるものです。
太陽。これは言うまでもなく、希望そのものの象徴です。
人は卒業する時、センチメンタルになります。
普段、思ってもみなかった感情が、卒業というイベントにミックスされて強く記憶に刷り込まれる。
しかしそれはいつか太陽のように輝ける思い出になる。
「そうさ 時代はそれぞれいっぱい頑張ってきたよね
おじいちゃんや そのまたじいちゃん そのまたもっともっとばあちゃんに
感謝がみなぎる」
それは、過去から現在、そして未来へと続く人と人の繋がり。
なっちとの絆や愛情は卒業しても何にも変わらないよ。大丈夫。だから勇気をもって、お互いの未来へ向けて踏み出そう。
未来もきっと素晴らしいものだよ。思い切って新しい次の一歩を踏み出そう。
「愛あらばIT'S ALL RIGHT」 のテーマは普遍的な愛や明日への希望でしょう。
それは、娘。を旅立っていくなっちへの、これからも娘。として歩んでいく残された14人への、
そして娘。を支持してきた多くのファンへのひとつのメッセージなのかもしれません。
オリコン2位。 C/W 「出来る女」
「愛あらばIT'S ALL RIGHT」(作詞作曲:つんく)
♪ 愛あらばIT'S ALL RIGHT
得意なことよりも好きなことが良い その場の勝利よりも本当にすごくなろう
「恋」は時に苦しい「愛する」って尊い 全てを重んじて太陽を浴びよう
♪ そうさ時代はそれぞれいっぱいがんばって来たよね
おじいちゃんや そのまた じいちゃん そのまたもっともっと
ばあちゃんに 感謝がみなぎる
♪ 初恋をした時どうしたらいいのかわからずに 背伸びしてキスした 今までで一番震えちゃった瞬間
♪ 悩みが消えなくて涙流したり 言葉とり違えて誤解招いたり でも正直に生きてりゃ
いっぱい感動に出会うさ
だって今日は今日でまた新しい とっても自然な親切に 出会ったわけだし
♪ 愛あらば It's all right 太陽は全てお見通しさ (それ) こだわれば
It's all right
未来は It's all right 踏み出せ It's all right
aiaraba.wmv