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アイコン  Icon
ソフトの種類、機能や操作の内容を小さな絵や記号で表したもの。
PCの操作画面では、アイコンをクリックすることで操作を実行できます。

アカウント  Account
利用者登録で得られるサービスの利用資格。
たとえば「プロバイダ」と契約すると発行される「アカウント」は、「ユーザーID(ユーザー名)」と「パスワード」が渡されます。

「銀行」であれば、発行される「口座」に対する「口座番号」とキャッシュカードの「暗証番号」がこれにあたります。

いろいろなサービスで「アカウント」が発行され、本人を特定できる「ユーザーID(ユーザー名)」と、
本人確認のため「パスワード/暗証番号」が必要となります。


アーカイバ archiver
複数のファイルを1つのファイルにまとめたり、逆に元に戻したりするソフトウエア。
本を詰め込む書庫 (archives) が名前の由来。
たいていはファイル圧縮の機能も備えており、圧縮ソフトとほぼ同じ意味で使われています。
複数のファイルから構成されているソフトウエアを1つにまとめておくことができるので、ファイルの保存整理に使われるほか、
インターネットやパソコン通信でファイルを転送するときにも利用されます。


アーカイブ archive
複数のファイルを1つのファイルにまとめること。
この作業にはアーカイバを使います。
例えば、A、B、Cの3つのファイルを、Dという1つのファイルにまとめておき、実際にそのファイルを利用するときには、
元のA、B、Cの3つのファイルに分割します。
関連するファイルをまとめて管理するのが目的ですが、現在はこの機能単独のソフトは少なく、アーカイブ機能として
圧縮ソフトに取り入れられているケースがほとんどです。
これとは別に、インターネットやパソコン通信上では、ソフトや過去のメッセージの保管場所を指すこともあります。


アーカイブ属性 archives属性
ファイルを新規作成したり,ファイル内容を更新したりすると,アーカイブ属性が設定されます。
ファイルの 「archives属性」 は,MS-DOS (旧OS) の名残です。
MS-DOSの backup というコマンドには archives 属性のあるファイルだけを backup するオプションがありました。


アーキテクチャー architecture
コンピューターのハードウェアやソフトウェアの設計仕様のこと。

アクションセンター action center
Windows 10 から導入され、PC のセキュリティや、メンテナンス状況を自動的に確認し、問題がある場合は、
お知らせしてくれる機能です。
縦長の操作バーが画面右端に現れて「タブレットモード」への切り替えなど各種設定のオンオフ操作、
「通知」の表示や確認などができます。


アクセス権
複数の利用者がファイルを共有するネットワークにおいて、システム管理者が各利用者に付与する利用権限。
「誰が何をできるか」 を指定します。
アクセス権がないとそのファイルを開いたり、削除できません。
一般的には、各ユーザー、またはユーザーのグループごとに、共有ファイル、または共有ファイルを保存するフォルダーの
「読み」 「書き」 「変更」を個別に制限します。
このほかアプリケーションソフトの 「実行」 を制限できるシステムもあります。
アクセス権限の設定によって 「ファイルの更新はできるが、削除はできない」 「特定のユーザーだけ見ることができる」 といった
利用制限を設けることが可能。


アクセスポイント Access Point
電話回線や無線LANを用いてネットワークに接続する際の接続先のこと。

電話回線におけるアクセスポイントは、インターネットサービスプロバイダ(ISP)やパソコン通信サービス提供会社などが
全国各所に設けた機器であり、ユーザーはコンピュータに接続されたアナログ回線やISDN回線などの電話回線を使って
アクセスポイントまで電話をかける(ダイヤルアップ)ことによってネットワークに接続することができます。
なお、「無線LANルータ」は、アクセスポイントを内蔵したルータです。


アクセラレータ  accelerator
パソコンの処理速度を向上させるハードウエアのこと。
パソコン本体を買い換えずに、性能を高めたいときに利用されます。
CPUアクセラレータやビデオアクセラレータ (ビデオカード) などの種類があります。

圧縮・解凍
「圧縮」はファイルのサイズを小さくすること。
そして「解凍」は圧縮されているファイルを元の状態に戻すことです。
圧縮には色々な方法があり、それを「圧縮形式」と呼びますが、現在、最も使われているのが「zip形式」です。

ほかにもフリーウエアを公開するときに使われることがある「lzh形式」などが知られています。


アプリケーションソフト  application software
ワープロや表計算、データベース、グラフィックス、ゲームなど、ユーザーが目的に応じて使うソフトの総称。
アプリと略すこともあります。
コンピューターシステムを管理し、ユーザーの操作環境を設定するソフトを 「OS」 「基本ソフト」 と呼ぶのに対して、
「応用ソフト」 と訳されることもあります。


アナログ Analog 
変化の強弱を連続的に伝送・記録する方式。人間の声もアナログの一種といえます。
ただし、デジタル方式に比べてデータの再現性は劣ります。
たとえば、電話では空気の振動をそのまま電気信号に変換します。
音声の空気振動を電圧や電流に変換した波形をアナログ信号と呼び、このアナログ信号によって伝達を行う方式を
アナログ伝送といいます。


アナログモデム  analog modem
東西NTTが提供する加入者電話回線を使用するモデムのこと。
通話やデータ通信をアナログ信号でやり取りする回線をアナログ回線と呼びます。

アンドロイド Android
検索サイトでおなじみのグーグル社が自社開発した「携帯電話用 OS」の名前。
「Android(アンドロイド)」とは、もとはSF小説の中に登場した人の手によって作り出された人型ロボットを指す言葉であり、
いまも映画や小説、アニメなどでときどき耳にする言葉です。


イーサネット Ethernet
LANを構築するためのLANケーブルの種類や通信方式などを定めた規格。
Ethernet にはいくつか種類がありますが、現在の主流は10BASE-Tや100BASE-TXです。
また、100BASE-TXなど、通信速度が100Mbps以上のものを、特にFast Ethernet (ファースト・イーサーネット)と呼びます。
さらに通信速度が1Gbpsのものを、Gigabit Ethernet(ギガビット・イーサーネット)といいます。


イーサネットスイッチ Ethernet switch 
イーサネット (Ethernet LAN規格) の10BASE-Tと100BASE-TXを両方接続することができるスイッチングハブのこと。


イースターエッグ Easter egg
ソフトの開発者が、プログラムの中に密かに忍ばせた 「いたずら」 のこと。
ユーモラスな画像や、開発チームの一覧や顔写真などが現れるものがあります。
ソフト本来の動作には関係がなく、ユーザーにとっては無害なものなので、バグとは異なります。
たとえば、インターネットエクスプローラ5.5の 「バージョン情報」 画面にある 「Acknowledgement」 をクリックすると表示される
画像などは、その一例。
キリスト教の復活祭 (イースター) では、お菓子やおもちゃ、カラフルな卵などをあちこちに隠して、子どもたちが探して遊ぶ
行事があり、これにちなんでイースターエッグと呼ばれるようになりました。


一般保護違反
アプリケーションなどのプログラムが許可されていないメモリー領域にアクセスしようとしたときに起こるエラー。


インターネット internet
電話回線で情報を交換するシステムのこと。
インタ−ネットとは 「コンピュータのネットワーク」 です。
世界中のコンピュ−タが結ばれていると聞いても実感がわきませんが、電話と同じようなものと考えてみてください。
現在は、日本国内はもとより電話回線があるところなら世界中のどこへでも電話をかけることができます。
そのコンピュ−タ版がインタ−ネットです。
パソコンが 「電話」 なら、プロバイダが 「交換局」 と言ったところでしょうか。
電話回線を使うのは電話と同じですが、「声」 の代わりに 「データ」 をやり取りしています。
つまり、世界中のコンピュータを相手に情報をやり取りできるのがインターネットなのです。


インスタントメッセンジャー  instant messenger   IM
ネットワークにつながったパソコンなどの端末に対し、リアルタイムでメッセージを送付するソフト。
端末側でソフトを起動しておけば、送信者が通知したメッセージをリアルタイムに受信者側の画面に表示できます。
メッセージのほか、ファイルなども送信できるソフトもあります。
主なソフトにYahoo!メッセンジャーや ICQ、AOLインスタント・メッセンジャーなどがあります。


インタフェース interface
「機器との橋渡し」、「接点」 というような意味。
パソコンと周辺機器とのインターフェースという場合は、接続するための装置や信号のやり取りの決まり (規格)、
仕様などを指します。
人間とパソコンとのインターフェース (User Interface) という場合は、ディスプレイやキーボードといった機器の操作性や
使いやすさのことも指します。


イントラネット intranet
インターネット技術のTCP/IPプロトコルや Webサーバーなどを使って構築した社内システムのこと。
intra (内部の) と Internet の合成語。
通常は社外と社内ネットワークの間に外部からの不正侵入を防ぐためのファイアウオールを設け、その内側をイントラネット、
外側をインターネットとして区別します。
文書共有や電子掲示板などのサービスを比較的低コストで構築できます。


ウイルス対策ソフト
コンピューターウイルスに感染していないかどうかをチェックし、感染ファイルからウイルスを取り去る機能を備えたソフトのこと。
ワクチンともいう。
ウイルスを取り去ることを、駆除あるいは除去するといいます。
ウイルス対策ソフトを実行すると、対策ソフトはメモリに常駐し、プログラムを実行するときや、インターネットなどからファイルを
ダウンロードしたとき、電子メールの受信時などに、リアルタイムでウイルスを検出します。


ウィンドウ window
パソコンの操作画面内にそれぞれ独立した小さな画面を用意して、その中に画像や文書を表示する機能。
画面内にいくつも窓が開いているように見えることからウィンドウと呼ばれています。
Windows やMac OSなどのパソコン用OSでは一般的に利用される表示方式です。
ウィンドウのデザインや機能はOSやアプリケーションソフトによって異なりますが、一般的にはタイトルバーがあって、
サイズ調整用のボタンやウィンドウを閉じるボタンなどがついています。
個々のウィンドウはユーザが自由に移動させたり、サイズを変更したり、重ねて表示させたりすることができます。


エクスプローラ explorer
Windows でファイルやフォルダを管理するためのソフト。
Internet Explorer (IE) と名前が似ていますが、別のものです。
ファイルやフォルダの移動、複製、削除など、Windows 操作の基本となるソフトです。
Windows を開いた状態の画面と似ていますが、左側にフォルダとファイルの構造がツリー状に表示されるのが特徴。
この左側の部分を消せばたんなるウインドウと同じですが、じつはウィンドウもエクスプローラのひとつです。


エンコード  encode
インターネットではさまざまなファイルを扱うことができますが、実際データを送信するときには文字データである
テキストファイルしかやりとりすることができません。
電子メールに添付ファイルを付けて送信する場合は、画像などのファイルをテキスト形式に変換して送信する必要があります。
これがエンコードで、添付ファイルを受け取った側は、エンコードされたファイルを元の形式に戻す、デコードと呼ばれる作業が必要。
メールソフトのほとんどのものが、どちらの作業も自動的に行ってくれます。


エンハンスト IDE  enhanced IDE E-IDE
パソコンと内蔵用のハードディスクやCD-ROMなどを接続するインタフェース (規格)。
IDE を拡張した規格で、現在ではほとんどの DOS/V 機がこのインタフェースを搭載しています。
接続可能なハードディスクの台数は、IDEが2台までだったのに対してエンハンスト IDE (E-IDE) は4台まで。
IDE では1台当たり最大528MBであったドライブ容量の制限をなくし、CD-ROMなどの周辺機器にも対応しました。
データ転送も高速になっています。
1994年ごろからパソコンメーカーの対応が急速に進み、この規格はANSI (米国規格協会) でハードディスク部分の仕様は
ATA-2、CD-ROMなどハードディスク以外の周辺機器部分はATAPIとして標準化されています。


オブジェクト object
操作対象のこと。
例えば、ワープロソフトに貼り込まれた画像データを選択して移動させる場合、選択した画像データをオブジェクトといいます。


オープンソース open source
ソフトの中身 (ソース) を公開して、ソフトの不具合の修正や機能の追加などに、誰でも参加できるようにする取り組み。
この取り組みに、多くの優秀な技術者の参加が期待されています。
自由参加といっても、実際には厳密なルールがあり、それに従って開発が進められます。
オープンソースで開発されたソフトには、OSのリナックスや、世界で最も普及している Webサーバーである
アパッチ (Apache) などがあります。
ブラウザのネットスケープ (Netscape) のように、通常の商用ソフトとして開発されながら、途中からオープンソース化したソフトもあります。