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I
i486 米Intel社が1989年に発表した32ビットCPU。

ICカード IC card
ICメモリーを内蔵した名刺程度の大きさのカード型記憶媒体。
主にキャッシュカードやクレジットカードにICを組み込んだものを指します。C

ICMP  internet control message protocol
IPのエラーメッセージや制御メッセージを転送するプロトコル。 TCP/IPで接続されたコンピュータやネットワーク機器間で、
互いの状態を確認するために用いられる。ネットワーク診断プログラムpingが使う。

IDE integrated device electronics
パソコンにハードディスクを接続するための規格。
主に、内蔵用ハードディスクの接続に使われます。
ANSIが定めたATAという規格のもとになっているものです。
IDEはSCSIのように専用のコントローラーをパソコン本体側に必要としないため安価にでき、ハードディスクを
2台までなら簡単に接続できます。
半面、ハードディスク以外の用途に使えず、1台のハードディスク最大容量も528MBまでに制限されます。
現在ではこの規格を拡張したエンハンストIDEが実質的に標準となっています。

IEEE1394 アイトリプルイー1394
パソコンに周辺機器を接続するための規格の1つ。
通信速度が速く、大量のデータをやり取りできるため、膨大な映像データなどの転送に向いています。
デジタル・ビデオカメラからの映像をパソコンに取り込む用途のほか、外付け用ハードディスクやDVD-Rなどの
周辺機器の接続にも使われます。
なお、同じ規格をアップルコンピュータ社は「Fire Wire」、ソニーは「i.LINK」と呼んでいます。
データ転送速度として、100Mbps、200Mbps、400MbpsがIEEE1394-1995として規格化されていて、
USB1.1の最大データ転送速度12Mbpsと比べ非常に高速です。

IIS Internet Information Services
マイクロソフトが開発したインターネットサーバー用ソフト「インターネット・インフォメーション・サーバー」の略称。
メールサーバーやWebサーバーなどの機能を備えています。
WindowsNTやWindows2000には、標準で付いています。

i.LINK アイリンク
ソニーがIEEE1394に対して付けた呼称。
同社の商標になっています。
シャープ、松下電器産業、米アダプテックなど約30社と使用契約を結んでいます。
仕様自体はIEEE1394と同じ。

IoT(アイオーティー) Internet of Things
パソコンやスマートフォンのような情報端末だけではなく、あらゆる「モノ(Things)」がインターネットで相互につながり、
情報を活用する技術や仕組みのことです。

たとえば、自動車から位置情報やカーナビ設定の情報などを集めれば、
気象情報や交通情報と合わせて今後の渋滞を予測したり、回避ルートを指示する運転支援システムを作ることもできます。

iPad(アイパッド)
Apple社が販売するタブレット端末。
「タブレット(tablet)」とは「書き板」「メモ帳」といった意味で、「タブレット端末」で手書き入力や操作ができる板状の端末を指します。

iPhone アイフォーン
アップル社が開発している携帯電話。
同社のOS、Mac OS Xのサブセット(簡易版)にあたるiOSを搭載しています。
指で画面に触れて操作するタッチパネルを搭載し、主要な操作ボタンはひとつという特徴的な外観と、
センサー(加速度、近接、照度)を利用した斬新なユーザーインターフェースで、スマートフォンの一般への認知度を高めました。
3G(第3世代携帯電話)ネットワーク、または無線LANを経由して、インターネットが利用でき、同社が運営するApp Storeから
アプリケーションをダウンロードして自由に追加できます。
同社の携帯音楽プレーヤー、iPodの機能を含むほか、GPS、電子コンパス(IC磁石)を搭載しています。
国内では、ソフトバンクモバイル(株)が2008年から販売しています。


iモード  i mode
NTTドコモが1999年2月から提供している携帯電話向けのメールおよびコンテンツサービス。
携帯電話単体でインターネットに接続できる手軽さが受け、ユーザー数が一気に拡大しました。
電子メールのやり取りや銀行振込、チケットの予約などができます。
メールでやり取りできる文字数は送受信とも最大全角250文字。

Io.sys アイオーシス
MS-DOSを構成するシステムファイルの一つ。
ディスクの入出力やキーボードからの入力、ディスプレイへの出力など、最も基本となるハードウエアの入出力処理を担当します。
起動時に最初にディスクから読み込まれます。
MS-DOSのシステムファイルにはほかに、主にファイル管理機能を受け持つMsdos.sysがあります。

I/Oポートアドレス
CPUが周辺機器に対してデータの人出カを行うときに使う、パソコン内部の管理番号。
通常のパソコン操作でこのアドレスを意識することはありませんが、新しい周辺機器を接続し、
パソコンや周辺機器が正常に動作しなくなったときには、同じアドレスを複数の装置が利用するような設定に
なっている可能性もあります。

IP internet protocol アイピー
ネットワークに接続しているコンピューターなどのアドレスを決めたり、データの送信先を特定するための取り決めのこと。
TCP(ティーシーピー)とともに、インターネットの基本的なプロトコルです。

lPアドレス internet protocol address 
インターネットに接続しているコンピューターを識別するための番号。
専用線で接続されているコンピューターは、固定のIPアドレスが割り当てられています。
プロバイダを利用した一般的なインターネット接続では、プロバイダから自動的にIPアドレスが 割り当てられます。
また、LAN経由でのインターネット接続では、ルータなどによって、LAN内のlPアドレス(ローカルアドレス)と
LANの外のPアドレス(グローバルアドレス)との切り替えが行われています。

I/Oポート  input/output port
CPUと入出力装置が、データを入出力するための接続口のこと。
モデムやプリンタなどを接続するシリアルポートや周辺機器を接続するコネクタなどをまとめて呼ぶ場合もあります。
入力ポート、出力ポートとも呼ばれます。

IPv4 internet protocol version 4 アイピーブイフォー
インターネットなどで広く使われているIPプロトコルのバージョン4のこと。
現在、標準で使われています。
IPv4ではIPアドレスを32ビットで表しています。
実際にはIPアドレスを8ビットずつに分けて、192.168.10.15など4個の数字列で表現するのが一般的です。
IPv4の後継には、アドレスを128ビットに拡張し、セキュリティ機能なども追加したIPv6があります。

IPv6 internet protocol version 6 アイピーブイシックス
インターネットなどで使う通信プロトコルIPの新しいバージョン。
現在一般に利用されているIPはバージョン4(IPv4)であり、IPv6はこのプロトコルの後継になります。
IPv4ではIPアドレスを32ビットで表現していて、単純計算すると全アドレス数は約43億個となります。
しかしIPv6では128ビットでIPアドレスを表現するため、理論上IPアドレスの数は約3.4×10の38乗個に大幅に増えます。
そのため、家電など多くの端末にグローバルアドレスを割り当てて通信できるようになることが期待されています。
このほか、認証や暗号化を行うセキュリティ機能(IPSec)や、音声や映像などのストリーミングデータの通信帯域を
確保する機能(QoS)などが仕様に組み込まれています。
IPv6の普及は、日本国の情報化の基本戦略「e-Japan戦略」の重点課題の一つにも挙げられています。
2002年初にはIPv6の普及を図るため、IPv6普及・高度化推進協議会が総務省や通信・放送機構と連携して
一般公募のIPv6モニター実験を行いました。
また、既にNTTコミュニケーションズのOCNなど一部のインターネット・サービス・プロバイダーでは、
IPv6を使う接続サービスの提供を開始しています。

IPX/SPX internetwork packet exchange/sequenced packet exchange
米ノベル社が開発したLAN用の通信プロトコル。
同社のネットワークOSであるNetWareに標準搭載されています。
また、WindowsにもIPX/SPX互換プロトコルが搭載されています。

IPマスカレード IP masquerade      NAPT      Network Address Port Translation
インターネットに接続された企業などで、一つのグローバルなIPアドレスを複数のコンピュータで共有する技術。
組織内でのみ通用するIPアドレス(ローカルアドレス)と、インターネット上のアドレス(グローバルアドレス)を
相互変換することにより実現されます。
NATと違ってTCP/UDPのポート番号まで動的に変換されるため、一つのグローバルアドレスで複数のマシンからの
同時接続を実現することが可能です。
ただし、ポート番号が変化するため、インターネット側からアクセスできない、ICMPが使えないなど一部のサービスが
使えないなどの欠点もあります。

IRQ interrupt request
ハードウエアからの割り込み要求信号のこと。
キーボードやマウス、各種拡張ボードなどの周辺機器は、人間がキーを押した、信号が入力されたなど、
即刻処理する必要がある事態が起きたとき、CPUに対して処理を要求する信号を送る。これが「割り込み」です。
CPUは割り込み信号を受け取ると、要求を受け付けるかを判断し、受け付ける場合は、現在行っている処理を中断して、
周辺装置に要求された処理を行います。
パソコンにはハードウエア割り込みを発生する周辺機器が複数あります。
そのため、どの機器からの割り込みかを区別するために識別番号として、DOS/V機(PC AT互換機)には
IRQ0〜15までの16個が用意されています。
このうち多くは予約済みでユーザーが使えるIRQは限られています。
そのため、拡張ボードなどを増設する場合には、適切なIRQの番号を、複数の機器で重複しないように割り当てる必要があります。
ただしPCIやUSBでは1つのIRQを複数の機器で共有できます。
Windows 95以降は、IRQの設定を自動化するプラグ・アンド・プレイ機能が一般化したため、ユーザーが自分で
IRQなどを設定する必要がなくなり、ボードの増設が初心者にも簡単になりました。

ISAバス アイサバス industry standard architecture bus
AT互換機で拡張ボードを組み込むための規格の1つ。
最大データ転送速度は8MB/秒。
16ビットCPUである米インテルの80286を前提に設計されました。
現在のパソコンではPCIバスが標準的に使われています。
最近ではISAバスを搭載するパソコンはなくなっています。

ISDN integrated services digital network
統合サービスデジタル通信網の略。
電話回線を、電話やFAXだけでなくデータ通信にも使えるようにした国際規格です。
一般には、NTTが提供しているサービスのISNネット64を指します。

ISO  International Organization for Standardization   国際標準化機構
工業製品の国際標準の策定を目的とする機関。
1947年に設立され、現在約90カ国が参加しています。
本部はスイスのジュネーブ。
略称がIOSでなくISOなのは、一説にはギリシャ語の等しいものという意味の言葉
「isos」から決められたからだといわれています。

ISP internet service provider
インターネット・サービス・プロバイダーの略称。
ネットワークで情報提供サービスを行うインフォメーション・サービス・プロバイダーの意味で使う場合もあります。

iモード i mode
NTTドコモが1999年2月から提供している携帯電話のメールおよびコンテンツサービス。
携帯電話でインターネットに接続できる手軽さが受け、ユーザー数が拡大しました。
インターネット端末の成功例として世界的にも注目を集めています。
電子メールのやり取りや銀行振込、チケットの予約などができます。
メールでやり取りできる文字数は送受信とも最大全角250文字。
データ通信速度は多くの場合9600bpsで、504iの場合は28.8kbps。
利用料金は月額基本料金のほか、送受信したデータ量に応じて課金されます。