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マイクロプロセッサ microprocessor unit  MPU  超小型処理装置
コンピュータの中で、データの計算処理や各装置の制御を行なう半導体チップ。
コンピュータの演算処理は複数の半導体チップが連携して行っていて、この半導体チップ群を
「中央処理装置(CPU)」と呼んでいます。
CPUという言葉もMPUと同じ意味として使われています。
メモリに記憶されたデータを受け取り、解釈・判断・計算・加工した上で、結果を各周辺機器にに出力します。
CPUの判断・計算の速さは、一定のデータを1秒間に処理できる速度(Hzであらわされる)や1回の命令で
同時に処理できるデータ量(ビットであらわされる)があり、値が大きいものほど性能が高く、
それだけ画面の表示時間なども短くなります
代表的なものには、米Intel社のPentium や、米AMD社のAthlon、米IBM社と米Motorola社、
米Apple社が共同開発したPowerPCなどがあります。
マイクロプロセッサは元々コンピュータに搭載されるものとして作られていましたが、
最近ではコンピュータだけでなく、家電製品や工業機器などの制御のためにも使われています。

マクロ macro
アプリケーションソフトの操作を自動化する機能。表計算ソフト、ワープロソフトなどに搭載されています。
マクロを利用することで、複数の操作をいっぺんに処理することかできるようになります。
また、マクロの記録機能を使えば、実際におこなった複数の操作を覚えさせ、
使いたいときに同じ一連の操作をさせることができます。

マクロウイルス  macro virus
ワープロソフトや表計算ソフトなどのアプリケーションが備えているマクロ機能を悪用して作られたコンピューターウイルス。
ファイルを開いたり保存した場合に、他のファイルに感染したり、ファイルを使用不能にするなどの破壊活動を行います。
シェアの高いWordやExcelをターゲットにしたものがほとんどですが、データベースソフトAccessや、
プレゼンテーションソフトPowerPointをターゲットにしたマクロウイルスも発見されています。
1995年8月ごろにWordのマクロウイルスが海外で初めて発見された。それまでコンピューターウイルスは
データファイルには感染しないといわれてきましたが、マクロウイルスの登場でこの常識は通用しなくなりました。

マザーボード motherboard
パソコンの基本的な部品を実装したプリント基板。
メインボードとも呼びます。
絶縁性の高い樹脂基板上に銅箔で描いた配線パターンを幾重にも積み重ね、その上にCPUソケットやメモリーソケット、
チップセットなどがはんだ付けしてあります。
ノートパソコン用マザーボードは各社各様ですが、デスクトップパソコン用マザーボードは、ATXなどの規格に沿って
製造されたものが広く使われています。

マスターブートレコード master boot record
パソコンの起動に関する情報が書かれたセクタ。
ハードディスク上でのパーティションの開始/終了位置や使用しているファイルシステム、
アクティブかどうかなどを記録したパーティションテーブルと、「ブートローダー」と呼ばれるプログラムが記録されています。
Windowsパソコンの場合、パソコンの電源を入れると、まずBIOSがマスターブートレコードを読み込んで、ブートローダーを実行します。
そこでブートローダーはパーティションテーブルを読み込み、どのパーティションがアクティブになっているかを調べます。
そして、アクティブになっているパーティションの開始位置から、パーティションの起動プログラムを読み出し、
Windowsの起動を始めます。

マッキントッシュ Macintosh  マック
Apple社が1984年から販売しているパソコンのシリーズ名。
文字入力でコンピュータを操作するMS-DOSなどのOSが主流だった時代に、
グラフィック表示とマウスによる操作を標準機能として搭載したOSを備え、大きな反響を呼びました。
グラフィック機能を活用したアプリケーションソフトが多く開発され、パソコン全体のシェア争いで
Windowsシリーズに敗れた現在でも、DTPなど一部の分野では未だに根強い人気があります。
初期のモデルはMotorola社の68000系のマイクロプロセッサを搭載していましたが、現在ではIBM社、
Motorola社、Apple社の共同開発によるPowerPCが搭載され、これらはPower Macintoshと呼ばれています。

マルチタスク multitasking
複数のタスクを並列して実行させる機能のこと。
複数のアプリケーションを並行して使えるようにしたり、アプリケーション内の複数の処理を並行して行えるようにします。
 
マルチユーザー multiuser
コンピューターの利用形態の一つ。
1台のコンピューターに複数のコンピューターを接続して、そこから複数の人間が同時に利用すること。
または複数のユーザーが1台のコンピューターをそれぞれ独立した環境で使い分けること。
マルチユーザー対応のOSとしては、UNIX、Windows NT/2000/XPなどがあります。
マルチユーザーのOSでは、マルチタスクやユーザーごとに扱えるファイルを制限するセキュリティ機能などが必要になります。

ミラーリング mirroring
コンピューターに接続した記録装置にデータを書き込むときに、同一内容を同時に別の記録装置に書き込む方法。
一方の記録装置のデータが壊れて読み出せないときに、もう一方の記録装置から読み出すことで、
データの消失を防ぐことができます。

メニューバー menubar
WindowsやMac OSなどGUIを備えたOSで、ウインドウやデスクトップの上部にある、メニュー項目を並べた部分。

迷惑メール
ユーザーが希望しない相手から勝手に送られてくるメール。
広告や詐欺ページへの誘導をするほか、ウイルスが添付されているものもあります。
 
メインフレーム mainframe 
基幹業務処理を行う大型コンピューターのこと。
汎用コンピューター、汎用機などとも呼びます。
利用者は、メインフレームとネットワークで接続された端末(ターミナル)を操作します。

メインメモリー main memory
コンピューターの記憶領域のうち、CPUが直接読み書きできる記憶領域のこと。
主メモリ、主記憶ともいいます。
単にメモリと呼ぶこともあります。

メッセンジャーソフト
メッセンジャーソフトとは、通信ソフトの一種で、インターネットに接続している友達同士が
リアルタイムにチャットを楽しめるソフトです。
例えば、メッセンジャーソフトを起動すると同じメッセンジャーソフトを使っていて登録してある友達の誰が
インターネットに接続しているかが瞬時にわかるようになっています。
そこで、「今日○△デパートのバーゲンだけどいかない!」とメッセージを送るとすぐに
「いく!入り口で10時に待ち合わせね!」と返事が返ってくるようなやり取りがかわせます。
現在メッセンジャーソフトにはいろいろ種類がありますが、少しずつ機能が異なるようです。
使ってみて自分に向いてるもの使いやすいものなど、友達と相談して見つけると良いと思います。

メモリー memory
パソコン本体の中にあって、プログラムやデータなどさまざまな情報を記憶しておく場所。
記憶場所の個々の区画に付けたアドレスと呼ばれる数字を基にして、CPUが内容を読み出したり、書き込んだりします。
あらかじめ情報が記憶されていて、基本的には変更できないROMと、ユーザーがいつでも情報を変更できるRAMがあります。

メモリーカード memory card
一般には、メモリーを内蔵した名刺サイズ程度のカードのことをいいます。
ここ数年では、フラッシュメモリーを内蔵したコンパクトフラッシュやスマートメディアなどの小型メモリーカードを指すことが多い。
小型メモリーカードは、デジタルカメラや携帯音楽プレーヤーなどで普及しています。

メモリースティック memory stick
ソニーが開発したメモリーカード。
青い色の細長い形をしていて、同社のデジタルカメラや音楽プレーヤー、パソコンなどで利用できます。

メモリーリーク memory leak
アプリケーションやOSが、動作中に確保したメモリー領域を解放しないために、利用できるメモリー領域が徐々に減ってしまうこと。
メモリー管理の部分のプログラムに問題がある場合が多い。
メモリーリークが起こることにより、動作が不安定になったり、処理速度が遅くなってしまいます。
メモリーリークを解消するにはパソコンを再起動するしかありません。

モジュール module
ハードウェアやソフトウェアを構成する個々の部品のこと。
ハードウェアのモジュールの場合、基板1枚1枚などそれ単体が高い機能を持った、入れ替え可能な部品を指します。
ソフトウェアのモジュールの場合、プログラム全体を構成する機能ごとのひとまとまりのことを指し、
プログラムモジュールともいいいます。
モジュールの集まりがプログラムになります。

モデム modem
一般の電話回線(アナログ回線)を利用して、パソコンからインターネットに接続するときに使う機器のこと。
パソコンからのデジタル信号を音声信号に変えて送ったり、電話回線からの音声信号をデジタル信号に変える働きをします。
最近のパソコンのほとんどに内蔵されています。
そのほかにパソコンとケーブルでつなぐ外付け用モデムや、ノートパソコン用のPCカード型のモデムもあります。
ISDNやADSLでは、同じように電話回線を利用しますが、通信方式が異なるため、通信には一般のモデムではなく別の機器が必要です。