Dictionary
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O
OCR  optical character recognition
紙に書かれた文字を読み取り、コンピューター上で自由に編集加工できる文字データに変換する機能。
光学式文字読み取り装置ともいいます。長文入力の省力化、帳簿処理、自動翻訳などに利用されています。
パソコンで利用する場合、画像を読み込むスキャナーと、画像を解析して文字データに変換するOCRソフトが必要になります。

OEM original equipment manufacturing
相手先ブランドで販売される製品を製造すること。
また、製造するメーカー。
OEMメーカーから製品供給を受けたメーカーは、自社ブランドでその製品を販売します。製造の委託を受けたメーカーは、
相手先のブランドと販売力を活かして生産量を向上させることができます。
日本のパソコンメーカーの多くは台湾や韓国のメーカーが製造したOEM製品を販売しています。
パソコンに限らず、家電製品や自動車などでよく見られます。
例えばNTTドコモの携帯電話をソニーが作っていたりします。
この場合はソニーがNTTドコモブランドの携帯電話を生産して、NTTドコモにOEM供給したという言い方になります。

Office365  オフィス365
クラウド上での使用を前提に開発されたOffice。
オンライン上でデータを作成でき、そのデータはPC上の「ドキュメント」フォルダはもちろん、オンライン上の「OneDrive」にも保存可能。
常に最新版のOfficeを使えるというメリットがあります。


OLE Object Linking and Embedding オーレ
Windowsにおいて、複数のソフトを連携させて利用する仕組み。
OLEを利用すると、文書中に別のソフトで作ったデータを貼り付け、その貼り付けたデータの編集に、
作成元のソフトの機能を利用することができます。
1991年に登場したOLE 1.0はWindows 3.1に搭載され、大幅に機能を拡張したOLE2が1993年に登場し、Windows 95に搭載されました。
1996年にはインターネットに対応するための機能を追加したものが登場し、名称も「ActiveX」に改められました。

Opera  オペラ
ノルウェーのOpera Softwareが開発するWebブラウザ。
ファイルサイズが小さく、複数の画面を一つのウインドウ内に表示できるのが特徴。
2002年6月時点で日本語に対応しているのはWindows版のみで、バージョンは6.03。
MacintoshやLinux対応版も日本語化される予定。

OS オーエス
オペレーティングシステムの略。
PCに「画面の表示」や「ファイル操作」といった、基本的な機能を用意するためのソフトウエア。
そのため、多くのPCはOS無しには動作することができません。
またアプリケーションソフトはOSの機能を利用して実行するように作られているため、使いたいアプリケーションが
OSに対応していなければ動作しません。
現在(2017年)、PC用としては、「Windows」「OS X」「Linux」といったOSが用いられています。
スマホの「Android (アンドロイド)」は、スマホやタブレットで使われているOSです。

OSI参照モデル OSI reference model
国際標準化機構(ISO)により制定された、異機種間のデータ通信を実現するためのネットワーク構造の設計方針「OSI(Open Systems Interconnection)」に基づき、コンピュータの持つべき通信機能を階層構造に分割したモデル。
「OSI基本参照モデル」「OSI階層モデル」とも呼ばれます。
通信機能を7階層に分け、各層ごとに標準的な機能モジュール(部品)を定義しています。

第1層(物理層)は、コンピューターのデジタルデータを電気的なアナログデータに変換します。
第2層(データリンク層)は、コンピューターが通信を実際にするための通信路をハードウェア的に有効にしたり無効にしたりします。
第3層(ネットワーク層)は、相手にデータをとどけるためにアドレスをつけたり、経路の選択をします。相
第4層(トランスポート層)は、データを確実に相手におくるためにデータの抜けの有無などを確認します。
第5層(セッション層)は、コンピューターが通信を実際にするための通信路を、コンピューターがソフトウェア的に認識できるようにします。
第6層(プレゼンテーション層)は、アプリケーション・プログラム上のデータを通信可能なデータに変換したり、その逆の変換をします。
第7層(アプリケーション層)は、ユーザーがさまざまな通信機能をつかえるようにします。

OS/2 オーエスツー
MS-DOSの後継OSとして米IBMと米マイクロソフトが共同開発した、シングルユーザー、マルチタスク仕様のOS。
1987年4月にOS/2 1.0が発売されました。
1995年3月発売のバージョン3から、名称をOS/2 Warpに変更しました。
これにIBMのネットワークOSであるLANサーバーの機能を統括したOS/2 Warp Server for e-bussinessも発売されています。
日本語対応の最新版は1996年12月に発売されたOS/2 Warp 4。
OS/2は、当初はMS-DOSにとって代わる次世代標準OSとして期待されていました。
その後マイクロソフトがOS/2の開発から撤退したものの、IBMは単独で開発を続行しました。
しかし、マイクロソフトがWindows 3.0で成功を収めたのをきっかけにOS/2の優位性は揺らぎ始め、Windows 3.1が
パソコンOSの標準としての地位を固めると、OS/2の用途は主に企業の業務システムやサーバー用のOSとなりました。

OSR2 OEM Service Release 2
「Windows 95 OEM Service Release 2」のこと。
マイクロソフトがパソコンメーカーに供給したWindows 95のアップデート版。
1996年冬以降に発売されたWindows 95プリインストールパソコンで採用されています。
OSR2では、1995年11月に発売された最初のWindows 95に対して、FAT32をサポートするなど多くの機能追加や修正を行っています。
しかし、市販パッケージについては、Windows 95の内容の更新はされませんでした。