P PC AT互換機
米IBMが1984年に発表した16ビットパソコンIBM PC ATのソフトと周辺機器を同機以外でも利用できるように設計されたパソコンのこと。
AT互換機とも呼びます。
PCIバス peripheral component interconnect bus
パソコン内部の各パーツ間を結ぶバス(データ伝送路)の規格。
最初のPCI規格は、バス幅(1回の転送で送れるデータ量)32ビットで動作周波数(1秒あたりの転送回数)は33MHz。最大データ転送速度は133MB/s。
最新の規格ではバス幅64ビット、66MHz動作で最大533MB/s。
現在、ほとんどのパソコンでPCIが採用されています。
PCMCIA personal computer memory card international association
PCカードの標準化のために設立された米国の任意団体。
PCカードの規格を作ったことから、PCカードをPCMCIAカードと呼ぶこともあります。
PDA ピーディーエー
手軽に持ち運び可能な小型の情報機器のこと。
日本語では「携帯情報端末」といいます。
スケジュール・住所録・メモといった情報を管理する機能に加えて、電子メールやホームページ利用などの通信機能が付いているのが一般的です。
通信は、PDAに携帯電話やPHSを接続して行います。
また、デジタルカメラやMP3プレーヤーが付いている機種も出ています。
スタイラスペンという専用のペンを使って操作するものがほとんどです。
PDF portable document format
アドビシステムズ社が開発した電子文書システムAcrobat(アクロバット)で使われるファイル形式。
PDF形式のファイルには、「.pdf」という拡張子が付きます。
ワープロソフトなどで作成した文書の印刷イメージが保存されていて、元の文書を作成したソフトがパソコンに入っていなくても、AcrobatReader(アクロバット・リーダー)を使えばこの文書を見たり印刷したりすることができます。
最近は、紙に印刷されたマニュアルが減り、その代わりにPDFファイルで提供されるものが増えています。
また、インターネット上で提供される商品カタログなどにも使われています。
Pentium ペンティアム
米Intel社が1993年に発表したCPUで、i486の後継。
パソコン用のCPUとして広く普及し、現在、パソコン用ではPentiumとその後継プロセッサ、および各社の互換プロセッサが市場のほとんどを占有しています。
Perl パール practical extraction and report language
簡易プログラミング言語(スクリプト)の1つ。
ホームページのアクセスカウンタやアンケートの入力処理などのCGIでよく使われる言語です。
PHS personal handyphone system
簡易型デジタル電話システムのこと。
携帯電話と比べ、利用可能地域が狭く高速移動中の通話に弱いという欠点がありますが、設備費用や通話料の安さ、データ転送速度が速いという利点があります。
64kデータ通信やPIAFSといった、モバイルコンピューティングに向いたサービスが提供されています。
また、PHS対応の電話機やPIAFS対応のTAを親機にして、PHS端末を子機として利用したり、GPSを応用した位置情報システムを利用したりすることもできます。
PIAFS PHS internet access forum standard ピアフス
PHSを使ったデジタルデータ通信の標準規格。
PIAFSプロトコルという専用のプロトコルを用いています。
ping ピング packet internet groper
インターネットなどのTCP/IPネットワークで、相手のコンピューターに小さなパケットデータを送り、その戻り時間により、相手先コンピューターや通信回線の状況をチェックするのに利用するコマンド。
「pingを打つ」などという言い方をします。
png ポータブル・ネットワーク・グラフィックス Portable Network Graphics
gif より圧縮率が高く、画質の劣化が少ない画像ファイル形式。透明化、アニメーション表示が可能。
POP3 ポップスリー post office protocol version3
インターネットを通して届けられた自分あてのメールを、メールサーバーからダウンロードするときに利用するプロトコルの一つ。
POP3に対応するメールサーバーをPOP3サーバーと呼びます。
POP3はインターネットメールの受信用サーバーとして多く利用されています。
POP3では、サーバーに届いているメッセージは、読みたいものも読みたくないものもまとめてダウンロードされます。
PPP point to point protocol
電話回線を用いてプロバイダに電話をかけて、ネットワークに接続する場合に使われる技術的な取り決め(プロトコル)のこと。
PPPoA point to point protocol over ATM
ATMネットワーク上でPPP接続を行うために使うプロトコル。
ADSL接続で、接続事業者のNTT局内装置と接続事業者のアクセスサーバーとをATMでつないでいる場合などに利用されます。
PPPoE point to point protocol over Ethernet
Ethrenetネットワーク上でPPP接続を行うために使うプロトコル。
PPPは電話回線やISDNなどの1対1の通信で利用されますが、それをEthernetでも利用できるようにしたもの。
ADSLなどEthernetを使ってユーザー認証などが必要なサービスで使われます。
ppt
Microsoft Office PowerPoint で使用されるプレゼンテーションファイル形式。
pptx
Microsoft Office PowerPoint 2007 以降で使用されるプレゼンテーションファイル形式。
Microsoft Office PowerPoint 2003 以前と互換性がない。
PS/2ポート
キーボードやマウスを接続するためのインタフェース規格。
米IBMが1987年に発表したパソコンであるIBM PS/2で初めて採用しました。
以後DOS/V機(PC AT互換機)では標準となっています。
USBの普及により、PS/2ポートを持たないパソコンも登場しています。
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