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数字
2進数
Oと1の2つの数字だけを用い、1の次は「10」となる数え方。
コンピューターの世界では、2進数によって演算が行われます。
電子回路のON/0FFや電圧の高低など、2つの状態を表すのに適しているためです。
1から順番にかぞえていくと、
2 進数 0 1 10 11 100 101 110 111 1000 1001 1010 1011 1100 1101 1110 1111 100001
10進数 0 1 2  3   4     5    6    7    8      9      10    11    12    13     14    15    16
となります。
2進数の「1110」は、10進数では 1×2^3 + 1×2^2 + 1×2^1 + 0 = 1×8 + 1×4 + 1×2 + 0×1= 14です。
また、2進数の1桁は「ビット」と呼ばれ、コンピューターで扱う数量の基本単位となります。

3Dアクセラレータ      スリーディ アクセラレータ
3Dグラフィックスの画面表示速度を向上させるハードウェアのこと。
この機能をもったビデオカードに搭載されています。

3Dグラフィックス  three D graphics
コンピュータを使って作成された立体的なグラフィックス(画像)。
3Dは3次元のこと。

3Dサウンド  スリーディ サウンド  3D sound
スピーカーの数や位置以上に音に広がりを持たせる技術。
音を左右に広げるだけでなく、上下やあるいは前後に移動させることもできます。
ゲームやビデオを再生するときなどは効果的。
3Dサウンドの機能はサウンドチップに内蔵されたハードウエアのほか、ソフトウエアによっても実現されます。

3gp/3g2
携帯電話で撮影された動画ファイルの形式。

386 i386 80386
米インテルが、16ビットCPUである80286の後継製品として1985年に発表した同社初の32ビットCPU。
正式名称はi386。
単に386という場合は、インテル製品と互換性のある他社製CPUを含むことが多い。
i386ファミリーにはi386DX、i386SX、i386SLがあります。
386パソコンが主流だったのは、1990〜91年ごろ。

8ビットCPU
lつの処理で8ビットのデータを扱うことのできるCPUのこと。
1970年代後半から1980年代半ばまでのマイコンや初期のパソコンでは、このCPUが主流でした。
また、家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ(ファミコン)」にも、8ビットCPUが使われていました。

10BASE-T テンベースティー
10BASE規格の1つで、現在のLAN接続方式の主流となっているもの。
HUB(ハブ)という集線装置を介して複数のパソコンを接続する方式で、パソコンや機器の配置変更に柔軟に対応することができます。
10BASE-Tのケーブルと装置との接続方法は、電話線(モジュラーケーブル)をモジュラージャックに差し込むのと同じ要領です。
CATVやADSLでのインターネット接続に使われるLANケーブルは、この規格のものです。
最近の製品では、10BASE-tと上位規格の100BASE-T、さらにその上の1000BASE-Tにまで対応するものが中心になっています。

10BASE規格 テンベースきかく
ケーブルやLANアダプタなどに適用されるLANの伝送速度に関する規格。
「10」は、転送速度が10Mbps(毎秒1000万ビット)であることを表し、「BASE」は、電気信号を変調しないでそのまま送るベースバンド伝送を意味しています。
10BASE規格には、伝送可能な長さが最大で約200mの10BASE−2、500mの10BASE-5、電話線に似たツイストペア(UnshieldedTwistedPair)ケーブルを使う10BASE-Tがあります。
10BASE-2と10BASE-5のケーブルには、丸くて太い同軸ケーブルが使われます。

16進数
16で1桁繰り上がる数え方。
0〜9までの10個の数字と、A〜Fまでの6個の文字を用います。
文字コードなど、コンピューターで扱うデータの多くが16進数で表されます。
また、2進数の4桁分をまとめて16進数で表すこともあります。
1から順番にかぞえていくと、
16進数 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A   B   C D  E   F  10
10進数 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
となります。
16進数の「A1」は、10進数では 10×16 + 1で161です。
16進数の使用例としては、インターネットの HTML ファイルがあります。
背景や文字の表示色を6桁の 16進数で指定しています。

16ビットCPU
lつの処理で16ビットのデータを扱うことができるCPUのこと。
1980年代後半から1990年代前半までのパソコンで主流のCPUでした。
モトローラ社の「68K」、インテル社の「8086」や「80286」などが、これにあたります。
16ビットパソコン
16ビットCPUを搭載するために設計されたパソコンのこと。
MS-DOSやウィンドウズ3.1などは、16ビットパソコン向けに開発されたOSです。

24ビットカラー 24bits color
画面の1点の色を、24ビットのデータで表すという意味。
光の三原色である「赤」「緑」「青」の度合いを、それぞれ8ビット(256)で示しています。
表現できる色数は16,777,216色(256×256×256)です。
見た目に自然な画像を表示するのに必要な色数とされていて、フルカラー(full color)またはトゥルーカラー(true color)とも呼ばれます。
また、32ビットカラーというものもありますが、24ビットカラーに8ビットの色調調整などの情報を付加したもので、色数は変わりません。

32ビットCPU  32bits CPU
1つの処理で32ビットのデータを扱うことができるCPUのこと。
1980年代半ばに登場し、現在出回っているパソコン用CPUの主流となっています。
Intel社の「486系」や「Pentiumシリーズ」、モトローラ社、IBM社の「PowerPC」などがこれにあたります。

32ビットOS   32bits OS
32ビットCPU用のOS。
MacOS、UN\、Windows95以降など、現在出回っているOSのほとんどが、32ビットOSです。
32ビットバス  32 bits bus
一度に転送できるデータ量が32ビットの伝送路〈転送路)。
バスとは、コンピューター内部のデータ信号が行き来する伝送路のことです。
数字が大きくなるほど、多くのデータを短時間でやり取りできるようになり、処理速度も速くなります。
PCIバスやAGPバスがこれにあたります。
     i
32ビットパソコン
32ビットCPUを搭載するために設計されたパソコンのこと。
現在市販されているパソコンのほとんどが、これにあたります。

100BASE-T ひゃくベーステイー
10BASE-Tの上位にあたるネットワークの規格で、10BASEの10倍の100Mbpsでの転送を可能にしたもの。
100BASE-Tにも複数の規格があり、中でも10BASE-Tと共通で使える100BASE-TXが広く使われています。
100BASE-TX対応の機器は、相手の機器が10BASE-Tの場合、自動的に10BASE-Tに合わせてデータを送ります。
最近の製品では、10BASE-Tと上位規格の100BASE-TX、さらにその上の1000BASE-Tにまで対応するものが中心になっています。

486系 よんはちろくけい
米インテルが、1989年に発表した32ビットCPUで、i386の後継。
Pentiumシリーズの前身のシリーズ。
i486SX、i486SX2、i486DX、i486DX2、IntelDX4などの種類があり、初期のウィンドウズパソコンで使われていました。
グラフィックス処理で発生する複雑な演算は、それまでCPUとは独立したチップで行っていましたが、486系以降、CPU内部にその演算機能が含まれるようになり、画像処理が飛躍的に向上しました。
周波数は66MHzから100MHz。

680x0系 ろくはちまるペけまるけい
モトローラ社製CPUの1つ。
68K(ろくはちけい)ともいわれます。
現在マッキントソシュで主流になっているPowerPCより前のパソコンで使われていました。

68000
米モトローラが、1979年に発表した16ビットCPU。
68Kと表記されることもあります。
正式名称はMC68000。同系列のCPUとしては、仮想記憶に対応したMC68010、32ビットCPUになったMC68020、MC68030、MC68040などがあります。
1994年ごろまでのMacintoshがこれらのCPUを採用していました。

8086
米インテルが、1978年に発表した同社初の16ビットCPU。
16ビットのデータバスを持つ。
ファミリーに、8086と同じ内部構造を持ちデータバスを8ビットに減らした8088があります。
1981年にIBM PCのCPUとして8088が採用されたことがきっかけとなって、インテルのCPUがパソコンに広く使われるようになりました。

80286
米インテルが、1982年に発表した16ビットCPU。
8086の後継製品。
8086が1MBのメモリーしか扱えないのに対し、16MBのメモリーを扱えます。
さらに、プロテクトモードと呼ばれる動作モードも初めて搭載しました。
プロテクトモードは、プログラムが他のプログラムのメモリー領域をアクセスできないようにする機能。
マルチタスクで動作するOSを実現するには必要不可欠な機能といえます。
80286以降のCPUはプロテクトモードが実装されています。

80386  386 i386 
米インテルが、1985年に発表した同社初の32ビットCPU。
16ビットCPUである80286の後継製品。
正式名称はi386。
単に386という場合は、インテル製品と互換性のある他社製CPUを含むことが多い。
i386ファミリーにはi386DX、i386SX、i386SLがあります。
386パソコンが主流だったのは、1990〜91年ごろ。