W WAN ワン wide area network
広域情報通信網。
離れた場所にあるLAN同士を接続したネットワークのこと。
接続用の回線には、一般電話回線やISDN、専用線、通信衛星などを使います。
接続用の機器としてはモデム、ターミナルアダプター(TA)、ブリッジ、ルーターなどがあります。
ISDNや専用線を介して、TAやルーターでネットワーク同士をつなぐケースが主流でしたが、近年は、セキュリティを施したうえで、
インターネットを仮想的な専用線(VPN)として使ってLAN同士を接続する事例も増えてきています。
wav ウェーブ
Windows が扱う音声データの標準形式。
ファイルのサイズが大きいので、楽曲などを扱うことは難しいのですが、Windows が利用するサウンドなどはすべてこの形式。
音声を扱うソフトなら必ずとしいっていいほど対応しているので汎用性があります。
Web ウェブ
インターネット上で、さまざまな人が書いた文章や画像などを、相互に参照しながら読めるようにしたシステム。
基本的には文章ですが、そこに画像や表、音声や映像などを挿入することもできます。
逆に、自分の公開している文章や画像などが、他人の文章から参照されることもあります。(ハイパーリンク)
このように、複数の情報が相互に結びついている様子が蜘蛛の巣(Web)に似ていることから命名され、世界中の情報が
結びついているので「World Wide Web」(略称 WWW)といわれます。
こうして作られた情報のかたまりが「Webページ」であり、俗に「ホームページ」とも言われています。
Webノート
Windows 10 から組み込まれた新機能で、「Microsoft Edge」で表示したWebページに、文字や線などを自在に書き込むことができます。
書き込む操作は、キーボードからの入力、マウスを使ったフリーハンド、どちらでもOK。
また、必要な部分のみを切り取り、コピーすることもできます.
関連事項をメモしたり、アイデアを記入するなど、情報を管理する上での利便性がさらに高まりました。
また、書き込みされた状態のWebページを丸ごと保存し、アプリ「OneNote」で表示することもできます。
Wi-Fi ワイファイ Wireless Fidelity
無線LAN機器の規格の一つ。
Wi-Fiに準拠した無線LAN機器は、物理的な規格が一致していれば、メーカーの違う機器同士でも接続することができます。
現在(2017年)ほとんどの無線LAN機器が対応しているため、無線LAN自体をWi-Fiと呼ぶこともあります。
Windows ウインドウズ
OS(オペレーティングシステム)の一種。
マイクロソフトが発売する、PCを操作するための基本ソフトのこと。
直感的に理解しやすい「GUI」というインターフェース(機器との橋渡し)を採用しており、操作したいファイルを目で確認して、
マウスやタッチパネルで指さすように操作できるのが特徴。
数年ごとに新製品が登場し、現在(2017年)の最新版が「Windows 10」になります。
Windows NT ウインドウズエヌティー
マイクロソフトの企業向けOS。
米マイクロソフトが1993年に発売した最初のバージョンはWindows NT3.1。
日本では1994年1月に同3.1、同年12月に同3.5、1996年1月に同3.51、同年12月に同4.0が発売されました。
NTはNew Technology の略。
Windows NTには、サーバー用のWindows NT Serverと、クライアントパソコン用のWindows NT Workstationとがあります。
Windows NTは、Windows 95/98などに比べて安定性やセキュリティが高い。
例えば、1つのアプリケーションが不具合を起こしても、基本的にほかのアプリケーションやシステムに被害を与えない
メモリー管理機構を採用しています。
また、ファイルシステムとして、障害が発生しても、ディスクの読み書きの記録を参照して復旧を図るNTFSを利用できます。
2000年2月には、Windows NT 4.0の後継版となるWindows 2000が発売されました。
Windows 3.1
米マイクロソフトが開発したパソコン用OS。
英語版は1992年4月に発売、日本語版は1993年5月に発売されました。
世界的に爆発的に普及し、パソコンOS市場でのWindowsの地位を不動のものにしました。
前バージョンのWindows 3.0で不満の声が多かったプログラムマネージャとファイルマネージャの使い勝手を大幅に向上したほか、
TrueTypeフォントや日本語入力ソフトMS-IMEが付属しました。
さらにアプリケーションソフトの間でデータを連携して処理するOLEや、音声や動画再生などのマルチメディア機能も備えました。
しかし16ビットCPUを前提に設計したため、メモリーを十分に搭載したパソコンでもメモリー不足エラーが出ることがありました。
またMS-DOS上で動作するため、MS-DOSと同じく半角で8文字と拡張子3文字という短いファイル名しか使えないことや、
疑似マルチタスクOSであるなどの制約がありました。
これらの欠点を解決した後継OSとして、1995年8月にWindows 95が米国で発売されました。
日本語版は同年11月に登場しています。
Windows 95
マイクロソフトが、Windows 3.1の後継製品として発売したパソコン用OS。
英語版は1995年8月、日本語版は同年11月に発売されました。
Windows 3.1に比べ大幅に機能が強化され、32ビット化、マルチタスク機能の採用、ユーザーインタフェースの大幅な改良、
プラグ・アンド・プレイ(挿せば使える)への対応、ネットワーク機能の標準装備などが行われました。
特に、インターネットへの接続で使われるTCP/IPプロトコルを標準で備えたことが、インターネット普及の起爆剤の一つになりました。
Windows 98
マイクロソフトが、Windows 95の後継製品として発売したパソコン用OS。
英語版は1998年6月、日本語版は同年7月に発売されました。
USBやIEEE1394といった新しいハードウエアへの対応を強化し、Windows NTのデバイスドライバーをベースにした
WDM(Windows Driver Model)と呼ばれるドライバー構造をサポートしました。
また、ACPIと呼ばれる電力管理機構を採用しました。
そのほかWindows 98では、ファイルの管理などを行うWindowsの「エクスプローラ」と、Webブラウザーの「Internet Explorer」
を最初から統合しています。
OSとインターネットの操作環境の統合は、同社が長年、目標としてきたことでもありました。
マイクロソフトは、Windows 98のアップデート版として「Windows 98 Second Edition」を、英語版を1999年6月に、
日本語版(パッケージ)を同年9月に発売しています。
Windows 98 Second Edition ウインドウズ98セカンドエディション
マイクロソフトが、Windows 98のアップデート版として発売したパソコン用OS。
米国では1999年6月、日本ではパッケージが同年9月に発売されました。
Windows 98の不具合の修正と、IEEE1394サポートの強化、DirectX 6.1やInternet Explorer 5.0の搭載など、
若干の新機能が追加されています。
Windows CE ウインドウズシーイー
米マイクロソフトが、携帯情報機器や組み込み機器など向けに開発したOS。
Windows CE 1.0の英語版が1996年11月、日本語版は1997年6月に登場しています。
最新バージョンは2002年に出荷されたWindows CE .NET。
Windows Me ウインドウズミー
Windows 98 Second Editionの後継で、マイクロソフトが2000年9月に発売したOS。
同社はこのOSを家庭向けと位置付け、「Windows ムービー メーカー」と呼ばれるビデオ編集機能などを追加しています。
Windows Meは、Windows 95/98系列の最後のOSとなりました。
以後、マイクロソフトは家庭向けを含めWindowsをNT/2000系列で一本化。
一本化後の最初のOSが「Windows XP」です。
Windows Messenger ウインドウズメッセンジャー
マイクロソフトが提供するインスタントメッセンジャー。
同社では2002年夏時点、Windows XP用のものを「Windows Messenger」と呼び、Windows 95/98/Me/NT4.0/2000やPocket
PC、
Mac OS X用に提供しているものを「MSN Messenger」と呼んでいます。
Windows Messengerではパソコン同士でメッセージをやり取りするだけでなく、パソコンから電話に音声通話をしたり、
ビデオ会議を行う機能も搭載しています。
Windows 2000
2000年2月にマイクロソフトが発売した、Windows NT4.0の後継OS。
Windows NT4.0のアーキテクチャーをベースにしており、Windows 98などに比べ、安定性やセキュリティが高い。
具体的には、システム停止が起こりにくく、システムリソースが不足しにくいメモリー管理構造などを採用しています。
さらにWindows 2000では、重要なシステムファイルが上書きされるのを防ぐ機能を搭載するなど、信頼性を強化しています。
また、Windows 98の操作性を取り込み、Windows NTに比べ使い勝手を改善しています。
製品パッケージとしては、クライアント向けのWindows 2000 Professionalと、サーバー向けの同Serverと同Advanced Serverなどがあります。
Windows XP ウインドウズエックスピー
マイクロソフトが2001年に発売したパソコン用OS。
米国では10月25日に、日本では11月16日に発売されました。
システムの内部構造としては、ビジネスユーザー向けとされるWindows NT/2000を受け継いでいます。
一方で製品としては、家庭向けのWindows 98/Meの後継にも位置付けられています。
パッケージとしては、家庭向けの「Windows XP Home Edition」、ビジネス向けの「Windows XP Professional」があります。
操作性の改善に重点を置き、スタートメニューなどの画面デザインを変更したり、CD-R/RWへの書き込み機能などを追加しています。
WDM Windows Driver Model
Windows 98/Me/2000/XPで共通して使えるデバイスドライバを開発するための枠組み。
Windows 95とWindows NT 4.0ではデバイスドライバに全く互換性がなく、それぞれ別に開発しなければなりませんでしたが、
WDMに従って開発されたドライバはWindows 98でもWindows 2000でも利用できます。
また、Windows 95/98などで従来使われているVxD形式のドライバはシングルタスクでしか動きませんが、WDM形式のドライバーは
マルチタスクで動作します。
Webサーバー
インターネット上の情報システムであるWWW(World Wide Web)を構成するサーバーのこと。WWWサーバーとも呼ばれます。
Webサーバーの機能を提供するソフトを指すこともあります。
提供しているコンテンツを含めてWebサイトとほぼ同義で使われる場合もあります。
WebサーバーにはHTMLファイルなどが保存されていて、Webブラウザーからのリクエストに応じて、該当するHTMLファイルや
画像データなどを送信します。
通信プロトコルには主にHTTPが使われます。
WebサーバーはWebサーバーマシン上、もしくは他のサーバーマシン上でプログラムを動かし、その結果をWebブラウザーに
送信する機能も持っています。
これにより、データベースなどにアクセスしてその結果をユーザーに返すといった処理ができるようになります。
Webサーバーソフトには、UNIXで使われているApacheやマイクロソフトのIIS(Internet Information Services)などの製品があります。
wma ウィンドウズ・メディア・オーディオ Windows Media Audio
圧縮された音声ファイル。Windows Media Player で使用される標準形式ファイル。
wmv ウィンドウズ・メディア・ビデオ Windows Media Video
マイクロソフト社が開発した動画形式ファイル。Windows で標準的に使用され、多くのソフトで作成・再生できます。
WPS Wi-Fi Protected Setup
無線LANの接続設定を自動化する機能。
多くの無線LANルータに搭載されています。
WPSに対応した機器同士でなら、ボタンを押すだけで、無線LANの暗号化設定が完了します。
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