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Windows2000 Solution

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起動と終了に関する問題

001.NTLDR is missing と表示され起動しません。

コンピュータを起動しようとすると、BIOS 初期化後の黒い画面で「NTLDR is missing 」のエラーメッセージが表示されてシステムが停止することがあります。
Windows2000/XPでは、起動の際に「NTLDR」というファイルが最初に読み込まれます。
このファイルが見つからなかったり、破損していたりすると、Windowsが起動できなくなります。

@「Windows 2000 CD-ROM」をドライブにセットして電源ON。
(CD-ROMから起動できない場合は「Windows2000 の起動ディスク」 を使います)
APress Any Key to Boot CD-ROM と表示されたら、「Enter」キーを押します。
Bセットアップ画面で「R」キーを押し、回復コンソールに入ります。
C最初にキーボードの選択画面になるので、106日本語キーボードなら「半角/全角」キーで指定します。
DログオンするWindowsの指定画面になるので、表示された番号(一つしかない場合は1)のキーを押します。
E最後にAdministratorのパスワードを入力すると、回復コンソールのコマンド画面になります。

F次のように入力し、ntldrファイルをCD-ROMからハードディスクのルートにコピーします。
C:\WINNT\>copy d:\i386\ntldr c:\
(CD-ROMドライブがDドライブの場合)
G「ntldrを上書きしますか」と聞かれたら「Y」キーを押して上書きします。
これで、ntldrファイルがハードディスクにコピーされます。
コピー後に、「exit」と入力し再起動します。

なお、Windowsの起動に欠かせないファイルには、ほかに「ntdetect.com」や「bootfont.bin」があります。
これらのファイルが破損した場合も同様に
C:\WINNT\>copy d:\i386\ntdetect.com c:\
C:\WINNT\>copy d:\i386\bootfont.bin c:\
と入力し転送することで復旧できます。


002.システム修復ディスク作成方法

[スタート]−[プログラム]−[アクセサリ]−[システムツール]−[バックアップ]をクリックする。
[バックアップー[無題]]ダイアログボックスが表示されます。
@フォーマット済みで、データが何も保存されていないフロッピーディスクを用意する。
A[ウイザード]タブの[システム修復ディスク]ボタンをクリックする。
 [システム修復ディスク]ダイアログボックスが表示されます。
B用意しておいたフロッピーディスクをドライブに挿入する。
 (現在のレジストリ設定にまったく問題がないと確信できない限り、以前に作成したシステム修復ディスクはなくさないでください)
C[修復ディスクのディレクトリのバックアップも作成する]チェックボックスをオンにする。 
(このチェックボックスをオンにしておくと、レジストリの設定が[WINNT]フォルダの下の[repair]フォルダにも保存されます。
システムを修復しようとして万が一システム修復ディスクが見つからない場合でも、ハードディスク上のバックアップを使ってシステムを修復できます)
D[OK]をクリックする。 (データのコピーが行われた後、システム修復ディスクが正しく保存されたことを示すメッセージが表示されます。)
E[OK]をクリックする。
Fドライブからディスクを取り出し、「システム修復ディスク」と現在の日付を書いたラベルを貼り、保管します。
修復ディスクはシステムが起動しなくなった場合などに、システム起動環境やシステムファイル、レジストリを修復することが可能です。

システムの修復方法
(1)システム修復ディスクがある場合。
@「Windows 2000 CD-ROM」をドライブにセットして電源ON。
(CD-ROMから起動できない場合は「Windows2000 の起動ディスク」 を使います)
APress Any Key to Boot CD-ROM と表示されたら「Enter」キーを押します。

Bセットアップ画面で「R」キーを押して、回復コンソールに入ります。
C最初にキーボードの選択画面になるので、106日本語キーボードなら「半角/全角」キーで指定します。
D修復オプション画面で、さらに「R」キーを押してシステム修復を選択します。
E手動修復 (M キー) もしくは高速修復 (F キー) を押します。
(Windows9x を後から導入した場合に、Windows2000 とデュアルブートに回復させる場合などは手動修復を選択します)

Fシステム修復ディスクの挿入を求められるので、システム修復ディスクをセットして下さい。
以降は画面の指示に従って操作して下さい。

(2)システム修復ディスクが手元にない場合。
@「Windows 2000 CD-ROM」をドライブにセットして電源ON。
(CD-ROMから起動できない場合は「Windows2000 の起動ディスク」を使います)
APress Any Key to Boot CD-ROM と表示されたら「Enter」キーを押します。

Bセットアップ画面で「R」キーを押し、回復コンソールに入ります。
C最初にキーボードの選択画面になるので、106日本語キーボードなら「半角/全角」キーで指定します。
D修復オプション画面で、さらに「R」キーを押してシステム修復を選択します。
E手動修復 (M キー) もしくは高速修復 (F キー) を押します。
(Windows9x を後から導入した場合に、Windows2000 とデュアルブートに回復させる場合などは手動修復を選択します)

Fシステム修復ディスクが手元にない場合は「L」キーを押します。
GWindows2000を修復するには「ENTER」キーを押してください、と表示されるので「ENTER」を押します。
Hドライブを検査するには「ENTER」キーを押してください、と表示されるので「ENTER」を押します。
以降は画面の指示に従って操作して下さい。

003.システム修復の「手動修復」と「高速修復」の違いは?

Windows 2000 が起動しなくなった時など、システム修復プロセスを実行して回復を試みることができますが、Windows 2000 セットアップで 「修復(R)」を選択したあとに、「手動修復」と「高速修復」を選択する画面が表示されます。
(1)手動修復は次の修復オプションを選択実行できます。
@スタートアップ環境の検査
Setup.log を参照して ARC パスを検査します。
検査の結果 Boot.ini が修復されます。
Aシステムファイルの確認
オリジナル Windows 2000 CD-ROM とシステムファイルの比較が行われ、異なる CRC が検出されるとオリジナルに置き換えます。
Bブートセクターの検査
アクティブパーティションのブートセクターを検査してブートセクターの修復と、NTLDR の再導入を行ないます。
Windows9x などを後からセットアップしてブートセクターが書き替えられた場合、デュアルブート環境に修復します。
手動修復の場合、レジストリの修復オプションは提供されていません。
(2)高速修復は、手動修復のすべてのオプションおよび、レジストリの修復を行ないます。
レジストリハイブファイルが破損している場合、Winnt\Repair フォルダにバックアップされたハイブファイルがリストアされるので、最後に修復ディスクを作成した時点のレジストリに戻ります。

004.緊急修復ディスク (ERD) 作成方法。

マスターブートレコード (MBR) やブートセクター、ブートローダーなどの Windows NT/2000/XP の起動環境が破壊された場合でも、以下の手順で作成した緊急修復ディスク (ERD) を使うことで、通常通り Windows を起動することができます。
ブランクのフロッピーディスクをフロッピーディスクドライブにセットします。
[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から cmd を起動します。
以下のコマンドを実行します。
C:\>format a:
C:\>attrib -s -h -r c:\nt*
C:\>attrib -s -h -r c:\boot*
C:\>copy c:\ntldr a:
C:\>copy c:\ntdetect.com a:
C:\>copy c:\boot.ini a:
注意点
boot.ini で scsi() 構文が使われている場合、C:\ntbootdd.sys もコピーする必要があります。
起動メニューをどうしても日本語フォントで表示させたい場合、C:\bootfont.bin もコピーしてください。
ただし、フォントを読みこむために起動が遅くなります。
フォーマット済みフロッピーでも必ずフォーマットしてください。
NT/2000/XP でフォーマットしないと、ntldr を起動するブートセクターが作成されません。

005.Windows2000が起動しなくなった。

(1)「Windows を起動しています...」でフリーズしてしまう場合。

重要なシステムファイルを削除したり間違った設定を行えば、Windows2000のシステムが動かなくなることがあります。
また、Windows2000に完全に対応していないハードウェアやソフトウェアが、システムに深刻なトラブルを発生させることもあります。
このように、Windows2000が壊れる要因はいくらでもあります。
このため、Windows2000の起動方法は複数用意されています。
システムが正常に機能していない場合は、正常に機能していたときの設定を使って起動を試みることができます。

@パソコンの電源を入れます。
A画面にメーカーのロゴが表示されます。
B「Windows 2000の問題解決と拡張起動オプションについては、F8キーを押してください」と表示されます。
F8キーを押すと[Windows2000拡張オプションメニュー]ページにいくつかの選択肢が示されます。
C↓キーを使って[前回正常起動時の構成]を選択し、Enterキーを押します。

[前回正常起動時の構成]でWindows2000が正常に起動する場合は、トラブルが発生する直前にシステムに追加したものを削除し、システムに加えた変更を元の状態に戻します。
たとえば、プログラムやデバイスドライバをインストールした場合はそれらを削除します。

これで復旧しない場合は、最小限の機能だけを使うセーフモードで起動し、問題を修正します。
次の「006.Windows2000が終了しない!?」の「2. Safe モードを使用して問題となるデバイス、およびドライバを確認する」を参照し、問題を起こしているプログラムまたはドライバを特定、それらを無効または削除します。
その後、コンピュータを再起動し、[通常起動する]オプションで正しく起動するかどうか確認します。

(2) Windows がまったく起動しない場合。

Windows2000をインストール後のMBR(マスターブートレコード)には、専用のブートローダーが書き込まれます。
このMBR領域に不具合が生じた場合、Windows2000が起動できなくなることがあります。
このような場合には、「回復コンソール」を起動してMBRを復旧します。

@「Windows2000 CD-ROM」をドライブにセットして電源ON。
(CD-ROMから起動できない場合は、Windows2000 の起動ディスクを使います。)
APress Any Key to Boot CD-ROM と表示されたら、「Enter」キーを押します。

Bセットアップ画面で「R」キーを押し、回復コンソールに入ります。
C最初にキーボードの選択画面になるので、106日本語キーボードなら「半角/全角」キーで指定します。
D修復オプション画面で、「C」キーを押してRecovery Console(回復コンソール)を起動します。
EログオンするWindowsの指定画面(1:C:\WINNT)になるので、表示された番号(一つしかない場合は1)のキーを押します。
F最後にAdministratorのパスワードを入力すると、回復コンソールのコマンド画面になります。

G次のように入力します。
C:\WINNT\>fixmbr 「ENTER」

「EXIT」と入力後、CD-ROMを取り出して再起動します。

これで復旧しない場合は、次に進みます。

CHKDSK(チェックディスク) コマンドはドライブを検査し、必要に応じてそのドライブの修復または回復を行います。
また、不良セクタをマークし、読み取り可能な情報を回復します。

@ 「Windows2000 CD-ROM」をドライブにセットして電源ON。
(CD-ROMから起動できない場合は、Windows2000 の起動ディスクを使います。)
APress Any Key to Boot CD-ROM と表示されたら、「Enter」キーを押します。

Bセットアップ画面で「R」キーを押し、回復コンソールに入ります。
C最初にキーボードの選択画面になるので、106日本語キーボードなら「半角/全角」キーで指定します。
D修復オプション画面で、「C」キーを押してRecovery Console(回復コンソール)を起動します。
EログオンするWindowsの指定画面(1:C:\WINNT)になるので、表示された番号(一つしかない場合は1)のキーを押します。
F最後にAdministratorのパスワードを入力すると、回復コンソールのコマンド画面になります。

G 「Windows2000 CD-ROM」がドライブにセットされていることを確認し、次のように入力します。
C:\WINNT\>chkdsk c: /r 「ENTER」

「EXIT」と入力後、CD-ROMを取り出して再起動します。

以上を試みても問題を修正できなかったときは、次の段階に進む必要があります。

システム修復プロセスを実行して回復を試みます。

@「Windows 2000 CD-ROM」をドライブにセットして電源ON。
(CD-ROMから起動できない場合は「Windows2000 の起動ディスク」 を使います)
APress Any Key to Boot CD-ROM と表示されたら「Enter」キーを押します。

Bセットアップ画面で「R」キーを押して、回復コンソールに入ります。
C最初にキーボードの選択画面になるので、106日本語キーボードなら「半角/全角」キーで指定します。
D修復オプション画面で、さらに「R」キーを押してシステム修復を選択します。
E手動修復 (M キー) もしくは高速修復 (F キー) を押します。
(Windows9x を後から導入した場合に、Windows2000 とデュアルブートに回復させる場合などは手動修復を選択します)

Fシステム修復ディスクの挿入を求められるので、システム修復ディスクをセットして下さい。
(修復ディスクがない場合または使わない場合はLキーを押します)
画面の指示に従ってシステムを修復した後、コンピュータを再起動し、Windows2000が問題なく起動するかどうか確認します。

(3) Windows2000を再インストールする。
Windows2000が起動しなくなったコンピュータのフロッピーディスクドライブに「Windows2000 の起動ディスク」の1枚目を挿入し、コンピュータを起動します。
画面の指示に従って2枚目以降の起動ディスクをフロッピーディスクドライブに挿入します。
画面の指示に従って「Windows 2000 CD-ROM」を挿入した後、既存のシステムを修復するか、システムを新規にインストールし直すかを選びます。
(システムを新規にインストールすると、これまでの設定の多くが失われるため、セットアップ後にほとんどのプログラムをインストールし直さなければなりません。
システムをインストールし直すのは、最後の手段です)。


操作時に関する問題

007.msconfig のように初期起動プログラムを制御したいのですが

Windows 2000 には、Windows98/Me/XP のシステム設定ユーティリティ (msconfig) の [スタートアップ] タブのような、自動起動プログラムを制御する手段は提供されていません。自動起動プログラムを制御するには「窓の手」などのツールを使うことを検討してください。
「窓の手」でも表示できない初期起動プログラムは、次の手順でアクセスすることができます。
@[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から MSINFO32 を起動します。
[ソフトウェアの環境]\[スタートアッププログラム] をクリックすると、右側に起動されるプログラムの一覧が表示されます。
[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から REGEDIT を起動します。
A表示されたコマンドの文字列を検索すると起動されている個所が特定できます。
多くの場合、HKEY_LOCAL_MACHINE \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion \Run* や HKEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion \Run に登録されています。
指定場所が特定できたら、起動したくないコマンドのエントリを削除します。
(事前にキーの書き出しをしておくことをお勧めします。)

008.Windows 2000 に自動ログオンするには

Windows 2000 Professional の場合は次のように設定します。
[スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「ユーザーとパスワード」を起動します。
「このコンピュータを使うにはユーザー名とパスワードを入力する必要があります」のチェックを解除します。(このオプションはセットアップ時に設定可能です。)
自動ログオンに使うユーザー名とパスワードを入力して「OK」します。

009.回復コンソールって何ですか

Windows 2000/XP に重大な損傷が発生し、Safe モードでも起動できないような場合、回復コンソールで起動して起動環境の復元やファイルの救出などを行なうことができます。
従来の NT では NTFS ドライブを持つ NT が起動しなくなった場合、別フォルダに NT を導入して救うケースなどがありましたが、回復コンソールは数 MB のミニ Windows を導入し、コマンドプロンプトといくつかのディスク修復コマンドを利用可能にしたものです。
回復コンソールは次の手順で導入することができます。
Windows 2000/XP CD-ROM をセットします。
[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から d:\i386\winnt32 /cmdcons を実行します。 (CD-ROMドライブがDドライブの場合)

セットアップが完了すると、次回起動時からブートメニューに「Windows 2000 回復コンソール」または「Windows XP 回復コンソール」が加わります。
また、Windows のセットアップを開始し、「修復または回復オプション」(R キー) を選択後、さらに C キーを押すことで回復コンソールを起動することも可能です。
Windows 2000/XP がプリロードされた PC の場合、C ドライブなどに i386 フォルダがコピーされています

010.回復コンソールを削除したいのですが

Windows 2000/XP の回復コンソールを削除するには、次の手順を実行してください。
エクスプローラを起動し、以下のファイル/フォルダを削除します。
C:\cmdcons フォルダ
C:\cmldr ファイル
[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から attrib -s -h -r c:\boot.ini を実行します。
[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から c:\boot.ini を実行します。
メモ帳が開くので、以下のような行を削除して保管します。
c:\cmdcons\bootsect.dat="Microsoft Windows 回復コンソール" /cmdcons
なお、[スタート]−[ヘルプ(ヘルプとサポート)] で「回復コンソール」をキーワードに検索しても、詳細な削除手順を参照できます。

011.%Systemroot% って何ですか

FAQ やマイクロソフトの技術情報に良く出てくる %Systemroot% とは、Windows NT/2000/XP 導入フォルダのパスを示す環境変数を意味します。通常 %Systemroot% は C:\WINNT (NT/2000) や C:\Windows (XP) になります。
PC の %Systemroot% は、次の手順で確認できます。
[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から cmd を起動します。
次のコマンドを実行します。
C:\>echo %systemroot%

012.ネットワーク共有にアクセスすると時間がかかります

Windows 2000 の「マイネットワーク」を経由して、ネットワーク上の共有フォルダなどにアクセスすると、Windows9x や NT などからアクセスした場合に比べて、かなり時間がかかることがあります。
これは Windows 2000 から DFS サポートなどの機能が追加されたことや、シェル (Explorer) が拡張されたことなどにより、NT4.0 と比較してネットワーク上を流れる情報が数倍になっているためです。
(1)速くアクセスしたい場合は、ネットワークドライブを割り当てたり、コマンドプロンプトでアクセスする運用を検討してください。
参考:ネットワークドライブの割り当て方法
「マイネットワーク」を右クリックし、[ネットワークドライブの割り当て] をクリックします。
フォルダとして \\<サーバー名>\<共有フォルダ名> を入力して「完了」をクリックします。

(2)Windows 2000/XP から Windos98/Me の共有フォルダを表示させようとすると、長い時間がかかることがあります。
これは、Windows98/Me の「タスク」の内容を取得するのに時間がかかっているためなので、Windows98/Me のタスクの内容を知る必要がない場合は、次の手順でネームスペースからタスクを削除してください。

[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion \Explorer \RemoteComputer \NameSpace を展開します。
{D6277990-4C6A-11CF-8D87-00AA0060F5BF} サブキー (フォルダのアイコン) を削除します。
(必要な場合は、あらかじめこのキーを書き出しておいてください。)

013.Windows2000のTCP/IPの設定(LAN接続) 方法。

IP Masquerade 機能による端末型ダイアルアップIP接続の場合、次の手順で設定を行います。
(1)DHCPを使う自動設定の場合。
@LANドライバ(ネットワークアダプタ)の状態を確認する。
デスクットップにある「マイ ネットワーク」を探す。
「マイ ネットワーク」のプロパティを表示する。
「ネットワークとダイヤルアップ接続」が表示される。
[マイ コンピュータ]→[コントロールパネル]→[ネットワークとダイヤルアップ接続] という操作でも表示可能 。
ネットワークカードごとに「ローカルエリア接続」の設定アイコンがある。
設定を確認する「ローカルエリア接続」のプロパティを表示させる。
「ローカルエリア接続のプロパティ」が表示される。
「ローカルエリア接続のプロパティ」がLANドライバの状態を表します。
もし、「ローカルエリア接続のプロパティ」が表示できなければ、 LANカードやLANドライバのインストールを確認します。

A「インターネットプロトコル(TCP/IP)」のコンポーネントを確認する。
「マイ ネットワーク」のプロパティを表示する。
ネットワークカードごとに「ローカルエリア接続」の設定アイコンのプロパティを表示させる。
コンポーネントのなかに「インターネットプロトコル(TCP/IP)」があることを確認する。 コンポーネントには、通常「Microsoftネットワーク用クライアント」「Microsoftネットワーク用ファイルとプリンタの共有」「インターネットプロトコル(TCP/IP)」がインストールされている。
「インターネットプロトコル(TCP/IP)のプロパティ」を開く
「マイ ネットワーク」のプロパティを表示する。
ネットワークカードごとに「ローカルエリア接続」の設定アイコンのプロパティを表示させる。
コンポーネントの「インターネットプロトコル(TCP/IP)」を選択してから、 [プロパティ(R)]を選択する。
「インターネットプロトコル(TCP/IP)のプロパティ」が表示される。
「インターネットプロトコル(TCP/IP)のプロパティ」では、 IPアドレスやDNSサーバアドレスなどの設定を確認できます。
「DHCPを使う」場合には、「IPアドレスを自動的に取得する」にチェックされていることを確認します。
また、この画面から[詳細設定(V)]を選ぶことにより、 IPアドレスやDNSサーバアドレスやWINSサーバのアドレスなどが詳細に設定と確認ができます。

B確認(ipconfig.exe)
IPアドレスの確認をする為のユーティリティとして、ipconfig.exegaありますので、実行します。
(実行手段例)
[スタート]→[プログラム]→[アクセサリ]→[コマンドプロンプト]により「コマンドプロンプト」を起動する。
ipconfig.exeを実行する。
現在のTCP/IPの設定状態が確認できますので、指示した情報と同じ値が設定されているかチェックする。
IPアドレスなどの再取得(ipconfig.exe)
[スタート]→[プログラム]→[アクセサリ]→[コマンドプロンプト]により「コマンドプロンプト」を起動する。
[ipconfig /release]を実行する。 (解放する)
[ipconfig /renew]を実行する。 (取得する)

(2)DHCPを使わないマニュアル設定の場合。
@LANドライバ(ネットワークアダプタ)の状態を確認する。
デスクットップにある「マイ ネットワーク」を探す。
「マイ ネットワーク」のプロパティを表示する。
「ネットワークとダイヤルアップ接続」が表示される。
[マイ コンピュータ]→[コントロールパネル]→[ネットワークとダイヤルアップ接続] という操作でも表示可能
ネットワークカードごとに「ローカルエリア接続」の設定アイコンがある。
設定を確認する「ローカルエリア接続」のプロパティを表示させる。
「ローカルエリア接続のプロパティ」が表示される。
「ローカルエリア接続のプロパティ」がLANドライバの状態を表します。もし、「ローカルエリア接続のプロパティ」が表示できなければ、 LANカードやLANドライバのインストールを確認します。

A「インターネットプロトコル(TCP/IP)」のコンポーネントを確認する。
「マイ ネットワーク」のプロパティを表示する。
ネットワークカードごとに「ローカルエリア接続」の設定アイコンのプロパティを表示させる。
コンポーネントのなかに「インターネットプロトコル(TCP/IP)」があることを確認する。コンポーネントには、通常「Microsoftネットワーク用クライアント」「Microsoftネットワーク用ファイルとプリンタの共有」「インターネットプロトコル(TCP/IP)」がインストールされている。
「インターネットプロトコル(TCP/IP)のプロパティ」を開く
「マイ ネットワーク」のプロパティを表示する。
ネットワークカードごとに「ローカルエリア接続」の設定アイコンのプロパティを表示させる。
コンポーネントの「インターネットプロトコル(TCP/IP)」を選択してから、 [プロパティ(R)]を選択する。
「インターネットプロトコル(TCP/IP)のプロパティ」が表示される。
「インターネットプロトコル(TCP/IP)のプロパティ」では、 IPアドレスやDNSサーバアドレスなどの設定と確認できます。
「DHCPを使わない」場合には、「次のIPアドレスを使う」にチェックされていることを確認して、IPアドレス、ゲートウェイアドレス、 DNSサーバアドレスを設定します。

次のIPアドレスを使う(S) チェックする
IPアドレス(I) 192.168.0.2
サブネットマスク(U) 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ(D) 192.168.0.1
次のDNSサーバのアドレスを使う(E) チェックする
優先DNSサーバ(P) 192.168.0.1

また、この画面から[詳細設定(V)]を選ぶことにより、 IPアドレスやDNSサーバアドレスやWINSサーバのアドレスなどが詳細に設定することができます。

B確認(ipconfig.exe)
IPアドレスの確認をする為のユーティリティとして、ipconfig.exegaありますので、実行します。
(実行手段例)
[スタート]→[プログラム]→[アクセサリ]→[コマンドプロンプト]により「コマンドプロンプト」を起動する。
ipconfig.exeを実行する。
現在のTCP/IPの設定状態が確認できますので、指示した情報と同じ値が設定されているかチェックする。
IPアドレスなどの再取得(ipconfig.exe)
「コマンドプロンプト」を起動する。
[ipconfig /release]を実行する。 (解放する)
[ipconfig /renew]を実行する。 (取得する)

(3)IPアドレスが「169.254.XXX.XXX」になってしまった。
IPアドレスの取得に失敗しています。このままでは、ルータなどとは、通信できません。 WindowsやMacintoshは、DHCPサーバからIPアドレスを割り当てられなかった場合にこのようなIPアドレスを自分で使い始めます。
このアドレスが割り当てられていたら、DHCPのアドレス割り当てに失敗していると思われます。ネットワークドライバーのインストール状態や LANカードやLANケーブルの接続などを確認する必要があります。
ちなみに、IPアドレスのXXX.XXXの部分は、ランダムに決まります。
また、IPアドレスの取得に失敗した場合には、 ipconfig.exeにより、再起動することなく、DHCPサーバからIPアドレスを再取得することができます。

014.何日か使うと、IE のお気に入りが短くなったのですが。

Office2000 のメニューや Windows 2000 のスタートメニューと同様、Internet Explorer 5 以降のお気に入りも使用頻度の低いものは表示されなくなります。
これを禁止するには、次の作業を行なって下さい。
IE を起動します。
[ツール]−[インターネットオプション] をクリックします。
[詳細設定] タブのブラウズセクションにある「個人用に設定したお気に入りメニューを使用する」のチェックを解除します。
「OK」をクリックして設定を保存します。
IE を再起動します。

015.タスクトレイの「ハードウェアの取り外し」アイコンが消えてしまいました

この場合、次の手順で回復させてください。
[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から rundll32 shell32.dll,Control_RunDLL hotplug.dll を実行します。
「タスクバーに [取り外し] アイコンを表示する」にチェックをして「閉じる」をクリックします。

016.コマンドを処理するのに必要な記憶域をサーバーに確保できません

Windows 2000/XP 上の共有フォルダにアクセスすると、「このコマンドを処理するのに必要な記憶域をサーバーに確保できません」メッセージが表示されてアクセスできないことがあります。
多くのケースでは、Server サービスが使用するスタック領域が不足していることが原因なので、次の手順を実行してスタックサイズを増やしてください。
1.共有フォルダを持つ Windows 2000/XP に管理者でログオンします。
2.[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
3.HKEY_LOCAL_MACHINE \SYSTEM \CurrentControlSet \Services \LanmanServer \Parameters を展開します。
4.[編集]−[新規]−[DWORD 値] をクリックし、IRPStackSize 値を作成します。
5.IRPStackSize 値をダブルクリックし、「10 進」の値のデータの部分に「15」を入力しします。
6.Windows を再起動します。
双方のPCに同じ設定をしてください。

017.パスワードの有効期間を無期限にするには?

Windows 2000/XP Professional のローカルユーザーのパスワード有効期限を無期限にするには、次の手順を実行します。
[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から secpol.msc を起動します。
[セキュリティの設定]\[アカウントポリシー]\[パスワードのポリシー] を展開し、右領域の「パスワードの有効期間」をダブルクリックします。
パスワードの有効期間を 0 日に設定して「OK」をクリックします。

018.[送る] →「デスクトップ」が消えてしまった。

「マイコンピュータ」→「ツール」→「フォルダオプション」を選択。「表示」タブをクリックし、「すべてのファイルとフォルダを表示する」をONに、「保護されたオペレーションシステムファイルを表示しない」をOFFにして「はい」→「OK」 をクリックします。「スタート」ボタンを右クリックし、「エクスプローラ(X)」をクリックします。
Documents and Settings \<ユーザー名> \SendToフォルダを開きます。
右側のウィンドウの空白を右クリックし、「新規作成」→「ショートカット」を選択。
「参照」→「デスクトップ」→「OK」→「次へ」→「完了」をクリックして終了します。

019.ネットワークのワークグループ名を変更するには。

コントロール パネルの [システム] を開きます。
[ネットワーク ID] タブの [プロパティ] をクリックします。
[次のメンバ] で [ワークグループ] をクリックし、変更するワークグループの名前を入力します。
次に [OK] をクリックします。

020.クイック起動バーから「デスクトップの表示」が消えてしまった。

「スタート」ボタン横にあるクィック起動バーから「デスクトップの表示」を消してしまった場合、以下の作業で復活できます。

エクスプローラを起動します。
%Appdata%\Microsoft\Internet Explore\Quick Launch を開きます。
%Appdata% は Windows9x/Me では Windows \Application Data フォルダ
Windows 2000/XP では Documents and Settings \<ユーザー名> \Application Data です。
エクスプローラの右側のエリアを右クリックし、[新規作成]−[テキスト] をクリックします。
以下の内容を記入します。(この部分をコピーすると簡単です。)

[Shell]
Command=2
IconFile=explorer.exe,3

[Taskbar]
Command=ToggleDesktop
「デスクトップの表示.scf」と名前をつけて保管します。


なお、Windows98/Me では「デスクトップの表示.scf」ファイルは Windows\System フォルダにコピーがあるので、このファイルを Windows\Application data\Microsoft\InternetExplore\Quick Launch フォルダにコピーしても OK です。

021.Windows95マシンとプリンタを共有するには

Windows2000で共有設定されたプリンタを、他のパソコンのユーザーが利用できるようにするには、Windows2000マシンに利用を許可するユーザーをあらかじめ登録しておく必要があります。
また、利用者のパソコンにもプリンタのドライバをインストールする必要があります。

(Windows2000マシンの設定)
コントロールパネル→プリンタ→プロパティ→共有→共有するを選択
セキュリティ→ユーザーの選択→追加→印刷、プリンタ、ドキュメント管理の許可→OK
(Windows95マシンの設定)
コントロールパネル→プリンタ→プロパティ→詳細→ポートの追加→プリンタへのネットワークパス→Windows2000マシンのプリンタを選択→OK

024.ネットワークリソースへのアクセス許可が無いと表示される。

他のコンピュータからWindows2000側の共有ファイルに接続するよう設定しても「アクセス許可がない可能性があります」という表示がでてアクセスできない場合がある。

Windows2000では、共有フォルダの利用を許可する「ユーザー名」をあらかじめ設定する必要がある。

Windows2000側で、次の設定を行う。
[コントロールパネル]→[ユーザーとパスワード]→[追加]→ユーザー名を入力→[次へ]→パスワードは空欄のまま。→[次へ]→その他のチェックボックスにチェックを入れ、アクセス権をAdministratorsとする。→[完了]→ユーザーとパスワード画面で、「このコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードを入力する必要があります」のチェックボックスのチェックをはずす。→[適用]→自動ログオン画面で、ユーザー名のみ確認。→[OK]→[OK]