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Windows98 Solution

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起動と終了に関する問題

001.保護エラーメッセージなどが表示され、起動できない。

Windows 98 を Safe モードで起動する。
Windows 98 が正常に起動しない場合は、Safe モードで起動してみてください。
コンピュータの起動が始まった直後から「Ctrl」キーを押しつづけ、[Microsoft Windows 98 Startup Menu] を表示させます。
[Microsoft Windows 98 Startup Menu] が表示されたら、矢印 (「↑」 「↓」) キーで [Safe Mode] を選択後、Enter キーを押して Safe モードで起動します。

[1]Windows 98 を Safe モードで起動できた場合。
(1)システム ファイル チェッカー ツールを使用して、破損したシステム ファイルや置き換えられたシステム ファイルがないかを確認します。システム ファイル チェッカーを起動するには、[スタート] ボタン、[プログラム]、[アクセサリ]、[システム ツール]、[システム情報] の順にクリックして、[ツール] メニューから [システム ファイル チェッカー] をクリックします。 [変更のあったファイルをスキャンする] チェック ボックスをクリックします。[開始]ボタンをクリックします。
変更のあったファイルのスキャンを開始すると、壊れたファイルや変更されたファイルがあれば Windows 98 がメッセージを表示します。画面の指示に従って操作してください。破損したファイルを復元する場合、「復元元」に C:\Windows\Options\Cabs 「ファイルの保存先」の欄に C:\Windows\System と入力し、「OK」をクリックします。現在のファイルをバックアップするときは、作成するを選択、保存フォルダを指定して 「OK 」をクリック。「ファイルの抽出が完了しました。コンピュータを再起動してください。」 のメッセージで再起動します。
以上を試みても Windows 98 が正常に起動しない場合は次の手順を実行します。

(2)バックアップされたレジストリを使って復旧します。
復元するには、次の作業を行なって下さい。
コンピュータの起動が始まった直後から「Ctrl」キーを押しつづけ、[Microsoft Windows 98 Startup Menu] を表示させます。
[Microsoft Windows 98 Startup Menu] が表示されたら、矢印 (「↑」 「↓」) キーで [command prompt only Safe Mode] を起動します。
次のコマンドを実行します。
C:\>Scanreg /restore
レジストリのバックアップセットが表示されるので、日付を参考に戻したいセットを矢印 (「↑」 「↓」) キーで選択します。「R」キー(復元)を押すことで、以前のレジストリ内容を復元できます。
以上を試みても Windows 98 が正常に起動しない場合は次の手順を実行します。

(3)-(ア)Windows 98 を Safe モードで起動し、起動の処理中に正しく読み込まれないデバイスがないか確認します。これを行うには、次の手順に従います。
[スタート] ボタン、[ファイル名を指定して実行] の順にクリックし、msconfig と入力して、[OK] をクリックします。
[システム設定ユーティリティ]ダイアログボックスの[全般] タブで[バックアップの作成]ボタンをクリックし、ファイルのバックアップが完了したことを示すメッセージが表示されたら[OK]ボタンをクリックします。
[起動オプションを選択する] をクリックします。
[Win.ini ファイルを処理する]と[System.ini ファイルを処理する]チェックボックスをオフにして、[OK]ボタンをクリックします。コンピュータの再起動を促すダイアログ ボックスが表示されたら、[はい] をクリックします。

(イ)Windows 98 が正常に起動した場合は(ウ)へ進んでください。
Windows 98 が正常に起動できない場合は(エ)へ進んでください。

Windowsを正常に起動するための設定情報は、System.ini ファイルとWin.iniファイル に保存されています。たとえば、Win.iniファイルには、コンピュータのデバイスまたはアプリケーションが使用するユーティリティなどのプログラムのロードや実行に関する情報が含まれています。これらのプログラムやユーティリティが何らかの原因で実行できなければ、Windowsは起動しません。このような場合は、次の手順に従って操作してください。

(ウ)設定ファイルに問題がある。
@ [スタート] ボタン、[ファイル名を指定して実行] の順にクリックし、msconfig と入力して、[OK] をクリックします。
[システム設定ユーティリティ]ダイアログボックスの[Win.ini]タブをクリックし、[windows] フォルダをダブルクリックします。([load=] 行と [run=]行の両方が空白になっている場合は、次に進まずに、「キャンセル」ボタンをクリックして [システム設定ユーティリティ]ウィンドウを終了します。その後、(カ)Config.sys ファイルまたは Autoexec.bat ファイルに問題がある。に進んでください)
[load=] と [run=] のチェック ボックスをオフにします。
[OK] をクリックします。
コンピュータの再起動を促すダイアログ ボックスが表示されたら、[はい] をクリックします。

A Windows 98 が正常に起動した場合。
▼[load=]行に問題がないか調べる
[スタート] ボタン、[ファイル名を指定して実行] の順にクリックし、msconfig と入力して、[OK] をクリックします。
[システム設定ユーティリティ]ダイアログボックスの[Win.ini]タブをクリックし、[windows] フォルダをダブルクリックします。
[load=] チェック ボックスをオンにします。 [OK] をクリックします。
コンピュータの再起動を促すダイアログ ボックスが表示されたら、[はい] をクリックします。
これでWindowsが起動しなければ、[load=]行に登録されているプログラムに問題があります。その場合は、もう一度Safeモードで起動し、システム設定ユーティリティ(Msconfig.exe)を実行します。そして[Win.ini]タブをクリックし、[windows] フォルダをダブルクリックし、 [run=] 行をオンにした後、[load=]行をクリックして[編集]ボタンをクリックします。まず、現在の[load=]行の内容を書き留めるか、他のファイルにコピーして保存します。その後、[load=]行に登録されているプログラムをひとつずつ削除してはコンピュータを再起動し、コンピュータが正常に起動するようになるまでこの作業を繰り返してください。

B [load=]行をオンにした状態でWindowsが正常に起動した場合は、次の手順に従って操作します。
▼[run=]行に問題がないか調べる
[スタート] ボタン、[ファイル名を指定して実行] の順にクリックし、msconfig と入力して、[OK] をクリックします。
[システム設定ユーティリティ]ダイアログボックスの[Win.ini]タブをクリックし、[windows] フォルダをダブルクリックします。
[run=] チェック ボックスをオンにします。 [OK] をクリックします。
コンピュータの再起動を促すダイアログ ボックスが表示されたら、[はい] をクリックします。
これでWindowsが正常に起動しなければ、[run=]行に登録されているプログラムに問題があります。その場合は、もう一度Safeモードで起動し、システム設定ユーティリティ(Msconfig.exe)を実行します。そして[Win.ini]タブをクリックし、[windows] フォルダをダブルクリックし、 [run=]行をクリックして[編集]ボタンをクリックします。まず、現在の[run=]行の内容を書き留めるか、他のファイルにコピーして保存します。その後、[run=]行に登録されているプログラムをひとつずつ削除してはコンピュータを再起動し、コンピュータが正常に起動するようになるまでこの作業を繰り返してください。
(エ)設定ファイルを使わずに起動する。
[スタート] ボタン、[ファイル名を指定して実行] の順にクリックし、msconfig と入力して、[OK] をクリックします。
[システム設定ユーティリティ]ダイアログボックスの[全般] タブで[Win.ini ファイルを処理する]と[System.ini ファイルを処理する]チェックボックスをオンにします。
[Config.sys ファイルを処理する]と[Autoexec.bat ファイルを処理する]チェックボックスをオフにして、[OK]ボタンをクリックします。コンピュータの再起動を促すダイアログ ボックスが表示されたら、[はい] をクリックします。

(オ)Windows 98 が正常に起動した場合は(カ)へ進んでください。
Windows 98 が正常に起動できない場合は(キ)へ進んでください。

(カ)Config.sys ファイルまたは Autoexec.bat ファイルに問題がある。
Config.sys ファイルと Autoexec.bat ファイルは、最近のWindowsが登場する以前のOSの名残りです。MS-DOSが主流だった頃は、Config.sys ファイルやAutoexec.bat ファイルの編集は面倒なことで知られていました。Config.sys ファイルやAutoexec.bat ファイルは、Windows98の起動に必要なドライバの読み込みやユーティリティの起動を行います。(WindowsMeは、これらのファイルを使用しません)Windowsセットアッププロセス(Windowsのインストール)を実行すると、Windowsが提供している、Windowsの起動に必要な項目だけがこれらのファイルに書き込まれます。しかし、Windows95以前の古いデバイスを取り付けてそれに対応するドライバをインストールしたり、同じくWindows95に完全対応していないプログラムをインストールすると、それらのドライバやプログラムを参照する項目がConfig.sys ファイルなどに追加され、Windowsが起動しなくなることがあります。
▼Autoexec.batファイルの処理を無効にする(windows98/98SEのみ)
@コンピュータの起動中にF8キーを繰り返し押し、「Microsoft Windows Startup Menu」画面で[SafeMode】を選択してWindowsをSafeモードで起動する。
A[スタート]−[ファイル名を指定して実行]をクリックし、[ファイル名を指定して実行]ダイアログボックスの[名前]ボックスにmsconfigと入力して[OK]ボタンをクリックする。
B[システム設定ユーティリティ]タイアログボックスの[全般]タブで、[起動オプションを選択する]オプションボタンをクリックする。そして、[Config.sysファイルを処理する]チェックボックスをオンにし、[AUTOEXEC.BATファイルを処理する]チェックボックスをオフにし、[OK]ボタンをクリックする。
コンピュータを再起動するかどうかたずねられたら、[はい]ボタンをクリックする。

これで起動に成功した場合は、Autoexec.batファイルに問題があります。起動しなかった場合は、Config.sysファイルの問題である可能性が高いと考えられます。さらに詳しい原因を特定するには、次のように操作します。

Config.sysファイルまたはAutoexec.batファイルを詳しく調べる。

@システム設定ユーティリティ(Msconfig.exe)をもう−度実行する。

A[システム設定ユーティリティ]タイアログボックスの[全般]タブで[CONFIG.SYSファイルを処理する]チェックボックスと[AUTOEXEC.BATファイルを処理する]チェックボックスをオンにする。
[Autoexec.bat]タブか[Config.sys]タブのうち、問題のありそうなファイルのタブをクリックする。
Bリスト内のすべてのチェックボックスをオフにする
 。
C[OK]ボタンをクリックし、コンピュータを再起動するかどうかたずねられたら[はい]ボタンをクリックする。

DWindowsの起動に成功した場合は、もう一度システム設定ユーティリティ(Msconfig.exe)を実行する。

E手順Aでクリックしたタブをオフにし、リスト内の一番上のチェックボックスをオンにする。[OK]ボタンをクリックする。コンピュータを再起動する。

F同様に、リストの上から順にチェックボックスをオンにしては再起動を繰り返す。
GWindowsが起動しなくなったら、Safeモードで起動する。
Hもう一度システム設定ユーティリティ(Msconfig.exe)実行し、最後にオンにしたチェックボックスをオフにする。
Iその他すべてのチェックボックスをオンにして、[OK]ボタンをクリックする。
JWindowsを再起動してみる。

これでもWindowsが起動しない場合は、次の[起動プログラムに問題がある]を参照してください。これで起動できた場合は、Config.sysファイルまたは Autoexec.batファイルの中の、最後にオフにしたチェックボックスに関連する行が原因であったと考えられます。この行に記述されているドライバまたはプログラムを調べてみてください。この行を削除すると、対応するデバイスが正常に動作しない場合は、ドライバまたはプログラムをメーカーのWEBサイトで検索し、アップグレードします。新しいドライバやプログラムが入手できない場合や、アップグレードしてもWindowsが正常に起動しない場合は、そのデバイスの使用をあきらめるか、現在使用しているWindowsのバージョンに対応している類似のデバイスに貫い換えることが考えられます。新しいデバイスを購入する場合は、プラグアンドプレイに対応していることを確認したうえで購入してください(PCl、AGP、PCカードなど、最近の拡張カードはどれもプラグアンドプレイ対応です。また、USB、lEEE1394に接続するデバイスもプラグアンドプレイ対応です。ISAなどの古いデバイスさえ避ければ、まず問題はありません。それより重要なのは、適切なドライバが付属しているかどうかということです)。

(キ)起動プログラムに問題がある。
デスクトップが表示されたり、タスクバーの時計の横にアイコンが表示された後など、Windowsの起動が完了する直前に動作が停止する場合は、スタートアップ時に自動的に起動されるプログラムに問題が発生している可能性があります。次の手順で原因を確認し、問題のプログラムが自動的に起動されないようにしてください。

▼問題のプログラムを特定し、自動起動を無効にする。
@コンピュータの起動中にF8キーを繰り返し押し、「Microsoft Windows Startup Menu」画面で[Safe Mode]を選択してWindowsをSafeモードで起動する。
AWindowsが起動した後、[スタート]−[ファイル名を指定して実行]をクリックし、[ファイル名を指定して実行]タイアログボックスの[名前]ボックスに msconfigと入力して[OK]ボタンをクリックする。
B[システム設定ユーティリティ]タイアログボックスの[スタートアップ]タブをクリックし、リスト内の[internat.exe]チェックボックスだけはオンのままにして、その他のチェックボックスをすべてオフにする。
(日本語環境では、[intemat.exe]チェックボックスだけはオンのままにしておきます。internatは、Internationalization、つまり国際化の意味であり、英語以外の言語環境では必須です。)

C[OK]ボタンをクリックし、コンピュータを再起動するかどうかたずねられたら[はい]ボタンをクリックする。
DWindowsが起動した場合は、システム設定ユーティリティ(Msconfig.exe)をもう−度起動する。
E[スタートアップ]タブで、リストの一番上のチェックボックスをオンにする。チェックボックスがすでにオンになっている場合は、その次のチェックボックスをオンにする。
F[OK]ボタンをクリックし、コンピュータを再起動するかどうかたずねられたら[はい]ボタンをクリックする。
GWindowsが起動した場合は、システム設定ユーティリティ(Msconfig.exe)をもう−度起動する。
H[スタートアップ]タブの次のチェックボックスをオンにする。[OK]ボタンをクリックする。
Iコンピュータを再起動するかどうかたずねられたら[はい]ボタンをクリックする。
JWindowsが起動しなくなるまでこの操作を繰り返す。
 (起動しなくなる直前にオンにしたチェックボックスのプログラムが原因と考えられます。)
K最後にオンにしたチェックボックスをオフにする。それ以外のプログラムのチェックボックスは、まだテストしていないものも含めてすべてオンにする。Windowsが起動するかどうかを確認してみる。

「スタートアップ」タブの項目。
[システム設定ユーティリティ]ダイアログボックスの[スタートアップ]タブの中には、わかりやすい項目がいくつかあります。
 たとえば、[scanRegistry]という項目は、[Microsoftレジストリチェッカ]を表します。このプログラムは、レジストリ内のエラーの有無を確認し、メインレジストリファイルが破損している場合はレジストリのバックアップを作成するプログラムで、通常はWindowsの起動時に自動的に実行されます。
 わかりにくい名前の項目もありますが、一般的に次のようなプログラムがあります。コンピュータによっては、表示されていない項目もあります。
[スタートアツプ]タブでプログラムを見分ける
SystemTray一時計などのアイコンを表示するシステムトレイを実行するプログラム。
StillmageMonitor−スキャナやデジタルカメラをサポートするためのプログラム。
LoadPowerProfile−電力管理用のフロファイルを読み込むフログラム。
COMSMDEXE−3Com社のネットワークを管理するフログラム。
HP JetDiscoveW−Hewlet−Packard社のネットワーク印刷機能を管理するフログラム。
HPSCANMonitor−Hewlett−Packard社のスキャナをサポートするフログラム。
TweakUI−Windowsのユーザーインターフェイスを変更するTweakUI(コントロールパネルユーティリティ)を実行するプログラム。

無効にした(つまり、問題を引き起こす)プログラムが簡単に特定できる場合は、メーカーのWebサイトで、最新版のプログラムや対策が提供されているかどうか確認してください。プログラムを特定できない場合は、動かなくなったデバイスやプログラム、使用できなくなった機能(WEBブラウザ起動用のショートカットキーが使えなくなるなど)から判断できることがあります。


[2] Windows 98 を Safe モードで起動できない場合。

(1)マスターブートレコード(MBR)をリフレッシュする
マスターブートレコードとは、Windowsが起動するときに参照される、ハードディスクの特定の領域のことをいいます。この部分が原因で起動しないなどのトラブルがあります。Windows98 起動ディスクをドライブに挿入して電源を入れます。
コマンドプロンプトで次のコマンドを実行します。
A:\>fdisk /mbr Enter
A:\>sys c: Enter
「システムが転送されました」と画面に表示されます。これで必要なファイルがハードディスクに転送されたので、起動ディスクを取り出してコンピュータを再起動します。
A:\>restart Enter
これで回復できない場合は、次の手順に進みます。

(2)バックアップされたレジストリを使って復旧します。
復元するには、次の作業を行なって下さい。
Windows98 起動ディスクをドライブに挿入して電源を入れます。
コマンドプロンプトで次のコマンドを実行します。
A:\>C: (ディレクトリをCドライブに変更します)
C:\>Scanreg /restore
レジストリのバックアップセットが表示されるので、日付を参考に戻したいセットを矢印 (「↑」 「↓」) キーで選択します。「R」キー(復元)を押すことで、以前のレジストリ内容を復元できます。


002.スタックオーバーフローエラーで起動しない。

[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から System.ini を表示します。
[386Enh] 以下に次の行を挿入します。
MinSPs=8
上書き保存し、再起動します。
MinSPS= にはエラー時の数字よりも大きい数字を 4 の倍数で増やしてください。

003.Invalid System Disk が表示され起動しない。

「Missing Operating System」「Operating System Not Found」「Invalid system disk」などのエラーが表示されてシステムが停止する場合、ハードディスクが損傷したか、ブートレコードが破損している可能性があります。

(1)フロッピーディスクがセットされていないことを確認します。
セットされている場合、これを取り除いてから再起動します。

(2)再起動し、BIOS 設定画面を表示します。
多くの機種は、F1、F2、などのキーを押すと BIOS 設定画面が起動します。
ハードディスクが正しく認識されていることを確認し、BIOS 画面を終了します。
ハードディスクが認識されていない場合、交換が必要です。

(3)Windows98 起動ディスクで起動し、fdiskを実行します。
起動ディスク1をドライブに挿入して再起動します。
(指示に従い、起動ディスク2を挿入してEnterを押します。)
コマンドプロンプトで次のコマンドを実行します。
A:\>fdisk /mbr
A:\>sys c:
起動ディスクを取り出してコンピュータを再起動します。
これで回復できない場合は Windows を再インストールしてください。

004.電源をいれても画面に何も表示されない。

(1)何か新規に周辺機器のドライバをインストールしませんでしたか。その周辺機器の接続を解除して再起動してみてください。
パソコンの電源をいれると、まずBIOSが起動して、ハードウェアのセルフチェックがおこなわれ、それが終わるとOSの起動に移り、ハードディスクから起動プログラムが読み出されます。windowsロゴが表示される前に、パソコンの起動が停止してしまうときは、パソコンにつながっている機器類に問題がある可能性があります。(原因が特定されたら、周辺機器メーカーのホームページで、最新のデバイスドライバが公開されていないか確認してください。)
周辺機器のチェックで改善されない場合は次の手順に進みます。

(2)周辺機器の接続に問題ない場合、バックアップされたレジストリを使って復旧します。
復元するには、次の作業を行なって下さい。
コンピュータの起動が始まった直後から「Ctrl」キーを押しつづけ、[Microsoft Windows 98 Startup Menu] を表示させます。
[Microsoft Windows 98 Startup Menu] が表示されたら、矢印 (「↑」 「↓」) キーで [command prompt only Safe Mode] を起動します。
次のコマンドを実行します。
C:\>Scanreg /restore
レジストリのバックアップセットが表示されるので、日付を参考に戻したいセットを矢印 (「↑」 「↓」) キーで選択します。「R」キー(復元)を押すことで、以前のレジストリ内容を復元できます。

005.Windows98 が終了しない!

(1)高速シャットダウン が有効になっている。
Windows98 オリジナル版でのみ採用されている高速シャットダウン機能を使用すると、シャットダウン時にハングすることがあります。
この場合は次の手順で高速シャットダウン機能を OFF にして下さい。
[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から msconfig を起動します。
[全般] タブの「詳細設定」をクリックします。
「高速シャットダウンを使用不可にする」にチェックをします。
「OK」を2回クリックし、設定を保存します。
なお、高速シャットダウン機能は Windows98 SE からは削除されました。

(2)ハードディスクなどへの遅延書き込みの障害により、シャットダウン処理が停止することがあります。
これを回避するには次のように遅延書き込みを OFF にしてください。
「マイコンピュータ」を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[パフォーマンス] タブをクリックし、「ファイルシステム」ボタンをクリックします。 [トラブルシューティング] タブをクリックし、「すべてのドライブに遅延書き込みを行わない」にチェックを入れます。
「OK」をクリックして設定を保存します

(3)終了時のサウンドファイルの破損
サウンドシステムを持つ PC では、Windows 終了時のサウンドファイルが破損しているとシャットダウン処理が停止します。
これを回避するには次のように終了サウンドを停止させてください。
[スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「サウンド」を起動します。
Windows の終了をクリックし、サウンド名(N) を (なし) に設定します。
「OK」をクリックして設定を保存します。

(4)ネットワークドライブを切断し忘れていないかどうか確認してください。
<スタート>メニュー → <プログラム> → <MS-DOSプロンプト>を選択し、MS-DOSプロンプトを起動します。 プロンプトに続け、
NET(半角空き)USE(半角空き)*(半角空き)/DEL
と入力し、[Enter] キーを押します。
ネットワークの接続がきれたため、終了しても問題はありません。

(5)改善しない場合、Microsoft社のWindows 98 Second Edition Shutdown Supplement パッチをインストールしてみてください。 Windows98 Shutdown Supplement

操作時に関する問題

006.一般保護違反エラーで強制終了されてしまう。

このエラーが発生する要因として様々な要素が考えられますが、最も一般的な例としてはアプリケーションプログラムと OS の間で競合が発生している可能性があります。
対策

(1)特定のアプリケーションで同じ問題が発生する場合は、そのアプリケーションをいったん削除し、再インストールしてみてください。アプリケーションの製造元にアップデートパッチがあればインストールしてみてください。(バックグラウンドで実行中の別のアプリケーションプログラムとの競合が原因で問題が発生している可能性もあります。常駐ソフトを無効にして問題が再発するか試してください。)

(2)エラー メッセージの [詳細] 部分に表示されるモジュール名がビデオ ドライバに関連する場合、グラフィック ハードウェア アクセラレータの設定値を小さくすることによって問題が解決する場合があります。
[スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントして、[コントロール パネル] をクリックします。 [システム] をダブルクリックします。
「パフォーマンス」タブを選択しし、「グラフィックス」をクリックすると、詳細設定ダイアログボックスが表示されます。
[ハードウェア アクセラレータ] スライダの目盛りを [なし] の 1 段階手前 ([アクセラレータ (基本)]) まで移動します。
[OK] をクリックし、[閉じる] をクリックします。
コンピュータの再起動を要求するメッセージが表示されたら [はい] をクリックします。

(3)アプリケーションのインストール時に、一部のライブラリが書き換えられた場合、DLLなどのコンポーネントがOSと競合することがあります。システム ファイル チェッカー ツールを使用して、置き換えられたシステムファイルや破損したシステムファイルがないかを確認します。システム ファイル チェッカーを起動するには、[スタート] ボタン、[プログラム]、[アクセサリ]、[システム ツール]、[システム情報] の順にクリックして、[ツール] メニューから [システム ファイル チェッカー] をクリックします。 [変更のあったファイルをスキャンする] チェック ボックスをクリック。[開始]ボタンをクリックします。
変更のあったファイルのスキャンを開始すると、壊れたファイルや変更されたファイルがあれば Windows 98 がメッセージを表示します。画面の指示に従って操作してください。破損したファイルを復元する場合、「復元元」に C:\Windows\Options\Cabs 「ファイルの保存先」の欄に C:\Windows\System と入力し、「OK」をクリックします。現在のファイルをバックアップするときは、作成するを選択、保存フォルダを指定して 「OK 」をクリック。「ファイルの抽出が完了しました。コンピュータを再起動してください。」 のメッセージで再起動します。

007.アイコンを好みの場所に置くには。

デスクトップのショートカットメニューで[アイコンの自動整列]のオプションを設定している場合、デスクトップ上のアイコンを好みの位置に移動することができません。アイコンをマウスでドラッグすることはできるのですが、ボタンを離したとたんにアイコンが画面の左側に整列し直され、元に戻ってしまう。
アイコンを好みの場所に置くには、デスクトップ上でマウスの右ボタンでクリックし、ショートカットメニューの[アイコンの整列]→[アイコンの自動整列]を選択し、チェックをはずしておきます。
この状態でも、アイコンをきれいに整列させることは可能です。それぞれのアイコンを自分の置きたい場所に大まかに配置してから、デスクトップで右ボタンをクリックし、[等間隔に整列]を選ぶ。この場合、まず最初にアイコンを好みの配列になるべく近くなるように、手で配置しておくとよい結果が得られます。

008.音量調整用のアイコンを消す。

タスクバーのトレイにある黄色いスピーカーは、不要ならいつでも消すことができます。スピーカーをマウスの右ボタンでクリックし、[オーディオプロパティの調節]を選ぶ。[オーディオのプロパティ]ダイアログボックスが開いたら、[音量の調節をタスクバーに表示する]のチェックを解除して、[OK]ボタンをクリック。これで、タスクバーの上から、スビーカーの表示が消える。
再度表示するには、コントロールパネルを開いて、[マルチメディア]アイコンをダブルクリックします。[マルチメディアのプロパティ]ダイアログボックスの[オーディオ]タブにある[音量の調節をタスクバーに表示する]にチェックを付けて、[OK]をクリックします。

009.再起動を高速におこなう。

アプリケーションの起動/終了を繰り返しながらWindowsを使っていると、ときどきアプリケーションエラーが発生することがあります。こういうときは、速やかに作業中のウィンドウを閉じて、Windowsを再起動すればよいのですが、リブートするまでの待ち時間はけっこう長く感じるものです。
リブートせずにWindowsだけを再起動するには、[スタート]→[Windowsの終了]を選んで[Windowsの終了]ダイアログボックスを開き、[コンピュータを再起動する]オプションを選択します。そして、[Shift]を押しながら[OK]ボタンをクリックしてください。

010.キー操作でアプリケーションを閉じる。

開いているアプリケーションのウィンドウを閉じるには、[Alt]+[F4]でウィンドウを閉じることができます。[Alt]+[Tab]を押してアプリケーションを切り替えながら[Alt]+[F4]を使えば、マウス操作より早くすべてのウィンドウを閉じることができるようになります。
なお、ウィンドウを閉じた状態で[Alt]+[F4]を押すと、[Windowsの終了]ダイアログボックスが開きます。

011.すべてのフォルダを同じ表示にする。

開いているフォルダウィンドウで[表示]→[フォルダオプション]を選択し、[全般]タブのカスタム設定や[表示]タブの詳細設定で自分に最も適した表示オプションを設定します。設定を終えたら、[表示]タブの[現在のフォルダ設定を使用]ボタンをクリックします。確認のメッセージで[はい]ボタンをクリックすると、これ以降はフォルダを開いたときに、すべて同じ表示オプションが使用されます。

012.Webページを壁紙に設定。

アクティブデスクトップでは、BMPファイルだけでなく、HTMLファイルを壁紙として利用できます。[画面のプロパティ]ダイアログボックスの[壁紙]にある[参照]ボタンをクリックすると、好みのHTMLファイルをブラウズすることが可能です。
ビットマップを選ぶ感覚でHTMLファイルをリスト内から選びたいのなら、特別なフォルダにHTMLファイルを保存しておきます。そのフォルダは、Windows\WEB\Wallpaperです。ここに、JPEGファイルやGIFファイルを置いておけば、それらの画像もすぐに壁紙として利用できるようにリストアップされます。

013.起動時のスキャンディスクをパスする。

Windows95 OSR2以降とWindows98では、Windowsが正常に終了しなかったときに自動的にスキャンディスクを開始し、ディスクに障害がないかどうかを検査します。
そのスキャンディスクを実行しないように設定することは、基本的にお勧めしません。しかし、どうしてもパスしたいのなら、CドライブにあるMsdos.sysファイルを編集することで実現できます。まず、Msdos.sysアイコンを右クリックして[プロパティ]を選び、[属性]の[読み取り専用]のチェックをはずします。次に、メモ帳を開いてMsdos.sysファイルを開き、[Options]エントリの「AutoScan=1」の値を「AutoScan=0」に変更します。上書き保存後、再起動します。

014.キーボードの U、I、O、J、K、L などのキーを押すと数字が入力される。

ノート PC で、キーボードの U、I、O、J、K、L などのキーを押すと数字が入力されることがあります。
NumLock がオンになった場合の現象なので、NumLock (NumLk) キーを押して NumLock を解除してください。機種によっては、Fn キーや、Shift キーを押しながら NumLk キーを押さないと、NumLock と認識されない場合があるのでご注意ください。

015.クイック起動バーから「デスクトップの表示」が消えてしまった。

「スタート」ボタン横にあるクィック起動バーから「デスクトップの表示」を消してしまった場合、以下の作業で復活できます。
エクスプローラを起動します。
Windows \Application Data\Microsoft\Internet Explore\Quick Launch を開きます。
エクスプローラの右側のエリアを右クリックし、[新規作成]−[テキスト] をクリックします。
以下の内容を記入します。(この部分をコピーすると簡単です。)
[Shell]
Command=2
IconFile=explorer.exe,3
[Taskbar]
Command=ToggleDesktop
「デスクトップの表示.scf」と名前をつけて保管します。

016.[送る]→[デスクトップ] が消えてしまった。

[送る] メニューから [デスクトップに送る] メニューが消えてしまった場合、次の作業で回復できます。
Send Toにショートカットを作成
[スタート] ボタンを右クリックし、[エクスプローラ] を開きます。
スタートメニューフォルダの少し上にある Sendto フォルダをクリックします。
エクスプローラの右側を右クリックし、[新規作成]−[テキストドキュメント] をクリックします。
作成されたファイルの名前を「デスクトップに送る.DESKLINK」に変更します。

017.ショートカット作成時「〜へのショートカット」という名前にしたくない。

Windows でショートカットを作成すると、「〜へのショートカット」という名前になってしまいます。
ショートカットの名前に「へのショートカット」を付加させないためには、次のレジストリを作成してください。
[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を実行します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion の Explore をクリックします。
[編集]−[新規]−[バイナリ] をクリックし、link という名前のバイナリ値を作成します。
作成した「link」 をダブルクリックし、00 00 00 00 に設定します。
ログオフして、ログオンし直します。
なお、ショートカットを作成した直後に、このレジストリを変更しようとしても失敗するのでご注意下さい。

018.CDキー/プロダクトキーを紛失してしまった。

Windowsは、インストール時にCDキー/プロダクトキーを入力する必要があります。これらの番号は、CDケースの裏面や添付のマニュアルの表紙に記載されているので、これを紛失してしまったら大変なことになります。
幸い、OSがインストールされた状態のマシンがあれば、レジストリから調べることが可能です。それには、レジストリエディタを起動し、次のキーを開きます。
スタートから「ファイル名を指定して実行」を選択、「regedit」と入力します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersionキー

いずれの場合もウィンドウ右側の[名前]欄で[ProductID]という項目のデータに目的の文字列が含まれています。

019.アンインストールしたのに項目が残ってしまう。

スタートから「ファイル名を指定して実行」を選択、「regedit」と入力します。
レジストリ エディタを起動し、HKEY_LOCAL_MACHINE \ SOFTWARE \ Microsoft \ Windows \ CurrentVersion \ Uninstall フォルダをクリック。
<アプリケーションの追加と削除>のアプリケーションと同じものがキーとして登録されています。削除したいキーを選択し、右クリックで削除します。レジストリエディタを終了します。デスクトップで [F5] キーを押して最新の状態に更新しておきます。

020.再起動しても空きリソースが少ない。

起動直後からリソースが少ない場合の多くは Windows の設定に問題があることが多いです。以下は典型的なリソースの増やし方です。
不要な常駐プログラムを終了させる。(何に使っているかわからない、というものは起動しないようにしましょう)
デスクトップのアイコンを減らす
デスクトップのアイコンの並びの感覚を広めにとる
サウンドの設定を『サウンドなし』に設定する
ActiveDesktop をオフにする(これは大量にリソースを消費します)
クイックランチャーを使っていないなら削除する
アドレスバーを使っていないなら削除する
その他のツールバーを使っていないなら削除する
いらないフォントを削除する
壁紙を設定しない。
タスクトレイの時計を表示しない
上記項目を見直してみてください。最近のパソコンならこのようにしなくてもリソースが確保されることが多いですが、古いパソコンの場合はPCの過度な演出をあきらめるしかありません。

021.省電力設定が保存できない。

Windows98では 『電源のプロパティ』 ダイアログの<電源設定>タブで行った設定を保存することが出来ましたが、98からSEにアップグレードした環境で、この情報が保存できないことがあります。これは以前の設定情報が正しく受け継がれず、レジストリ内に残り続けてしまうことが原因で、その情報をいったん削除すると正常に保存されるようになります。
まず、保存されるかどうかの確認をします。<スタート>メニュー → <設定> → <コントロールパネル> → <電源の管理> → <電源設定> で各項目に適当な時間を設定します。
[電源設定] セクションの <名前をつけて保存> ボタンを押してダイアログの入力欄に何か適当な名前を付けて<OK>ボタンを押します。
そのままいったんダイアログをすべて閉じて、再度電源の管理ダイアログを表示させて、[電源設定] セクションのドロップダウンリストに先ほどの項目が保存されているかどうかを確認します。保存されていれば正常なので、これ以降は必要ありません。
保存されていなかった場合はまず古い情報を削除します。レジストリエディタを起動し、HKEY_CURRENT_USER \ Control Panel \ PowerCfg \ PowerPolicies とキー開きます。
このキーのサブキーに 「0」 「1」 「3」 ・・・と順に省電力機能の設定が保存されています。これらのサブキーのうち、0 と 1 と 3 以外のサブキーはすべて削除してください。削除しないこの3のサブキーは SE の初期状態で登録されているデータですので、消す必要がありません。
パソコンを再起動すると、正しく保存されるようになります。

022.操作中に異常停止してしまう。(フリーズする)

「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を1回押し、[プログラムの強制終了] ダイアログ ボックスで、一覧に(応答なし)と表示された項目がないかを確認します。

(1)一覧に(応答なし)と表示された項目がある場合。
一覧に(応答なし)と表示された項目がある場合は、その項目を選択して、「終了」ボタンを押してみる。プログラムからの応答がないというダイアログが表示された場合は、「終了」ボタンをクリック。これで操作可能な状態に戻ったら、すみやかに実行中のアプリケーションをすべて終了し、編集中の文書ファイルを保存しておく。フォルダウィンドウもすべて閉じたらパソコンを再起動します。

(2)一覧に(応答なし)と表示された項目がない場合。
(ア)一覧に(応答なし)と表示された項目がなく、「キャンセル」ボタンを押してしばらく待ってもフリーズしたまま解消されない場合は、再度「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を1回押し、[プログラムの強制終了] ダイアログ ボックスを表示。[Systray]を選択し、「終了」ボタンをクリック。プログラムからの応答がないというダイアログが表示された場合は、「終了」ボタンをクリック。これで操作可能な状態に戻ったら、すべてのアプリケーション、ウィンドウを閉じ、パソコンを再起動します。

(イ)[Systray]を終了してもまだ解消されない場合は、再度「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を1回押し、[プログラムの強制終了] ダイアログ ボックスを表示し、[Explorer]を選択し、「終了」ボタンをクリック。「Windowsの終了」ダイアログが表示されたら「キャンセル」ボタンを押し、続いて応答なしのダイアログが表示されたら、「終了」ボタンをクリック。その後、可能ならすべてのアプリケーション、ウィンドウを閉じ、パソコンを再起動します。

(ウ)[Explorer]を終了してもまだ解消されない場合は、再度「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を1回押し、[プログラムの強制終了] ダイアログ ボックスを表示し、[シャットダウン]ボタンを押してみます。これでパソコンが終了できた場合は、五分ほど待ってパソコンの電源を入れる。ただし、この場合は、[シャットダウン]ボタンを押して終了処理が実行される際に、再び操作不能な状態に陥ることが多い。

(エ)[シャットダウン]の操作を実行してもだめな場合、または「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を押すと青い画面が表示された場合は、再度「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を押してパソコンを強制再起動する。それでもだめなら電源ボタンをオフにしてパソコンを終了するしかありません。

(3)特定のアプリケーションの操作中にフリーズする場合、そのアプリケーションをいったん削除してから再インストールしてみます。そのアプリケーションの製造元にアップデートのパッチがないかどうかも確認してください。
青い画面が表示されてしまう場合、そのアプリケーションが使おうとした周辺機器が異常の原因である可能性があります。周辺機器メーカーのホームページで最新のデバイスドライバが公開されていないか確認してください。最新版が公開されていたら、これをダウンロードして組み込みます。

(4)アプリケーションのインストール時に、一部のライブラリが書き換えられた場合、DLLなどのコンポーネントがOSと競合することがあります。システム ファイル チェッカー ツールを使用して、置き換えられたシステムファイルや破損したシステムファイルがないかを確認します。システム ファイル チェッカーを起動するには、[スタート] ボタン、[プログラム]、[アクセサリ]、[システム ツール]、[システム情報] の順にクリックして、[ツール] メニューから [システム ファイル チェッカー] をクリックします。 [変更のあったファイルをスキャンする] チェック ボックスをクリック。[開始]ボタンをクリックします。
変更のあったファイルのスキャンを開始すると、壊れたファイルや変更されたファイルがあれば Windows 98 がメッセージを表示します。画面の指示に従って操作してください。破損したファイルを復元する場合、「復元元」に C:\Windows\Options\Cabs 「ファイルの保存先」の欄に C:\Windows\System と入力し、「OK」をクリックします。現在のファイルをバックアップするときは、作成するを選択、保存フォルダを指定して 「OK 」をクリック。「ファイルの抽出が完了しました。コンピュータを再起動してください。」 のメッセージで再起動します。

023.CD-ROM が使えなくなりました

Windows98 にアップグレード後、マザーボードの IDE コントローラ(Intel PIIX4 など) に接続された CD-ROM にアクセスできなくなることがあります。
これは、Windows98 の PnP が1チャネル(Primary IDE Port)しか認識しないことがあるためですが、以下の作業で回復させることができます。
デスクトップの「マイコンピュータ」を右クリックし、プロパティをクリックします。
[デバイスマネージャ] タブをクリックします。
[+]ディスクコントローラを展開します。
IDE コントローラ(Intel 82371AB PCI Bus Master IDE Controller など)を選択し、「プロパティ」をクリックします。
[設定] タブをクリックします。
デュアル IDE チャネルの設定で [両方の IDE チャネルを使用可能にする] に設定します。

024.DirectX のバージョンや、問題の有無を確認する方法は

インストールされている DirectX のバージョンを確認したい場合や、動作に問題がないかチェックしたい場合、次の手順を実行してください。
[スタート]−[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
名前に dxdiag と記入して「OK」をクリックします。
dxdiag が見つからない場合は DirectX 3 以前のバージョンがインストールされているか、DirectX がインストールされていません。

025.ファイルの削除エラー(1026)」などでファイルが削除できません。

エクスプローラを使って特定のファイルを削除しようとすると、「ファイルを削除できません。ファイルの削除エラー(1026)」というエラーが発生するなどして、ファイルを削除できないことがあります。
この場合は次の手順で MS-DOS プロンプトやコマンドプロンプトからファイルを削除して下さい。
[スタート]−[プログラム]−[MS-DOS プロンプト] をクリックします。
(Windows 2000/Me の場合は [スタート]−[プログラム]−[アクセサリ] の先にあります。)
コマンドプロンプトで、以下のようなコマンドを使ってファイルを削除します。
C:\WINDOWS>DEL <削除するファイル名> フォルダの場合は、以下のようなコマンドを使って削除します。
C:\WINDOWS>RD <削除するフォルダ名>
del コマンドでは、短いファイル/フォルダ名を指定して削除するのがコツです。
短いファイル名は DIR コマンドで表示される一番左側の列に表示されます。
(Windows 2000/XP で短いファイル名を表示させるには dir /x コマンドを使います。)
コマンドプロンプトでの削除が難しい場合、[スタート]−[ファイル名を指定して実行] で winfile を起動し、ここから削除してください。
(ファイルマネージャの操作方法はエクスプローラとほとんど同じです。
なお、Windows 2000/XP に winfile はありません。)
「ファイルが使用中です。」といわれて削除できない場合は、Safe Mode Command Prompt Only (セーフモードとコマンドプロンプト) で起動し、コマンドプロンプトから削除してください。

026.32倍速CD-ROMドライブのメリットは?

CD-ROMドライブは、音楽CDの転送速度を基準に、その何倍であるかによって、24倍速とか32倍速などといいます。
もちろん、倍速の数字が大きくなればその分、転送速度が速くなります。
音楽CDの転送速度は150KB/秒で、例えば32倍速CD-ROMドライブの転送速度は、150KB/秒を32倍した4.8MB/秒となります。
こういった高速なCD-ROMドライブを使うメリットは、アプリケーションのインストールや検索が速くなることです。
特に辞書や百科事典といった大量のデータが記録されているCD-ROMを使った場合は検索が速くなるというメリットがあります。
ただし、一般に32倍速といっても常に転送速度が4.8MB/秒というわけではありません。この場合、最大32倍速、平均22倍速などと表示されています。通常CD-ROMは外周と内周で、データを書き込む密度が異なるため、転送速度が変化します。最外周のデータを読む時が最も速く、これをとって最大32倍速、内周では外周よりも転送速度は遅く、これらの平均をとって平均何倍速と表示しているのです。

027.外付け CD-ROMのため、Windows を再インストールできない

ノート PC で、Windows の具合が悪いのでクリーンインストールしたいけど、外付け CD-ROM は Windows の起動ディスクでは認識できないようなケースがあります。
このような場合、Windows を起動した状態で、Windows98 CD-ROM の Win98 フォルダ (Windows95 の場合は、Win95、Windows Me の場合は Win9x フォルダ。以降はまとめて Win9x フォルダと表記します。) の内容をハードディスクにコピーしておけば、コピーしたフォルダに含まれる setup.exe でセットアップを開始することができます。
(1)セットアップ例:ハードディスクに C、D ドライブがある場合。
Windows9x を起動します。
エクスプローラなどを使って、Windows9x CD-ROM の Win9x フォルダを D ドライブにコピーします。
MS-DOS プロンプトを起動します。
フロッピーディスクをセット後、次のコマンドを実行します。
C:\WINDOWS>format a: /s
C:\WINDOWS>copy c:\windows\command\format.com a:
フロッピーディスクをそのままにして、コンピュータを再起動します。
コマンドプロンプトが表示されたら次のコマンドを実行します。
A:\>format c: /q
A:\>d:
D:\>cd Win9x (実際には、cd Win98 などになります。)
D:\WIN9X>setup /is
(2)C ドライブしかない機種の場合、C ドライブに Win9x フォルダをコピーします。
コマンドプロンプトが表示されたら次のコマンドを実行します。
A:\>c:
C:\>cd Windows\command
C:\WINDOWS\COMMAND>deltree c:\windows
(このコマンド完了には十数分かかることがあります。)
C:\>cd \Win9x
C:\WIN9X>setup /is

028.Windows98 から Windows 2000 のネットワークドライブにアクセスできません

Windows 2000 にはユーザーという概念があり、すべてのネットワーク資源(ファイルやプリンタ)にはユーザーに応じたアクセス権限が設定されています。
(通常はユーザー単位でなくグループ単位でアクセス権を制御します。)

Windows9x からアクセスする場合、Windows9x にログオンしているユーザー名およびパスワードが Windows 2000 のユーザーマネージャもしくは Active Directory に登録されていないと IPC$ のパスワードを求められてアクセスできません。

個人ユーザーが Windows 2000 Professional のファイルやプリンタにアクセスするためには次のように設定します。

Windows9x を起動し、ログオンしているユーザー名とパスワードを確認します。
(Windows95+IE4 以降の環境であれば[スタート]−[xxxのログオフ] でユーザー名を確認できます。また、パスワードがわからない場合は Windows\*.pwl ファイルを削除して初期化することでパスワードを再設定することができます。)

管理者権限で Windows 2000 にログオンします
「マイコンピュータ」を右クリックし、[管理] をクリックします。
ローカルユーザーとグループを展開します。
「ユーザー」を右クリックし、[新しいユーザー] をクリックします。
ユーザー名とパスワードを設定し、「ユーザーは次回ログオン時にパスワードの変更が必要」のチェックを解除します。

「作成」をクリックします。
家庭使用などで、Windows 2000 のセキュリティシステムを無効化する形でアクセスしたい場合は、上記手順 で右領域の Guest をダブルクリックし、「アカウントを無効にする」のチェックを解除してください。(ただし、この設定はお勧めしません。)

Windows 2000 コンピュータにはアクセスでき、特定の共有フォルダにアクセスできない場合、Windows 2000 で 12 文字を超える共有名をつけていないか確認してください。また日本語の共有名も問題を起こすことがあります。

029.青い画面で、例外 0X が 0000:000000XX で発生しました、と表示される

致命的な例外エラーについて
Windows では、現在使用可能なメモリの容量を超えて使用しようとするなど、プログラムが特定の規則に違反すると例外コードが生成されます。
この例外コードは、規則に違反したプログラムに返されます。
プログラムは、返された例外コードを認識して、応答しようとします。
プログラムが例外コードの認識または例外コードへの応答に失敗すると、致命的な例外エラーが発生します。
致命的な例外エラー メッセージは、一般に次のような形式で、青色の背景に白色の文字で表示されます。
例外 06 が 0000:00000026 で発生しました。
最初の 2 桁の数字や文字 (この場合は 06) は、Windows がプログラムに返した例外の種類を表します。
4 桁の数字や文字 (この場合は 0000) は、命令ポインタ(現在実行されているプログラムの位置)を表します。
最後の8 桁の数字や文字は、例外が発生した実際のメモリ アドレスを表します。

つまり、致命的な例外エラーとは、プログラムが例外を起こした場合、Windows がプログラムに例外の発生を返してもプログラムが応答しないときに発生するエラーです。

(1)Windows 起動時にエラーが発生する場合
常駐プログラム(ソフト)が原因である可能性が考えられます。
常駐プログラムを外して、OS のみを起動してみます。
エラーが出ないようであれば、原因となったプログラムを再インストールしてください。
対処方法
デスクトップが表示されたり、タスクバーの時計の横にアイコンが表示された後など、Windowsの起動が完了する直前に動作が停止する場合は、スタートアップ時に自動的に起動されるプログラムに問題が発生している可能性があります。
次の手順で原因を確認し、問題のプログラムが自動的に起動されないようにしてください。

問題のプログラムを特定し、自動起動を無効にする。
@コンピュータの起動中にF8キーを繰り返し押し、「Microsoft Windows Startup Menu」画面で[Safe Mode]を選択してWindowsをSafeモードで起動する。
AWindowsが起動した後、[スタート]−[ファイル名を指定して実行]をクリックし、[ファイル名を指定して実行]タイアログボックスの[名前]ボックスに msconfigと入力して[OK]ボタンをクリックする。
B[システム設定ユーティリティ]タイアログボックスの[スタートアップ]タブをクリックし、リスト内の[internat.exe]チェックボックスだけはオンのままにして、その他のチェックボックスをすべてオフにする。
(日本語環境では、[intemat.exe]チェックボックスだけはオンのままにしておきます。internatは、Internationalization、つまり国際化の意味であり、英語以外の言語環境では必須です。)

C[OK]ボタンをクリックし、コンピュータを再起動するかどうかたずねられたら[はい]ボタンをクリックする。
DWindowsが起動した場合は、システム設定ユーティリティ(Msconfig.exe)をもう−度起動する。
E[スタートアップ]タブで、リストの一番上のチェックボックスをオンにする。チェックボックスがすでにオンになっている場合は、その次のチェックボックスをオンにする。
F[OK]ボタンをクリックし、コンピュータを再起動するかどうかたずねられたら[はい]ボタンをクリックする。
GWindowsが起動した場合は、システム設定ユーティリティ(Msconfig.exe)をもう−度起動する。
H[スタートアップ]タブの次のチェックボックスをオンにする。[OK]ボタンをクリックする。
Iコンピュータを再起動するかどうかたずねられたら[はい]ボタンをクリックする。
JWindowsが起動しなくなるまでこの操作を繰り返す。
 (起動しなくなる直前にオンにしたチェックボックスのプログラムが原因と考えられます。)
K最後にオンにしたチェックボックスをオフにする。それ以外のプログラムのチェックボックスは、まだテストしていないものも含めてすべてオンにする。Windowsが起動するかどうかを確認してみる。

「スタートアップ」タブの項目。
[システム設定ユーティリティ]ダイアログボックスの[スタートアップ]タブの中には、わかりやすい項目がいくつかあります。
たとえば、[scanRegistry]という項目は、[Microsoftレジストリチェッカ]を表します。このプログラムは、レジストリ内のエラーの有無を確認し、メインレジストリファイルが破損している場合はレジストリのバックアップを作成するプログラムで、通常はWindowsの起動時に自動的に実行されます。
わかりにくい名前の項目もありますが、一般的に次のようなプログラムがあります。コンピュータによっては、表示されていない項目もあります。
[スタートアツプ]タブでプログラムを見分ける
SystemTray一時計などのアイコンを表示するシステムトレイを実行するプログラム。
StillmageMonitor−スキャナやデジタルカメラをサポートするためのプログラム。
LoadPowerProfile−電力管理用のフロファイルを読み込むフログラム。
COMSMDEXE−3Com社のネットワークを管理するフログラム。
HP JetDiscoveW−Hewlet−Packard社のネットワーク印刷機能を管理するフログラム。
HPSCANMonitor−Hewlett−Packard社のスキャナをサポートするフログラム。
TweakUI−Windowsのユーザーインターフェイスを変更するTweakUI(コントロールパネルユーティリティ)を実行するプログラム。

無効にした(つまり、問題を引き起こす)プログラムが簡単に特定できる場合は、メーカーのWebサイトで、最新版のプログラムや対策が提供されているかどうか確認してください。プログラムを特定できない場合は、動かなくなったデバイスやプログラム、使用できなくなった機能(WEBブラウザ起動用のショートカットキーが使えなくなるなど)から判断できることがあります。

(2)アプリケーションの使用中にエラーが発生する場合
この場合の原因は以下が考えられます。
@メモリ不足
作業を長く行うと、メモリ不足などが原因でエラーが発生する場合があります。
一旦作業を中断して、パソコンの再起動を行ってみてください。
Aアプリケーション内のファイル破損
長く使用することで、アプリケーション内のファイルが破損し、これがエラーの原因となる場合があります。
一度アプリケーションを削除し、インストールしなおしてみてください。
B特定の操作をおこなうと必ず発生する場合
アプリケーションのプログラム内部の不具合である可能性があります。
修正プログラムが製造元から配布される場合がありますので、プログラム側の不具合であるかどうかは、また、その場合の対処方法を、アプリケーションの製造元にお問い合わせください。
(3)周辺機器を使用中に発生する場合
まず、作業を中止して、パソコンを終了し、周辺機器をパソコンから外してから、パソコンを再起動します。
注意事項
安全のために、周辺機器をパソコンから取り外すときは、まず先にパソコンを終了してください。
周辺機器を外した状態ではエラーが発生しない場合周辺機器を制御するドライバが動作不安定になっている、または、その機器を使用するアプリケーションに原因があると考えられます。
この場合は、他のアプリケーションで、該当の周辺機器を使っても同じエラーが発生するかを確認します。
特定のアプリケーションでのみ発生するのであれば、アプリケーションの削除と再インストールをおこなってみて下さい。
どのアプリケーションでもエラーとなる場合は
周辺機器のドライバの削除と再インストールをおこなってみて下さい。
また、ドライバのアップデート プログラムが、周辺機器の製造元から配布されているかをご確認ください。
(4)メモリを増設または、交換してから発生する場合
例外エラーは、メモリ内部で発生した演算処理ミスや命令違反を表しています。
メモリを増設/交換してから発生する場合は、増設/交換したメモリを取り外して、購入時に取り付けられていたメモリに戻してみてください。

上記の項目を確認してもエラーが発生する場合は、パソコンを再セットアップする必要があります。
注意事項
再セットアップをおこなうと、パソコン内のデータは失われます。
作業をおこなう前には、必ず、必要なデータのバックアップを、フロッピー ディスクなどの他のメディアに取って下さい

030.サウンドが再生されない。

システムファイルチェッカーを使ってチェックします。
ドライブにCD-ROMを入れた状態で、<スタート>メニュー → <ファイル名を指定して実行(R)> を選び [名前] 欄に [sfc] と入力して<OK>ボタンを押します。

システムファイルチェッカーが起動したら [実行する操作] セクションで「インストール ディスクからファイルを1つ抽出する(E)」を選択し、入力ボックスに 「msgsrv32.exe」 と入力して<開始(S)>ボタンを押します。

[ファイルの抽出] ダイアログで、[復元元(R)] 欄に 「d:\win98」 と入力します。(d:\はCD-ROMドライブ名)
[ファイルの保存先(S)] 欄は 「c:\windows\system」 とします。
<OK>ボタンを押して処理を開始します。
[バックアップ ファイル] ダイアログが出たら<スキップ(S)> ボタンを押します。

[ファイルの抽出] ダイアログで、再起動しますか?と聞いてきたら<はい(Y)>を選択すれば完了です。

参考:msgsrv32.exe の役割
新規に追加したプラグ&プレイ対応機器を検出し、情報をシステムに通知する
Windows 98 上で Windows 95 のセットアップをしようとすると警告メッセージを表示する
ネットワーク接続が有効になっている場合、ログオン画面を表示する
起動時に Windows 用ドライバソフトをメモリに読み込み、終了時には削除する
起動時にデスクトップを表示するために Explorer.exe を実行する


031.スタートメニューからMS-DOS プロンプトを削除してしまった。復元方法は。

デスクトップの何もないところで右クリックしショートカットメニューを表示。
[新規作成(W)]→[ショートカット(S)]を選択。
「ショートカットの作成」ウインドウで「C:\WINDOWS\COMMAND.COM」と入力。→[OK]

「ショートカットの名前を指定してください」欄に「MS-DOSプロンプト」と表示されているのを確認して[完了]。
デスクトップに「MS-DOSプロンプト」が作成される。
これをドラッグしてスタートボタンに持っていく。
スタートメニューが展開されたら、[プログラム(P)]にドラッグする。

Win2000/XPの場合は、上記の2.の代わりに「c:\winnt\system32\cmd.exe」(Win2000)、
「c:\WINDOWS\system32\cmd.exe」(XP)