アルザス(ALSACE)
フランス東部のブドウ栽培地の北限、アルザス。
この地方では黒ブドウが色づきにくい気候条件にあるため、白ワインが多く産出される。
また、ドイツ国境に位置するためドイツの領土になった歴史を持ち、そのためかワイン作りにはドイツワインの多大な影響が見られる。
まるで、ドイツはワインだけはフランスに返還しなかったかのようだ。

(おすすめのワイン)
クンツ・バ・リースリング キュベ・トラディション1999(白)
(Kuentz-Bas Riesling Cuvee Tradition 1999)

味わい のみ応えばっちり本格ボディ派。
相性の良い料理 生牡蠣等、新鮮な魚貝類や焼き魚など、さっぱり系の魚料理にぴったりです。

クンツ・パは、アルザス地方の有名なつくり手です。
リースリングというぶどう品種を使い、これぞフルーティーと呼べる華やかな香りと刺激的な酸味が特徴です。
ドイツが同じリースリングでも、ややアルコールが低めの甘口ワインが多いのに比べると、辛口のさっぱり味わいです。
香り、酸味、コクともにガツーんと口の中に弾け飛びますが、それが口の中で暴れまわる感じがとても刺激的で旨い。