ジュラ(JURA)
スイス国境に近いフランス東部地方、ジュラはジュラシックパークでなじみになったジュラ紀由来の地でもある。
ブルゴーニュとも隣接(少し南東)しているが、そのワインはまだ日本にはなじみが薄い。
もっとも有名なのがヴァン・ジョーヌ(黄色いワイン)で、怪我の功名から生まれたいわれがある。
それは樽詰めして1〜2年ねかせると普通の白ワインが出来るのだが、忘れっぽいワイン職人が5〜6年樽に入れっぱなしにしてしまったたためできたという。

(おすすめのワイン)
シャトー・シャロン(Chateau Chalon)(白)

ジュラ地方のほぼ中央に位置する約50haの地域です。
ジュラ独特のワインであるヴァン・ジョーヌ(Vin Jaune:黄色いワイン)で、サヴァニャン種から造られるワインです。
最低6年間は樽熟成され、その間継ぎ足しや澱引きなど一切されません。
このためシェリーのような香りや、アーモンドやクルミを思わせる独特な風味がつきます。
最も長く保存できるワインといわれており、50年以上経っても熟成を続けるようです。
クラヴランと呼ばれる620ml入りの、ちょっとずんぐりしたボトルに入れられています。
ヴァンジョーヌは、うなぎや天ぷら等、日本料理ともよく合います。
また、中華料理との相性も絶品です。