1月14日   アマテラス  (天の岩戸伝説)        真日本史              
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弟の乱暴狼藉に怒ったアマテラスは、天の岩戸にこもってしまう。

たちまち、空には光がなくなり、闇の中でわざわいが広がった。
困った八百万の神々が集まり、どうしたものかと相談を始める。

そこで知恵の神が一計を案じ、まずニワトリを一羽鳴かせた。
続いて、アメノウズメという踊りの神が、トントンと拍子をとりながら踊りだす。

ついには、胸をさらけ出し、衣の紐を解いて、女陰まで露わにして踊り狂った。
すると、高天原が鳴りひびくように、八百万の神が一斉に笑いだした。

アマテラスは、不思議に思った。「いったい、何が起こっているのか」。
岩戸を少し開け、外をのぞいた。と、その瞬間、力自慢の神が、力いっぱい岩戸を開いた。

こうして、空はみるまに明るくなり、平和な世の中に戻ったと伝えられる。


天の岩戸を開く立役者となったアメノウズメは、その後、京都の芸能神社に祀られた。
我が国初の芸能人にあやかろうと、沢山の芸能関係者が、ヒット祈願で訪れるという。

一方、地上界へ追放となった弟のスサノオは、出雲の地に流れついたのだが…。

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アマテラス(天照大神 あまてらすおおかみ)

天界の最高神。イザナギの長女。スサノオの姉。
太陽神にして皇室の祖神。伊勢神宮に主神として祀られる。

最高神が女神であることは世界的にも珍しく、しかも、慈悲深い処女母神であることが
日本の最高神のきわめてユニークな特徴となっている。

天の岩戸伝説は、冬至の時期の太陽の死と再生を意味する。冬至の頃には、新嘗祭という
稲の再生の祭りが行われるが、同時に太陽(アマテラス)の再生を願う祭りとなっている。

また、新天皇の誕生の際には、大嘗祭が行われるが、これは、アマテラスの再生と、
天皇の誕生(太陽=天皇)とを重ねあわせた儀礼として伝えられてきたものである。