8月11日 死海 (Dead Sea) |
死海は、海面下マイナス430mと、最も低地にある塩水湖。
細長い形をした湖は、ヨルダンとの国境に位置している。
塩分の含有量は、通常の10倍の約33%もある。
そのため浮かびながら、週刊誌が読めるという不思議な塩湖だ。
ヨルダン川から流入する水の出口がなく、たまった水は太陽光線でどんどん蒸発する。
そのため水中の塩分が極端に濃縮されてしまうのだ。
だが豊富なミネラルを含んだ死海の水は、美容や健康にも効果があるといわれる。
皮膚病やリウマチ、エステを受けに訪れる人々も多い。
みやげ物店では、エステグッズ「死海の泥」が観光客に人気だ。
死海周辺は、国立公園になっており、有名な史跡も多い。
「ダビデの滝」や「ヘロデ王の宮殿跡」などは、ぜひ訪ねてみたいところだ。
死海へのアクセスは、日本からイスタンブールまで12時間。
イスタンブール(トルコ航空)からテルアビブまで15時間。
テルアビブ(イスラエル航空)からエルサレムまで1時間。
エルサレム(イスラエル航空)から死海沿岸のエン・ボケック(Ein Bokek)まで2時間。
(The Dead Sea Ein-Bokek public beaches, Israel)