12月5日 ポピュラー音楽 (Popular music)
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「ポピュラー音楽」とは、音楽産業(Music industry)を通して多数の聴衆に配給される音楽であり、一般に「クラシック音楽」とは区別される。

また「民俗音楽」(Folk music)のように口承によって局地的に限定された聴衆に広められる音楽とも対照的な存在である。
(Arnold, Denis The New Oxford Companion to Music, Oxford University Press 2003)

ポピュラー音楽は、商業主義によって大量生産され、大衆社会の中で消費される音楽と定義されています。

ですから、その時代の大衆のニーズにマッチした一瞬の輝きがあればそれでいいのかもしれません。
しかし、その中には年月という試練を乗り越え、普遍性を身に纏う楽曲も確かに存在しています。

ここでは、クラシックや民俗音楽を除外した現代の大衆音楽の総称という意味でポピュラー音楽を定義付けします。
歴史的には、クラシックが教会音楽からスタートしヨーロッパをベースに発展したのに対して、ポピュラー音楽は黒人系の音楽をベースにアメリカを中心に発展しました。

ポピュラー音楽のルーツは「ブルース」(Blues)とされています。
ブルースは、アメリカの黒人の間に生れた歌曲で、19世紀なかばから末にかけての奴隷解放に伴ってアメリカ南部で歌われるようになりました。
ブルースを母体としたジャズは、即興演奏が重要視されるようになり、コード進行を主体とした音楽に発展することになります。


クラシック音楽の特徴は、メロディーを重視した演奏、それぞれのパートに与えられた楽譜に従い、忠実に演奏することが基本的に要求されます。
バッハの「G線上のアリア」は、クラシックの楽曲としては知名度も高く、最も人気のある作品の一つでしょう。

昨今は、クラシックの枠を超え「ヒーリング・ミュージック」として様々なアーティストに採り上げられ幅広く聴かれています。


             




           G線上のアリア (クラシック)


ジャズの場合は、軸となるメロディーをもとにコード、伴奏スタイルなどを自身で考えアレンジする能力が求められます。


             G線上のアリア (ジャズアレンジ)


ヒップ・ホップ系の Sweetbox によるカヴァーに大ヒットした「Everything's Gonna Be Alright」があります。聴き比べてみてください。


             G線上のアリア (ヒップホップ) Everything's Gonna Be Alright(Sweetbox)1997




                 
  ポピュラー音楽/ヒット曲