(3月を迎えて)

陰暦3月の異称が弥生(やよい)です。
草木がいやが上にも生えることを「いやおひ」(弥生)といい、弥生3月はここからきています。

ほこり風が吹いたり、一雨ごとに暖かくなり、土手には土筆(つくし)が顔を出し、蓬(よもぎ)がもえてものみな生き生きとします。
学校では卒業式、終業式があり、多感な乙女は涙ぐみました。

また役所や多くの会社では決算期です。
決算賞与の出る嬉しい会社もありますが、彼岸底という言葉もあるように株価は安くなるようです。
ともあれ、花の春に向かって日、一日と躍動します。(菜の花)


菜の花の花言葉は『快活』。3月7日の誕生花です。
ナタネの花の実からは、油(菜種油)をとったり、観賞用としたり、食用として用いられています。
一面に咲いた花は、黄色いじゅうたんのようです。千葉県の県花としても有名です。