(5月を迎えて)

陰暦5月のことを皐月(さつき)、早苗月(さなえつき)、五月雨月(さみだれつき)などといいます。
「えにしだの黄に染まりたる五月かな」(久保田万太郎)の句もあり、新緑の美しい、心身快適な好季節です。

五月晴れの空、薫風に鯉のぼりが泳ぎ、矢車がカラカラと鳴る風景も日本独特のものでしょう。
5月という言葉のひびきには若さが溢れる感じがしますし、西欧でも5月を賛美した詩が数多くあります。

また5月初めのゴールデンウィークの連休は多くの人を楽しませてくれます。(菖蒲)