5月1日  世界の七不思議 (3) ギザのピラミッド   春夏秋冬
直線上に配置

古代エジプト人は、膨大な労力を費やしてピラミッドを築きあげた。
世界最大のピラミッドは、紀元前2600年、第4王朝のクフ王(Khufu)が建造したギザ(Giza)のピラミッドである。

クフ王のピラミッドは、各底辺の長さ230m、高さ146m、2.5トンの石灰岩が230万個使用されている。
すぐ近くにあるカフラ王(Khafre)のピラミッドは、高さ136m、北側に人面獅子身のスフィンクスを配しており、「第2ピラミッド」と呼ばれている。

ギリシアの歴史家ヘロドトスは、「10万人が年に3ヶ月働いて完成まで20年かかった」と記しているが、クレーンもヘリコプターもない時代に、この壮大な建造物ができあがったことに驚愕の思いがする。

現代の工法では、ピラミッド建造に、どのくらいの手間がかかるものだろうか。

昭和53年、大林組の見積もりによると、石材の切り出し、運搬、積み上げから外装石材のはめ込みまで「約1250億円」かかるとのことである。
現代工法をもってしても、大変な建設工事だということがわかる。

ピラミッドはその大きさだけでなく、謎の多さも世界最大といわれている。

クフ王のピラミッドは各面が東西南北に向っていてほぼ完全な直角を成している。
驚くべきことは各辺の長さに誤差があるといってもその差が0.1%を超えていないのである。

もう一つの事実は、クフ王の大ピラミッドが今日まで沈下されたのは5o程度という。
これを今日の先進国で大型ビルの地盤沈下基準である100年間15cmと比較してみると、ほぼ奇跡に近い数値である。

人類の永遠の謎であるピラミッド、そしてスフィンクス。彼らは未だにギザの険しい砂漠地帯にじっとしていて何も語らない。

エジプトへの交通は、パリ経由でカイロまで約17時間。現地のことばは、アラビア語です。