国名 | エクアドル共和国 | ||
英語 | Republic of Ecuador | ||
首都 | キト (Quito) | ||
主要言語 | スペイン語 | ||
面積 | 256(千Km2) | ||
人口 | 15 (百万人) | ||
民族 | インディオとスペイン系白人の混血 | ||
通貨 | 米ドル(2000年3月より) | ||
宗教 | ローマ・カトリック | ||
主要産業 | 鉱工業(石油)、農業(バナナ、カカオ、コーヒー)、水産業(エビ) | ||
歴史 | |||
1822年 | 大コロンビアとして、スペインより独立 | ||
1830年 | 大コロンビアより分離独立 |
スペイン人渡来前、インカ帝国の一部であったが、16世紀前半スペイン人に征服された。
1534年にはセバスティアン・デ・ベナルカサルによりキト市が建設された。
1822年スペインから独立し、一時大コロンビア共和国に帰属したが、1930年単独の共和国となった。
グアヤキルのセミナリオ公園(Parque Seminario de Guayaquil)
別名、イグアナ公園とも呼ばれ、園内はリクイグアナがたくさんいる。
小さいが伝統ある公園であり、市民の憩いの場である。
1920年、エクアドルの独立100周年を記念し、公式の広場として造築された。
セミナリオ公園の西側に面して建つグアヤキル大聖堂は高い天井、
ステンドグラスが美しい。夜はライトアップが見物である。
概況
国名が示す通り赤道(=Ecua-dor)直下に位置し、南北約1000kmにわたって走るアンデス山脈によって、その国土をコスタ(Costa 海岸地帯)、
シエラ(Sierra 山岳地帯)、オリエンテ(Oriente 熱帯雨林地帯)とガラパゴス諸島に分けられる。
エクアドルはボリビアに次いでインディヘナ(Indigena インディオ)の割合が高い国であり、インディヘナおよび混血のメスティソ(Mestizo)が人口の約90%を占める。
しかし、民族衣装の色彩も鮮やかで、ボリビアで見かける人々とは、異なった表情を見せている。
赤道直下とはいえ、変化に富んだ地形を持つエクアドルの自然は、非常に多様性に富んでいる。
絶滅の危機に瀕した動植物や、エクアドルにしか生息しない動植物も数多くいる。
ガラパゴス諸島(Galapagos Islands)
エクアドル西岸から約 1000km西の太平洋上にあるエクアドル領の島群。
正式名称はコロン諸島 Archipielago de Colon。
総面積の半分以上を占めるイサベラ島をはじめ、サンタクルス島、サンクリストバル島、サンサルバドル島、
フェルナンディア島などの比較的大きな島のほか、多数の小島や岩礁からなる。行政的にはガラパゴス州を形成。
州都サンクリストバル(Isla de San Cristóbal サンクリストバル島)。
住民はサンクリストバル島、サンタクルス島、イサベラ島、サンタマリア島の各島に小集落をなして住み、野菜、熱帯果樹、コーヒーなどの栽培、
牧牛、漁業などを行なっている。
魚類、コーヒー、ウシなどはサンクリストバル島の港プエルトバケリソモレノ(Puerto Baquerizo Moreno)から本土に移出されているが、
観光が主産業。サンタクルス島にダーウィン生物学研究所がある。面積 8010km2。人口 2万5124(2010)。