東京湾アクアライン


川崎市と千葉県木更津市を結ぶ東京湾横断道路(東京湾アクアライン)が1997(平成9)年12月18日に開通しました。

この開通により、川崎−木更津間が約30分で結ばれることになりました。
 
東京湾アクアラインは、全長15q(川崎側のトンネル9.5km、木更津側の橋梁4.5km)で、川崎港沖合いには
トンネル内の空気を浄化するための施設「川崎人工島」、木更津側には橋とトンネルを結ぶ「海ほたる」(パーキングエリア)が建設。

「海ほたる」 にはレストラン等の休憩施設が設けられ、東京湾を一望できることから観光スポットとして注目されています。



(なぜ、トンネルと橋なの?)

東京湾は大型船が通る航路で、一日に1,000隻以上の船が航行しています。
だから、船の多い川崎側2/3をトンネルにして、木更津側1/3を橋にしたわけです

アクアラインは神奈川県川崎市と千葉県木更津市を結ぶ、片側2車線・延長15kmの一般有料道路です。

首都圏の環状道路のひとつとして、交通や産業の発展に大きく貢献するのはもちろん、買い物・レジャーや住環境など、
人々の暮らしをより便利に、快適にしていく東京湾の「動脈」となりました。





(首都圏の交通渋滞が緩和されます)

首都圏の南回りバイパスとして、同地域の道路ネットワークを強化します。これによって都内を通り抜けるクルマが減り、都心の渋滞が緩和されます。


(暮らしがより便利に、快適になります)

房総地区でとれた野菜や魚介類の輸送時間が短くなり、商品競争力がアップ。京浜地区の消費者にとっては、新鮮な食料品がより入手しやすくなります。
また、京浜地区で働く人たちにマイホームのための土地空間を提供します。


(レジャーエリアが、大きく広がります)

京浜と房総が直結し、房総全体がレクリエーションのエリアになります。また、房総の方々にとっても、ショッピングや飲食、行楽の幅が広がります。