アットホーム・ダッド 2004年(平成16年) ドラマ傑作選
大手広告会社で働く山村和之(阿部寛)は、念願のマイホームを手に入れる。
仕事も順調で、妻・美紀(篠原涼子)と、娘・理絵との幸せな生活に満足している。
ただ彼は「男は仕事、女は家事」という亭主関白で古風な考え方を持っていた。
あるとき帰宅した和之は、妻から、隣家では夫が主夫をしていることを聞く。
和之は「男としてプライドがないのかね」と吐き捨てるのだった。
しかしそんな和之は、ある日突然、会社にリストラされ、失業してしまう。
夫が失業したため、妻の美紀は、以前勤めていた職場に復帰することになった。
当面、専業主夫をするハメになった和之は、慣れない家事に悪戦苦闘する。
亭主関白を気取っていた主人公が、ひょんなことから「専業主夫」に挑むことに。
専業主夫としてスタートしたものの、洗濯機の水の出し方すらわからない。
隣の先輩主夫の優介(宮迫博之)に手伝ってもらってなんとか一日を終えた。
まだ、たったの一日だが、家事や育児の大変さが身に染みてわかった。
そして何より、専業主婦をしていた妻の気持ちが理解できるようになった。
和之は、節約や遣り繰りの大変さを知り、家を買えたのは、自分一人の力でなく、
妻の支えがあったからこそだと感謝するのだった。
(制作)フジテレビ(KTV)(脚本)尾崎将也
(配役)山村和之(阿部寛)山村美紀(篠原涼子)杉尾優介(宮迫博之)杉尾笙子(中島知子)
大沢健児(永井大)倉本冴子(滝沢沙織)上田聡(中村繁之)岩崎真理江(川島なお美)