キャベツの話

キャベツは、ヨーロッパ西海岸地方の原産で、日本へは、800年前に伝えられました。

季節に合わせた品種が早くからつくられ、一年中出荷されています。
春を中心に出回る春系キャベツ、冷涼地で栽培される夏秋キャベツ、寒玉ともいわれ、球がしっかり締まっている冬キャベツなどに分けられます。

栄養価としては、ビタミンCに富み、そのほかビタミンA、B1、カルシウムなども含んでいます。
味にクセがないので、和風、洋風、いずれの料理にも向いています。生食としての利用もさかんで、サラダや肉類のそえ物などに欠かせません。

また、キャベツに含まれる栄養素のなかで、特徴的なのはビタミンU。
このビタミンには、胃や十二指腸の潰瘍を治す働きがあります。
ビタミンUを主成分とする胃腸薬も市販されているほどです。

<キャベツの手もみサラダ>
(材料)
春キャベツ100g/塩小さじ1/5/ごま油小さじ1/5
/レモンのしぼり汁小さじ1/こしょう少々

(作り方)
@キャベツは大きめのひと口大にちぎってボウルに入れる。
 塩とごま油をかけ両手でつかむようにもんで少ししんなりさせる。

A@ででた水気を捨てて、レモンをしぼりかけ好みでこしょうをふって、ざっと混ぜる。
生のおいしさを満喫するシンプルサラダ。少しの塩でもめば、1個でもペロリ。

<キャベツ鍋>
(材料作り方)
キャベツに切り込みを入れ、ベーコン、コンソメを入れて煮込むだけ。
びっくりするほどとろけるキャベツが最高。