クレージー・キャッツ
コミック・バンド。1955年(昭和30年)結成。
メンバーはリーダー・ハナ肇、植木等、谷啓、犬塚弘、安田伸、桜井センリ、石橋エータロー(後に脱退)。
テレビ番組「おとなの漫画」「シャボン玉ホリデー」のコントで人気を得る(台本は主に青島幸男)。
植木の「お呼びでない」や谷の「ガチョーン」などナンセンスなギャグが流行。
また植木の明るくかつシニカルなキャラクターを生かした歌「スーダラ節」(昭和36年)や、
主演映画「ニッポン無責任時代」(昭和37年、古沢憲吾監督)をはじめとする「無責任」シリーズなどもヒットし、
高度成長期の日本を代表するコメディ集団となった。
1960年代後半以降は個人活動に移った。